2009年のブログ記事

やっぱり

懸念していた通り、朝、サーバーを起動してみたらLANが繋がりません。パソコンのBIOSを変更し、オンボードのLANカードを無効にしてみました。これで一応LANと繋がりましたが、すんなり行った訳ではなく、今後に不安を残したままです。当面、電源を落とさないでおきます。

ほぼ完成しましたが

自宅サーバーの再構築がほぼ終わりました。29日にドスパラからパソコンが届き、早速fedora7をインストールしてみました。しかし、どうやってもパソコンがLANカードを認識しません。fedoraの最新版をインストールすればうまくいくかもしれないと思い、ウェブからダウンロードを試みましたが、これが難しく、解説本の付録のDVD を使ってみました。それでもだめなので、LANカードに1780円也を投資して取り付けてみました。これもうまくいきません。OSを再び古いのに変えたり、考えつくことは手当たり次第やってみました。まさに七転八倒です。えーい、ままよとLANケーブルを最初のLANポート(マザーボード・オンボード)に戻したところ、何とうまくLANに繋がりました。結局、追加で手に入れたLANカードもfedora11のDVDも無駄になってしまいました。何故こんなことになるのか、さっぱり分かりません。

どうにか全体の9割程度は復元できました。しかし、設定の途中で何度か警告が出たり、パソコンをシャットダウンして再稼動した時に自動的にLANに繋がらなかったり、何かと不安定です。LAN関係は手を付けたいところもありますが、いつまた繋がらなくなるか不安があるので、腫れ物に触るがごとく、そっとしています。取り敢えず、行ける所まで行ってみて、だめになったらまた考えます。

明日は無事にパソコンが動きますように・・・。

ドスパラ

結局、サーバーマシンはドスパラの激安ミニタワーKightGCにしました。ベース価格26980円ですが、HDDを320GBから500GBに増量し1700円高、それにCPUとHDDの静音化で14600円高、DVDドライブで1001円節約し、税込み42279円となりました。静音化という意外なところでの出費が嵩みました。1日中動いているものなので、住人の平穏のため仕方ありません。

主な仕様は、
CPU  CeleronE3200 2.4GHz
メモリ 1GB
HDD  500GB
光学ドライブ DVD-ROM
グラフィック オンボード
電源 350w
OS  無し

といったところです。暮の30日頃、自宅に届くようです。あとはlinuxのOSとサーバーソフトのインストールが必要です。前に参考書を買い込んだFedora7にするか、最新のFedora12にするか、12の中身を検討して決めようと思っています。前回の作業はすっかり忘れてしまったので、無事サーバーを構築できるか、少々不安です。今回は1日でも長くサーバーが壊れないことを祈ります。

自宅サーバー

暮れも押し詰まったこの時期にサーバーパソコンがダウンしてしまいました。友人の手を煩わせてまでNECの水冷式サーバー専用パソコンを手に入れたのに、あっけなく使えなくなってしまいました。

動画の公開にはレンタルサーバーでは容量が不足するので、自宅サーバーの再構築は避けて通れません。この際、バックアップ用も兼ねてWindows Home Serverを導入したいのですが、ソフトが高価なのと、MovableTypeが使えそうにないのがネックになって、踏ん切りがつきません。バックアップ用ならばパソコンとHDDもそれなりのものを揃える必要があります。代替案は、ドスパラあたりのOSレス安物パソコンを買ってきて、無料のlinuxをOSとし、これもタダのサーバーソフトApacheなどをインストールする方法です。これなら、サーバーの機能は十分ですし、3万円も掛かりません。そろそろ結論を出さなければなりません。

今年の総括

ジェフオフィシャルサイトで今シーズンの来場ポイントサービスの特典引換案内がありました。それによると、300ポイント達成者は42名、200ポイントは3193名、100ポイントは3028名でした。私は1試合欠場の305ポイントでした。300ポイントの特典はストラップとオフィシャルショップの5%割引券です。ささやかなものです。ストラップ受け取りだけのため、わざわざオフィシャルショップに出掛けなければなりません。郵送してくれればよいのに。

今年の公式戦の試合数は44試合(リーグ戦34、ナビスコ6、天皇杯3、ちばぎん1)、うち42試合をスタジアムで観戦しました。リーグ戦のアウェー浦和戦と天皇杯アウェー大分戦を欠席しました。埼玉と九石には行かないことに決めていますので、行きたいと思う試合は全て行ったことになります。今年は健康に恵まれた証拠です。試合の勝敗数は、敢えて触れないことにします。

44試合での全ゴール数は45、ほぼ1試合1得点しかあげられませんでした。今シーズンの不振を象徴しています。欠席した2試合でのゴールが4つありました。また、撮り損ねたのが1つ、ビデオ撮影禁止が2つで、結局、ビデオ撮影に成功したのは38ゴール、ビデオの代わりの連続写真撮影が2ゴール、計40ゴールを記録に残せました。今年は、シーズン中、撮影したビデオを編集する気力がありませんでしたので、恒例の「ゴールシーン集」制作は全く手付かずの状態です。来シーズンが始まるまでには仕上げたいと思っていますが・・・。

スカイツリー

この季節になると、毎年、本所松坂町の吉良邸跡を訪れます。目的は元禄市と松坂もちです。TV局のカメラも来て今年も賑わっていました。

両国から浅草に出て、業平橋まで足を伸ばしました。もちろん、建設中の東京スカイツリーを見るためです。遠くからは眺めていましたが、近くに行ったのは初めてです。231mまで伸びていました。浅草吾妻橋あたりから眺めるとまだ他のビルに埋もれていますが、完成して600mを超えると壮観でしょう。外側は丸いパイプの組み合わせでできており、東京タワーとは大分印象が異なります。業平橋はカメラを持った見物客で溢れていました。

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メジロが来た

今日は用事があってカワセミ撮りにいけませんでしたが、メジロが2羽庭に遊びに来てくれました。とっさのことでフィールドスコープなど用意する暇もありませんでしたので、普通のビデオカメラを手持ちで撮影しました。それでも距離が近いので、そこそこの大きさで撮れました。静止画にしたら、日本画風の淡い感じの写真となりました。カワセミもこれくらい近くに来ると撮影は楽でしょうね・・・。

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色々あった週末

サッカーとカワセミとビデオ編集で明け暮れた週末でした。

時系列でいくと、土曜の未明にW杯の組み合わせが決まりました。総じて、極端に強者の集まったグループはなく、ほぼ決勝トーナメント(正式には決勝とか予選とか言わないようですが、慣行に従います)に進出しそうな国が特定できます。とはいっても、波乱が起こるのもW杯予選リーグです。外れを覚悟して予想します。

A フランス、メキシコ
B アルゼンチン、ギリシャ
C イングランド、アメリカ
D ドイツ、オーストラリア
E オランダ、デンマーク
F イタリア、パラグアイ
G ブラジル、ポルトガル
H スペイン、スイス

ヨーロッパ重視になってしまいました。TVで見ているからかもしれません。この中で予想に困ったのが、Dグループのオーストラリアとセルビアとガーナ、Eグループのデンマークとカメルーンです。アフリカ諸国は強かったり弱かったりしますので、よく分かりません。日本はEグループですが、予選突破の可能性は極めて低いだろうと思っています。ただ、岡田はベスト4を目指すといまだに言っていますので、きっと何か秘策があるのでしょう。それに期待します。

組み合わせの結果を聞きながら、新幹線で大阪に向かいました。昼は道頓堀でお好み焼きにしました。きれいに焼いて出てきたので、やや拍子抜けです。その後、ジェフのJ1最後の試合を見届けに万博記念競技場に行きました。J1最下位らしい試合で完封負けしました。相手もJ1の3位とは思えないような内容で、ずる賢さと審判の未熟さに助けられた勝利でしょう。もし今後私がサッカー観戦から離れるとしたら、それはJリーグ審判に愛想が尽きた時だろうと、思っています。誤審が多く、判定基準が欧州とは違い過ぎます。判定がぶれます。感情的になります。それに偉そうにし過ぎます。判定ミスを繰り返しスロービデオで見せ付けられる海外と違って、日本では「審判は神聖」として批判の対象にすらしてはならないという風潮があります。試合後のインタビューで監督が審判批判をしてもJリーグ関連サイトではその部分はカットされます。過保護が審判技術の向上を妨げています。日本が世界のサッカーから最も遅れているのは審判ではないでしょうか。協会が対策を真剣に検討しないと、日本サッカーは世界から置いてけぼりにされる恐れがあります。

日曜日は、先週撮影したカワセミビデオの編集、夕方は公園でカワセミ撮影、帰ってきてその編集と、カワセミづくしの1日でした。この日午前2時頃、ジェフの契約満了選手の発表がありました。トップチームでは、ボスナー、下村、新居、佐伯、島津の5人、リザーブスでは、市原、山中、高田、乾の4人です。トップはともかくとして、リザーブスの若手3人が不憫です。うち2人はまだ入ったばかりです。なのに、チャンスも与えられず首にするくらいなら、何故ユースから昇格させたのでしょうか。発表時刻といい選手の首の切り方といい世間知らずのこのクラブらしいやり方です。J2になったのに、1試合当り入場料を値上げするようなクラブに何を言っても無駄でしょう。

