2012年のブログ記事

全国大会初勝利

全国高校サッカー選手権1回戦長崎総合科学大学附属と静岡常葉学園橘との試合を見てきました。長崎が0-0からのPK戦で競り勝ち、初勝利をあげました。全国大会でははじめての勝利です。もっとも、サッカーではPK勝ちは公式には引き分け扱いですから、勝利ではありません。マスコミでは初勝利と言っているので、そうしておきます。

小嶺さんが率いるチームらしく、徹底してロングボールでDFの背後を狙っていました。走ることも同じです。前半は試合を支配できましたが、後半は攻め込まれ、危うく失点の場面もいくつかありました。身長166cmのGKとバー、ポストに助けられました。

次は1月2日市原臨海での2回戦です。相手はこの日長野創造学園を3-2で破った香川西です。香川西といえば、2008-2009年大会で1年生2人が大活躍し、臨海競技場で市立船橋を破った試合が印象に残っています。あの時ほど今回のチームは運動量もスピードも感じないので、長崎が勝つチャンスはあるように思います。真の意味での初勝利を期待しましょう。

新監督

次の監督に鈴木淳前大宮監督が就任すると発表になりました。

関塚やハシェックの名前も報道されましたが、いずれも条件が折り合わず、破談となっていました。正直、やってくれる人なら誰でも良いという心境ですが、こうも毎年監督が変わり、サッカースタイルもそのつど変わっていくのはやめにして欲しいものです。鈴木監督がどんなサッカーをやるのか今まであまり興味を持って見たことがないので、全く知識がありません。どんなサッカーでも良いので、また喜んでスタジアムに行きたくなるようなチームを長期的展望を持って作ってくれることを願っています。その上で、J1昇格、定着という結果が付いてくるなら言うことはありません。

強化責任者と監督が決まり、あとは1人もいなくなった外国人選手をどう補強するかが、短期的視点からのチーム強化の鍵となりそうです。攻撃の核となれるようなプレーヤーは見つかったのでしょうか。ここ数年のような中途半端な実力の外国人で妥協して欲しくありません。

準々決勝へ

天皇杯4回戦福島ユナイテッドとの対戦は5-0で勝ちました。次は味スタで鹿島と準々決勝です。

地域リーグのチームとの試合なので、勝って当たり前なのですが、相手は甲府、新潟を破って勝ち上がってきました。苦戦も予想されました。しかし、結果は意外な大差となってしまいました。内容にも差があったかというと、そうとは言えません。ジェフには良いプレーとミスが交互に出た感じで、後半途中まではほとんど互角、福島に決定力とわずかなツキさえあれば、逆の結果になったかもしれません。さすがに終盤は疲れが出て、一方的になりましたが、健闘は称えられるでしょう。

福島は試合内容だけでなく、終了後もジェフ側に挨拶に来たり、サポーターは坂本の引退セレモニーに参画してくれたり、その姿勢も賞賛されるべきチームでした。さわやかな気持ちでスタジアムをあとにすることができました。

ガンバとやれる

今日は、午後からTVで、J2への降格のかかった真剣勝負を楽しみました。磐田-G大阪、神戸-広島、新潟-札幌(途中からC大阪-川崎)の3試合を1クリックでチャンネル切り替えできるよう、リモコンをセットしてあちこち覗き見しました。

去年までJ1優勝争いの常連だったガンバがJ2に落ちてきました。同じオリジナル10として親しみの湧くチームとまた試合できることを喜んでいます。神戸と札幌も落ちました。札幌は昨年までJ2だったお馴染みさんです。神戸は毎年苦しい局面を迎えながら、2007年J1復帰以来ずっとJ1で頑張ってきました。楽天マネーにも拘らず、ついに力尽きた感じです。

来年のJ2はJ1経験チームが9チームとなりました。2度のJ2降格経験のある広島が今年J1で優勝したり、昨年は昇格したばかりの柏がリーグ戦で、J2のFC東京が天皇杯で優勝するなど、J2上位陣のレベルは向上しているように感じます。一方で、JFLからの昇格チームも力をつけてきているので、ますます厳しい戦いが予想されます。JEFも、うかうかしていると万年J2のチームになりかねません。

来期もJ2

プレーオフ決勝は大分に0-1で負けました。J1昇格の夢は潰えました。

今期、というかこのところのJEFを象徴するかのような試合でした。大事なところで勝てない、攻めてもゴールを決められない、集中を欠く守備で痛い失点、先制されると何もできない、これらを克服するまではJ1に戻ってくるなということでしょう。来期はどうなるか。ここでまた監督が変わり、選手も出入りがあるはずです。彼らはどんなサッカーを見せてくれることになるのでしょうか。これまでは期待を込めてチームにいろいろな希望もありましたが、J2も4年目となり、進歩のない姿を見ていると、正直うんざりして来て、もうどんなチーム作りをしようと関心がなくなりつつあります。愛着の湧くメンバーでやって欲しいということだけが望みです。

現実的には、経営陣は昇格だけに拘る路線を続けることになるでしょう。もしそうならば、当たり外人を連れてくることです。ほかがどうあろうと、3人揃えばそこそこ勝てます。カネの使い方を間違えないことです。勝てるチームを作るのは難しいことではありません。スポンサーに見放なされさえしなければ。

高校サッカー選手権

総大附が長崎日大を破って長崎代表に決まりました。総大附は初出場です。この学校の名前を初めて知りました。急に強くなったと思って調べたら、長崎総合科学大学は橘(千々石)湾に面したペンギン水族館の隣にあり、大学、附属高校ともサッカー部の総監督はあの小嶺先生です。2008年に就任したそうです。どうりで強くなった訳です。大会での活躍を期待しましょう。

総大附は1回戦で静岡代表藤枝明誠vs常葉学園橘の勝者と対戦します。12月31日フクアリでの試合ですので、ぜひとも応援に行きたいと思っています。

国立へ

プレーオフ準決勝アウェー横浜FC戦は4-0の完勝でした。

このところの良い流れを引き継いだ試合でした。シーズン終盤に安心して試合が見られるのは久し振りの感じです。これで金曜日は国立で大分と対戦することとなりました。大分は3位の京都にアウェーで4-0と圧勝しました。こちらも勢いに乗っています。戦歴では圧倒的に分の良い相手とは言え、今回は侮れません。引き分けでも昇格できますが、今日の2試合が教訓のように引き分けでも良いなどと試合に臨むと碌なことはありません。きちんと勝って決着をつける覚悟で戦って欲しいところです。

高校サッカーでは毎年行っていますが、ジェフの試合では2009年のFC東京戦以来の国立競技場参上です。気持ちよく帰りたい。そしてできれば、来年元日にも国立で試合が見たいものです。

