2008/10/07 5連勝

浦和にも勝ち、5連勝で14位に浮上しました。

ここまで際どい勝ちの多い4連勝でしたが、勝ちながら徐々に実力を高めていった感じで、高給選手の揃った浦和の足を掬いました。まだ1対1の局面では負けることが多かったのですが、泥臭く走り回って数的優位を作り続けることでカバーしました。浦和サポが、浦和はスケルジュール上不利だったから力はあっても負けたのだと話しながら、帰っていましたが、こうした事体を想定し、あれだけの戦力を備えながら、敗戦の理由を疲れのせいにするのは、本質を見誤るものといえましょう。ジェフですら、疲れた選手を休ませながら、代わりの選手で戦力レベルが落ちないよう、監督がマネジメントしています。監督に能力さえあれば、浦和なら16位のジェフなどに負けるようなチームになるはずがありません。浦和は日本を代表するアジアチャンピオンクラブです。世界クラブ選手権で、今年も昨年に劣らないような成績を上げられるようチームの建て直しを図ってほしいところです。ジェフを首になったエンゲルスの本物の実力が問われます。

勝った方のジェフもまだ下との差は僅少で、磐田や東京Vもチーム状況が改善しつつあり、厳しい状況が続きます。早く勝ち点40をあげないと、リーグ戦の終盤は強敵揃いで勝ち点を増やせないかもしれません。そうした観点から、次の対戦相手、新潟、大宮に確実に勝てるかどうかが残留のカギとなりそうです。一時の危機の度合いからみると大分楽になったとはいえ、気の抜けない試合が続きます。