ワールドカップ組み合わせ

来年南アフリカで開催されるW杯の組み合わせ抽選会は5日に行われますが、それに先立ち、抽選方法などが発表されました。

32チームのうち、シード国グループはブラジル、イタリア、スペイン、オランダ、ドイツ、アルゼンチン、イングランドそれに開催国南アフリカとなりました。32チームは8組に分けられ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出できますので、南アフリカの組に入れば他の強豪7カ国とは対戦せず、かなり有利な組み合わせになります。逆にシード落ちしたフランス、ポルトガルなどの強豪国は7つのシード国と同じ組に入る確率が高く、これらの組は「死の組」と呼ばれることでしょう。

シード国以外のチームは地域毎に3グループに分けられます。日本はアジア・北中米カリブ海・オセアニアのグループに入りました。予選リーグではこれらの国と対戦しません。逆に南米・アフリカのグループ、欧州グループと対戦することになります。この2つのグループの国はいずれも難敵ばかりですから、予選リーグの勝ち抜けは容易ではないでしょう。

最下位

最下位の大分にも0-2で完敗し、最下位に転落しました。

最下位でも17位でも順位はどうでもよいのですが、同じJ2で戦う相手と比べ、戦い方、選手のプレーの質の差は不安を抱かせます。ボールは圧倒的に支配でき、シュート数もはるかに多いのに、点を奪えず、逆に失点していました。大分は少ないチャンスの中で、前目のサイドにすばやくボールを入れ、効果的にゴールを狙ってきました。ジェフはポゼッションサッカーを標榜しながら、中盤でボールを奪ってもミスから攻撃態勢にスムーズに移れず、FWのネットがボールに絡むのは適当に入れられたロングボールを競り合うときだけでした。ネットはボールが来なくて無理なプレーに走りがちでした。

選手でまず目についたのはGKの差です。西川は目の覚めるようなファインプレーをしたわけではありませんが、しっかり堅実にプレーしていました。それに比べ岡本は不安定です。自信がないのか肝心なところで慌ててしまいます。簡単に得点を許す場面が多過ぎます。もうひとつは、前から言われているゴール決定力の差です。相手は難しい角度からもきちんと枠内にシュートを撃っていました。また、ジェフの中盤はワンタッチパスを狙うせいかミスが多く、大分の選手に比べボールのつなぎ方が粗雑に見えました。

来期はどういうメンバーで戦うことになるか分かりませんが、トラップ、パスといった基本技術を含めプレーの質をもっともっと上げていかなければ、J2ですら苦戦は免れないでしょう。監督はFW、ボランチ、センターバックの補強を要望しているようですが、要は全て足りないということです。時間が掛かることを恐れず、じっくりと選手を鍛えることが必要でしょう。

勝ち試合から学ぶこと

降格が決まった後の消化試合、FC東京との対戦は2-1で勝ちました。今シーズンFC東京からはリーグ戦で2勝あげました。

この試合は、失うものがなくなって精神的に楽になった面もありますが、どの選手が勝利に役立つかを明確にしてくれました。来シーズンの編成に当たってよく考えて欲しいと思います。江尻がいつも使うメンバーに代わって、DF斉藤、アレックス、MF米倉、FW新居の顔ぶれが先発しました。ボスナー、青木、下村、深井が外れました。この起用の裏にどういう事情があったかは分かりません。また前半早い時期に先発巻が負傷し、ネット・バイアーノが交代出場しました。ネッに代わってすぐに先制点が生まれました。アレックスの素晴らしいアシストでした。後半開始早々今度はネットがヘッドで決勝点を奪いました。ネットは点に絡んだ場面だけでなく、ポストプレーでも守備でも頑張っていました。前線でボールを少しコントロールできるだけでも、周りの動き方が大分代わってきました。江尻が何故この選手を使いたがらないのか、ほんとうに分かりません。アレックスもサイドバックとして運動量と攻撃力で大きな戦力となっていました。ベテラン斉藤も苦しい時は頼りになる選手なので使うべきと思っていましたが、やっと使われました。結果はボスナーより安定した守備をもたらしました。

来期のメンバーはどうなるか、選手の方の事情もあるでしょうし、予算との兼ね合いもあるでしょうが、外国人も含め、クラブとして何としても引止めをはかるべき選手を間違わないようにして欲しいところです。過去にとらわれず、また営業政策を優先することなく、チーム強化に真に必要な選手を揃えなければ、1年でJ1どころか、失礼ながら現在の横浜FCのようなチームになってしまうかもしれません。

NXCAM

NXCAMの情報があちこちに出始めました。ソースは国際放送機器展でのメーカーの説明です。

まず分かったことは、この展示会に出品されているカメラは、HDVカメラZ5JをベースとしたAVCHDカメラで、記憶装置部分を除くと、Z5Jそのもののようです。Z5Jは総重量2.6kgで展示カメラはそれよりやや軽い程度です。値段もZ5J並みということです。私が気になるLANC端子はなく、リモート端子に置き換わりました。しかし、呼び名が変わっただけで従来のLANC端子用のコントローラーは使えると伝えられます。この点は安心です。もちろん可動式ビューファインダーも付いています。記録レートは最高24Mbpsで申し分ありません。電池はFX7と同じL系で、今使っているものが使用できます。以上、機能はほぼ希望を満たしていますが、私は軽量、小型機を求めていますので、この展示品は売り出されても対象外となります。

もう一つはあまりはっきりしないのですが、取材者のコメントから、小型機A1Jの後継機にあたるモデルも売り出されそうとのニュアンスが感じられます。ただしその時期ははっきりしません。こちらが展示品並みの基本機能を備えているなら、本命になりそうです。パナソニックのAG-HMC45と比べどの程度小型化されるでしょうか。

やっとソニーも

ソニーがAVCHDフォーマットの業務用ビデオカメラを発売すると発表されました。シリーズ名はNXCAMで、撮影素子は1/3型の「Exmor」3CMOSセンサー、記録媒体はメモリースティック PRO デュオです。光学20倍の35mm換算29.5mm~590mmズームレンズ付のカメラが今日から開催されている国際放送機器展で展示されています。

NXCAMシリーズは来年初頭に発売されるようですが、展示品以外にどんな製品が出てくるかは不明です。私は小型のHDVカメラA1Jに相当するAVCHDカメラが出てくることを期待しています。業務用のAVCHDカメラはパナソニックだけが発売し、ソニー、キヤノンは出遅れていました。民生用では主流になっているのにやっと追いついた感じです。あまりにソニー、キヤノンの対応が遅いので、パナソニックの小型カメラAG-HMC45を購入しようとした矢先でしたが、ソニーが小型を出す可能性もあるので、しばらく待つことにします。ソニーが期待を裏切らないことを祈ります。性能についてはAG-HMC45に不満はないのですが、この性能にしてはボディが大きく、もっとコンパクトなものを希望しています。もしこの大きさなら、ズーム比は今日発表されたもののように20倍は欲しいところです。どんな製品が出てくるのか、また、キヤノンも追従するのか、Jリーグが開幕し、カワセミの活動が本格化する3月頃まで様子を見守りたいと思います。

大分の危機、Jリーグの危機

Jリーグは、公式試合安定開催基金から大分に計6億円融資することを決めた、と報じられています。大分の財務状態は累損11億円、債務超過5.6億円と伝えられ、どの程度の売上・利益規模の企業か知りませんが、普通の企業なら存続できないほどの危機的状況です。こうした状況を招いた原因は、身の程を考えず、勝敗の結果だけを追い求め監督や選手の補強にカネをつぎ込んだ経営姿勢にあり、自業自得です。本来なら市場から退場してもらわねばなりませんが、サッカーは相手があって成り立つ商売なので、今回の融資は、みんなで助けようとして行われるものです。

華やかなJリーグの試合の裏で、経営危機にあるJのクラブは大分だけではないようです。というより、ごく一部を除きほとんどのクラブが経済的に自立できていません。Jリーグ以下のカテゴリーでは言うまでもありません。はっきり言って、今のビジネスモデルではJリーグは企業として成り立たっていないのが現実です。Jリーグの理念として野球のように特定の企業に依存せず、地域密着で経営を行うとしていますが、理念倒れとなっています。サッカーの試合の特質として毎日興業するわけにいかず、1試合の入場者数も限られます。入場料収入だけではクラブを維持できません。不足分をTV放映料収入、関連グッズの売上、広告料収入(親会社やその影響力でむりやり取り込んだ広告を除く)でカバーできれば、理念は達成できるのでしょうが、現実はそこまでいっていません。結局、Jリーグが嫌った親会社企業の支援に依存しています。支援しようという企業のサイドに立てば、広告宣伝効果の薄い中で、地域貢献・スポーツ振興といった高邁な意識がない限り、おいそれとカネをつぎ込むことは株主の厳しい目もあり難しい状況です。

