騒ぎの陰で

東京ヴェルディが経営破綻し、リーグ戦の遂行に齟齬をきたさないようJリーグが7月以降一時的に経営を肩代わりするとのことです。今シーズン終了後もし新たな経営主体が現れなければ、ヴェルディは消滅することになるでしょう。

大分も経営危機にありJリーグからの借入金で凌いでいます。そのほかにも今後の運営に懸念のあるチームはいくつかあるようです。ごく一部を除きJリーグやJFLなどの経営基盤は、極めて不安定です。W杯で活躍するためには、こうした日本サッカー界の土台強化が必要なことはいうまでもありません。W杯で見られたサッカーに対する国民の熱いエネルギーをどうしたらJリーグやその下部リーグに振り向けられるか、どこかで真剣に検討されているのでしょうか。日本サッカー協会やJリーグのお偉方はそのために高給をもらっているはずですが。