V・ファーレン長崎J2へ

V・ファーレン長崎がJFLで優勝し、今日のJリーグ理事会でJ2昇格が承認されました。

昨年までは競技場問題などで昇格資格がありませんでしたが、諫早の県営競技場の改築が来年早々終わることから、今年は優勝もしくは2位になれば、昇格の可能性がありました。見事成績面をクリアし、今般の昇格となったものです。九州では6番目のJチームです。サッカーどころ長崎としてはやや遅れましたが、めでたし、めでたしといったところです。

しかし、Jリーグで戦っていくには多くの難関が待ち受けています。身近なところでは、まずはチーム呼称の浸透を図らなければならないでしょう。知らない人は誰もヴィファーレン(日本人の発音でビファーレン。ブイファーレンではありません)とは読んでくれないでしょう。公募でつけた名前ですが、奇をてらいすぎた感があります。競技場にしてもまだ来年開幕までに間に合うという保障はありません。出来上がったとしても主要都市の長崎市や佐世保市からは遠く、専用スタジアムでもありませんし、集客に不安が残ります。そして何より財政基盤の確立が喫緊の課題です。クラブライセンス制度の審査においても、競技、施設、人事組織、法務、財務の項目のうち、財務については現状の債務超過状態を今期決算で解消することが条件となっています。今期末は企業などの増資協力で乗り切れるとしても、これまで安い人件費でも赤字体質だったものをどうやって黒字企業にもっていくか、大変な難題です。選手補強に伴う人件費増、競技運営費、遠征費、練習場の整備などカネのかかることばかりです。県や市、地元企業、そしてサポーターがどこまで支援しようという姿勢を見せるか、前途は多難です。その前に、勝たなければ、今シーズンの町田のようにまたJFLに逆戻りです。

頑張れ!ヴィファーレン、頑張れ!長崎

横浜FCと

アウェー徳島戦は3-0で勝ちました。最終順位は5位でした。

これでプレーオフ準決勝は4位横浜FCと敵地で戦うことになりました。引き分けではトーナメント敗退です。勝たなければなりません。勝てば、決勝は国立で、京都-大分戦で勝ち抜けたところとの対戦になります。もし、下位の大分が決勝の相手ならば、ジェフは引き分けでもJ1昇格となります。これが一番望ましい展開でしょう。どうも京都とは分が悪く、そのうえ引き分けでもダメだとなると、悲観的にならざるをえません。ただ、例年最終盤はチーム状態が最悪だったのに比べ、今年はここ3試合連勝し、内容も改善しています。チームは上昇気流に乗っていると感じますので、どこと対戦しても勝てるような気がしています。

最後の一踏ん張りです。頑張れ!

プレーオフ行き

ホームでの松本戦は2-0で勝ちました。

試合内容はだいぶ良くなってきて、試合データや結果は完勝に見えますが、GKとの1対1の場面を2度ほど作られるなど不用意な戦い方は相変わらずです。これだけの戦力をそろえながら、使いこなせず、最後までチームが熟成することはありませんでした。

この試合は今期ホーム最終戦で、あと1試合徳島での試合が残っているだけです。見には行きません。現在の順位は6位。7位との勝ち点差が6あり、プレーオフ進出が決まりました。同時に2位との勝ち点差は4で、残り1試合では追いつくことができません。あとは、プレーオフを何が何でも勝ち抜けるだけです。悔やみきれないような敗戦や引き分けばかりだった今期を良い形で締めくくって欲しいものです。

来期のシーチケ

ジェフの試合の方は勝ったり、負けたり、相変わらずです。今月はスタジアムへ行くのを1回サボりましたし、TVでもあまりちゃんと試合を見ていません。見てもあまり愉快ではありません。

来期はJ1なのか、J2なのか分からない時期なのに、シーズンチケット更新の依頼状がはやばやと来ました。来年J2に上がってきそうな長崎の応援に回ろうかとも思いますが、如何せん遠くなので、試合の生観戦はままならず、引き続きフクアリに通うことにしました。

願わくば、スタジアムに行くことが楽しくなるような試合をしてください。

これだけ負けても

ホーム大分戦は1-2の逆転負けでした。

ここ数年、シーズン終盤になると、今日も勝てないだろうなと思いつつスタジアムに足を運ばなければならないのは、辛いものがあります。この試合も途中までは圧倒的に優勢だったのに、試合前の予感どおり、寂しい結末に終わりました。悪い流れになると、建て直しできない試合が続いています。今年が例年と違うのは、これだけ負けてもなお5位にとどまっていて、プレーオフ進出圏内にいることです。うまくすれば、J1昇格の可能性があるからには、応援をやめるわけにもいきません。プレーオフは罪作りな制度です。いつまで苦痛を味あわされるのでしょうか。

また同じこと

アウェー愛媛戦は2-2の引き分けでした。

下位に低迷している愛媛に対しても、先週のヴェルディ戦と全く同じ得失点の経過を辿ってしまいました。2度のリードを追いつかれ、ロスタイムに勝ち点を失い続けています。この日は攻撃も単調で、ボールを持っても小さい背丈しかない前線にロングボールを放り込むだけでした。相手が運よくミスしてくれることに頼った攻撃です。パスなりドリブルなりで相手の体制を崩してシュートまで行くことなど放棄したかのような戦術です。それでも、先制点、勝ち越し点はうまく取れました。しかし、それ以外ほとんどチャンスらしいチャンスも作れず、相手には攻められ続けました。同じような形でシュートを撃たれ、いつ失点してもおかしくない場面を繰り返しているのに、何の工夫もありませんでした。相変わらずの訳の分からない選手交代だけでは、ロスタイムに同点弾を食らうのは必然だったといえましょう。下位相手にこんな体たらくでは、一から出直すしかありません。それを担える良い指導者に巡り会えるでしょうか。

これが実力

東京ヴェルディ戦は2-2の引き分けでした。

試合の展開は、先制し追いつかれ、再度突き放したもののロスタイムに同点にされた、惜しいゲームでした。しかし、内容は、ヴェルディに球際で負け続けて主導権を握られ、引き分けで上々といった印象です。最後の逃げ切りに失敗したわけですが、例によって、ベテラン勢が疲れきって動けなくなったのが失点の遠因でしょう。最後、前線の荒田に代え、米倉を起用しました。しかし、ここは、ヴェルディ攻撃陣にずっと振り回されていた守備陣にテコ入れが必要な状況だったような気がします。米倉の前線でのチェックもボールキープも効果的とは言えませんでした。このところ先発メンバーを含め、選手起用が裏目に出るケースが目立ちます。結果が悪くても、仕方ないと納得できる戦い方、選手起用ならサポーターにもストレスがたまらないのでしょうが。

この試合に光明を見出すとすれば、ここ数試合と相手の戦い方・気温などに違いがあるにしても、ことにサイドから何度か良い攻撃の形を作ることができていました。攻撃陣はよく動けていたと思います。あとは、引かれた時の攻撃方法、決定力、ゲームマネジメント次第です。選手と監督の奮起を期待しましょう。

