2009/08/16 負けなくて良かった

柏との残留争い直接対決はスコアレスの痛み分けでした。

何といってもこの試合の行方を決めたのは、前半30分頃のネットへの一発レッドカードです。この試合ずっとわざとらしい倒れ方をしていた柏の韓国人DFがネットの肘うちを受けて倒れたとの判定で退場になってしまいました。中沢に怪我をさせたブラジル人の肘うちがノーファールだったことに批判が集まったことから、審判がむやみに神経質になった結果の判定だったように思えます。ビデオでみても、傍目には、伸ばした腕が顔を押した程度で大仰に倒れたと見えなくもありません(帰り道で柏のサポーターでさえ、「せいぜいイエロー程度と思っていたが、レッドで驚いた」と言っていました)。まあJリーグの審判のレベルからするとこんなことは日常茶飯事なので、あきらめるしかないでしょう。ただ、あまりに判定の基準が変わるのは好ましくありません。今後とも、肘が顔に当たったら必ずレッドカードを出し続けてくれないと困ります。

巻が出場停止で、前線には長身の選手はネットしかいなかったのにその選手がいなくなって、ゲームプランは大きく狂ったことでしょう。しかし、1人少ない状況で60分間無失点で乗り切りました。これは、ジェフの守備が良かったというよりも柏の攻撃に問題があったことによるものというのが正解かもしれませんが。

残念ながら、柏に引導を渡すことができず、さらに水曜日の名古屋戦にはネットを欠くことになります。リーグ戦終盤のエースと期待する選手が早くチームとJリーグでの試合に慣れる貴重な機会が1試合なくなるのは痛手です。次々戦の大宮での大爆発を期待しましょう。