首位返り咲き

ホーム湘南戦は2-0で勝ち、総得点差で首位となりました。この時期の順位にあまり意味はありませんが、気持ちはよいものです。

5月8日以来の完封勝利でした。シーズン当初は守備が堅く、失点が少なかったのに、このところ綻びが目立っていました。しかし、この試合は安心して見ていられました。それはジェフの守備が良かったというよりも湘南の攻めが鋭さを欠いていたためのようでした。中盤でのボールの奪い合いでこれほど勝てた試合は最近ありません。湘南は、主力の韓国人選手が出場停止だったのが響いたのでしょうか。このところ出番の減っていたあの田原がフル出場しましたが、往年の力強さは陰を潜めていました。

ここ3試合通算で0-10という酷い状態の湘南にはもっと圧倒的な勝利を期待していましたが、オーロイが前半で交代するなどジェフの状態も万全とは言えないようです。ただ、ファンゲッセルが日本のサッカーに慣れてきた様子なのと、オーロイの代役久保が元気なのが明るい材料です。ホーム2試合が続いたあと、次はまたアウェーでの試合です。今期ビリから2番目に沈む富山には快勝して欲しいところです。