2006/12/26 こういう選手が欲しかった

東京V平本、J1の誘い断り残留決定(日刊要旨)

『J1の強豪クラブの誘いを断って残留を決めた。好条件や目標とする日本代表入りへの近道をあえて捨て、年俸据え置きの2000万円(推定)で2年以上の複数年契約を結んだ。「裏切りたくなかった。お誘いはうれしかったんですけどね」。来季こそJ1復帰を目指すチームに残ることを決めた。9歳(小学3年)から東京V一筋だ。チーム愛だけではなく、責任を感じていることもある。主力としてプレーした05年に、チームはJ2に降格した。』

プロとしての判断の仕方として評価は分かれるでしょうが、自分が育てられたチームへの愛情、責任をこれだけ感じてくれる選手はサポーターにとって大変嬉しい存在です。どこまでも応援したくなります。ですから、ジェフにこなかったことは良かったと思います。

ジェフでは、城、山口(ユース出身)、酒井(同)、佐藤寿人(同)、茶野、村井(同)、林などこれからという選手がプロの判断として他チームを選びました。これからもそういう選手が大勢出ることでしょう。平本のように考えてくれる選手が育つ為の何かがチームに欠けているのかもしれません。カネだけの問題ではないと思いますが。