そろそろ危ないかなとの予感はありました。いつまでも負けないでいられるはずはないし、真夏に中2日での試合続きだと、体格の小さい選手が多く、走り回らなければならないJEFにとっては厳しい条件となります。ハースも巻もいなかったのでは敗戦も仕方ありません。
林、工藤、羽生の160cm台ちびっ子攻撃陣は、立ち上がりは動き回って、大男の足元からボールを奪い、パスを回し、相手をきりきり舞いさせました。そして阿部も絡んで簡単に先制点を奪いました。この時点では今日も楽に勝てそうだと極めて楽観していました。選手も同じように見えました。軽い、楽なプレーが目立ちました。ボールへの寄せが遅くなり、1対1で負け始めました。その後、急速に試合の主導権は体格に勝るセレッソに移り、前半のうちに簡単に逆転され、終盤JEFは選手を入れ替えかなり有効な反撃をみせましたが、そのまま負けてしまいました。
敗因は明確です。中2日の立て込んだ試合日程の中で、JEFの選手たちに疲れが見えました。前の3人だけでなく、阿部、佐藤の両ボランチもいつもとは違う運動量しかありませんでした。この二人は体の痛みをおして試合に出ていたようです。背の高いFW二人がいなかったことで高いボールを入れることが出来ず、攻撃を単調にしてしまった面もあります。
まだこれからも中2日、中3日の試合が続きます。ハースもいません。苦しい時期ですが、頑張るしかありません。次は土曜日に新潟、初めてビッグスワンの大サポーターを拝んできます。
試合データ(JEF-セレッソ)
得点:1-2
シュート数:11-12
FK:19-13
CK:5-10
警告:0-1
退場:0-0