泥沼状態

ホーム北九州戦は0-3の完封負けでした。

事態は悪化するばかりです。攻守の要山口と藤田が負傷し、試合に出られません。ミスを犯した坂本、大岩、町田は外され、活躍していた武田は何故かベンチにも入れません。外国人はロボが出場停止、オーロイはほとんど使われません。そんなこんなで昨日新たに使われたのは青木良太、渡辺の二人。急造DFラインでファーストプレイから不安定な守備でした。中盤の選手も集中を欠く感じで、開始2分、谷澤に青木、兵働がからんだ、いい加減なプレーから失点してしまいました。その直後、今度は青木がゴール前で相手を倒し、レッドカードで退場、FKも決められました。開始6分で0-2、1人少なくては試合は終わったも同然です。その後は例によって1点も獲れず、試合後は大ブーイングとサポの居残り抗議でした。

ますます泥縄的な選手起用で、どんな戦い方をしたいのか、さっぱり分からなくなってきました。新しく獲った高橋、ロボ、谷澤を多用した結果は成績が悪くなるばかりです。補強方針、人選が適切でなかったのでしょうか。それとも監督の起用方法に問題があるのでしょうか。残り8試合、多くは期待しませんが、観客が激減しチーム消滅に繋がりかねないような無様な戦い方だけは避けてほしいものです。

最下位相手に3連敗

アウェー富山戦は0-2で負けました。残留争い中の下位4チームにこうも勝ち点をプレゼントしてばかりでは呆れるほかありません。

同じことを繰り返しています。その時の最下位チームに負けるのはこれで3度目です。先制された試合9試合のうち負けるのは8度目です。しかも7試合で失点後得点が1つもありません。勝って当然の相手に勝てず、先制され守りを固められると攻め手無しでは、J1昇格は無理という以前に、トップリーグで戦う資格すらありません。相手に走り負けず、勝負強い、きちんとしたチームを作ることが先決でしょう。残り9試合、のんびり応援します。

JFLに苦戦

天皇杯2回戦V・ファーレン長崎との試合は1-0で勝ちました。

このくそ暑い中で午後1時のキックオフは気違い沙汰です。ゴール裏の応援席も、屋根のある2階の方が大勢いるようにも見えました。ジェフは、佐藤勇人を除くと、リーグ戦ではほぼ控えないしベンチ外の選手ばかりで、主力はお休みです。昨日はJのチームがJFLや地域リーグのチームに負けていたように、カップ戦は上位チームにとって戦いにくい試合のようです。ジェフの相手はJFL2位の長崎。1位の長野は札幌、3位のSAGAWAは神戸といずれもJ1に勝っているので、苦戦も予想されました。案の定、なかなか点が入らず、相手には際どいシュートを撃たれる場面がありました。試合内容はジェフが主導権を握り、相手ゴールを再三脅かしたとはいえ、いかんせんゴールが決まりません。しかし、オーロイ、大塚のコンビで奪った虎の子の1点を守りきり、何とか面目を保ちました。勝ったことと若手をテストできたことだけが収穫の試合でした。

次の3回戦の相手もJFLのSAGAWAです。もっと安心して見ていられる試合をやってほしいものです。

勝っただけ

ホームでの福岡戦は2-1で勝ちました。3位浮上です。

勝つには勝ちましたが、前半はどうなることかと思って観戦していました。相手のプレスにあってミスが多く、セカンドボールは失い続け、決定的シュートを撃たれるかと思えば、前線の大黒柱藤田が負傷退場したり、ひやひやものでした。水戸とは楽に戦えたのに、何故こうも変わるのでしょうか。

後半は一転よい立ち上がりでした。しかし、なかなかゴールを奪えませんでしたが、兵働の初めて見る素晴しいFKで先制し、これで楽になったのか荒田も角度のないところから難しいシュートを決めました。このまま逃げ切れれば、前半の不出来や動きのなさを帳消しにできるところでしたが、守備が崩されて失点し、あたふたとした終盤になってしまいました。まだまだです。

下には下

ホーム水戸戦は3-0の完勝でした。

久し振りに勝ちました。今のジェフは相当弱いと思っていましたが、水戸はそれ以上でほとんどいいところがありませんでした。主力選手が移籍したり、怪我人や出場停止でチームがボロボロだったように見えました。そんな厳しい状況のチームとの対戦ではきちんと評価しにくいところですが、少し暑さが和らいだせいか、気合を入れ直したのか、ベテランを含めいつもよりはよく動けていました。前線からのプレスも効いていましたし、谷澤の復帰、兵働のボランチ起用も攻撃を活性化させました。バックパスが減り、縦パスやミドルシュートが増えました。これが本物ならば、少し先が期待できるような気もしますが、うまく先制点が獲れた展開など幸運な面もありましたので、2、3試合見て確かめる必要がありそうです。

サポーターはいつもと違うスタイルの応援をしていました。選手コールは交代時やゴール時以外は行わず、試合の状況に関わりなく、前半、後半とも、ただひたすら、それぞれひとつの応援歌を歌い続けていました。ご苦労なことです。選手の力になったのでしょうか。

どことやっても

アウェー岐阜戦は0-0の引き分けでした。

真夏の連戦で中2日、メンバーとシステムを変えて戦いましたが、結果は出ませんでした。残留争いをする町田、鳥取、岐阜を相手に勝ち点1しか上げられなくては現状リーグ最弱チームとみなされても仕方ありません。立ち直る気配も感じられません。失点を最小に抑えてはいますが、肝心なところで危うい守備が見うけられ、攻撃ではパスを横と後ろにつなぐだけで全く良いところがありません。練習試合でもこのところ大学生相手に負けてばかりです。今後どうやってプレーオフ圏の6位に入っていこうとしているのでしょうか。

岐阜戦のあと、選手は「球際、セカンドボールのところは意識していました」と言っていましたが、後半は球際でいいように岐阜にやられていました。岐阜の選手は最後まで必死に走ってボールを追いかけていました。ジェフの選手は自分たちの能力を過信せず、この必死さを見習うべきだと感じます。

6位死守に切り替え

鳥取に1-2と逆転負けしました。

これだけの補強をしながら、今年も例年通り夏場になると、さっぱり勝てなくなりました。先週の相手はビリの町田、今日は20位の鳥取、こんな相手に連敗していてはどことやっても勝てる気がしません。いかんせん走れません。動かないので、攻め切れず、守備ではプレスが甘くなり、相手カウンターには戻り切れません。目先の勝ち負けに拘り、ベテラン頼みのチーム作りを3年間やってきたツケが今回ってきました。J2降格時に若手主体に切り替えておけば、と悔やみきれません。しかし、これがチームの決めた方針であり、こんな結果になったのが現実です。優勝や2位は夢の夢と化してしまいました。こうなったら何が何でも6位に入ってプレーオフに進出し、そこで勝ち上がることを目指すしかありません。チームはあくまで昇格を狙うと公言したのですから。

最悪

最下位町田に0-1で負けました。ホーム3試合連続で無得点です。

ここから下位相手の対戦が続き、勝ち点を稼ぐ時期だと思っていましたが、初っ端から最下位相手にホームで完封負けしては、優勝どころではありません。今年も夏場以降はチーム状況が低迷するというパターンに陥ってしまったようです。シーズンが深まってもチームの熟成度が上がらないのは相変わらずです。

