久し振りの代表戦

韓国との親善試合は3-0で勝ちました。TVで代表戦をフルに観戦したのは久し振りです。

この結果について、世間での評価は何十年ぶりの3得点だの、快勝だのと景気のよいものですが、喜んでいてよいのかどうか疑わしいと思っています。まず何と言っても親善試合であり、韓国がどれほど本気だったのか、コンデションはどうだったのか、疑ってみる必要があるでしょう。韓国がこの程度の実力とはとても思えません。

攻撃面では3得点したのですから評価できます。ただ、本来点を獲るべきFW陣の陰が薄く、本田と香川二人ばかり目立っていました。問題は守備面です。何度崩され、裏を取られたか、数え切れません。それを韓国はことごとく外してくれました。何度もああやられたと見えたのに、わざと外しているのかという位に枠に飛びませんでした。普通に3点位は獲られてもおかしくない状況だったのに、相手の不出来で無失点の結果に恵まれた感じです。八百長騒動に沸く韓国側のチーム状態は良く知りませんが、エースのパクチソンが引退するなど、チームを作り直している途中と思われます。日本もこの結果に安心することなく、本番のW杯予選に取り組んでいかないと、思わぬ結果に泣きかねません。