2013年のブログ記事

サーバー移行中

ホームページは、年間5000円で借りているサーバーと自宅サーバーで運営しています。自宅サーバーは主としてファイルサイズの大きいビデオ格納用として使っています。容量は40GBです。レンタルサーバーは当初容量10GBだったのですが、最近同じ料金で30GBに増量されました。さらに9月には100GBになるとのことです。料金は変わらないというから、太っ腹です。これは大助かりです。

これを機会に自宅サーバーからレンタルサーバーにビデオファイルを移行することにしました。自宅サーバーはパソコンを付けっ放しなので電気代がかかりますし、何かと管理に手間がかかります。ことに将来パソコンが壊れてしまった時、linuxで再構築する気力が残っているかどうかが心配です。
ファイルの移し変えは簡単に終わりましたが、ドメイン変更に伴うリンクの書き換えが大変です。一括で済むものもありますが、ブログ1件ごとに書き込んだリンクは1件ごとに処理しなければならないので、終わるまでには時間と手間がかかりそうです。幸い暇なので、のんびりやります。それが終わってから、「グルメ探検隊」など関連サイトの移行を行います。

話はやや違いますが、最近ブラウザーIEをバージョンアップしました。多分IE9からだと思うのですが、ホームページ作成に使っているMovableType4が利用不能との情報がありましたので、バージョンアップは控えていました。しかし、WordPress利用開始を契機に、MovableTypeはFirefoxかGoogleChromeで使うこととし、ブラウザーをIE10に更新しました。そうしたら、トップページや写真のスライドショーが動かなくなってしまいました。FirefoxやGoogleChromeでは最新版でも動きます。これまで長年IEに合せてサイトを構築してきたのに、残念な気分です。

XA20 これは良さそう

canon11.jpgサッカーの試合は続いていますが、何も書く気がおこらないので、カメラの話題を。

大分前に発表され、先週発売されたキヤノンのビデオカメラXA20は魅力的です。あくまでカタログ上での判断ですが、私が撮影対象とするサッカーを撮るにも野鳥や動物を撮るにも理想的です。
最大の特徴は、小型軽量のボディにもかかわらず、光学20倍ズーム望遠端576mmのレンズを装着していることです。テープ時代に使っていたFX7の750mmには及びませんが、サッカーには十分だと思います。フィールドスコープには長過ぎるほどです(それ以前に、フィールドスコープとの相性が問題ですが)。60pにも対応し、動きの早い場面で効果的です。そのほか、ビューファインダーは可動式の156万ドットに改善し、パネルは有機ELとなりました。マニュアル操作が全面的に可能で、LANC端子も使えます。肝心の画質は使ってみないことには確認できませんが、機能面は求めることがほぼ満たされています。 

キヤノンのビデオカメラはDV時代にXV2、その後AVCHDになってからHFS21を主力として使っていました(その中間のHDV時代はソニーのFX7)が、60pに対応しないこと、ファインダーが見にくいことから、ソニーのNX70Jに乗り換えました。現状、画質を含めほぼ満足はしているのですが、望遠が263mmしかない(デジタルを使っても368mm、その場合手振れ防止が切れない)のが最大の難点です。XA20には惹かれます。しかし、あまりビデオは撮らなくなっているので、投資する踏ん切りがつきません。

力負け

アウェー長崎戦は1-2の逆転負けでした。

今の力関係がそのまま結果に出た感じです。ベテラン頼りなので、運動量で負け、そうかといって技術で勝っているわけでもなく、必死さでは明らかに劣っていました。今シーズンはずっとこんな調子です。相手がミスしてくれた時だけ勝てているのに、何ら手を打とうとしているようには見えません。この敗戦を見て、どうチームを立て直すかなどという興味も尽きてきました。

今シーズンはもう何も期待しません。

4連勝3位

松本とのホームでの対戦は1-0で勝ちました。これで4連勝、順位も1つ上がりました。

相手は降雪による日程の変更で中3日とコンディションは悪いはずなのに、よく動いていたのは松本の方でした。大勢のアウェーサポーターの声援に元気付けられたのでしょう。サポーターの後押しを受けるチームは強くなります。こちらはベテランが多く、センターラインの動きが物足りませんでした。目立つのは米倉、大岩の両サイドバックくらいで、ゴールに迫るのはケンペス任せの感があります。スコアレスドローで終わるかと思われた試合は、ベテランを下げ、ジャイールを攻撃陣に加えたことから動き出し、勝ち切ることができました。何故、このところ技術能力の高いジャイールやナムの外国人選手をベンチに置いておくのか、疑問に思っています。4連勝はしていますが、安心して観ていられる、よい内容の試合は1つもなく、思い切った選手起用でテコ入れを図るべきではないでしょうか。