シュートは枠にいかない、ボールはトラップできない、パスは相手に渡す、といった場面が多すぎます。下手でもせめて走り回れば、何とかなるはずですが、攻守の切り替えは遅く、すぐへばってしまう選手ばかりです。最後まで走りきれる選手よりは足先でこねくり回す選手が優先されている印象です。パス回しのサッカーが結果を伴わないことは監督自身が身にしみているはずのに、まだ拘っているのでしょうか。それなら、若い選手に入れ替え、時間をかけて一から出直すしかありません。

オリンピックサッカーでは長崎出身の選手に期待していましたが、準決勝、3位決定戦では、オーバーエイジ枠の徳永、吉田が失点の原因となってしまい、最悪の終わり方でした。残念です。

足踏み

栃木との対戦は0-0の引き分けでした。

先週アウェーで勝って、今週はホームで連勝し勢いに乗りたかったところでしたが、引き分けて足踏みです。このところ、以前はアウェーが苦手でホームを得意としていたのに、ホームで勝てなくなりました。相手が敵地ではしっかり守ってくるのを崩せないのが原因でしょうか。相手ホームでは相手も攻めざるをえないので、こちらのチャンスも多くなりがちです。

昨日の試合ではいくつか決定的チャンスを作りましたが、いずれも外してしまいました。助っ人のロボにはこんな場面でこそ決めてくれることをあてにしていたのに裏切られた気分です。これなら、日本人と同じです。まあ、これからさらにチームに馴染めばどんどんゴールを決めてくれると期待しておきましょう。

栃木は6連勝と好調だっただけに、負けなかったのは幸運だったのかもしれません。これから下位相手の試合が7試合程度続くので、ここでしっかり勝ち点を稼いで、優勝戦線のトップに躍り出たいところです。逆にここでだめなら、昨年、一昨年と同じ道を辿ることになります。経営陣も含め、チームの正念場です。

ところでオリンピックでは男女サッカーとも準決勝に進みました。全試合生でTV観戦していますが、ことに男子はだんだんチーム力が上がっているように感じます。チーム躍進の原動力、吉田と徳永は長崎県人ですし、控えの山村も長崎市の出身です。3人を含む若いチームが大仕事をやってくれるかもしれません。

生き残り

アウェー岡山戦は1-0で勝ちました。

スカパー観戦だったのですが、チューナーの様子がおかしく、しょっちゅう画面が消えてしまいます。リセットボタンを押すと、回復しますが、またすぐ同じ症状がでます。そんな訳で途切れ途切れに見ましたので、感想はかなり適当です。前半は何度もサイドから攻撃を仕掛けることができ、兵働も点を奪い、先制すればこちらのものと楽観していましたが、後半は岡山に走り負け、大攻勢を受けるはめとなってしまいました。追加点を奪うよりもパス回しで楽に逃げ切ろうとしたのかもしれません。深井だけは例外でしたが、暑さの中ではベテランだけでなく、若手も走り続けることは辛かったのでしょう。岡山のミスにも助けられ、うまく逃げ切れたので、大成功だったと言っておきましょう。

首位に立つと負けるというジンクスは今週も続き、首位ヴェルディが2位甲府に負けたので、ジェフは2位にあがりました。しかし、首位になった甲府を初め、湘南、大分も勝ち、首位から勝ち点3以内に6チームがひしめいています。今日負けたら、昇格戦線から離脱しかねないところでした。圧倒的な強さはないことがはっきりしていますので、シーズン終了まで粘り強く戦い抜くしかありません。

同じことの繰り返し

甲府との対戦は0-1で負けました。

出だしは良かったのですが、ここで決めきれず、逆に15分ごろダヴィに個人技でゴールを決められてしまいました。ここからは攻め込む場面がめっきり減りました。甲府の堅い守備に阻まれ、完敗でした。攻撃はあせるばかり、シュートは撃っても点にはならず、攻撃の中心兵働はヘトヘトでミスを繰り返えす有様でも代わりはおらず、打つ手は全て裏目でした。

またしても先制され、守備を固められると、攻撃が単調となり、点が獲れません。負けた7試合のうち6試合は先取点を奪われ、そのままなすすべなく敗れています。逆転勝ちは1試合しかありません。先制しなければ勝てないようでは、とても優勝を狙えるチームとはいえません。今のところ他のチームも似たり寄ったりなのが救いとは、今年も情けないことになってきました。

頑張り勝ち

アウェー横浜FC戦は1-0で勝ちました。首位返り咲きです。

このところ監督が変わって勢いのある横浜相手にアウェーでよく勝ち点3を取れました。風が強い中、技術うんぬんよりも選手全体が頑張って走り切った結果です。早い時間帯での兵働の素晴しいゴールのあと相手に攻め込まれる場面もありましたが、1点を守り抜きました。途中米倉が入って主導権を取り戻すことができ、最後は安心して見ていられました。

次の試合からロボや浦和から移籍してきた高橋が出場可能です。どのようにチームが変わるか興味深いところですが、甲府相手に「首位に立つと次の試合に負ける」というこのところのJ2のジンクスを打ち破って欲しいものです。

辛うじて逃げ切り

京都との対戦は3-2で勝ちました。

京都は個人能力が高く、プレスも厳しいので、立ち上がりから苦戦が続きました。しかし、得点をあげたのはジェフの方です。カウンターからゴール前で良い形を作って3点先取しました。これで安心して観ていられると思ったとたんCKから1点返され、その後一方的に攻められて、ひやひやものの終盤でした。長いアディショナルタイムの最後の最後に1点差に追い上げられ、勝ったのにスタジアムには微妙な雰囲気が漂っていました。ベテラン揃いのチームですから、試合をうまく終えるよう制御できるはずなのですが、いつも攻め立てられると浮き足立ってしまいます。逆に負けている試合ではボールをキープし攻め立てることができるのに、難しいものです。

ともあれライバル京都相手に勝点3取れたことは昇格争いにおいて一歩前進ですが、こんな戦い方だと前途は多難と考えるしかありません。ロボの獲得は好材料として、さらにミリガン、レジナルド退団を埋め合わせる外国人選手獲得の動きはあるのでしょうか。

3試合勝ちなし

アウェー熊本戦は0-1の完封負けでした。

雨中の対戦の結果は、試合内容にふさわしいものでした。18位の熊本の方が攻撃も守備も上回っており、ジェフには勝つチャンスは全く無かったといえます。走り負け、ボール際でやられ、ミスは多く、決定的得点機会は皆無でした。相手はボールを支配する時間は短くても、良い形で攻め、何度か決定機を作っていました。確かに直接の敗因は新人選手がボールを失ったミスですが、敗戦をそのせいにして終わらせてはならないでしょう。この試合でも明らかなように、もっと根本的な能力がチームには不足しています。個人の基本技術、走力、チームとしての連携、指導者のマネジメント力、どれをとってもJ1で通用するレベルとは思えません。これらを鍛え直すことが何としても必要です。

