2006/03/22 ぶち壊し

せっかくの初勝利を味わいながら、一方では気分の悪い思いもいくつかしました。

まず第1はいつものことながら、大音響の場内放送です。小さいスタジアムなのに、盛り上げようという趣旨からか、鼓膜を破らんばかりのボリュームでがなり立てます。何でもない清水の選手交代さえ、優勝したかのように怒鳴りまくります。耳を塞いで観戦しました。阿部のPKシーンでカメラを構えている私の前をわざとらしく横切った清水チーム関係者にも腹が立ちました。

もう一つは審判のつたなさです。主審は始めて聞く名前でしたが、J2ではイエローを1試合13枚も出したことのあるつわもののようです(真偽のほどは保証なし)。いくつか疑問な判定がありましたが、不可解だったのは、清水がPKを得た場面です。
この場面は目の前でよく見えました。PKエリア内でマルキーニョスとジェフDFが接触しマルキが倒れたのは確かですが、普通の接触プレーにしか見えませんでした。主審も近くにおり直ちにノーファールのジェスチャーをし、プレーは続行されましたが、副審がゴールポストの方に出しゃばって来て旗を激しく振り、押したとのジェスチャーをしました。主審と副審が協議し、判定はPKに変わりました。主審は副審に言われたので、仕方なくPKにしたように見受けられました。主審が2人いるようなことが許されるのでしょうか(ポジションから言うと、押したとされるのがよく見えるのは主審サイドで、副審は体の反対側からでした)。
1点目阿部のPKも疑わしくみられていますが、ビデオカメラの望遠で見ていた限り、相手GKの手が阿部の足に掛かったように見えましたので、私はすぐPKだ、と思いました。このPKとマルキーニョスのPKを同列に扱うわけにはいきません。

審判が試合を壊してしまうことが多々あります。例えば、この日も早くリスタートしようとするジェフのプレーが何回も止められました。リーグの方針を理解できない頭の固い審判やレベルの低い審判はトップリーグでは使わないで欲しいと思います。