来週は長崎での試合となります。高木監督の下、良い試合をしています。順位争いのライバルです。しかし、昇格1年目の相手にきちんと勝てないようでは、先行きは危うくなります。故郷での、大事な試合ですが、TV観戦の予定です。

勝っただけ

最下位岐阜とのアウェー戦は1-0で勝ちました。

ちょっと守られると、最下位相手でも点が獲れません。最多得点のケンペスが出場停止、代わりとなるジャイールもベンチスタートで、ブラジル人を欠いた攻撃陣が決定力に乏しいことは試合前から十分予想されました。しかし、この試合は決定力不足というレベルではなく、それ以前にゴールになりそうな場面すら作れませんでした。ずっと攻め込んでいて、CKも何本あったか数えられない位でしたが、ゴール前に入れるキックは不正確で工夫もなく、味方が触れたのはほんのわずかです。シュートを撃てたとしてもゴールマウスに飛ばす能力がありません。唯一のゴールはCKからでしたが、立っている選手にたまたまボールが当たって跳ね返って入っただけで、蹴ったわけでもヘディングしたわけでもありません。相手がどんな戦い方をしてくるか分かっているはずなのに、プロが毎日毎日練習しながらチームとして対応できない姿を見ると、情けなくなります。

危うい勝利

ホーム愛媛戦は2-0の勝利でした。

勝ったとはいえ、酷い内容の試合でした。ことに前半15分位までは一方的に攻め込まれ、2、3点奪われてもおかしくない内容です。なにしろこちらはいい加減なプレーばかりで全くボールが繋がらないのに対し、相手はスムーズなパス回しで確実にこちらのゴールに迫っていました。幸運と相手の決定力不足に救われました。その後なんとか互角以上の展開に持ち込みましたが、下位相手の試合でこんな状況では、先が思いやられます。救いは深井、ナムが入って、内容がかなり好転したことです。深井の諦めずに走り回る姿とボールを失わないナムの技術は、今後のチーム作りのヒントになるのではないでしょうか。走れない、ボールを持つとミスばかりのプレーヤーに頼っているようでは結果は見えています。

4戦勝ちなし

アウェー京都戦は3-3の引き分けでした。ここ4試合勝ちがなく、3分1敗です。

京都みたいなチームとやると、個人技術の差が明らかとなります。1対1の場面では体力勝負しない限りほとんど負けていました。激しいプレスを掛けられるとボールロストばかりです。パスもトラップもミスが多く、ゲームを組み立てることができません。3点獲れたのはカウンター気味の速攻だけで、下位のチームとやる時と逆の様相を呈していました。目指す方向とはまるで逆のような気がします。J2上位でやれる実力のないチームということなのでしょうか。ボールを持てる選手や運動量のある選手をもっと活用し、局面の打開を図ることは可能と思うのですが。

辛うじて引き分け

ホーム福岡戦は1-1の引き分けでした。

敗色濃厚な試合を、アディショナルタイムのDF山口のヘッドで何とか引き分けに持ち込みました。試合内容は、ゴールに向かおうという意欲も窺がえ、前戦より改善したとはいえますが、いかんせん決定力に欠け、3試合連続で完封される直前でした。キャプテンの諦めないプレーに救われました。昨年までに比べ今シーズン、こうした粘りが見られることは進歩ですが、この試合でも、もっと序盤から攻撃的で、走る姿勢を見せて欲しかったところです。全員での波状攻撃に移ったのは試合最終盤になってからで、それまではDFラインでのボール回しばかり目立ちました。

守備では、相変わらず攻守の切り替えが遅く、ずっと攻め込んでいて不用意に放り込んだボールを相手GKに直接捕られ、ロングスローからカウンターを食らう形で失点しました。失点以外にも危うい場面がありました。この停滞した状況を早く乗り越え勝つ試合をしないと、昇格どころか来場者をつなぎとめることすらできません。

今日は完敗

アウェー水戸戦は0-2の完封負けでした。

惜しい試合を失ったという内容ではなく、現時点での力の差がそのまま結果に出た試合です。前線はボールを落ち着かせられず、クロスはふんわりボールであさっての方向ばかり、ドリブルすれば密集に突っ込むだけ、攻撃のたびに相手にボールを渡してしまいます。おまけに走れないので攻守の切り替えが遅く、ピンチの連続。中盤のスペースを空けまくって好きなようにパスされ、守備陣は交わされ、GKは判断悪く頭を越されること数回。ナムと米倉を欠いていたとはいえ、最悪の内容でした。

