各社からニューモデルのビデオカメラが売り出されている真っ最中ですが、今のところはキヤノンのHFS21(3月15日発売)かソニーのA1J後継機(未発表)を購入対象として考えています。
キヤノンのHPを見ていたら、そのHFS21に問題が見つかりました。このカメラはビューファイダーとLANC端子を付けたことを評価していたのですが、LANC端子が液晶モニターの収納裏にあることが分かりました。このため、多分液晶モニターを開かないと使えないものと思われます。通常(プロ用を除き)、液晶モニターを開くと、ビューファインダーは使えません。つまり、このカメラはビューファインダーとLANC端子を同時に使うことができないわけです。どうしてこんな場所にLANC端子を付けたのでしょうか。2つ揃っていることを誉めて損した気分です。Hoodmanのフード付きルーペのお世話にならざるをえません。
(追記 2010.2.27)
カメラによっては、液晶モニターを180度回転させ、被写体の方に向けると、モニターと同時にビューファインダーが使えるものもあるようです。キヤノンの旧製品にはそうなっているのがあるそうなので、期待が持てます。
話は別ですが、ソニーのCX550Vについてネット上などで欠陥商品だと騒がれています。スタンダードモードの手ぶれ補正を使うと望遠端で画像が波打つ現象が見られること、アクティブモードを使うと焦点距離300mmを超える領域は自動的に電子式ズームとなりその画質が悪いこと、が問題にされているようです。前にも紹介したようにプロの評価でも望遠サイドの解像度が低いといわれています。実用上問題になるレベルかどうかは自分で確認しないことには何ともいえません。
(追記2 2010.4.5)
HFS21は、プロ機並に液晶モニターとビューファインダーが同時に使えることが分かり、前記問題点は杞憂に終わりました。ただ、LANC端子につないだコードが邪魔するので、モニターを完全に閉じることはできません。