XR500V

カワセミを撮るのにHFS21でなんとかなると思ったのですが、不満な点(デジタルテレコンを使っても周辺減光がところどころ見られる、静止画も含め画質の制約があるのでデジタルテレコンはそもそも使いたくない等々)も多くて我慢しきれず、ソニーのHDDカメラXR500Vをネット通販で手に入れました。このカメラは旧モデルで一般では販売していません。ネット上で急に売り出され、価格も安くなっていたので買ってしまいました。

口径が37mmと小さいこと、望遠サイドが516mmと十分長いこと、裏面照射センサーで暗くても画質が落ちないこと、変換ケーブルでLANC端子が使えること、ビューファイダーも付いていることなどから、カタログ性能上は、カワセミにもサッカーにもそこそこ向いているはずのカメラです。それなら、初めからこれにすれば良かったのでは、と思うのですが、壊れやすいHDDカメラであること、フォーカスアシスト機能が何もないこと、シャッタースピード・絞りがマニュアル設定できないこと、最大ビットレートが16Mbpsしかないことなどから、発売当初から躊躇していました。しかし、背に腹は変えられません。欠陥には目を瞑ってカワセミ専用カメラとします。うまく行くことを願っています。

初めは同じ仕様でHDDの容量の大きいXR520Vをネットで探してみましたが、1週間前には8万円程度で買えたのに、あっという間に13万円程度まで高騰してしまいました。XR500Vも7万円のもあれば、12万円のもあります。秋葉原あたりのネット専門店で買う時は、十分な情報収集とタイミングの見極めが大切なようです。店の信用状況は運を天に任せるしかありませんが。