2005/06/13 ハースとポペスク

ポペスクがナビスコ杯予選で結果を出しています。予想外なのは、期待されていたパスの出し手として、あるいは、ゲームメーカーとしての能力よりはゴールゲッターとしての能力の方が目立っている点です。ほんとに良くゴールを決めてくれています。逆に大分戦などでは劣勢なゲーム展開を変えることが出来ず、怪我上がりのハースと交代させられました。

一方、ハースはストライカーでありながら、中盤でボールを受ける回数も多く、好パスを前線に送り込んでいます。シュート数、決定力はマルキーニョスやチェほどではありません。しかし、守備やチームプレーに徹するところは素晴らしく、ハース抜きでは今のジェフというチームはありえないほどの存在となっています。

この二人は、当初予想していたのと逆の役割でチームに貢献しています。ただ、まだ一度もこの二人が同時にピッチに立ったことがありません。中断明けにはそれが実現すると思われますが、その時にはきっと本来の役割を果たしてくれるのでは、と期待しています。これまでは、相手がいない状態では、それぞれが相手の役割を果たさざるをえない結果、逆の能力の方が高いように見えたのだろうと思っています。
神戸での再開第1戦が楽しみです。もちろん、神戸ウィングスタジアムに応援に行きます。