1つは、「C大阪は25日、MF米山大輔(23)が12月31日までの期限付きで九州リーグのロッソ熊本に移籍すると発表した」、
もう1つは、「名古屋は25日、FW平山智也(20)が12月31日までの期限付きで、全国地域リーグ決勝大会に出場する東北社会人リーグ1部のグルージャ盛岡に移籍したと発表した」
というものです。
2チームとも、あとのほうに書いてある全国地域リーグ決勝大会に出場します。この大会に備え、一時的に戦力を補強しようというものです。いずれもレンタル期限が12月31日になっており、この大会だけが目的であることが明確です。この大会で上位になる(いまのところ2~3チーム。JFLからJ2への昇格チーム数次第)と、JFLへ昇格できる大事な大会です。長崎のV・ファーレンもこの大会への出場を目指しましたが、九州リーグで3位となり、惜しくも失敗しました。
実は、ジェフの下部組織ジェフユナイテッド市原・千葉アマチュアが関東地区で勝ちあがって、この大会に出場します。ロッソやグルージャがプロをレンタルしてきて補強するならば、ジェフアマチュアはトップチームにいくらでも選手がいます。11人全員トップチームから出すことだって可能です。こんな形での一時的な補強はちょっとおかしいと思います。
しかし、前例もあったらしいし、ひょっとしたら、ジェフも芳賀や金あたりを同じような形で使うかもしれないので、あまり非難がましいことは言わないでおいたほうがいいかもしれませんが。