2007/08/12 個人能力の差

再開第1戦は、チームが中断前から全く進歩していないのを確認させる試合内容でした。点が獲れず、相手にはセットプレーとカンウンターから簡単に与えてしまいます。使っている選手が変わらないのですから、チームもそう変わるわけがありません。

中核となる選手の体格が小さく、走る量が多いので、疲労しやすく、また、怪我も多くなり勝ちです。交代で出てくる選手は、そんな疲労困憊した選手よりパーフォーマンスが落ちるケースが多く、交代選手が活躍して勝った試合を最近見たことがありません。チーム作り全体に問題があるように思われます。

川崎戦は、相手のミスで先制できましたが、1対1の場面で負けており、そのうえゴール決定力に差があり過ぎました。後半逆転されたのは、現在のチーム状況からすると、当然の帰結でした。大幅な補強をしないとしたら、上位チームとの個人能力の差をチームプレーで補うようなチームを作らなければ、下位からの脱出は難しいでしょう。どのようなチームを作るかはフロントと監督の仕事です。