江尻解任か

今日のスポニチに江尻が今期限りで退任するとの記事が出ています。後任のオランダ人の名前も上がっていますので、かなり信憑性の高い記事と思われます。

現在、リーグ戦4位、3位福岡に勝ち点差5離されています。残り4試合しかなく、かなり昇格は難しいところに来てしまいました。肝腎な勝負どころで3連敗しては、4位争いの東京Vには勝ってもその上にはなかなかいけないでしょう。今シーズンの昇格はないものと諦めています。たとえ福岡がこけてタナボタで昇格できたとしても、現在の戦いぶりを続けていてはすぐ降格するのは目に見えており、根底からチームを作り直す必要があります。そうしたタイミングで監督交代が明らかにされました。遅すぎた交代といえますが、交代の決断は歓迎するところです。ただ、今シーズン当初のチーム作りは、コテ先の強化だけで、将来の展望が開けない、J1昇格に拘りすぎた性格のものでした。社長は口では「二兎を追う」と言っていましたが、結局何も得ないで終わってしまいそうです。加えて、昇格が危うくなってもシーズン途中のテコ入れは何もありませんでした。今シーズンの不振は、監督だけではなく、フロントにも責任があります。深く反省して欲しいものです。

新監督はオランダ人のドワイト・ローデヴェーヘスと伝えられます。どんな方か知りませんが、ジェフ初の外国人監督フェルシュライエン以来のオランダ人指導者に期待したいと思います。私としては、チームの若返りと守備体制の確立を願っています。

(追記)
クラブのオフィシャルサイトでも退任が発表になりました。それによると、「契約満了に伴い」とありますので、解任ではないようです。巷では、任期はあと1年あると云われていたのですが・・・。