ミスだらけのプレーしかできないのに、自分たちには力があるという思い上がりを叩きのめされた、ある意味、有意義な敗戦でした。引き分けた前の試合を、内容は悪くなかったなどとコメントしている監督には、この試合の惨状を見てチームの現実の姿を掴み直してほしいものです。1人や2人の怪我人が出たくらいでボロボロになってしまう底の浅いチームであることがはっきりしました。この敗戦を糧に、若手の起用、連携の強化、走力の涵養などチーム改革に努めるしかありません。

負けないけれど

ホーム岡山戦は0-0の引き分けでした。これで、8試合消化し、3勝1敗4分です。

先週はアウェーで群馬に勝ち、3連勝といきたかったところでしたが、今期3度目の無得点に終わり、守備陣の奮闘で何とか引き分けに持ち込みました。昨年は引き分けが10試合だったのに対し負け数が12と、惜しい試合を引き分けにできず勝ち点を失い続けました。その結果、自動昇格を逃すことになりました。今年は、初戦こそロスタイムに失点し引き分けに出来る試合を失いましたが、それ以降負けはありません。その点では、改善したといえますが、いかんせん点が獲れません。ホームで相手よりシュート数が少ないような受身の試合では勝てるわけがありません。シュートの内容も決定的なものはほとんどなく、攻撃は質量とも相手が上回っていたように見えました。ここ2試合で8得点はうまく行き過ぎていたようです。

今シーズンの帰趨はひとえに攻撃陣が点を獲れるかどうかにかかっています。攻撃陣の個々の能力は十分あるはずですから、シーズンが深まるにつれ、有機的な連携がとれるようなチームに成長していくことを期待しています。

大勝

ホーム北九州戦は6-1の大差で勝ちました。ケンペスが4ゴールの大活躍でした。

6得点は確かチーム最多得点のはずです。昨年は対町田戦で記録しました。古くは大分戦、京都戦などで記憶があります。この試合も先発メンバーが変わりました。佐藤勇人の代わりは兵働、右SBの高橋に代わり米倉が回り、右サイドは谷澤でした。ケンペスがトップに復帰しました。佐藤、高橋の怪我によるもののようですが、この交代は良い方向に働き、攻撃面ではかなり有効な布陣でした。相手守備陣の能力との相対的な面もありますので、今後の試合を見る必要がありますが。

米倉は攻撃的なプレーヤーですが、今年は前目のプレーで伸び悩んでいました。攻撃が得意な米倉が下がったことにより、谷澤とのコンビで右サイドからの攻撃が活性化しました。高橋が戻るとまた元に戻すのかも知れませんが、続けて見たい気がします。右サイドだけでなく、中央の兵働、左の大岩も攻撃を仕掛け、ケンペスやジャイールがゴールを狙うスタイルが前の試合辺りから出来上がりつつあります。全体に、メンバーを入れ替える前の2、3試合までとは違い、格段に安心して見ていられました。

3連続引き分け

アウェー、ガンバ大阪戦は1-1の引き分けでした。3試合勝てません。

20日の鳥取戦から先発を2名入れ替えました。ケンペスの代わりにナム、キムの代わりに大岩としました。誰を引っ込めるかは別にして、ナム、大岩の起用は当然のような気がします。また、ジャイールを最後まで使い、米倉、佐藤勇人を早めに交代させました。選手の起用法に明らかに変化が見てとれます。開幕以来ずっと内容が良くなかったので、ここらは変え時と判断したのでしょう。結果的には、試合は引き分けたとはいえ、ガンバ相手に内容は評価できるものだったと思います。次の北九州戦はどのようなメンバーで戦うか、選手起用に関して今以上の厳しさを示せるか、試合結果・内容以上に注目しています。名前や過去に囚われない選手起用ができない限り、今年のリーグ戦は手ごわい相手揃いなので、このままずるずると中位で低迷し続けることになりかねません。

負け試合

アウェー栃木戦は0-0の引き分けでした。

試合内容は一方的に栃木に分がありました。よくぞ引き分けられたといえましょう。栃木の激しいプレスに遭うと、ボールを失ってばかりです。前線までボールを運べることは稀で、得点の香りがしたのは相手GKがミスしてくれた時だけでした。いつにも増してパスミスが目立ちました。他にも種々問題はあるにせよ、まずは、こうもボールを繋げなくてはとてもJ1を目指しているチームのレベルとは言えません。個人能力に大きく依存する問題であり、過去の実績や名前に拘らず、もっと積極的に選手の入れ替えを図らないと解決できそうにありませんが、チームに代わり得る人材はいないのでしょうか。もしいなければ、トレーニングの積み重ねで個人能力を改善するか、泥臭く走り回るか、連携を高めるかしかありません。いずれにせよ、新戦力の補充ができないからには、指導者の手腕(選手起用、鍛錬の両面)に頼らざるをえません。