大混戦

ホーム湘南戦は1-1の引き分けでした。

お互いに攻めあい、チャンスも多く作って、拮抗した良い試合だったと思えます。しかし、逆に言うと、両チームともミスが多く、ボールは簡単に奪われる、パスは繋がらず、シュートはミスだらけ、レベルの低い試合だったと言えなくもありません。ここまで堅かったジェフの守備もカウンターで何度も崩されました。攻守ともかなり雑なプレーが多かったと感じました。ベテラン勢に疲れが出てきているのかもしれません。昇格を確実にするには何としてもミスを減らすこと、シュートを枠に撃つことが課題でしょう。

リーグ前半戦を終わって、ジェフは2位、上位5チームが勝ち点差1の中にひしめいています。ジェフを含めリーグ戦をリードすると見られていた数チームが戦力に見合った勝ち星を上げられず、混戦を招いています。ここからこれらのチームが立て直して抜け出すのか、最後まで混戦が続くのか予想できません。ジェフは過去2年後半戦で急速に失速しています。今年はそうならないことを祈ります。

 

三日天下

アウェー東京ヴェルディ戦は1-2の敗戦でした。首位から陥落しました。

試合は早々にセットプレーから先制点を奪われると、あせるばかりでミスが多く(これが実力なのでしょう)、リードされた試合の常で何もできませんでした。2点差となり、終盤オーロイを入れ、やっと効果的な攻めが見られましたが、遅すぎました。初めからもっとリスクを犯してでも点を奪うという姿勢を見せて欲しいものです。

ネット上で監督の采配がいくつか疑問視されています。私がスタジアムで先発メンバーを聞いた時最も驚いたのは、今年ほとんど試合に出ていない渡辺を怪我明けでいきなり先発に使ったことです。レギュラーの武田に急な支障が出たとしても、坂本や山口など経験豊かなプレーヤーがいます。こういう局面で使わないなら、彼らを何のために雇っているのでしょうか。結局、2失点とも渡辺が絡んでしまいました。もう一つは外国人選手の起用方法です。レジナルドがベンチにもいない理由は定かではありませんが、外国人3人ともほとんど使われないのは実力のせいばかりとは思えません。現にオーロイはこの試合でも短い時間で結果を出しています。後半ほとんど試合から消えていた印象の兵働や藤田は最後まで使われていました。有り余る現有戦力をもっと有効に使えないものでしょうか。

とりあえず首位

鳥取に3-1で勝ちました。これで山形を抜いて首位です。

立ち上がりに先制点を決め、楽に試合を運べました。先行逃げ切りがこのところの勝ちパターンです。逆転でも勝てるようにならないといけません。大して危ない場面もなく、2点目、3点目が入り、後半途中からは町田、大塚の若手を使う余裕がありました。町田はボール扱いがうまく、今後の可能性を感じさせます。ただ、体が小さいので、相手との接触を少なくするため、もっと走らなければならないでしょう。大塚はよいところが分かりにくいのですが、レジナルド、久保などを差し置いてベンチ入りしているのですから監督の評価は高いのでしょう。早く実力の片鱗を披瀝して欲しいものです。この日スタメンのもう1人の若手米倉は完全に戦力化していますが、やらなければとの意識が強すぎるように見えます。力を抜いて楽にプレーすれば十分です。

次は2位東京Vとの対戦です。若手が揃った、得点力のある良いチームです。京都とともに最も警戒すべき相手でしょう。まだ、リーグ戦は半分も終わってないので、1、2位対決といってもそれほど深刻ではありませんが、ここで勝てれば、ロボ補強というニュースもありますし、後半戦独走もありうるかもしれません。ただ、例の、肝心なところで勝てないという病気が出ないことを祈ります。

この調子で

アウェー甲府戦は2-0で勝ちました。首位山形とは勝ち点差1、自動昇格圏の2位に順位を上げました。

立ち上がりはうまく試合を運べない印象でしたが、米倉が先制点を入れると試合の流れが変わり、ほぼ一方的な内容となりました。すぐ2点目をPKで奪い、さらに相手外人DFが退場処分を受けたことが楽にさせてくれました。その後、1人少ない相手に対し、ボールキープを主眼とした戦い方で、無理に点を取ろうという姿勢が感じられませんでした。確実に勝とうとしたのでしょうが、次の対戦に備え、3点目を獲って相手を叩きのめして欲しかったところです。

負傷で長らく欠場していた米倉が戻ったことは大きな戦力アップです。早速結果を出してくれました。あとはレジナルドの調子が気懸かりですが、今後は、最下位に負けた悪夢を振り払い、走り回って勝ち進んでいって欲しいものです。

肝心なときに勝てない

ホーム岐阜戦は0-1の完封負けでした。

この試合に勝てば首位に立てる状況だったのに、最下位のチーム相手に1点も獲れませんでした。肝心な時に結果を出せないのはジェフの伝統とも言えます。しかし、本当のところは実力が備わっていないということでしょう。基本的な技術、体力、走力が足りないためにミスが多く、ボールは持っても決定機は作れない、1対1では当り負け、パスは適当に蹴るだけになっています。今日は前線からのプレスも影を潜め、相手の方が肝心な時に走っていましたし、ボールを持てば良い攻撃の形が作れていました。降格、経営危機に直面し、必死さが伝わってきました。こんな相手に舐めて掛かり、楽に勝とうなどとの戦いぶりでは、いつまでも強いチームにはなれません。

6連勝

お得意様の大分に2-0で勝ちました。6連勝です。

アマル監督時代以来の5年ぶりの6連勝と盛んにTVで言っていましたが、当時はトップリーグであり、現在のJ2とは重みが違います。J2ならば、7連勝、8連勝してもおかしくありません。勝ち続けて早く首位に立って、昇格を確実なものにして欲しいところです。

昨日の試合は、8試合負けなしと好調のホーム大分が暑さに負けていたのに対し、粘り強く戦ったことが勝因でしょう。攻撃から守備への戻りが早く、攻めが遅れがちな大分に隙を見せませんでした。攻めても何人かがゴール前に飛び込むのでチャンスが増えました。30度を超える、サッカーを行うこと自体が無謀と思われる中で、これだけ前線から追い回し、守備に攻撃に労を惜しまず動き続けるのは大変なことだったと思います。日頃の鍛錬が実ったといえましょう。欲を言えば、もう少しミスが少なくなればJ2では敵なしになれると思うのですが。

5連勝

熊本とのホームゲームは4-0の圧勝でした。4得点後のお粗末な試合内容には目を瞑るとして・・・。

この試合の得点はいずれも流れの中から生まれた素晴しいゴールで、前の試合に続く決定力が本物であると信じたい気分にさせてくれます。外国人選手を3人ともベンチに置きながら、これだけ点を獲れるのですから理想的です。とはいえ、守備の堅いチームにも本当に通用するのか、これから当たる上位との試合で試されます。得点力さえあがれば、ディフェンスラインは安定しているので、昇格も優勝も夢ではありません。

