HDR-CX550Vの評価

ちょっと家を空けている間に、impress watchが2月19日発売予定のソニーHDR-CX550Vについて評価記事を掲載しました。

このカメラの最大の特徴は、レンズの広角化であることは衆目の一致するところで、この記事も好意的に取り上げています。ただ、無理な広角化の結果、テレ端の解像度が落ちていることを問題視しています。また、ビューファインダーについては、ファインダー内映像が小さい、解像度が低い、視度調節がやりにくい、などの難点があり、「このレベルのビューファインダだったら、別に無くても良かった」と厳しい評価です。解像度201千画素のビューファインダーでもこのような評価だと、キヤノンの123千画素、パナソニック業務用の113千画素だとどうなるのか不安になります。せめてFX7並みの見え具合なら不満はないのですが。

私が使う上では、広角化の裏返しとして望遠側の焦点距離が298mm(電子ズーム使用時417mm)ではいかにも力不足(かつ解像度不足)で、ビューファインダーが見にくいとあっては、このカメラは対象外となりそうです。この記事では取り上げていませんが、マニュアルフォーカス時のアシスト機能がどの程度のものか、HPでも確認できないのも不安材料です。他の候補と比べ明らかに優位にあるのは、レンズ口径が37mmでフィールドスコープとの相性が良さそうなところくらいです。