2006/05/13 遠征こぼれ話

古い話ですが、大分に行った時、人助けをしました。

スタジアムから帰りのバスで小さい子供ずれの大分サポご夫婦と一緒になりました。真後ろの席に座っていたお子さんが渋滞して動かないバスの中で突然「おしっこ」と言い出しました。お父さんはもう少しだ、我慢しろなどと言いくるめますが、子供は「誰か助けてくれー」と言い出す始末です。しばらく大騒ぎをしていました。周りの乗客は皆微笑みながら、見守っていました。

私はたまたま空になった500mmのペットボトルを手に持っていました。女房はペットボトルをあげたら、などと言いますが、こちらから押し付けがましいこともしにくく、小さい子だからバスの隅っこでもさせれば良いのでは、と思いつつ事態を眺めていました。
そのうち、お父さんも同じことを思いついたのか、私に向かって「あのー」と話しかけてきましたので、これですかとすぐ渡してやりました。用が終わると、子供は「あー、すっとした」、「ペットボトルを見せて」などと言ってその後は元気にはしゃいでいました。

バスを降りるとき、改めて礼を言われたので、女房は「千葉にもトリニータを応援にきてね」、「松橋章太君を応援して」とお願いして、別れました。
やはりもっと早くペットボトルをあげるべきだったようです。