■竜泉、吉原
今年の11月は酉の日が2回あります。一の酉に千束の浅草鷲神社にお参りしました。
その前に、近くの一葉記念館を訪れました。展示品は撮影禁止のようなので、館内に飾ってあった手鞠を代わりに。
ついでに、餡たっぷりの最中で知られる吉原の二葉家で、おとりさま名物切山椒を買いました。このお菓子屋さんで切山椒を売るのは酉の市の日限定です。
■浅草鷲神社
今年は平日だったせいか、鷲神社正面の鳥居から御社殿までスムーズにたどり着けました。
御社殿が隠れて見えなくなるほど提灯が奉納され、飾られていました。
神社札所で授与している熊手。授与といっても有料です。今年は、熊手御守と寿鷲丸大熊手にしました。
家に持ち帰った寿鷲丸大熊手。
■境内の熊手店
ここは酉の市発祥の地ということで、80あまりの店が並んでいます。そのほとんどが熊手屋さんです。
例年同じ場所に同じ店が開いているように見えます。今年もいつもと同じ店で縁起熊手を買いました。
埼玉あたりから来ている店が多いようですが、浅草、谷中など下町の幟も見えます。
売約済みの札がずらり。
有名な店の名もあります。政治家や芸能人の名前も見かけます。
ここでは半纏が似合います。
大物が売れて嬉しそう。飾りやお札を付ける手も弾みます。
親仁さんの頭の手拭いもいい雰囲気です。
意気揚々と大物を担いで引き揚げる旦那。
この分では夜中まで人波が途絶えることはなさそうです。
■縁起熊手
熊手にはいくつか種類があります。神社で授与しているもののほか、熊手屋で売っている縁起熊手も、昔は熊手におかめの面をつけただけだったようですが、今はいろいろ縁起物をつけ、華やかになっています。宝船、桧扇、箕、御所車などがあるそうです。
これは箕でしょうか、注連縄に神輿や纏、おかめの面など盛り沢山。
紙製の宝船。
笊に入ったおかめはよく見かけます。
桧の扇。今年初めて買ってみました。値切ったら、その分ご祝儀に差し出すのが流儀だそうです。勉強しました。
毎年買っている猫の宝船。今風。