2007/04/30 フシアナサン

川崎の酷さは今に始まったことではありませんが、昨日は最悪でした。巻、ストヤノフ、山岸と次々に痛めつけられ、ピッチ外に運び出されたのは別として、ジュニーニョが水本にした行為は許されるものではありません。直前のプレーで水本に完璧に抑えられた腹いせでしょうか、ボールも何もないところで後ろを向いている水本の脚を蹴りつけました。背後から忍び寄ってまるで泥棒かスリのような行為でした。

審判は見ていなかったのか、レッドカードに相当するにもかかわらず、ファールにもしませんでした。自らの見ていなかったという醜態を隠すためか、選手たちの副審への確認のアピールも全く無視しました。ジュニーニョの行為は、ルール上にレッドカードと規定されている報復行為よりもさらに酷いものです。報復行為とは相手がファールや暴力など悪質な行為をしたことに対して為すものであるのに対し、今回は水本には全く落ち度がない場面での暴力です。審判は、見逃したのはまだ許されるとしても、副審や第4の審判への確認を怠ったことは糾弾されるべきでしょう。そのほか、後半開始して間もなくのペナルティエリア内での川崎のハンドを見逃したのも大きなミスです。森?の右手は肩より上に上がっており、どう贔屓目に見ても故意ではないと言えません。

この日の主審は前々から評判の悪い審判でしたが、重大な反則を見逃し、暴力的なプレーを繰り返させ、試合を適切に運営できない審判が蔓延っているようでは、日本のサッカーの停滞は免れません。こんな審判とともに、マリーシアとか称して汚いプレーを平気で行う南米の選手やそれに毒された日本人監督には日本サッカー界から早急に退場することを求めます。