2005/05/24 豊田スタジアム

今日スタジアムに行った方は幸運でした。

Wユース壮行試合日本-チリ戦は、水野のゴールで引き分けました。大熊の気まぐれでこの期に及んで初めて4バックで戦ったようですが、試合後の選手のコメントから判断すると、不慣れから混乱があったようでチリに先制点を許してしまいました。
交代出場した水野の活躍で後半は優位に試合を進めましたが、勝つまでには到りませんでした。いつも不思議に思うのですが、大熊はJリーグで実績のある水野よりも兵藤、中村、本田などを優先して使っています。高校時代は確かにこれらの選手の方が実績があったのでしょうが、卒業後は違います。先入観でしか選手を見極められない大熊は、他の世代の日本代表監督たちとそっくりです。世界ユースでもテストを重ね、敢え無く予選敗退とならないよう願うばかりです。

もうひとつの試合、キリンカップUAE-ペルー戦は0-0で終わりました。馴染みの薄い、強豪国とは言えないチーム同士の対戦でしたが、素晴らしい試合でした。U-20代表を応援に行かれた方は得した気分でしょう。
両チームとも守備がしっかりしていて、得点を許しませんでした。攻撃もパスが繋がり、ことに次に日本と対戦するUAEの8番、10番、11番は体は小さいのに何度もチャンスを作っていました。この前と同じチームだったら、日本は連敗しそうです。頼りはスケジュールの厳しい相手の疲れだけかもしれません。個人頼みの日本チームだけに、小野や高原が入ってどうチームが変わるかがポイントとなりそうです。