2006/06/23 次は南アフリカ

前回チャンピオンブラジルとの対戦は、最終的には力の差を見せ付けられましたが、前半は同点で終わるという善戦でした。選手の気持ちの入ったプレスでブラジルの選手たちの自由を奪い、何度かチャンスを作りました。相手より走り回って、常に数的優位を作ろうとする動きがよく見えていました。
しかし、後半になると、ボールを追いかけるのは中田だけの状態で、これでは個人技に優れたブラジルの思うままのゲームとされても仕方ありません。

体格、技術に劣る日本が世界の強豪に伍していくには、運動量を増やして、チームでプレーするしかありません。次の代表監督には、まず90分間走り回れる選手を選び、選手に組織的に動くことを叩き込める人を希望します。日本のサッカーの底力はW杯の一次リーグで敗退するようなものではないことを証明して欲しいと願っています。