2009/09/15 マルハン撤退

大分のメインスポンサー、パチンコ屋のマルハンが今季限りでスポンサーをやめると、発表されました。

Jの規制でパチンコ屋はユニフォームに名前を入れられません。マルハンは練習着の胸にマークを入れてきました。これだけでは年間3億円の効果は望めず、撤退を決めたのでしょう。これまで名前は出せなくても支援すると言っておきながら撤退するのは、大分のJ2降格見通し、自社の損益状態など他の隠れた理由があるのかもしれません。

大分にとっては経営の根幹にかかわる痛手です。地元に有力企業がなく、もともと資金集めに苦労していたチームですから、現在の予算規模での経営が難しくなるのは必至です。J2降格となればなおさら、チームの存続自体が危ぶまれる状況も懸念されます。鳥栖といい、V・ファーレン長崎といい、九州では、サッカーチームの運営が難しい。