これから夏場に向け懸念されるのは、ベテラン選手の疲労、累積警告による欠場、大岩・ミリガンの代表召集による不在などですが、米倉の復帰や若手選手も控えていますし、深井や田中のようにスタミナ十分の選手が頑張ってくれるでしょうから、心配ないと思っています。監督が、試合に出られない選手のモチベーションを維持しながら、うまく選手を使いこなせるかどうかが鍵となりそうです。

4連勝

アウェー町田戦は6-1の大勝でした。これでアウェー3連勝、通算4連勝です。

連勝数といい、得点数といい、田中のハットトリックといい、チームにとっては何年か振りの記録尽くめの試合でした。11本のシュートで6得点と日頃の決定力の無さが嘘のような点の取り方でした。しかし、試合内容はとても安心できるものではありません。ボールキープは町田の方が上回り、いいようにボールを回され、チャンスを作られていました。シュートの本数は同じです。ミスが多く、何度もやられたと思いました。町田に決定力があれば、結果は反対になったかもしれません。

監督はジェフらしいサッカー(ボールキープを高め試合の主導権を握る)ができるように、ベストを尽くしたいとコメントしています。もっと基本技術を鍛え、連携を密にし、動き回ることが必要でしょう。ただ、ボールキープできても結果がなかなか伴わないことは数年前に散々経験しています。今日の田中のようにボールが来ると信じてムダ走りを繰り返すことを忘れてはなりません。オシムさんの言うように技術が足りないものは走るしかないのです。

相手の思う壺

今年J2に昇格したばかりの17位松本に0-1の完封負けでした。

今シーズンもここ2年間と同じ結果に終わるのでしょうか。チームに進歩が見えません。ホームでの岡山戦、アウェーの松本戦ともに相手の思い通りの試合運びをされてしまいました。相手はこちらをよく研究しているのに対し、こちらは相手に応じたサッカーができず、下位相手に勝ち点を失い続けています。相手の戦い方を事前によく掴まず、試合になってあたふたしている感じです。そうかといって、自分たちのサッカーをきちんと作り上げているとも思えません。相変わらず、パスミスでボールを失い、シュートを撃てず、撃っても枠にすらいかず、チーム状態は悪くなる一方です。必死の練習あるのみ。

ビデオカメラのバージョンアップ

先日、ビデオカメラNX70Jのファームウェアがバージョンアップされ、昨日初めてサッカー撮りでその効果を試してみました。ソニーの説明では、アップデートの内容は、

  • ズームレバー操作性向上(ズームスピード変更機能の追加)
  • 内蔵メモリーとメモリーカードへの同時記録機能の追加
  • 1920x1080/30p, 1280x720/60p記録モードの追加
  • アサインボタン機能の追加
  • ラストシーンレビュー機能の追加
  • 顔枠の信号を画面表示出力メニューでON/OFF可能にする機能を追加
  • ゼブラ、ヒストグラム表示を外部出力する機能を追加

  • とのことでした。この中では特にズームレバーの動きに不満があったので、期待していました。説明のようにズームスピードが2段階になっただけでなく、ズーミングの動きがスムーズになり、コントロールしやすくなったので安心しました。これまではレバーの操作とズームの動きが一致せず、時に暴走気味になるので困っていました。また、説明外ですが、もうひとつ不満だった録画スタートボタンの反応の遅れも解消されていました。押すとすぐ録画が始まりますので、サッカーのめまぐるしい状況の変化に対応しやすくなりました。

    これで不満だった点が解消され、気持ちよく撮影できます。あとは望遠距離が263mmと大きく不足している点(それに伴うデジタルエクステンダー使用時の動き)ですが、これは新しいカメラを買わないことには解消できないことでしょうから、諦めています。

    点が獲れない

    岡山戦は0-0のスコアレスドローでした。

    3試合振りのホームで勝って、今期初の連勝といきたかったところでしたが、ボールはキープできてもゴールは遠く、天候同様お寒い試合でした。今期8試合で6試合が完封できており、失点は全チーム最少、守備は山口復帰効果で大きく改善しています。しかしながら、いかんせん点が獲れません。ボールを支配し、サイドから攻める形はできていても、いい形でシュートまでいけません。この日も守備的な岡山と同数のシュートしか撃てず、しかも決定的な場面は明らかに岡山が多く作っていました。岡山のシュート技術の拙さに助けられました。

    課題ははっきりした訳で、監督がどう立て直していくのか、見守りたいと思います。一人で局面打開できる米倉の長期欠場が響いているのは確かですが、これだけの補強をし、能力を持った選手を多く揃えているのですから、それをうまく使えなくては鼎の軽重が問われます。私はレジナルドの使い方、生かし方が鍵を握っている気がするのですが。

    アウェー初勝利

    水戸とのアウェー戦は1-0で勝ちました。

    やっと勝てました。前半から水戸は激しいプレスを仕掛けてきました。これでは後半足が止まるはず、それまでうまくいなせれば勝てるのではないかと思いつつTV観戦していました。しかし、昨年同様激しくチェックされるとボールを繋げず、苦し紛れのパスが増え、苦戦となりました。水戸にもチャンスらしいチャンスもなく、後半、徐々に走れなくなり、中盤が間延びし、やっとゴールを奪うことができました。勝ったので何もいうことはありませんが、チャンスにはきちんと枠内にシュートを撃ってほしいものです。

    アウェー栃木戦は1-2の逆転負けでした。15位のチームにやられてしまいました。

    これでアウェーは1分2敗、ホームでは圧勝するのに敵地で勝てないのは何故でしょうか。監督も選手も変わったのに、ここ数年同じ傾向です。アウェーで勝てない理由をキャッチした江尻さんにお教えを乞いたいものです。次のアウェー水戸戦でも勝てないようだと、みんなが自信をなくし、最終的に自動昇格の2位までに入ることが難しくなってしまいます。
    何が何でも次は勝て!

