2008/08/07 何かを変えないと

名古屋に負け、ナビスコ杯は準々決勝で敗退しました。

試合内容は、最近観戦した全ての試合と何も変わっておらず、チームが進化しているとの実感を全く抱くことができませんでした。攻められると全員が下がって守り、跳ね返してもボールを拾う人がだれもいません。相手の攻撃を一方的に受けることとなり、相手がミスしてこちらのボールとなるのを待つだけです。これではいつかは点を決められます。

滅多にない攻撃の場面でも、肝心の場所にボールを受ける選手がおらず、ボールを持った選手はパスする味方を探すうちに相手にボールを奪われてしまいます。単独で攻め込むと、無残にも自滅してしまうのがオチです。FWが全く仕事をこなせていません。これでは、点が入るのを期待する方が無理というものです。

ミラー監督の選手起用も戦術も変わったところが見えません。守備的な試合運びに終始し、起用する選手からは点を奪う動きも、気迫も感じられません。出るのはミスばかりです。今の戦力では、勝てるチームを作るのは難しいのでしょうか。ミシェウ(登録名はミッシェルではなく、ポルトガル語読みとなりました)獲得が正式に決まりましたが、これだけで終わりなのでしょうか。ミシェウが獅子奮迅の大活躍でもしない限り、残留は難しいでしょう。ほかの選手たちがおお化けするとはとてもイメージできません。