アウェー熊本戦初勝利

今期第2戦、うまスタでの対熊本戦は3-0で勝ちました。これまでアウェーでは熊本に勝ったことがありませんでした。

先週の開幕戦とは兵働を佐藤健太郎に代えただけの先発メンバーでした。完封負けした前戦とは異なり、先制点を挙げ、その後も順調に得点を重ねました。決してプレー内容が大幅に改善した訳ではありませんが、うまく試合の流れを掴んで、快勝した感じです。相変わらずミスでボールを失い、ピンチを招いていましたが、相手もミスが多く助けられました。

この試合ケンペスが2ゴール、ジャイールも惜しいシュートを放つなどブラジル人選手は得点力アップに貢献していました。また、韓国人のナムは後半途中交代出場するとすぐに2アシストしました。ボールを思うところに止め、柔らかいパスを繰り出せる良いプレーヤーです。先発して欲しいところですが、両外国人やこの日ゴールを決めた米倉、谷澤、深井、兵働、田中、大塚など攻撃的選手の層は厚いので、監督がどう判断するか、次の栃木戦に注目しましょう。

進歩できるか

今シーズンの開幕試合ホーム札幌戦は0-1で負けました。

開幕前J1との2試合で良い結果を残していたので、昨年までとは違う戦い振りを期待していたのですが、昨年J1で最下位だった札幌に思惑通りの試合をやられてしまった印象です。ボールは持ててもシュートにつなげられず、ミスを繰り返しては相手にボールを奪われ、何度も良い形の攻撃を許していました。そしてお決まりの試合終盤での失点を繰り返しました。いつもの、そして今年に入ってからもちばぎんカップで見られた連携の悪さと軽率な(あるいはこれが能力の限界か)プレーがこの試合でも出てしまいました。「絶対J1」などという嘘くさいスローガンに反し、今年もリーグ戦での苦戦は免れられないようです。試合が進むにつれて、着実にチームを成熟させていけるかどうか、新首脳陣の手腕を見極める1年となりそうです。

今期公式初戦で勝利

柏とのちばぎんカップは3-0で完封勝ちしました。

相手はJ1、始動が遅かったチームとはいえ、幸先良い勝利です。新指導者による、新しい外国人選手が加わったチーム作りは順調に進んでいるといってよいでしょう。この試合では、ジャイール、ナム、キムの3人が戦力となっていることを確認できたことが最大の収穫です。ジャイールのスピード、韓国人2人の体の強さはJ2で間違いなく通用するでしょう。一方、やや気になったのは、パスミスでボールを失うことが多く見られたことです。開幕までの2週間でさらに鍛え直さないといけないでしょうし、メンバーの入れ替えも十分ありえます。今日は、ケンペス、高橋、田中、大塚、町田などがベンチにも入っていませんでした。いくつかのポジションをこなせる選手も多いことですし、新チームで機能しない選手はたとえベテランであってもうかうかしていられません。競争の激しい、良いチーム状態となってきました。

外国人4名決定

チームは沖縄でキャンプの真っ最中ですが、新体制発表会の後、今日までにブラジル人2名の加入が決まりました。これで一応今シーズンの陣容が最終的に固まったということになります。ジャイールは韓国チェジュユナイテッド、ケンペスはブラジルポルトゲーザからの移籍で、2人とも攻撃的選手です。なおケンペスは昨シーズン一時セレッソ大阪でプレーしていました。今年はこの2人を軸に点を獲るサッカーとなりそうです。日本人若手を鍛えるよりは手っ取り早い方法を選んだといえます。昇格が親会社やスポンサーからの至上命令だとすれば、クラブとしては時間が迫っている中、頑張って体制を整えたと評価してよいのではないでしょうか。あとは、この2人がどれだけの結果を残せるか、ブラジル人の夫人を持ち、外国人を使うのが巧いと噂される鈴木監督がどう使いこなすかにかかっています。「外れ」外国人でないことを祈ります。

残り2名の外国人選手は、韓国の大学生、ナムとキムです。この2人はどちらかというと守備的プレーヤーです。ブラジル人2名がプロでの経験が豊富なのに対し、この2人は実績がなく、どれほどの実力なのか、すぐ戦力となりうる素材なのかは分かりません。育成的観点から長い目で見るべき選手なのかもしれません。

