林も水曜日フクアリのTGに出た疲れも見せず、90分間プレーし続けました。最後まで動き回っていました。最近はハースの負傷で出番が長くなりましたが、すぐ動かなくなったり、投げやりなプレーを見せることがなくなりました。気分屋さんというイメージが消えました。林にしろ、立石にしろ、そして坂本なども欠点が多い選手でしたが、オシム監督が辛抱強く試合で使いつづけた結果、良い選手に育ってきました。中島や結城も育ちつつありますし、水本、水野の若手も去年終盤の試合経験が大躍進のもとになったのは間違いありません。
こうやってみると、有力選手が次々チームを去りましたが、そのことが次の選手を育てる原動力になっています。馴染んだ選手がいなくなるのは寂しいことですが、このチームでプレーしたくない選手まで無理やり引止めないというチームの方針は、経済的な理由もあるにせよ、極めて妥当なものと思われます。
試合データ(ジェフ-東京V)
得点:1-0
シュート数:12-17
CK数:3-7
FK数:12-12
警告:1-0