2009/09/10 4点に惑わされそう

ガーナ戦は乱打戦となり、4-3で勝ちました。

決定力不足といわれた攻撃陣が4点も獲りました。快挙と言いたいところですが、サッカーは相手次第なので、手放しでは喜べません。ガーナはヨーロッパや南米ほどの強国ではありませんし、この試合に臨む本気度も分かりません。また、2点リードされ、やけくそで攻めた結果であって、決定力がそんなに急につくはずもありません。

問題は守備です。モチベーションが低いと思われるガーナに3点も許してしまいました。攻撃的にいって守備が手薄になったという面もありますが、1対1の弱さをこの試合でも露呈しました。数的優位を作る動きも緩慢で、前に行ったDFがちんたら戻ってくるようでは失点が多くなるわけです。この試合も中沢と田中ツがCFに入りました。今回若手のDFを選ばず、せっかく連れていった岩政も全く使いませんでした。層が薄い上に経験を積ませず、守備を強化しようという姿勢が岡田には見られません。中沢、田中ツのコンビは現状ベストかもしれませんが、怪我も多くピークを過ぎたことは否めません。世界的レベルからみたら、ただでさえ弱体なDF陣をどうやって補強するつもりなのでしょうか。