キヤノンの業務用メモリーカード(MPEG-2記録)カメラXF300の下位モデルXF100が発表になりました。
今使用中のキヤノンHFS21(AVCHD記録)はファインダーが見にくく、液晶画面をフード付きルーペで覗いている状況です。サッカー撮影時には、無理な姿勢から腰に負担がかかっています。また撮影した画像の質にも問題があり、より良いカメラを探しているところです。現行のXF300は同社初の業務用メモリーカードカメラとして、発売時から興味を持っていましたが、いかんせん値段が70万円もし、重量も本体2.6kgと重く、はなから検討対象にはなりえませんでした。今回発表されたXF100は価格30万円、本体重量1kgと大幅に安く、小さく(パナソニックの業務用AG-HMC45と重量はほぼ同じ)なっていますので、検討対象の1つと考えています。
XF100は画質や操作性はプロ用として十分なレベルにあるとは思いますが、ファインダーが0.24型26万ドットとカタログ性能はアマ用並み、ズーム倍率10倍で望遠側焦点距離が300mmしかないことなどが不安材料です。ファインダーの実際の見え具合やデジタルズームの性能(もしついていれば)、テレコンバージョンレンズの装着感など試してみないと分からない面もありますので、発売後じっくり検討してみたいと思っています。サッカー専用にと考えていますが、このカメラの口径はHFS21と同じく58mmなので、もしかしたらフィールドスコープで使えるかもしれません。その場合、カワセミの動画の質が良くなることが期待できます。来年1月半ばを楽しみに待つことにしましょう。