    ホーム全勝

    徳島とのホームゲームは3-0の完封勝ちでした。

    相変わらずホームでは強く、全試合無失点で3連勝です。木山監督の目指すサッカーが浸透しつつあるようです。このまま行ってほしいものです。この試合は勇人が怪我で抜け伊藤がボランチに、新外国人選手レジナルドが田中に代わって右サイドに入りました。2人代わったことで返ってパスを繋ぐサッカーができていました。攻撃時に走りこむ人数も増え、チャンスが多くできています。レジナルドは守備もきちんとやり、独りよがりのプレーではなく、周囲を活かすことを心掛けているように見えました。それでいてこの日最多のシュートを撃つなどブラジル人的な特徴も見せていました。まだ周囲とかみ合わない場面もありましたが、慣れれば大きな戦力になることは間違いないでしょう。期待通りです。

    試合は深井のファインゴール、新人大岩の意外な2ゴールで圧勝しましたが、2点獲ったあと相手に攻め込まれる場面を何度か作らせたのは残念です。緩めることなくきちんと追加点を獲って相手の息の根を止めるしたたかさが必要でしょう。とは言っても、相手に決定的場面を作らせることはなく、危なげない試合でした。やっぱり山口智の復帰が大きいようです。相方の竹内もつられて安定性が増してきました。ディフェンスラインからのロングフィードやサイドチェンジのパスに場内が沸く場面が増えました。両CBがしっかりしているので、SBが攻めあがる機会も増え、大岩のゴールはその産物とも言えるでしょう。オシム時代の2バックを髣髴とさせます。この強さをアウェーでも発揮できれば、今シーズンは楽しく応援できそうです。

    大黒市場閉鎖

    長崎では、昨年末の諏訪町青空市場の閉鎖に続き、大黒市場もこの3月末に閉鎖されるそうです。NHKTVでドキュメンタリーをやっていました。この市場で買い物をしたことはありませんが、古びてゴタゴタしたところが懐かしく、何度か訪れたことがあります。昨年の9月にも傍を通ってみました。ドンキホーテが浜町に進出すると伝えられる一方、大丸(旧岡政)など古い百貨店や市場がなくなり、寂しい気分です。

    このほかでは、馴染みのある唐人街の館内市場もかなり寂れた様子なので、いつまで続くか心配です。5月に長崎に行く時に覘いてみようと思います。

    アウェーではまた勝てず

    福岡とのアウェー戦は0-0の引き分けでした。

    懸念したとおり、アウェーとなると攻撃の組み立てがうまくいかず、ロングボールを多用した展開となり、また勝てませんでした。ミスが多く、たびたびヒヤッとする場面がありました。まあ、チーム作り直しの途上でもあり、負けなかっただけよしとしましょう。中2日の試合で前線の藤田、兵働、深井には疲れが残っていたのかもしれません。横浜戦のようなキレがありませんでした。CB2人が頑張っていたので、失点は免れましたが、点が獲れなくては勝てません。
    次はホーム徳島戦、きっと勝ってくれるでしょう。

    この日は上々

    ホーム横浜FC戦は3-0で完勝しました。

    サッカーは相手次第とはいえ、前戦とは全く違ったチームに見えました。普通に決定力さえあれば、倍のゴールがあってもおかしくない試合でした。相手の横浜は出来が悪く、ミスが多くてプレスも弱く、思うとおりのプレーをさせてくれました。ほとんど効果的な攻撃を受けることもありませんでした。

    ジェフ側ではワントップの藤田やトップ下の兵働がチャンスを作り、シュートにつなげていましたし、深井が動き回って見事なゴールを決めていました。DFは智、竹内が相変わらず安定していて、こんなチームが何故アウェーに行くとジタバタして勝てないのか不思議です。この次の福岡戦ではアウェーであっても真価を発揮してほしいところです。また、この試合での収穫は、控えに回っていた山口慶が慣れない左サイドで予想以上に機能したことです。渡辺がまた負傷してしまいましたが、心配しなくてよいようです。

    福岡戦を乗り切れば、次の徳島戦からいよいよレジナルドが登場します。一気に得点能力が増すことを期待していますが、算盤どおりに行くかどうか・・・。

    何も変わっていないのか

    アウェー京都戦は0-2の完敗でした。

    開幕戦は降格組の山形に圧勝したので、今期こそはと期待していたのですが、昇格を争うライバルと目される京都に打ちのめされました。アウェーでのひ弱さも、圧力を受けると繋がらないパスワークも去年と何ら変わっていませんでした。若い選手の多い京都に個人能力でも戦術でも劣っていたのはショックです。ジェフの現状の力がこの程度だとは思いたくないのですが。

    これからどうチーム力を高めていくのか、監督の頭の中で目途が立っているのでしょうか。レジナルドだけが頼りというのでは困ります。

    レジナルド正式発表

    噂の外国人選手は正式名 Reginaldo Ferreira da Silva で、登録はレジナルドとなります。ブラジルのポルトガル語では「l」を「ウ」と表記することが多いのですが、ポルトガル本国と同じく「ル」と読ませるようです。

    年齢28歳、身長175cm、イタリアでは通算45得点を挙げているFWです。巷間ドリブル得意といわれることから、深井の大型版とみてよいかもしれません。期待が膨らみます。10日の練習から合流するので、土曜日のユナパは見学のサポで賑わうことでしょう。

    新外国人獲得!

    今朝の報知によると、イタリア・セリエAシエナ所属のブラジル人FWレジナウド(28)を獲得することが確実となったとのことです。ネット上ではかなり早くから噂になっていましたが、関係者も「近いうちに発表できると思います」と話したと伝えられますので、まず間違いないでしょう。

    待ちに待った朗報です。今期の鍵は決定力のある外国人選手を獲得できるかどうかだと思っていましたので、これでしっかりしたチームが出来上がるでしょうし、昇格への期待も一段と膨らみます。来日する前から期待し過ぎかも知れませんが、何と言ってもイタリアトップリーグで活躍(レギュラーとはいきませんが)していた選手が来るとなれば、期待しないわけにはいきません。最近セリエAから直接来日した選手を見た記憶がありません(Jリーグ初期の頃のW杯得点王スキラッチがそうだったはず)。どれだけの実力の持ち主か、早くこの目で確かめたい心境です。

    開幕戦勝利

    今期リーグ戦の第1戦はホームで山形と対戦し、2-0の完封勝利でした。

    良いスタートを切れました。1週間前のプレシーズンマッチでは内容は悪くなかったし、決定力さえあればと思わせた試合でしたが、この日は新加入の藤田がしっかり決めてくれました。相手のカウンターを受ける場面もあったとはいえ、総じてパスが繋がり、試合を支配できました。山形の球際の弱さにも助けられ、再三ボールを奪ってはシュートまで持ち込みました。深井を筆頭によく走っていましたし、初戦にしては上々の出来と言えましょう。

    問題は、シーズンが進むにつれてチーム状態も改善し続けられるかどうかです。昨年はオーロイが暑さにやられ、怪我をしてからさっぱり勝てなくなりました。今年は中核となっているメンバーが山口智、坂本、佐藤勇人、兵働、深井、オーロイ(この試合は親族の不幸で欠場)などベテランが多いだけに、疲れが出た時期にそれに取って代われるだけの若手が育つことが不可欠です。加えて、誰が出ても戦える戦術の確立も必要でしょう。木山監督の手腕に期待しましょう。

    でんでらりゅう

    以前掲示板(No.149→こちら)で紹介した長崎の古い童謡「でんでらりゅう」の歌がTVCMに使われ、長崎出身の女優2人が登場していることから、長崎で話題になっているようです。ネットでも騒がれているとのことです。この歌は、くんちで子供たちが踊ったり、NHKの「お母さんといっしょ」に登場したり、さだまさしの映画「解夏」で使われたりして、よく知られているはずですが、トヨタの全国CMで使われたとなると、話題性も違うようです。

