障害多々

キヤノンの新業務用ビデオカメラXF100は1ヵ月後に発売されます。サッカー撮影用として、その性能に大いに期待していたのですが、どうやら無理のような気がしてきました。最大のネックは編集ソフトです。新しいカメラはMXFという形式で映像を記録するようです(この辺は難しくて良く理解できていません。仕様書によると、映像圧縮方法MPEG-2 Long GOP、ファイルフォーマットMXFということです)が、この形式は、今使っているEDIUSneoという編集ソフトでは扱えないそうです。同じメーカーの20万円位する放送局用のソフトを買えば、編集できますが、そんなカネはありません。Adobeのプレミアに代えれば、もうちょっと安上がりですが、今更慣れないソフトを使うのは億劫です。ほかにも不満な点がありますので、購入は見送りとします。サッカー用カメラは、動きに強い60pがBDに書き込めるようになるのを待つことにしましょう。

ごく最近、ビクターから40倍ズームで望遠端1656mmの小型ビデオカメラGZ-HM690が発表になりました。これならテレコンバージョンレンズを付ければ3600mm以上の超望遠となり、フィールドスコープなしでカワセミを大写しできます。軽量で、三脚・雲台も小型化でき、レンズは暗くならず、ピントがオートで、ズーム幅も大きいので、極めて好都合です。しかしながら、欠点がありました。肝腎のテレコンを取り付けるフィルターネジが切ってありませんでした。ビクターの前モデルにはこのネジがあったのに、残念です。デジタルズームという手もありますが、画質劣化を覚悟しなければならないでしょう。重い道具を担いで公園通いを続けます。