2006/06/10 目指せ!2連覇

木曜の夜、ナビスコ杯準々決勝第2戦がフクアリで行われました。アウェーの第1戦でセレッソに5-2の大差で勝ったので、この日は0-3で負けても準決勝へ勝ち抜けとあって、のんびりとした気分の応援でした。

いつもと違い、席は2階の最前列、メインホーム側の端っこでしたが、フクアリはどの席で見てもピッチが近くて見やすく、ほんとによいスタジアムです。スタジアム効果か、この日も6千人以上の観客が集まりました。臨海ならば、ウィークデーの夜、ナビスコ杯、それも勝負はほぼついている、ひょっとしたら雨かも、といった条件では、3千人台程度でしょう。

試合の方は、前半に3点入れ、後半も攻めまくって、一方的な内容でした。しかし、得点は3-2、内容と結果が必ずしも一致しないのが、サッカーの難しさであり、面白さです。長期間で見れば、辻褄は合うのでしょうが。
この日もハースが2得点、山岸が先制点とこの二人が絶好調でしたが、目立ったのは勇人でした。後方から駆け上がってきて何度もシュートを撃ち、試合終了間際まで、運動量は落ちませんでした。羽生も相変わらず走りまくっていますし、これらの選手たちがチームを支えています。また、水本の攻撃参加が目立ちました。ここ数試合、前に出ることが多くなっており、この日の2アシストは著しい成長の証しです。オシム監督の下で、着々と若い選手たちが力を付けています。

W杯でしばらくリーグ戦やナビスコ杯は中断しますが、岐阜でのキャンプも予定されており、選手たちにとっては貴重な鍛錬の期間となるはずです。しかし、珍しく他チームより長い20日間のオフとは、監督の選手への信頼が高まった証拠でしょうか。休みといっても、選手たちは姉崎に毎日のように姿を現すことでしょう。