昨年のレギュラーからは実質的にはFWの藤田が抜けただけで、代わりにブラジル人FW2名が加わったとみれば、攻撃面は強化されたといえましょう。山口、佐藤、兵働など日本人の中核となる選手は不動で、昨年途中加入の谷澤、高橋が開幕から揃う今シーズンは、陣容だけから見れば、良いスタートが切れるはずです。戦術、連携面で抜かりがないよう監督、コーチがどう仕上げるか、期待しましょう。

今年のチーム

昨日、新体制発表会見が行われました。同時に開催されたサポーターコミュニケーションの内容はまだ伝わっていない段階ですが、今年は大丈夫との確信を抱くことはできませんでした。それは、攻撃の柱となる選手をいまだ探し出せていないからです。

昨年は、肝心な時に点が獲れない欠陥を露呈し、リーグ5位に終わりました。チームを変えていかなければ、J1昇格、定着は成し遂げられないのは明白です。TDが代わり、監督・コーチも一新され、違うチームになる下地は整いました。問題は実際にプレーする選手がどう変わるかという点です。顔ぶれは、外国人プレーヤーが全ていなくなり、FWの藤田と荒田、サイドの坂本、武田が抜けました。これまで新加入は控えGK、大卒DF1名、韓国人学生2名が決まっただけです。レンタル中だった兵働、大塚の完全移籍、高橋のレンタル継続は好材料とはいえ、この部分は昨年並みに過ぎません。点を獲るための即戦力FWが不可欠です。日本人には目ぼしい選手はいそうもないので、外国人頼みになるでしょうが、開幕までに間に合わせ、チームに馴染ませることができるでしょうか。

外国人は、有能な選手を獲得できればそれに越したことはありませんが、獲れてもやってみないと分からない面もあります。「絶対J1!」を標榜するなら、今いる顔ぶれでチームの戦闘能力を大幅に強化するしかありません。変わらなければならないことを選手の意識に植えつけ、明確な戦術構築と厳しいトレーニングで個人の能力と選手間の連携をともに向上させる手腕を新監督に期待できるのでしょうか。注目して見守りたいと思います。

ベスト8ならず

長崎総附は東海大仰星に0-1で負け、3回戦で大会を終えました。試合は見ていませんが、強行日程と組み合わせ抽選に影響された面も否定できないと思っています。総附は12月31日に初戦を戦い、中1日で2回戦、翌日3回戦ではいくら若いとはいえ、野球とは違うハードなスポーツですから、疲労の蓄積は大きかったと思います。今回準々決勝に勝ち残った8チームのうち、6チームは1回戦を免除されたチームで、2試合しかしていません。3試合やったのは2チームのみです。こんな過密日程の中で試合数が異なっては公平な戦いはできないでしょう。例年のことですが、早急に改善されなければならないと思います。

ともあれ、長崎総附はフクアリに戻れず残念な結果でしたが、来年はもっと強くなって、もっと上まで勝ち抜いてくれることでしょう。千葉代表の八千代も初戦で負けたので、応援するチームがなくなってしまいました。今大会はもうスタジアムに行くことはありません。毎年観戦している決勝戦も今年は用があって欠席します。あとは、Jリーグの開幕を待つだけです。退屈な長いストーブリーグ(サッカー用語ではないけれど)が始まります。

2回戦突破

長崎総附は香川西に4-1の完勝でした。文句なしの勝利です。

久し振りに市原臨海競技場に行きました。名物の風がいつも以上に強く吹いていました。GKのキックがハーフウェイラインの遥か手前でお辞儀し、ゴールの方向に戻っていくシーンも見られました。どのチームのGKも苦労し、ゴールキックが何度もサイドラインを力なく割っていました。しかし、きちんと蹴ればボールはそこそこ飛びますので、GKの技量が表れてしまいます。

長崎は前半風上を選び、ロングボールを駆使した得意の戦術で3点奪い、試合を決めてしまいました。風を味方にして攻めたとはいえ、ゴールはいずれも素晴しい内容でした。後半は、風下でも1-1でまとめ、逃げ切りました。攻撃では1年生の安藤や3年生の吉岡などのプレーが目立ちました。また守備陣も相手キーマンをしっかりマークし、小さいGKは好セーブを連発、1失点にとどめました。ベスト16の3回戦は明日大阪東海大仰星と駒沢で対戦します。例年通りの無茶な連戦のスケジュールです。遠いので観戦は休もうかと思っていますが、準々決勝はフクアリでの試合なので、是非勝ち抜いて欲しいところです。