問題は、夢を追いかけ続けていて、日本でサッカーリーグが存続しうるかということです。企業のカネがなければ選手に高い報酬を払うこともできません。野球との差は開くばかりです。小さい子供たちはサッカー選手になりたいと思っていても親にすれば、こんな安月給で将来に不安のある職業につかせようとする訳がありません。せっかく起こった若者のサッカー志向の流れもこのままではしぼんでいくのは避けられないでしょう。現実を踏まえ(地域密着と言いながら、地域住民の出資ではなく有力企業を親会社とすることなど)、企業が喜んで支援するシステムへの変更が必要でしょう。スポンサーの業種制限の撤廃、クラブ名に企業名を付けることの解禁など勇断をもって実施すべきではないでしょうか。それとも、自分の応援するチームなら喜んでカネをつぎ込んでくれるサポーターがいくらでも増え続けると、Jリーグのお偉方は考えているのでしょうか。

何の展望も開けない

天皇杯4回戦、FC岐阜との試合は0-1の完封負け、情けない結果でした。内容も完敗で、ジェフはまさにJ2未満であることを曝け出しました。

負けたことを別にしても、試合内容、戦術、技術、体力、監督采配などチームのあらゆる点がこれまで負け続けてきた状態と何ら変わりなく、これから向かう方向が全く見えない試合でした。今後を展望し、チームを変える立場にあるのは、まず監督です。江尻の現実を見極める力、それを変えていく力が問われています。言葉ではなく、過程と結果で示して欲しいところです。また、実質的なGMの神戸さんはどういう考え方なのでしょうか。知りたいところではあります。

今日の試合終了後、目の前を通り過ぎた審判団にジェフのファンからはしたない罵声が飛んでいました。審判にも問題はあったとは思いますが、全く決定的チャンスを作れなかった不甲斐ないチームの敗戦を審判のせいにするのは見苦しい姿でしかありませんでした。

かさばって重い

ヨドバシカメラにジンバル雲台を受け取りに行きました。

現物を見た感想はなにしろでかい!近くの公園はともかく、動物園にどうやって運ぶかが問題です。リュックサックに入れてみたら、何とか納まりましたが、カメラやフィールドスコープ、マウントシステムなどと絡み合って出し入れに難渋します。加えて、カメラがもう少し大きくなる見込みなので、どうやらリュックサックを大きなものと取り替えないといけないようです。

肝心の性能の方はほぼ満足いくものです。マウントシステムにセットしたフィールドスコープとカメラ、大型のビデオカメラ単体、いずれも狙ったところでピタリと止ります。カワセミだけでなく、上空高く飛ぶ野鳥も捕らえられそうです。はやくハチクマを撮影する機会を持ちたいものです。

ジンバル雲台

カワセミやハチクマなど野鳥をビデオ撮影するために雲台を買うことにしました。ジンバル雲台という種類の雲台で中国メーカーBENROの製品です。本当なら米国のウィンバリーのものか国産品を買いたかったのですが、値段が高く諦めました。

ジンバル雲台には2つのタイプがあり、カメラをぶら下げて取り付けるもの、横からねじで留めるものです。いずれもカメラの重心と縦横の回転軸を一致させてあり、カメラをどういう方向にも自由に軽く動かせ、どこに向けても安定して止まります。普通のビデオ雲台ですと、カメラを上や下に向けると、カメラが止まらず動き続けてしまいます。その都度ねじ留めしなければなりません。ジンバル雲台があれば、超望遠でも被写体にカメラを合わせやすくなり、ハチクマのように飛んでいる鳥も追いかけやすくなります。重いのが唯一の難点です。

買ったのは写真左のぶら下げるタイプです。フィールドスコープはどちらでも取り付けられますが、ビデオカメラ単体ではこちらしか使えません。土曜日には手に入る見込みです。

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切り替えて明るいニュース

日刊スポーツによると、成立学園高のFW戸島章君と山梨・日本航空高のGK佐藤慎之介君の二人が来期ジェフに入団するとのことです。二人ともU-18日本代表候補だそうですから、期待が持てます。戸島君は身長188cmと長身で、小柄な選手が多いジェフにとっては貴重な存在になりそうです。GKはジェフの弱点ですから、佐藤君には早く先輩を追い抜いて欲しいと思います。

年末年始の全国高校サッカー選手権の予選が各地で行われており、長崎の国見などが名乗りを上げています。成立は東京A地区で帝京と決勝を争うことになっていますし、日本航空は山梨県予選で準決勝に勝ち残っています。うまくすれば、両校とも晴れの舞台で見ることができるわけです。当然、今年は両校の応援に駆けつけます。

J2降格確定

等々力競技場で来期のJ2降格を見届けてきました。2-3の逆転負けでした。

ジェフ、古河は45年間守り続けてきたトップリーグの地位を失いました。私が最初に国立競技場で古河を応援したのは昭和41年だったと記憶しています。トップリーグにいたほぼ全期間を見守りとおしてきた計算になります。もっとも大半の会社員現役期間中はスタンドに足を運ぶことはほとんどありませんでしたが。

チームからは「1シーズンでJ1に復帰する」ことをクラブの目標とするとのコメントが出されました。建前としてはこう言わざるをえないでしょうが、本当に必要なことは、長期的視点からどういうチームをどうやって作り上げていくかというコンセプトを明確にすることだと思います。J1で常に優勝を争えるようなチームにすることが最終目標のはずです。J2で目先の好成績を挙げることではありません。OBの川渕が珍しく良いことを言っています。チームの目標はJ1に居続けることではなく、J1で優勝することだ、と。

昨日の試合は、勝つしかない試合だったので、最後に、攻め続けてカウンターで決勝点を入れられたのは仕方ないでしょう。問題は中盤や前線での競り合いに負けボールを失って、得点のチャンスの芽をつぶし、また、失点の原因を作ってしまったことでしょう。今シーズン見慣れた光景です。根本は体の小さな選手や技術レベルの低い選手への依存度が高過ぎたことにあります。来期以降のチーム作りにあたって考えなければならない点だと思います。

試合前、川崎の選手・スタッフと思われるメンバーが背広を着て頭を下げて回っていました。深く反省し、失った信頼を取り戻すとの挨拶も聞こえました。しかし、得点した外国人選手は試合後のインタビューで何度も、出場停止となった森のために頑張ったと言っていました。森は気の毒な何かの被害者だったのでしょうか。

さもありなん

ナビスコ杯決勝戦で負けた川崎の選手が表彰式で、首にかけてもらったメダルをすぐ外したり、来賓との握手を拒否したり、壁に寄りかかっていたり、ガムを噛んでいたり等々、態度が悪かったということで、協会やJリーグトップの顰蹙をかったと、報じられています。

この試合はTVで見なかったし、表彰式の様子も知りませんが、この報道があった時、川崎の選手なら負ければ起こりうることと感じました。このチームの監督は鹿島出身者で、マリーシアとか称して勝つためなら何でもやるというブラジル流の考え方の持ち主と聞いています。かつてジェフと対戦したあとのコメントを聞いて、相手への思いやりに欠ける人だなあとの感想を抱いたことがあります。この程度の相手なら負けるはずはないとの思い上がりがこうした行動に表れたと言われても仕方ないでしょう。サッカーができるのは、ファンやスポンサー、また相手チームがあってこそということを忘れてはなりません。

今回の事件を受けて、川崎は、準優勝の賞金を返上し、特に態度の悪かった森を1試合以上出場停止にすると、Jリーグに申し出たそうです。賞金の返上など筋違いです。もっと他にやることがありそうな気がします。おたおたと、お偉方の意向に従って早く事を治めようとする姿勢は、返って見苦しいと感じます。チームの首脳陣は真の意味で反省しているのでしょうか。問題ばかり起こし、すぐけんか腰になるような選手をいつまで使い続けるのでしょうか。

天皇杯4回戦へ

カワセミでばたばたしている間に、大分で天皇杯3回戦が行われ、トリニータに3-2で勝ち、4回戦に進みました。

この試合は観戦に出掛けませんでした。何度も書いているようにこのスタジアムは嫌いだからです。嫌いであってもここでは負けたことがないのですから、縁起は良いスタジアムです。TVでも放映がなく、中身は分かりませんが、私の個人的イチオシの米倉が2点獲り、金崎の2ゴールで迫ってきた大分を突き放しました。育成のためにももっと使わなければならない選手と思っていますが、江尻は結果を出していても使わず、先の見込みのない選手ばかり使いたがります。この試合の結果を見て少しは考え方を変えてくれるとよいのですが。

次の4回戦は、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場kumagaya Sports & Culture Park Athlentics Stadiumとかでやるようです。Jリーグのスタジアムガイドを見ると、JR熊谷駅から徒歩50分と書いてあります。バスもあるようですが、本数が少ないのか徒歩50分が真っ先に書いてあるので、気が萎えてしまいます。最悪タクシーの利用を考えないと大変なことになります。来年からはJ2ですので、地方ではこんなことが当たり前かも知れず、Culture Parkでカルチャーショックを和らげておきましょう。
FC岐阜に気持ちよく勝って、せめて天皇杯くらい良い思いをしたいものです。

