2005/09/26 臨海よ、ひとまずさようなら

いろんな意味で区切りの試合でしたが、内容はこのところずっと変わらず、辛勝という表現がぴったりの試合でした。勝因は、斎藤がマルキーニョスをマンマークで完封したこと、チーム全体のスタミナが清水を上回っていたことでしょう。そして、最後の最後で骨折している巻がゴールを決めてくれましたが、そのお膳立てをした、要田、水野、工藤の3人ともが途中交代出場の選手だったのは、監督の好判断とも言えるでしょう。

この試合でホームゲーム100勝をあげました。この試合までが99勝99敗17分けだったらしいのですから、際どく100勝をあげ、100敗を逃れたことになります。
また、この試合は臨海競技場でのリーグ戦最終試合でした。来年からはどうなるか分かりませんが、長く親しんだスタジアムからお別れです。新しいフクアリに大勢の観客が詰め掛けることを夢見ましょう。かつて2000人しか入らなかった臨海のことを想像すらできないサポが増えることを期待しましょう。

臨海での最後のリーグ戦かもしれないこと、台風接近の予想もあったことから、生まれて初めて臨海のバックスタンドからサッカーを見ました。それも新たに増設された2階席でした。懸念された柱も邪魔にならず、ピッチ全体が高い視点で見渡せ、何よりも雨が全く降り込まない、快適なスタンドでした。これなら、観客のマナーの悪いジェフシートでなくても良いと思いましたが、時すでに遅しです。フクアリが快適な観戦環境であることを祈ります。

臨海競技場よ、長らくお世話になりました。市原市民には失望していますが、臨海には感謝の気持ちしかありません。