2009/04/11 また追いつかれ、引き分け

勝てません。最下位の磐田に先制しながら、後半追いつかれ、また1-1の引き分けです。

今シーズン見慣れた試合展開です。前半はプレスも効いて良い攻撃をするのですが、後半、選手を交代した後にすぐ失点するパターンを繰り返しています。終盤に疲れからかDFラインが下がると、守勢一方になり、失点を防げません。交代投入の選手が(川崎戦を例外として)昨年ほど機能せず、逆に失点の原因を作っています。

勝てないながらも今日の試合内容は、一時よりかなり良くなった印象です。相手が相手だったせいかも知れませんが、巻が競ったボールを谷澤、深井、工藤などがよく拾い、攻撃にリズムがありました。しかし、相変わらず、そこからゴールに結びつきません。個人の能力不足の問題のような気もしますが、せめてゴールが見えたらシュートを撃つ姿勢位は見せて欲しいところです。ゴール前でパスばかりでは相手は怖くないでしょう。

攻撃パターンはできつつありますので、あとはゴールにいかに結びつけるかです。シュート数がどの試合も相手より少なくては、ただでさえ決定力のないチームが相手より多くの点を奪うことはできないでしょう。毎試合必ず失点する守備をカバーするには何としても2点以上点を奪うという気迫を見せて欲しいところです。失点の原因をなくすことも大事なのは分かりきったことながら、今のメンバーでは、ミスをなくしどの試合も完封することは至難と思われます。得点を増やすことのほうが近道なのではないでしょうか(本来、守備は戦術と指導次第で改善可能で、攻撃は個人の資質に依存し改善がより難しいと言われます。しかし、現状のジェフでは、監督が極めて重視してきた守備が一向に改善しないのですから、それを前提に考える必要があります)。