またやられた

今日はカワセミが姿を見せてくれず、がっかりでしたが、もう一つがっかりさせられました。
ビデオカメラの静止画撮影機能を使って、アオサギや紅葉した木々の写真を撮りフィールドスコープ使用時の画質をチェックしようと試みました。アオサギなどはかなり大きく、鮮鋭に撮れたように見えましたが、帰ってメモリースティックからパソコンに移そうとしたら、エラーになってしまいました。サムネイルだけは見られたのですが、本体は表示もコピーも移動もできませんでした。全部失敗です。

この症状は、今年名古屋の東山動物園に行った時も現れました。その時も写真全部が取り込めませんでした。その後、メモリースティックをフォーマットしたら、正常に使えましたので、使い続けていたのですが、今回またも失敗してしまいました。カメラが悪いのか、メモリースティックが悪いのか、いずれにせよソニー製品に裏切られました。

カワセミ撮影

掲示板やビデオ集のページに掲載しているように、このところ狂ったようにカワセミのビデオ撮影に入れ込んでいます。

そもそもは、仕事の上で以前ご指導を頂いたお取引先の方が定年退職を機会にカメラを始められ、数年のうちに素晴らしいカワセミの写真を撮られたのを拝見したのがきっかけです。この方は、カワセミの写真集を自費出版されたり、個展を開かれたり、大活躍されています。

5月のゴールデンウィークに出掛けた千葉市動物公園の大池で、たまたま、カワセミの姿を見かけました。その時は小さな写真が数枚撮れただけでしたが、美しい姿をビデオに撮ってみようと思いつきました。写真では大先輩に追いつくことはできないので、やっている人の少ないビデオにしました。6月に最初のビデオ撮影をしましたが、1.5倍のテレコンバーターを付けただけでは力不足でした。道具立てが揃った9月の連休から、暇な天気の良い休日には動物園に通い始めました。2.2倍のテレコンとデジタルズーム1.5倍を加え、約2500mmでの撮影です。それでも倍率不足で望んだ大きさには撮れませんでした。ただ、幸いなことには、途中から雨が降った1日を除き、行くたびにカワセミが姿を現してくれました。また、ごく近所の公園の池にもカワセミが現れることが分かりました。

そしてついにkowaのスポッティングスコープ(フィールドスコープ)を手にいれ、この土曜日に初めて使ってみました。6000mm以上の大望遠の結果は上々です。ただし、予定していたビデオカメラFX7には合わず、家庭用小型カメラHC3しか使えませんでした。オートフォーカスの反応が悪く、マニュアル撮影もほとんどできないので、画質は思ったほどではありませんでした。さらに、これだけの大望遠であることから、三脚や雲台の能力不足も露呈しました。ビデオカメラは以前からAVCHDのものに変える予定でしたが、三脚や雲台までは資金が回りません。何より今でも持ち運びすると腕が痛くなるほど重いのに、さらに重量を増やすようなことは老骨には無謀です。カワセミの撮影もカネとチカラの世界のようです。

来期の応援構想

J2ではどのような応援をするか、思案中です。ホームを全試合観戦するのは大前提として、アウェーの試合にどれ位出掛けるか、ビデオのゴールシーン集は作るのか、シーズンシートの座席をどうするか、などの検討事項があります。

今年は、アウェー浦和戦を除き全試合を観戦する心積もりでしたが、ほぼその通りになりそうです。もともと来年からは、J1,J2に拘わりなく、経済的理由から地方遠征は厳選するつもりでした。J2に落ちたことで、首都圏での試合は横浜、調布、柏(見込み)に限られ、水戸、草津、栃木(、甲府?)など中途半端な場所のほかは遠方での試合が圧倒的に多くなります。観戦試合数はかなり減ることになり、その大半はスカパー観戦となるでしょう。スカパーをHDに変更する投資が必要です。

あとの事はゆっくり考えます。

来期の構想

土曜日の試合でジェフは鹿島に完敗したのに対し、ライバル大宮は日曜日浦和に完勝し、事実上今期は終了しました。

残りの試合のうち、天皇杯と降格が正式決定するリーグ川崎戦は、今までどおりのメンバーで戦うでしょうが、それ以外は来期を見据え、若手主体のメンバーに切り替えて欲しいと思っています。J2では、今まで溜まったチームの垢をすっきりと洗い流すことが必要です。ここ数年、チーム生え抜きの主力が次々と退団した結果、よそでも主力となりえなかった中途半端な選手を寄せ集め、穴埋めしてきました。来年からは一からチームを築き上げる良い機会です。1年でJ1に戻らなければならないものでもありません。

チームの中心になるのは、生え抜きの若手選手であって欲しいと願っています。若手の中では、現状、米倉が傑出しています。高校時代から、サッカーセンスと運動能力には定評があります。攻撃ではこれを青木孝太、金沢あたりが支え、中盤の守備では益山が要とならなければいけないでしょう。センターラインは、FWはネットバイアーノ(残留するなら)、攻撃的MF米倉、守備的MF益山、DFは人材難ですが、福元(残留するなら。そうでなければ池田)で構成することになります。この回りをチームに残るベテラン、外国人で固める、というのはどうでしょうか。守備体制は4バックに拘る必要はないと思います。サイドバックに人材がいないなら、慣れている選手の多い3バックシステムで一向に構いません。何より、この戦い方ならば勝てるというシステム、戦術を確立し、迷いのないチームを作ることです。

監督は江尻の続投となるでしょうが、勝てるチームを作れるかは未だに未知数です。チームの中で、最も成長進化しなければならないのは監督かもしれません。何となく、江尻はJ2でも旧態依然とした戦い方しかできないような予感がします。フロントもしっかりとした構想に基づき、思い切った選手の入れ替えを図って、監督が新しいチーム作りに向かわざるを得ないよう仕掛けることが必要です。

今日も勝てず

京都とのホームゲームは終了間際に追いつかれ、1-1の引き分けでした。

試合を見ていて、ああやっぱり勝ちきれなかったか、と冷めた感想しか湧き上がりませんでした。この試合を勝とうが引き分けようが今シーズンの結末は変わりようがないというのが本音です。これだけミスの多いチームはJ1に相応しいとは言えません。高校生ですらしそうもないミスを連発していました。フリーで相手GKがいないゴールに向かって撃つシュートでさえ入りません。点取り屋として急遽補強したブラジル人はベンチに座りっぱなしです。4人いる外国人が揃って試合に出たことはなく、最大で2人という試合が大半です。使えない外国人なんか揃えて意味があるのでしょうか。いつの間にか生え抜きの選手が消え、寄せ集めばかりとなったチームを若手中心で作り直すよい機会ができました。数年先を見据えてじっくり取り組むにはJ2も悪くない場所かもしれません。

やっと追いついた

前回9月22日に書込みして以来、MovableTypeへの移行に伴い、ウェブログの移設を行ってきました。今日やっと終わりました。写真の貼り付けはまだこれからです。全部で759件のはずですが、1件足りません。探しようがないし、たとえ見つけても今から追記すると順番が狂うので、このままにしておきます。

HPの再構築にあたってあと手をつけなければならないのは、愛犬自慢の全記事と写真集の一部を新しいデザインに統一することです。内容は変わらないので、遅れてもそれほど支障なく、時間をかけて行います。かなりエネルギーが掛かりましたが、今回の作業でMovableTypeを少し理解することができました。今なら、アイデアさえあれば、もうちょっとましなカスタマイズができたかもしれません。今後はデザイン変更が楽になりますので、今のに飽きたら、何か工夫してみます。

書き込みを休んでいる約1か月間にいろんなことがありました。ジェフは連敗し、いよいよ降格の時が近づきました。日本代表はペテンみたいなマッチメークの試合に連勝しました。私は動物園にカワセミを撮りに通い続け、今日は自宅近くの公園でカワセミを見つけました。安上がりの老後の趣味がもう一つできた感じです。撮影方法を研究中です。また、パソコンの世界ではWindows7の発売が間近に迫り、我が家でもパソコンが壊れかけています。代替を検討中ですが、ビデオ編集用とするので、Windows7×64bit、Core-i7、Blu-rayの組み合わせとなりそうです。

2009/09/22 10試合勝ちなし

アウェー、ヴィッセル神戸戦は終了間際に追いついて、2-2の引き分けでした。

神戸に何度も得点機を作られ、引き分けたのは幸いでした。同点にした時間帯のように、積極的に攻めないと点は獲れません。いつものことながら、最初から思い切って行って欲しいものです。この試合で評価しうるのは、GKに岡本を使いましたが、うまくプレーしていたこと、終盤、坂本が交代し4バックから3バックになってから守備が落ち着き、攻撃が活性化したことです。顔ぶれから見ても今のジェフでは4バックには無理があると、思っていました。今後、江尻はどうするのか注目です。

