スペイン優勝

今朝は3時に起き、決勝戦を120分フルに観戦しました。スペインが終始押し気味で、延長後半でのゴールによる勝利は順当な結果だったように思います。オランダはプレーが荒く、退場者1名で済んだのはオランダ寄りだった主審の笛の恩恵を受けた印象です。また、オランダのファールの受け方は大仰で、このチームには好意的になれませんでした。

スペインは小柄の選手も多く、日本のこれからのサッカーの手本になるチームなので、大会前から是非優勝して欲しいと願っていました。ただ、今となっては、日本人がこんなパスを繋ぐ素晴らしいサッカーをいつになったらマスターできるか、不安になります。有能な指導者のもとで、十分に時間を掛け、ユース年代から辛抱強く取り組むことが必要でしょう。日本は今回のベスト16で得た自信と流れをどこまで生かせるか、今後の強化方針に掛かっているように思います。単に次のW杯だけを目標とするのではなく、しっかりとした強化策を打ち出して欲しいと願っています。

国内リーグは来週から再開されます。江尻による「ジェフのバルセロナ化」の試みは一向に成果が見えませんが、長期的チーム作りよりは「1年でJ1復帰」を選択したからには、何としてもリーグ戦で結果を出すよう頑張ってもらいましょう。失敗して、監督が交代し、また一から出直しの繰り返しではサポーターはやりきれません。