3連勝

ホーム水戸戦に1-0で辛勝し、今シーズン2度目の3連勝です。

3位の福岡も勝ちましたので、負けるわけにはいかない試合でした。前半はその気持ちが伝わる内容で、試合の主導権を握っていました。しかし、後半に入ると、前半のプレスの疲れからか、水戸にたびたびチャンスを作られます。決定的なのは自らのミスを起点とするものでしたが。それにしても重大なミスが多すぎます。技術が未熟としか言いようがありません。それでも無失点に封じたのは運が良かったからであり、水戸の決定力の無さに救われたからなので、完封を喜んでいる場合ではないと思います。

疑問だったのは、攻めまくられてもなかなか選手を交代させなかったことです。明らかに動きが悪かったりミスの目立った選手がいるのに、ベンチは動きませんでした。終盤やっと伊藤に代えて工藤をだしてから、戦局が持ち直しましたので、その遅さがことさら感じられました。今後も拮抗した試合が多くなることでしょうから、ベンチワークのミスは命取りになります。選手のプレーミスは避けられないので、ベンチにしっかりしてもらいたいものです。

昇格争いは3位福岡に勝ち点差1で続いています。2位の甲府とは7点差ですが、甲府は1試合多く消化しており、直接対決も残しています。6点詰めるチャンスがあるわけですから、甲府を越えることも不可能ではありません。いずれにせよ、自力での昇格はなくこの2チームの自滅を期待せざるをえない状況ですが、昇格のプレッシャーは大きいはずなので十分に可能性はあります。ジェフは、現状、とても昇格に値する力があるとは言えませんが、可能性を信じ、ひたすら目の前の試合を勝っていくしかありません。