強いのか、弱いのか

日曜日はホームで岐阜との対戦でした。2-0で勝ちました。今期ホームでは全勝です。

試合内容は、一見、シュートチャンスを多く作り、攻めまくって危なげなく勝った印象ですが、あまりにも決定力がなく、ゴールを外しまくったこと、カウンターで何度かピンチを招いたことはこれまでどおりで、進歩が見られません。岐阜の選手の個々の能力がいまひとつのレベルだったので、完封できたのであり、ボールを支配できたのだと思います。J1経験のあるもっと強いチームと当たった時の不安は拭い去ることができませんでした。

最近、珍しく、サッカーの戦術を書いた本を3冊手に入れ、今読んでいる最中です。イタリアのクラブの監督5人が日本代表の試合を主要なプレー毎に具体的に評価している本も含まれています。その中では、ゾーンディフェンスの守備の基本原則が繰り返し語られているのが参考になります。日本代表はさておき、ジェフの守備についても、このセオリーが守られていない、そもそもそんな原則を知らないのでは、と思わせるプレーが見られます。そんなことは分かっているなどと言わず、スペースを埋める予防的カバリング、無謀なプレスのもたらす危険性、斜め後方でのポジション取りなどの重要な考え方を欧州の指導者たちから謙虚に学ぶことも必要なのではないでしょうか。