2009/08/24 島原半島がジオパークとか

島原半島が世界ジオパークに認定されたそうです。国内第1号ということです。この地域では、雲仙が国立公園に指定されたのに次ぐ国内第1号の称号獲得です。

世界ジオパークは、「世界遺産の地質版」といわれ、よく分かりませんが、地形や地層、岩石などの地質資源を保全しながら教育や観光などに活用し、地域振興につなげようとするものだそうです。雲仙・普賢岳の溶岩ドーム「平成新山」、普賢岳災害で火砕流被害に遭った大野木場被災遺構、総延長約14キロの千々石断層など23カ所が地質学的見どころということです。県知事は観光振興や地域活性化に期待すると言っていますが、世界遺産と同じ柳の下に2匹目のドジョウがいるのでしょうか。

因みに、ジオパークとは、「地形や地質、火山、断層など地球活動の遺産を主な見どころとする自然公園。2004年、ユネスコの支援を受けた『世界ジオパークネットワーク』が設立され、これまでに中国や欧州など18カ国58地域が加盟。日本の3地域も新たに加わった」と解説されています。