    ところで、仲里依紗と川口春奈の「とっとっとー?」、「とっとっとよー」という会話はお分かりになるでしょうか。

    シーズン到来

    今期初の公式戦、ちばぎんカップは柏に0-1で敗れました。公式戦とは言っても所詮はプレシーズンマッチであり、勝敗よりも、今年どのような戦い方ができるのか見極めるに絶好の試合です。

    前半は明らかにジェフが主導権を握り、良い戦いをしているように見えました。後半に入ると前半ほどの運動量がなくなって中盤でのチェックが弱くなり、柏にボールを動かされました。SBが圧力をかけられ、苦し紛れに出したバックパスを相手に奪われ、この日唯一の失点を喫してしまいました。これで勝負は決まりましたが、やはり問題だったのは、ジェフは何度かあった決定機にことごとくミスしたのに対し、柏はきちんと決めたことが前年J1優勝チームとの越えられない差だと感じさせました。

    決定力を除けば、攻守とも昨年よりは期待の持てる戦いぶりだったように思います。守備面では山口、竹内の両CBが安定しており、攻撃面ではパスワークを主体に連動した攻めで、FWの裏を取る動きが好機を作っていました。新加入の選手はそれぞれ持ち味を出していたように見えました。一昨年、昨年の極端な戦法から変更したばかり、かつ、新加入選手が多いので、木山監督の戦い方の浸透には時間がかかると思いますが、今年こそはシーズン後半になると失速するような失態はないであろうと、期待しています。不安材料は、決定力不足をさらに助長する、この日骨折した米倉の長期不在と外国人選手の補強失敗です。

    カバのムー死亡

    長崎バイオパークのオスカバ「ムー」が昨日急死したそうです。まだ14歳の若さでした。投げ込んだ餌のキャベツを美味しそうに食べていた姿が思い出されます。ムーは泳げないカバ「モモ」のだんなさんです。2頭の間には、ももたろう、ゆめ、龍馬、百吉(ももきち)の4頭の子供が産まれました。上の3頭はよその動物園に貰われていき、現在は百吉だけが残っています。

    日本には60頭程度しかカバはいませんので、ムー・モモ夫婦の繁殖力は貴重でした。モモには日本の動物園のため今後も頑張って欲しいものです。また機会があれば、バイオパークにドン、ノンノン、モモ、百吉の一家に会いに行きたいと思っています。

    諏訪町青空市場閉鎖

    通り1本向こうの旧新橋町にあった青空市場が昨日閉鎖されたそうです。

    昭和25年に川沿いの露天市からスタートし、30年ごろに高い屋根を設けたとのことです。子供の頃、中島川の傍の青空市場に買い物に行ったことは覚えていますが、今の場所に移った当時、屋根があったかなかったか記憶にありません。記憶の大半は、その後帰郷した際に通りがかったときの屋根つきのものです。一時は賑わっていたようですが、時の流れと共に寂れていったのは仕方ありません。跡地にはマンションが建つ予定だそうです。昨年の2月に築町の市場に行ってみましたが、こちらは、ビルの地下に収まっていました。どんな形ででも残ってくれれば、スーパーやコンビ二ばかりになるよりは遥かにましです。

    背番号

    今年のユニフォームが発売になりました。引き続きKappa製です。セカンドが黒となるようです。

    背番号も明らかになりましたが、5番が山口智になっています。もともと付けていた番号なので、十分予想されたわけですが、ということになると、昨年まで5番だったミリガンがいなくなることになります。まだミリガンの退団は公式には発表されていません。あと目に付くのは6番と10番が欠番になっていることです。新外国人用にとってあるのでしょうか。どんな外国人になるか、期待して待つことにしましょう。

    あとは31番まできれいに埋まりました。返り咲きの山口は別として、新加入が荒田智之、兵働昭弘、佐藤健太郎、藤田祥史、田中佑昌、武田英二郎、佐藤祥、井出遥也、町田也真人、大岩一貴と中堅・若手が粒揃いで、チーム内の競争が激しくなりそうなのは大歓迎です。日本人の補強としては例年になく充実しているように思われます。あとは外国人の質と采配を取る木山新監督の才覚如何ということになりそうです。

    市船優勝

    全国高校サッカー選手権大会の決勝戦は、市船が逆転で四中工を破り優勝しましたが、臨海での初戦対長崎日大戦と全く同じ展開の試合でした。

    開始早々四中工が先制点を奪い、それを市船が追いかけました。試合の主導権は握れるのですが、点が獲れません。しかし、試合終了間際にキャプテン和泉が同点とし、延長後半にまたも和泉が決勝点を挙げました。長崎日大戦でも得点を挙げたのは2点とも和泉であり、前半はなかなか攻撃の形を作れないのに、後半相手の動きが悪くなってから猛攻を仕掛けたのも同じでした。市船に優勝をもたらしたのは、結局、鍛えられた体力と諦めない精神力だったのではないでしょうか。

    四中工も初戦は楽勝だったにしても内容はそれほど良いとは思われませんでしたが、2回戦からはボールが繋がるようになり、決勝でも途中までは良い組み立てで内容でも優位に立っていました。ことに2年生の浅野は素晴らしいプレーを見せてくれました。若いチームだっただけに累積警告で出場停止だった国吉キャプテンがいれば、うまく試合を落ち着かせ、終わらせられたかもしれません。

    華やかなサッカーの試合会場のすぐ傍の東京体育館で、バレーボールの全日本高校選手権大会がひっそりと行われていました。男子は長崎代表大村工業高校が優勝しました。おめでとう。

    長崎日大敗退

    高校サッカー2回戦で地元市立船橋と対戦した長崎日大は1点をリードして残り5分を迎えながら、そこから2点奪われ、惜しくも負けてしました。結果は力の差をあらわしていたように思います。開始早々相手のミスで幸運な先制点を挙げましたが、その後は決定的チャンスは少なく、ことに後半は守勢一方でGKのファイセーブの連続によりなんとか無失点に抑えていました。しかしながら、試合終了間際に力尽きてしまいました。市船は長崎の運動量があるうちはなかなか攻撃の形を作れなかったものの、後半風上に立つと、キャプテンの10番の選手が前を向いてプレーできるようになり、地力を発揮し試合を逆転しました。

    第二試合は、大晦日に勝った四日市中央工業と市立徳島の対戦でした。四中工は徳島に先制されましたが、後半大量6点を奪い、大勝しました。立ち上がりこそ蹴り合いとなって、ボールが空中にある時間が長かったのですが、その後はロングボールに頼りすぎることなくパスを繋いで、サイドから良い形の攻めを見せていました。初戦を勝ってチーム状態がほぐれてきたような印象です。それにしても終盤のゴールラッシュは見事でした。この日の2試合で計10のゴールが生まれましたが、全て風下側の同じゴールであげられました。臨海名物魔物の風に各校が翻弄されたかのようでした。