2006/08/31 ナビスコも苦しい

川崎戦は、1-2と負けてしまいました。現状の力から言ったら妥当な結果かもしれません。選手たちは真夏の連戦で疲れきっています。川崎の選手のほうが動けていたように見えました。佐藤勇人の欠場や水野の怪我が戦力をさらに落としています。同点から勝ち越すチャンスがありながら、最後まで選手の交代をすることができませんでした。勝ち越されてロスタイムに投入したのが楽山と工藤では控陣があまりに手薄です。若手FWの奮起が望まれます。

9月3日と6日の代表メンバーに阿部、羽生、巻が選ばれました。佐藤は怪我のため外されました。本当なら皆休ませてやりたいところです。横浜、鹿島そしてジェフ、川崎は2、3日にナビスコ準決勝第1戦を戦います。ナビスコ杯より代表を優先するのは仕方ないことなのでしょうか。もともとスケジュールの立て方に問題があるように思います。

今回の代表メンバーは前回とほとんど変わっていません。オシムが前の試合の後で、誰が使えない選手かはっきりした、と言っていましたので、ジェフで武藤が外された時の様に思い切った代表交代があるだろうと思っていましたら、外れたのは怪我の佐藤と坂田だけだったので、正直、がっかりです。実質的には前回どおりで、西川、二川、伊野波、梅崎が追加されただけです。総勢22名から24名に増加しました。オシムは口で言うのと違い、本格的な選考は慎重に時間をかけながら、と考えているのでしょうか。

3日のナビスコ準決勝川崎戦は、タダでさえ現状川崎に分が悪いのに、阿部、羽生、巻が欠場します。川崎はガナハが選ばれただけです。これでは悲観的にならざるをえません。第1戦はできるだけ被害を少なくしておいて、20日のホームでの第2戦に全てを懸けることになりそうです。