2006/01/05 危ない、危ない

野洲は大阪朝鮮に後半終盤までリードされ、危うく負けるところでした。最後にゴール前でパスがうまく繋がりPK戦に持ち込みました。PK戦は追う者の強みで圧倒したとはいえ、相手1番手のGKが失敗しなければ、どうなったか分からない、薄氷の勝利でした。1番手にGKを持ってきた相手監督の采配ミスではないでしょうか。GKがミスすると、守る方に大きな影響が出るように思えるのですが。

朝鮮の応援団はもの凄く、五井の駅から溢れていました。臨海バックスタンドホーム側を埋め尽くし、ブラスバンドと応援歌で野洲応援団を圧倒していました。野洲の方にはジェフサポーターが俄か応援団となっていました。スタンドには「WELCOME TO JEF UNITED、KOTA AOKI」の弾幕が架かっていました。ジェフの大旗も広げられていましたが、試合が始まると畳まれてしまいました。どこからかクレームでもあったのでしょうか。

次は国立で準決勝です。確かに野洲のプレーはこれまでの高校選手権らしくない、楽しめる内容ですが、相手が密集している真ん中に突進するばかりでは、成功する確率が低いように思えます。相手のレベルが上がると、リスクが大きくなるサッカーのように見受けられます。もっと判断のスピードを上げてボールタッチ数を減らすこと、サイドからの攻めを交えることも必要ではないかと感じました。