2008/10/27 勝負はこれから

残留に向けての大一番、大宮とのアウェー戦はあえなく逆転負けしてしまいました。
どの選手を起用するかが鍵になると思っていましたが、監督はいつものアウェー用の戦い方で、巻、ミシェウ、レイナウドを先発させませんでした。どういう選手のコンディションなのか知る由もありませんが、新居ワントップ、ミシェウの代わりが戸田(結果として工藤が右サイド)とアナウンスされた時点で、攻撃が形になるのか心配でした。幸い先制点は獲れたとはいえ、あとはシュート数も少なく、内容で大宮に圧倒されたのは間違いありません。勝負が怪しげなPKで決まってしまったのは後味が良くありませんが、結果は素直に受け入れざるを得ない内容でした。

あちらは17位で6連敗中、こちらは5連勝のあと1引き分けと、負けるはずのない相手なのに、目論見どおりには行きません。残り4試合、好調チームや相性の良くないチームが続きますので、残留が極めて厳しくなってきました。当面のライバル新潟、大宮に相次いで勝てなかったのは、最後に悔やむことになるかもしれません。

しかし、今年のリーグ戦は10位から17位まで勝ち点差6の中に8チームがひしめき合う、かつてない混戦で終盤を迎えています。これまでも最後の1、2試合で大逆転が起こっています。4試合もあれば、まさに勝負はこれから、というところです。
順位が下がったことに悲観することなく、2週間あく次のアウェー大分戦までに十分な準備を整えることが大切です。大分は優勝争いに顔を出して好調ですが、ジェフにとってはいまだにリーグ公式戦で負けたことのない相手です。自信をもって臨めば、必ず勝てます。