連休中なのに、新幹線の日帰りでした。往きは少し早めに出て、南京街で昼飯にしました。大変な混みようで、行列の店が多く、初めての店にしましたが、この店でも客足が途切れることはありませんでした。帰りは駅弁、売店では売り切ればかりで、やっと「カレーすき焼き」にありつけました。

2009/09/19 MovableTypeで超忙しい

このところ、未済のビデオ編集もほっぽらかして、ブログツールの勉強に励んでいます。HPトップにそっとリンクを貼ってありますので、MovableTypeに関心がおありの方はどうぞ。全くこの方面に素養のないまま、年寄りが無謀なことをやっているのをお笑いください。

2009/09/19 SM更迭

昼田シニアマネジャーが更迭され、神戸さんが後任となると、伝えられます。

昼田さんには荷の重い仕事だったのでしょう。成績の不振、監督選びの失敗と相次ぐ交代、外国人選手選考の失敗、獲得選手の相次ぐ退団・移籍など不手際が目立ちました。これらの失敗による金銭的な損失もかなりなものになっています。諸々の責任を問われた形です。

多くのサポーターからは、昼田さんは口先でうまく丸め込むタイプと見られていたようです。確かに、語呂合わせ的な表現が好きな方で、それが実績に繋がれば、信頼のもととなったのでしょうが、裏目に出たため、不信の原因となっていました。

クラブは、シーズンも押し詰まったこの時期に思い切ったことをしたものです。ミラー監督更迭もそうでしたが、残留のため効果のありそうなことは何でもやってみると考えているのでしょうか。あるいは、J2落ちも覚悟のうえで、今後の再建のための施策を今からうっているのでしょうか。矢継ぎ早の大胆な動きからは、新練習場の完成を控え、社長、経営陣の並々ならぬ決意が伝わってくるかのようです。大株主からの圧力があるのかもしれません。

後任の神戸さんは、ジェフでコーチをやった後、東南アジアのサッカー後進国で代表チームの監督をいくつか勤められました。この種の監督派遣は概ね日本サッカー協会の推薦で行われますが、サッカーの見識だけでなく人柄も穏やかで立派な方なので、いくつも声が掛かったのだと思います。
GM業は初めてかも知れませんが、ジェフが以前のように自前の選手を育てながら、強くなっていったコーチ時代のような勢いを、是非、取り戻して欲しいものです。コーチとしては、2000年、ザムフィールさんからベルデニック監督に引き継ぐつなぎとして指揮され、等々力での川崎戦に勝利した試合をよく覚えています。この勝ちでジェフはJ1残留を果たし、川崎はこの年J2に降格しました。

2009/09/15 マルハン撤退

大分のメインスポンサー、パチンコ屋のマルハンが今季限りでスポンサーをやめると、発表されました。

Jの規制でパチンコ屋はユニフォームに名前を入れられません。マルハンは練習着の胸にマークを入れてきました。これだけでは年間3億円の効果は望めず、撤退を決めたのでしょう。これまで名前は出せなくても支援すると言っておきながら撤退するのは、大分のJ2降格見通し、自社の損益状態など他の隠れた理由があるのかもしれません。

大分にとっては経営の根幹にかかわる痛手です。地元に有力企業がなく、もともと資金集めに苦労していたチームですから、現在の予算規模での経営が難しくなるのは必至です。J2降格となればなおさら、チームの存続自体が危ぶまれる状況も懸念されます。鳥栖といい、V・ファーレン長崎といい、九州では、サッカーチームの運営が難しい。

2009/09/14 上野鈴本演芸場

上野の天ぷら屋で昼を終えて帰る途中、鈴本の前を通りかかったら、ちょうど昼の部の開演直前でした。看板の出演者に「すず風にゃん子、金魚」とあり、それに釣られて、生まれて初めて下町の寄席に入ってしまいました。

国立演芸場には何度か足を運び、そこで一度見た「にゃん子と金魚」に強烈な印象を受けました。何しろ相当なお年のはず(年齢非公開)なのに、元気一杯、舞台を飛び跳ねます。ことに金魚さんは、ちびで色黒、ゴリラの真似を得意技とするなど、女らしさをかなぐり捨てて頑張っています。その金魚さんの芸をまた見ることができるとあっては、寄席の入り口でとどまる訳にいきません。他の落語家の時は居眠りしながら聞いていましたが、にゃん子金魚になったら、眠気など吹っ飛んでしまいました。期待通りの舞台でした。

そのほか、トリの三遊亭伯楽の「火炎太鼓」などの落語、漫才、手品、津軽三味線などたっぷり4時間楽しんで(居眠りもしながら)2,800円は得した気分です。

2009/09/14 覚悟はできた

新潟とのホーム戦は0-1の負けでした。

残り9試合になった段階で17位、下位にいた柏、大分は監督交代が当たって勝ち星をあげています。ジェフは9試合勝ちなし、新監督になっても結果は出ていません。奇跡の残留を遂げた昨年以上に先が見えない霧の中でもがいています。ネットバイアーノの加入が霧を一気に晴らしてくれることを願っていましたが、まだ本領を発揮していません。今の段階でこのようなチーム状況では、J2への途のカウントダウンが始まったと覚悟せざるをえないでしょう。

あとは、監督が選手の状況を見極め、適切な選手起用と采配を行うこと、選手が監督の求めることにしっかり応えること、これに全力で取り組むしかありません。サポーターはチームが勝てなくてもスタジアムに足を運び、声を枯らして応援しています。それに応えることこそが、プロとしての使命です。
V・ファーレン長崎はJリーグへの入会予備審査を受けていましたが、通らず、来季のJ2昇格を断念せざるをえなくなりました。

ネックは、前にここで書いたようにJリーグ規格の競技場を確保できなかったことです。諫早の県立総合運動公園陸上競技場は、長崎国体へ向けた改修工事のため、10年7月~13年3月まで使用不能です。この代替競技場を確保できなかったことが今回落選の主因です。このままでは13年シーズンに間に合うかどうかということで、選手のモチベーションを維持するのが大変でしょう。

また、資本金や広告収入の不足も指摘されています。県、市、地元財界、市民の支援がまだまだ不十分な結果です。長崎には資金的に余裕のある有力企業がなく、地域経済も厳しい状況にあります。今回の資格審査の失敗により、V・ファーレン長崎は、事実上、存続の危機にさらされることになりました。

2009/09/10 4点に惑わされそう

ガーナ戦は乱打戦となり、4-3で勝ちました。

決定力不足といわれた攻撃陣が4点も獲りました。快挙と言いたいところですが、サッカーは相手次第なので、手放しでは喜べません。ガーナはヨーロッパや南米ほどの強国ではありませんし、この試合に臨む本気度も分かりません。また、2点リードされ、やけくそで攻めた結果であって、決定力がそんなに急につくはずもありません。

問題は守備です。モチベーションが低いと思われるガーナに3点も許してしまいました。攻撃的にいって守備が手薄になったという面もありますが、1対1の弱さをこの試合でも露呈しました。数的優位を作る動きも緩慢で、前に行ったDFがちんたら戻ってくるようでは失点が多くなるわけです。この試合も中沢と田中ツがCFに入りました。今回若手のDFを選ばず、せっかく連れていった岩政も全く使いませんでした。層が薄い上に経験を積ませず、守備を強化しようという姿勢が岡田には見られません。中沢、田中ツのコンビは現状ベストかもしれませんが、怪我も多くピークを過ぎたことは否めません。世界的レベルからみたら、ただでさえ弱体なDF陣をどうやって補強するつもりなのでしょうか。

2009/09/07 真の敗因は

日本代表とオランダとの試合は、例によって、ところどころTVで観戦しました。後半途中までは見た目は互角以上に戦い、最後は失速して3失点し完敗の試合でした。

試合後の監督のコメントは、疲れなどから前線からのプレスが効かなくなったのでやられた、これを90分間やり切るしか道はない、との趣旨だったように受け取っています。マスコミもほぼ同様の意見だったようで、本田が交代出場し守備をしないことがそれに輪をかけたと伝えています。もっとも、これは中村のコメントの受け売りかもしれません。評論家の中には、90分間プレスを掛け続けるなど、カミカゼ突撃ができるわけはないと論評している人もいます。

私ははっきり言って、個の力の差が大き過ぎて、とても当面改善の余地はなく、W杯で強豪国に勝つなど夢のまた夢だと思いました。プレスが掛け続けられるか否かの問題以前の話です。プレスを続けられればある程度有効かもしれませんが、それで勝てるかというと、よほどの幸運に恵まれないといけないでしょう。日本代表のゴール付近でのプレーに得点の臭いを感じません。点が獲れなければ勝てないのは自明のことです。そこへ行くと、オランダの点の獲り方は衝撃的でした。ゴール前の密集の中でもゴールに向かって強い、正確なボールを蹴ることができます。マークが付いていても日本の代表DF程度なら簡単に交わしてゴールしました。守備でも、DF陣は日本攻撃陣に危うい場面などほとんど作らせませんでした。多分、中村のFKが得点に最も近かったプレーでしょう。流れの中では皆無です。

