2005/06/08 今の気持ち

W杯出場を決めた今、ジョホールバルの時のように狂喜乱舞するのが普通なのでしょうが、何か醒めています。相手がまだ勝ち点0の北朝鮮相手だったからではありません。

アジアチャンピオンがこんなに楽な組み合せに恵まれながら、何故今日までこんなに苦労しなければならなかったのか、何故こんな監督の下で稚拙な戦い方をしければならなかったのかという思いがします。ドイツには行けますが、1次リーグの勝ちぬけさえ危ぶまれます。チームは日韓大会時のレベルより後退しているように思われてなりません。日本のサッカーのレベルは明らかに向上しているのにナショナルチームは弱くなっている、こんな印象を抱かざるをえないのはいかにも残念です。

コンフェデレーションカップでは、こうした見方が杞憂であることを証明するような、強い、気持ちの入った、本来の日本らしい戦い方をして欲しいと願っています。そして、何よりもジーコ監督が、日本の特性である組織プレーをチームに叩き込んで欲しいと願っています。