2006/03/19 また勝てなかった

福岡にも勝てませんでした。フクアリ不敗神話は続きましたが、こんな引き分けではあまり嬉しくありません。今のチームの力はこの程度なのでしょう。毎試合同じような点の取られ方をしています。でも、オシム監督がきっと何とかしてくれるでしょう。次の清水戦は勝って気持ちよく新幹線で帰れることを願っています。日本平にはよい思い出はありませんが、今年は去年ケンタに初勝利をプレゼントしましたので、お返しをいただける筈です。

不甲斐ない試合結果が続いていますが、良い兆候も見られます。巻と水野が急速に成長していることが感じられます。巻は、昨日の最初のファールとなったシュート(ファールとは見えなかったので、てっきりオフサイドだったのかと思っていました)、その後の1点目や甲府戦で見せた決定的ないくつかのシュートなど、得意のヘディングに磨きがかかっています。水野は体の強さが出てきて、不得手の守備もうまくなっています。ハースが欠場した昨日の試合では、この二人が攻撃の中心となっていました。クルプニも時折実力の片鱗を見せていました。しかし、そのほかの羽生やボランチなどが効果的に攻撃に加われなかったのが、前半で突き放せなかった原因だったように思います。思うような試合運びができないので、選手たちに焦りがみられます。一部の選手のコンディションが悪いので、ジェフらしい戦い方をするにはまだ時間がかかるかもしれませんが、サポーターとしては今が我慢のしどころです。

昨日勝てなかった以上にショックだったのは、フクアリの入場者が9千人にも届かなかったことです。フクアリ初の1万人割れです。臨海のことを考えれば贅沢かもしれませんが、万博と最下位争いをしなければならないとは、情けない話です。今年のチーム目標平均1万5千人はかなり厳しい状況です。やはり勝つしか客は呼べないのでしょうか。