フクアリで初めて高校サッカーが行われたので行ってきました。千葉地区の開催スタジアムはこれまで臨海競技場だったので、随分便利で快適になりました。バックスタンドは日当たりもよく、ポカポカ陽気のもとでのんびり観戦しました。
試合は2試合とも白熱しました。帝京大可児対立正大淞南は、淞南が上下黄色のユニフォームで応援歌もジェフと同じものが多く採用され、よく走るサッカーだったので、親しみが湧き、応援しました。試合終了間際のゴールで勝ち越しました。松商学園対野洲は、当然、青木孝太の出身校野洲の応援です。野洲は立ち上がりから得点を奪われ続け、後半一時1-4と敗色濃厚でした。しかし、ここで2得点を挙げ、これはいける、と思った瞬間、出過ぎたGKの頭上を遥かに越える超ロングシュートでまたもや失点し、万事休すと思われました。奇跡はそこから起こりました。ロスタイム4分を含め5分くらいの間に2点奪い、終了の笛がなる直前に引き分けに持ち込みました。PK戦はともに5人のうち3人が失敗するという泥試合で、結局は野洲が大逆転勝利を収めました。選手、応援団は大喜びでしたが、こんな勝ち方では、これから大会を勝ち抜いていくのは大変でしょう。地味ながら淞南の方が可能性を感じさせます。マスコミでは全く話題に上らない学校ですが。