首位とはいえ

土曜日のホーム熊本戦は1-1の引き分けでした。しかし、幸い栃木やFC東京も(ともにアウェー戦)引き分けたので、首位の座はなんとか確保できました。

納得のいく試合だったとは誰も思わないでしょう。ブーイングがあまりなかったのは意外でした。セットプレーではノーマークで相手FWに再三シュートを許すかと思えば、1人少ない相手から点をもぎ取る工夫のない単調な攻めの繰り返し。相手は、後半開始早々レッドカードによる退場者を出し、この暑い中45分近く1人分余計に走らなければならない状況に追い込まれました。にも拘わらず、首位のチームが5位のチーム相手にホームで無得点に封じられたのですから、負けたと同じ感じです。相手監督や時間稼ぎに精を出したGKなどはほくそ笑んでいることでしょう。攻めても点を奪えない攻撃陣は人が変わっても昨年と全く同じ症状を抱えています。いつになったら、J1でも通用する攻撃体制が構築されるのでしょうか。それ以前の問題として、攻守ともに熟成できないままで、混戦の様相を呈してきた昇格争いを勝ち抜けられるのでしょうか。