決定力も守備力も、要はゴール付近における個人能力の質の差は歴然としています。この差は有能な監督のもと、超長期に渡って計画的にチーム作り(個の力をあげるか、差を補う方策を養うか)をしないと埋めきれないと感じさせました。自国の戦力を的確に評価できず、目先のW杯でベスト4を目指すなどという世迷言を言うような指導者は今回限りとして欲しいものです。

2009/08/30 今年は奇跡を望めない

三ッ沢での横浜戦は先制しながら、追いつかれ1-1の引き分けでした。残留争いのライバルたちとの差は開くばかりです。

今のチームの限界なのでしょうか、昨年、一昨年のような終盤での連勝が今年もあるとは感じられません。先制点をあげても追加点を奪えず、勝ち切ることができません。試合の後半はいつも、ボールを支配できず、攻め込まれてばかりです。今年は1点を守りきることなどできないチームですから、もう1点獲りに行かなければならないのに、ミス(選手にも監督にもあるように思えるのですが)で相手にチャンスを与え続け、攻撃どころではありません。戦い振りは、なんだか勝ちを避けているのでは、と思わせます。リードしていると腰が引けた感じで早々に守りに入り、同点にされたり、リードされて、やっと攻撃が活性化します。何故リードしている時にその攻めができないのだと思わせます。とは言っても、決定力に欠けるので、攻めても点は奪えません。勝ち切るメンタリティに欠けると片付けてよいものでしょうか。

江尻新監督にこの苦境を一挙に乗り越えるほどの才覚を求めるのは酷でしょう。残り10試合、どうやって勝ち点を積み重ねていくか、それこそ、WIN BY ALLしかありません。

2009/08/24 島原半島がジオパークとか

島原半島が世界ジオパークに認定されたそうです。国内第1号ということです。この地域では、雲仙が国立公園に指定されたのに次ぐ国内第1号の称号獲得です。

世界ジオパークは、「世界遺産の地質版」といわれ、よく分かりませんが、地形や地層、岩石などの地質資源を保全しながら教育や観光などに活用し、地域振興につなげようとするものだそうです。雲仙・普賢岳の溶岩ドーム「平成新山」、普賢岳災害で火砕流被害に遭った大野木場被災遺構、総延長約14キロの千々石断層など23カ所が地質学的見どころということです。県知事は観光振興や地域活性化に期待すると言っていますが、世界遺産と同じ柳の下に2匹目のドジョウがいるのでしょうか。

因みに、ジオパークとは、「地形や地質、火山、断層など地球活動の遺産を主な見どころとする自然公園。2004年、ユネスコの支援を受けた『世界ジオパークネットワーク』が設立され、これまでに中国や欧州など18カ国58地域が加盟。日本の3地域も新たに加わった」と解説されています。

2009/08/23 7戦勝ち無し

大宮でのアウェー戦は1-1の引き分けでした。また勝てず、江尻に代わってから、2分2敗です。

前半、期待のネットの初ゴールで先制しましたが、何度も試みたサイドチェンジは失敗だらけ、相変わらずのパスミス多発で、中盤でボールが繋がりませんでした。審判のジェフ側ばかりに出した神経質な判定がボールの流れを止めた面もありました。

後半同点にされ、ジェフは選手を入れ替えました。その効果か、30分頃からはボールキープできるようになり、しばしばゴールを脅かしました。しかし、オフサイドやPKエリア内での微妙なプレー(ビデオで確認していないので何とも言えませんが)をスルーされ、勝ちきれませんでした。

怪我・病人や出場停止の影響があり、また相手次第という面もありますが、江尻監督になってメンバーがなかなか固定しません。早く見極めの時期を終わって、昨日の試合の終盤を参考に、基本となるベストのメンバー、組み合わせ、システムを決めることが必要でしょう。動けない選手、ミスの多い選手、シュートが撃てない選手は誰かもう分かっているはずです。

2009/08/20 前途は厳しい

名古屋とのホームゲームは0-2の完敗でした。

名古屋はこのところ調子を落としており、勝ち点差6しかないチームなので、勝てば残留争いに引きずり込むことのできる相手でした。しかし、そんな相手に勝てるチャンスを作ることなく終わっては、試合後のサポのブーイングは当然でしょう。

ブーイングの大半はシュートチャンスにパスばかり選択した攻撃陣と相手ケネディのポストプレーとは比べようもない役割しか果たせなかったCFWへの不満と思われます。江尻は選手のプレー振りを「かばうことはできない」と批判していますが、出場した選手は精一杯頑張ったと思います。ただ、現状の能力がその程度の選手に過ぎないということでしょう。精神論では片付けられません。そもそもそんな選手を選んだ責任を忘れてはいないでしょうか。前の試合で疲れきった選手をさらに酷使し、疲れのないはずの選手が動かず、ミスを重ねるのを手をこまねいて見ていました。また、前線でボールをコントロールできる選手がいないと、攻撃の形を作れないのは今に始まったことではないのに、その役割を果たせるミシェウの投入は遅れました。

次の大宮戦の救いはネットが出場停止明けで前線に入ることです。ネットを中心にチームを動かすことが現状では唯一の生き残り策と思われます。疲れは溜まっているでしょうが、谷澤、深井らが走り回れば、勝機は見出せるはずです。これまでの行きがかりを捨て、チームの顔だからとか、キャプテンだからとか、チーム生え抜きだからとか、そういったことには拘らず、今勝つのに真に必要な人選を行うことが不可欠です。

2009/08/16 負けなくて良かった

柏との残留争い直接対決はスコアレスの痛み分けでした。

何といってもこの試合の行方を決めたのは、前半30分頃のネットへの一発レッドカードです。この試合ずっとわざとらしい倒れ方をしていた柏の韓国人DFがネットの肘うちを受けて倒れたとの判定で退場になってしまいました。中沢に怪我をさせたブラジル人の肘うちがノーファールだったことに批判が集まったことから、審判がむやみに神経質になった結果の判定だったように思えます。ビデオでみても、傍目には、伸ばした腕が顔を押した程度で大仰に倒れたと見えなくもありません(帰り道で柏のサポーターでさえ、「せいぜいイエロー程度と思っていたが、レッドで驚いた」と言っていました)。まあJリーグの審判のレベルからするとこんなことは日常茶飯事なので、あきらめるしかないでしょう。ただ、あまりに判定の基準が変わるのは好ましくありません。今後とも、肘が顔に当たったら必ずレッドカードを出し続けてくれないと困ります。

巻が出場停止で、前線には長身の選手はネットしかいなかったのにその選手がいなくなって、ゲームプランは大きく狂ったことでしょう。しかし、1人少ない状況で60分間無失点で乗り切りました。これは、ジェフの守備が良かったというよりも柏の攻撃に問題があったことによるものというのが正解かもしれませんが。

残念ながら、柏に引導を渡すことができず、さらに水曜日の名古屋戦にはネットを欠くことになります。リーグ戦終盤のエースと期待する選手が早くチームとJリーグでの試合に慣れる貴重な機会が1試合なくなるのは痛手です。次々戦の大宮での大爆発を期待しましょう。

2009/08/06 菊地獲得断念の件

あくまで新聞報道によるものですが、ジェフが元ジュビロの菊地直哉をテストの結果次第では獲得する方向だったようです。江尻監督の高校の後輩であり、新潟時代その能力を高く評価していたこと、社長が立ち直りの機会を与えたいと言ったこと、等が獲得報道の根拠と見られます。しかし、今日のスポニチによれば、菊地はジェフではなくドイツ2部リーグのチームのテストを受けているようです。それに関連し、ジェフは獲得断念と報じられています。

当然の結論でしょう。菊地が犯した罪やその後の行動を見れば、ジェフというチームに相応しい人物とは思われません。そのような選手を補強してJ1残留を果たしたとしても喜ぶ人は少ないでしょう。「サポーターから批判が殺到。その声を重く受け止めて獲得を断念」したとのことですから、サポーターの声がチーム運営者にきちんと届いた訳で、改めて、ジェフが健全なチームであったことに安堵しています。

2009/08/04 長崎二題

10月1日、長崎の路面電車の運賃が100円から120円に値上げされます。100円玉1個で便利だったのに残念です。ただ、120円でも全線均一としては国内で最も安いそうです。10月に長崎に行かれる方は要注意。

長崎名物皿うどん専用の金蝶ソースを使った金蝶ソースせんべいが売り出されました。金蝶ソースの販売元はチョーコー醤油(子供の頃は長工醤油でした)で、「1941年、同社前身の長崎醤油味噌醸造工業組合の構成店が開発。店主が新地中華街の料理人らに相談し、油っ気のある長崎皿うどんに合った、酸味の強いソースに仕上げた」ということです。

