2009.11.28 今日の大池は天気は良かったのですが、風が強く、カメラが揺れるので難渋しました。カワセミもあまり良いところに止ってくれず、弁当を食べたら引き上げようと思っていました。
食事の後、遥か遠くの木の陰にカワセミの姿がありましたのでよく見たら、2羽並んでいます。この時期、親子でも縄張り争いをすると聞いていましたので、仲良く並んでいてびっくりです。2羽は伸びをする時タイミングを合わせていました。こんなに合うものかというほど何度も一緒に伸びをしました。その前にはテリトリー争いらしい2羽を2度ほど見ていたので、尚更こんなに仲が良いカワセミ2羽を見て微笑ましくなりました。このオスメス2羽は1時間近くも非常に接近して枝に止っていました。ところがです。驚いたことには、メスがオスに嘴から飛び掛って行ったのです。オスはこの攻撃を飛び上がって避けましたが、一見仲良さそうだったのに、実はテリトリー争いを繰り広げていたという訳でした。この後も2羽はすぐ傍に止って牽制しあった後、メスはさらに2回攻撃を仕掛け、そして、諦めたのか飛び去っていきました。なお、勝ち残ったのは嘴に傷があり私が与三郎と名づけているオスでした。初心者にとって、カワセミの世界は不思議に満ち溢れています。
ビデオ http://sophie-net.com/soph/091128oike.wvx
ビデオ番外編「縄張り争い」 http://sophie-net.com/soph/091128oike2.wvx
(記録目的のビデオなので同じような場面が38分間続きます。特別お好きな方以外は退屈されると思います)
見えにくいのですが、メスカワセミがオスに飛び掛った瞬間