2006/03/02 ぼろぼろ

ジェフ選手のいない代表にはそれほど思い入れはありませんが、先日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦の内容はドイツでの期待を全て捨て去らせるに十分でした。

ジーコのチームは毎回集まるたびに1から出直している感じです。着実に積み上げたものがなく、その時集まった選手たちが辻褄を合わせて何とかそこそこの結果に繋げています。チームとしての共通した決め事もなく、4年間かけてもチームとして一向に熟成しません。もうこの指揮官には何も期待できません。ドイツでは選手の頑張りだけでどこまでやれるでしょうか。選手の間でも意思疎通が十分出来ていないように伝わっていますが、そんなことをやっている暇はありませんョ。

試合の内容としては、日本の守備がぼろぼろという印象を受けました。前線の久保は全くプレスを掛けず、左サイドのサントスは抜かれ放題、右の加地はファールで止めるだけ、真ん中の2人はいつもの通り、いずれも予見された、というか、いつも言われていることと同じでした。当然それを他の選手たちがカバーしなければならないのに、それが出来ていません。普段からそういう指導をしなければ、臨機応変に対応できるはずもありません。改善策としてこれから最低限できることは、両サイドを代えることです。これとて、どれほど言われ続けていることでしょうか。もうあきらめることが一番楽になれる道のようです。