以上、今日の長崎新聞から。

2009/08/02 さあ次だ

アウェー磐田戦は2-3の負けでした。

前半3点先行されては、サッカーは終わってしまいます。後半は2ゴールあげましたが、追いつくのは無理でした。ただ、内容は、積極的に攻める姿勢が感じられ、新監督になってチームが変わったことを印象付けました。チャンスの数は明らかに上回っており、今後に期待を抱かせます。

敗因は、選手選考のミスではないかと思います。この大事な試合で、いきなりGKに櫛野、サイドに若い益山を先発させ、FWのネットを先発から外したのは納得できません。先発メンバーを聞いてちよっとがっかりしました。櫛野、益山に緊張でミスが出ましたし、ネットは後半出場すると得点に絡むプレーを見せていました。ことにネットは素晴らしいプレーヤーで、ポストプレーでは体の強さを発揮しチャンスを数多く作り、ゴール前では積極的にシュートを狙い、ピンチには自陣まで全速で戻って守備をしていました。得点をあげるのも時間の問題だと思います。

オールスターで次の試合まで2週間あきます。江尻はこの試合の失敗を見て、ネットを中心にチームを仕上げる筈ですから、柏戦では全く違った姿のチームを披露してくれるものと期待しています。櫛野も益山も次は落ち着いてプレーできるでしょう。

2009/08/01 やっぱりオシムイズムか

江尻、間瀬という顔触れから、オシム流のチーム作りを目指すのかと想像していましたが、やはりそのようです。

多色ビブスを使ったり、練習試合を組んだりとオシムと同じような練習をしています。ミニキャンプも行うようです。また、記者会見では、社長はアグレッシブなサッカーを期待すると言い、江尻は点を獲るには「人をかけなければいけない。そうすると守備では人数が少なくなる。サッカーはそういうもの。解消するにはみんなでアグレッシブにサッカーするしかない」と語っています。まさにオシムと同じ考え方です。オシムさんからは、電話で、考えろ、練習しろと言われたようで、本人は「キャンプでは練習して練習して走って走って考えて考える」とオシムばりの発言をしています。

ただ、江尻も言うようにオシムのサッカーはオシムにしかできません。新米監督の江尻にオシムのカリスマを求める訳にはいきません。ものまねではない江尻流のサッカーをどうやって作り上げていくか、新監督の腕前に期待しつつ、しっかり見守りたいと思います。

2009/07/27 また監督交代

ミラー親子、沢入ヘッドコーチがクビになり、江尻コーチが監督に昇格しました。

成績もさることながら、1年以上かけてもこれだけチームとして熟成しないのは監督の指導方法に問題があるものと思っていました。従って、前任者に続く、短期での交代もやむを得ないでしょう。ただ、契約途中での解任は違約金が多額に上ると思われますので、この時期の解任は、唐突で思い切った処置だと言えます。資金的な負担を負ってくれるであろう株主の、チームをJ2に落としてはならないという覚悟が相当なものと推察されます。今年練習場も出来上がることですから。

後任は妥当な人選です。奥寺以降、監督は日本人では能力が十分でないとのチーム方針(というか祖母井の考え方)から外国人監督が続いていました。しかし、今回はシーズンも押し詰まってからの更迭であり、人選する時間も、チームを1から作り上げる余裕もありません。ベルデニック、ベングロッシュ、オシムのもとでコーチを経験した、生え抜きの江尻しか選びようがなかったといえます。これを機に、以前のように、練習量を増やして体力と連携を鍛え、練習試合で実戦経験を積んで、走り回れる攻撃的チームに変貌できるとすれば、高い違約金も元が取れるというものです。

2009/07/26 攻めれども

ホーム清水戦は1-2の敗戦でした。今期初の連敗です。

新外国人選手ネットバイアーノがデビューし、新加入太田が前試合に続き先発、怪我で欠場していた中後も先発復帰しました。このため、深井、谷澤がベンチです。ベンチはこのほか、櫛野、池田、和田、ミシェウ、新居といずれも先発経験者で、選手層は厚くなりました。

前半からずっと試合を支配していましたが、ラストパスとシュートの決定力は相変わらずで、点になりません。清水はこちらのミスをついて、少ないチャンスを生かし先制しました。後半も同じような展開で、深井のゴールで追いつきながら、セットプレーのマークミスから簡単に決勝点を決められました。結果は最悪ですが、今後に希望を抱かせる面も見受けられました。

ネットバイアーノは結果を出せませんでしたが、動きは悪くはありません。慣れれば、チームに貢献できるはずです。ネットを軸に前線の構成を考えるべきでしょう。谷澤や深井との組み合わせが面白そうです。

2009/07/21 情けない

アウェー広島戦は1-4の大敗でした。今期最多の4失点で、降格圏の16位へ逆戻りです。

前半は新加入即先発の太田のサイドからの崩しなどで互角に戦い、0-0で折り返しましたが、後半開始早々立て続けに失点し、試合は終わってしまいました。広島はDFラインでボールを回しながらのストヤノフのフィード頼みのサッカーなのは分かっているのに、やられてしまいました。ロスタイムの2失点は無理やり点を獲りにいった結果と割り切るにしても、いずれの失点もあっけなくやられ、守備の粘りがなくなってしまったのは気になります。

攻撃面でも、アレックスが戻ってもこのメンバーでは得点力に問題があることが再確認され、シーズン半ばに至ってもチームの熟成がみられないのはどこに原因があるのでしょうか。ネットバイアーノの加入で劇的に変わる可能性はあるのでしょうか。

2009/07/13 辛うじて

神戸とのホームゲームは1-1の引き分けでした。

ミシェウ、アレックス、斉藤、中後と怪我人を抱えた上、下村も累積欠場(怪我もとの情報も)し、佐伯が初スタメンなどやり繰りしたメンバーで、良い試合はできませんでした。下位の神戸にいくつもチャンスを作られ、引き分けの結果は上出来でした。15位の山形が勝ち、ジェフは残留圏ぎりぎりの15位に落ちました。17位の柏も勝って、追い上げられています。残留争いは、大分がほぼ決まりで、あとは柏、神戸、山形、横浜、大宮、京都、磐田あたり(ダークホースは名古屋、広島)と残り2つの椅子を争うことになりそうです。

崖っぷちにしがみ付いている状況ですが、怪我人も徐々に戻るでしょうし、新外国人FWバイアーノも来日しました。また、今朝のニュースによると、柏の太田を獲得したようです。何とか残留争いから抜け出せそうな希望が湧いてきました。バイアーノが外れ外国人でないことを祈ります。

2009/07/06 勝負あった

降格圏に漂う2チーム、ジェフ対トリニータの直接対決は2-1でジェフが勝ち、大分に引導を渡しました。

ジェフにとっては負けてもまだ悲観的になるような状況ではありませんが、12連敗中の大分にとっては生きるか死ぬかの大一番でした。大分側は、試合前から社長が「ぶっ殺すつもり」でやるなどとぶちあげ、選手、サポーターも必ず勝つと意気込んでいたようです。しかし、意気込みだけで試合は勝てません。ひどいピッチの中で動きは鈍く、唯一勝てると読んでいたらしいジェフにも負けたことで、試合後のスタジアムは通夜のようでした。帰りに乗り合わせたタクシーの運転手さんも、「もう皆諦めてますよ。維持費の高いビッグアイは取り壊されるでしょう」などと、これからの巻き返しなど期待するふうもありませんでした。

計算上、残り18試合2勝1敗ペースでいけば残留できますから、諦めることはないのですが、当事者はそんな心境にはないようです。私個人的には、大分のチーム自体、九州のチームであり、ジェフに勝ち点を配給してくれるので、嫌いではないのですが、大分にいかなくてよくなれば、ほっとします。ここのスタジアムはJリーグの試合会場で唯一ビデオ撮影を禁じているからです。この日も一脚にデジタル一眼レフを据えて撮影していたら、「静止画はよいが、動画は駄目」と釘を刺されました。スタジアムの下の方から何人かで監視しているようです。陰湿な運営です。

ビデオは撮れず、深井、下村のファインゴールは分解写真で撮っただけですが、勝ってくれれば大分まで足を運んだ甲斐がありました。あとは、ジェフが、間違っても、つられてJ2落ちして来年も大分に行かなければならないような羽目に陥らないよう、祈るばかりです。

2009/07/03 ジョークか?

