J2に落ちて、下村、新居、ボスナー、佐伯、島津、市原、山中、高田、乾が抜け、斉藤が引退しました。新戦力としては、高卒新人の戸島、佐藤、大卒伊藤の新加入に加え、青木の復帰、名古屋から山口、G大阪から倉田、湘南から鎌田の移籍が発表になっています。このほか、オーストラリア代表DF獲得が新聞紙上で報じられています。
新人FW戸島、GK佐藤は長身ですが、他の選手はいずれも小柄な選手ばかりで、これまでの弱点だった競り合いでの弱さが解消されそうもないのが気になります。極論すれば、先シーズンはセットプレーでの得点力のなさ、失点の多さから降格を余儀なくされました。この後シーズン開始までに、こうした視点からの補強はなされるのでしょうか。体の強さは、得点力、守備力の強化に直結します。体格の良い攻撃的な外国人選手の獲得は検討されているのでしょうか。選手補強を渋ったために最悪の事態を招いた先シーズンの轍を今年も踏むことのないよう、クラブは気を引き締めて取り組んで欲しいと思います。