2005/10/02 残念だが仕方がない

2位の鹿島に挑戦した試合は、引き分けに終わりました。途中、上位に行けるチャンスを握りましたが、ゲームをコントロールする力に欠け、5位をキープしただけでした。

前半は、これまでの数試合と違い、強豪相手に内容で一歩もひけをとらず、珍しくリードして終わりました。しかし、後半、鹿島が選手を入れ替え、猛攻をし掛けると、守勢一方となり、何度か立石の好セーブでピンチを切り抜けたものの、幸運はそうは続きません。
同点にされた後は、いつもの怒涛の攻めを取り戻し、鹿島を守勢に追い込んでいました。何故、ゲームをリードしている時点でこういうプレーが出来ないのか、よく分かりません。ただただGKからやたらと前線に放り込む場面ばかりで、それも不安定なキックなのでサイドを割ることが多く、攻撃を継続することができませんでした。いつものようにボールをキープし、パスで繋いで攻めたほうがよかったのでは、と思われてなりません。巻が骨折を抱え、ハースの欠場が続いているので、前線でボールを納められなくなっています。このことと、この試合の後半の放り込みサッカーとは何か関連があるのでしょうか。

引き分けという結果は、オシム監督がいうように妥当なものだったし、ジェフにとっても、何が何でも優勝を狙うという立場ならともかく、上位相手にアウェーで勝ち点1確保できたことは、そんなに悲観すべき結果ではありません。
これから、残り8試合のうちフクアリで5試合残しています。幸い前売券の売れ行きも順調のようです。新しい観客の前で、持てる力を出し切って魅力的なプレーを見せることが今後のチームの発展のためには最も大切なことのように思われます。最終的な順位はその結果に過ぎません。