2004/10/24 驚きは水野君

瑞穂競技場で名古屋戦を観てきました。
遠征2連勝です。遠征観戦の勝率の流れがやっと好転してきたところなので、もう今年は天皇杯しかないのが残念です。

マルキーニョス、林が手術で欠場したのに加え、サンドロ、斉藤が怪我で途中退場した時は、これでどうやって勝てというのだと思いましたが、調子を落としていた選手達の体調が戻ってきて、以前のジェフらしいプレーが多く見られるようになりました。特に羽生が元気になってグランド狭しと走り回れたのが大きかったと思います。何度もチャンスを作っていました。阿部、勇人もかなりよくなりました。

そして、みんなが一番驚いたのが水野君です。先週は出場時間が短かったので、良い出来とは言え、たまたまかとの眼で見ていたところがありましたが、昨日は本物であることを見せつけてくれました。
高卒新人にも拘わらず、プレーに落ち着きと上手さがあります。運動量もあります。グランド全体が良く見えていますし、センスのあるプレーに満ちています。ボールキープ力は素晴らしく、村井との左右の両ウィングはジェフにとって大変な武器になってきました。
あとは守備力でしょう。オシム監督は「すごいいいヤツなんだ。だけど、いいヤツだからって、いいところだけを見るわけにはいかない。彼にももっといいプレーをしてほしいと思っている」とコメントしています。滅多に選手を褒めない人なのに。
因みに村井の昨日のゴールを見た後でも、「彼が持っている才能からすれば、彼はまだそれを生かしきっていない」と辛口です。

水本やアマから入った芳賀も監督から高く評価されています。市原や工藤も使われています。若手の活躍振りを見るのがほんとに楽しみになってきました。