やっぱり勇人も

3年前のキャプテン佐藤勇人が戻ってきました。チームが一番苦しい時期に5人揃って出て行った首謀者的人物がどういう顔をして「千葉のJ1復帰を助けたい」などと口に出せるのでしょうか。4人も揃って古巣にノコノコ戻ってくる今の選手やサッカー界のことは、私など年寄りの門外漢には理解の埒外にあります。今回もあのカンテーラなる怪しげな代理人が暗躍したのでしょうか。

私の基本的な応援姿勢は「ジェフで頑張りたいという選手を応援し、自らの意思で出て行った選手は敵としか看做さない」という考え方です。この基準で行けば、戻ってきたからには出戻り4兄弟を応援しないわけにはいきませんが、素直にそういう気持ちにはなれません。消極的応援に止まるということにしておきます。それよりも、この2年間の苦しい時期に頑張ってくれた選手たちに、出戻り組に負けないでレギュラーを確保して欲しいと願っています。江尻にも、公平で、目先の勝利だけに拘らない選手起用を期待したいものです。

昨日、今シーズンのメンバー構成と背番号が発表されました。主な変更は、アレックスが5番から3番に、池田が14番から4番に、ネットが7番から20番になりました。ネットが7番を空けたので間違いなく勇人が戻ると思っていたら、やっぱり今日の新聞に出ました。5番が空いたままですが、ここには噂のオーストラリア代表DFが来るのでしょう。新加入選手は転出者の空いた番号を割り振られ、山口6番、林11番、村井19番、茶野33番などです。レンタルから戻った青木孝太は以前の29番です。新加入の若手選手は、6人いますが、14番の倉田、28番の伊藤には即戦力としての期待大です。その他の若手も予想を裏切るような活躍でサポーターを驚かせて欲しいものです。