JFLのFC刈谷コーチ、あのアマラオが選手登録され、現役復帰しました。42歳で今更、という感じですが、カズや中山もプレーしていますし、成績が下位低迷している刈谷ならありうることなのでしょう。また、興行上の狙いがあるのかもしれません。まあ、怪我しないように頑張ってください。

ジェフリザーブスとの試合に出てくるのが楽しみです。

2009/06/30 確定

前に獲得報道されていたネット・バイアーノが正式に発表されました。

大型で、26試合で18得点(リーグ得点王)あげた実績のあるFWですから期待が高まります。正直、これまでエースストライカーと呼ばれてきた巻は、数年前の決定力を失っていますし、守備面での運動量にも翳りが見えます。いくら丈夫とはいえ、体に疲れが出ているのでしょう。ここで中心になってくれるFWが入れば、巻のパフォーマンスにも好影響があるでしょうし、DFをひきつけてくれるので、谷澤、深井、アレックスなどの得点も生まれやすくなるでしょう。ビデオでみた限りではシュート意識が強く、遠目からもどんどん狙ってくるタイプのようです。これまでのジェフにはないタイプだけにチームを大きく変えてくれるかもしれません。逆に、回りと合わず独りよがりのプレーがマイナスになる恐れもあります。しかし、降格圏から抜け出せないチーム状況は、失敗を恐れず変革していくことを求めています。まずは、出場可能となるアウェー広島戦を注目したいと思います。

2009/06/27 いつもと同じ

大宮との残留争いの直接対決は0-2の完敗でした。
点差以上に内容で負けた試合で、勝てる要素は何もありませんでした。名古屋戦と同じ先発メンバーでありながら、どうしてこうも内容が変わるのか理解できません。肝心な試合になると勝てない、いつものパターンを何度繰り返すのでしょうか。

中盤でのミスが多過ぎます。つなぎのパスミスを恐れてかGKは全てロングボールを前線に放り込みますが、巻、新居の2トップは何もできませんでした。相手にボールを渡すだけです。そのうえ、DFやGKがミスをしては試合になるはずもありません。名古屋戦はミシェウが入ってからボールを持てるようになり、点を取れましたが、この試合はそのミシェウは怪我、そのほかにキープ力のあるアレックス、中後も怪我、戦力が足りません。ベンチベンバーは定員7人のところ5人しか入れられませんでした。

ライバル大宮にはつき離され、下の柏には追い上げられ、降格圏からの脱出はまた遠のきました。来週最下位の大分に負けるようなことがあれば、昨シーズン以上の苦境に陥りそうです。外国人選手の補強しか活路は見出せそうにありませんが、獲得のメドは立ったのでしょうか。頑張れ、フロント。
中村俊輔が横浜復帰を断りスペインに行くことになった経緯について、今朝の日経やウェブなどで取り沙汰されています。要は、横浜入団は合意済みであったのに、横浜側が金儲けの目玉として利用する魂胆を露わにしたり、支払うカネを値切ったりしたことから、中村側が態度を硬化させたというものです。その当事者は斎藤社長であり、狩野という取締役であったようです。

社長などの姿勢は、親会社の経営不振を背景に、クラブの収益を自力で少しでも改善しようとするもので、会社側としてはある意味当然ながら、やや中村側への甘えがあったように見受けられます。問題なのは、横浜の内部がバラバラで内部抗争らしきことも伝えられ、「交渉の経過がここまで公になる事態は決裂を望む人物の存在も感じさせる」とまで書かれています。

名門クラブの行く末はいかに?他人事ではありませんが。

2009/06/21 やっと3勝目

アウェー名古屋戦は後半あげた虎の子の1点を守り切り、1-0で勝ちました。

このところ瑞穂では勝ちが遠のいていて、最後に勝ったのは、2004年、出場2試合目の新人水野のCKを阿部がヘッドで決めた得点など2-0で勝った試合です。今季も名古屋はACLで戦うなど好調のようなので、苦戦が予想されましたが、試合内容は一歩もひけをとらず、堂々の勝利でした。

前半は苦戦しました。相手にシュートを撃たれ、岡本のゴールキックばかり見ていた感じです。後半途中ミシェウが出てきてからは前線でボールが収まるようになり、攻撃が活性化しました。深井の得点も巻からのボールをミシェウが出したスルーパスによるものです。残り10分以上ありましたが、名古屋の攻撃をかわして逃げ切りました。今シーズンは勝った試合も最後は猛反撃を許し、やっとのことで逃げ切るパターンばかりです。昨日はあまり心配せず見ていられました。

やはり前線でボールをキープできると良い試合ができます。今噂の外国人選手はその役割を果たせそうなので、獲得できれば、チーム成績も一気に向上するでしょう。頑張れ、フロント。

2009/06/21 サービス精神

前の書き込みの続きです。

サービス精神旺盛といえば、ヒグマとライオン、アシカです。ヒグマはまるで間寛平でした。背中が痒いのか、壁に背中をこすり付けていました。メスライオンは退屈で大あくび連発、観客には大うけです。このアシカはわざわざ観客の真下に来て潜ったり顔を出したり、本当の意味でサービスに尽くしていました。

2009/06/21 シロクマの死闘

以前メモリースティックの故障で撮った写真が全てパーになった東山動物園で撮り直ししました。カバ、サイ、コアラなどを撮りましたが、最も枚数を使ったのはシロクマです。

サスカッチというオスとオーロラというメスが水の中でじゃれあっていました。噛み付き、クマパンチ、水中沈め込み、何でもありのプロレスです。これ位サービス精神旺盛だと動物園も大繁盛です。

2009/06/18 世界は遠い

久し振りにW杯の話題を。最終予選の最終戦はオーストラリアに1-2の逆転負けでした。2006年のドイツでの予選リーグ第1戦を彷彿とさせる結果でした。日本チームはジーコの時代から進歩していない、と考えるべきなのでしょうか。

監督が、あのツキだけはあるが何もしないジーコからオシムに代わって、日本人にあった、考えて走るサッカーを目指しましたが、病に倒れそれを全うできませんでした。後任の岡田について私は、前に書いたとおり、現実主義者でありそこそこのチームは作れるが、世界の強豪国に勝てるコンセプトを持ちあわせているかは疑問とみていました。W杯本戦出場は事実上すでに決定していましたので、ここ数試合、親善試合ではなく、真剣勝負でどこまで結果を出せるか注目していました。残念ながら、W杯予選ウズベキスタンには辛勝したとはいえ、消化試合と化したカタール(相手は真剣勝負でした)、オーストラリア戦も含め、世界と戦うにはあまりに力不足というのが実感です。

体格と技術に優れたチームをどういう戦い方で破っていくのか、その基本戦術、方法が見当たりません。そんな状況にありながらベスト4進出を目標に掲げる岡田の勇気に敬意を表しますが、根拠のない口先だけにならないよう、この1年間でそれを実現する具体的方法を確立して欲しいと願っています。私個人的には、今回は、本戦のチケットを確保する努力をする気は全くありません。

2009/06/14 幸運続き

近くの千葉動物公園の野鳥観察ポイント大池で野鳥のビデオ撮影をしました。カワセミが姿を見せてくれました。先日も写真に撮れましたので、2度続けて幸運に恵まれました。ただ、カメラの焦点距離が1688mmしかなく、姿が小さくしか映りませんでした。次回はテレコンバーターを代えて2475mmにしたいと思っています。

カワセミのほかアオサギ、カイツブリを見ることができました。この季節にハスの葉の上を歩くというバンがいなかったのは残念です。年間パスポートを買ったので、これからも時々行こうと思っています。何種類の野鳥に会えるか楽しみです。大池の辺りは、ひとけがほとんどなく、静かにバードウォッチングができます。年寄りの暇つぶしには安上がりで最高です。

http://sophie.plala.jp/soph/oike090613.wvx

2009/06/08 期待しましょう

今朝のスポニチが伝えるところによると、ブラジル人FWネット・バイアーノ(26)と仮契約し、今月中に来日するとのことです。報道が具体的なので、獲得は間違いないでしょう。
身長1m87cm、体重82kgの大型選手です。ブラジルの州リーグで得点王争いをしているそうですから、得点力はありそうです。毎年のように所属クラブが変わっていて、韓国でもプレーしたことがあります。アジアの早いサッカーにも慣れていることは好都合です。

ジェフの外国人選手はこのところ期待に反することが多く、バイアーノがどれだけ日本のサッカーに馴染み、活躍できるかは、正直、使った結果を見ないと分かりません。1年ですぐクビにならないような選手であることを祈るばかりです。ミシェウは契約が切れますが、更改するとのことです。ミシェウは怪我さえなければそれなりに良い選手ですが、ジェフの中盤には小柄な選手が多いので、本当はもっと体格の良い外国人選手と入れ替えて欲しかったのですが・・・。

昨日は、ナビスコの消化試合、京都戦がホーム開催されました。勝ち負けに何の意味もない試合に1万人以上の入場者があり、観客動員力は明らかに向上しています。新来の観客が引き続きフクアリに足を運んでくれるようにしなければなりません。そのためには強いチームを作ることが何より効果的です。昨日のように2点先制しながら、終盤猛追され、やっとのことで逃げ切るような試合を続けていては、臨海時代に後戻りします。

2009/06/05 ナビスコ敗退

アウェー清水戦は1-2で負け、ナビスコカップは終了しました。せっかく前の試合で勝って決勝トーナメント進出の可能性が出てきたのに、あっさりと負けてしまいました。切り替えてリーグ戦に集中です。

試合は、最初からそこそこボールを支配しますが、相変わらずシュートチャンスは作れず、お決まりのカウンターを食らって失点しました。後半、ミシェウの投入で攻撃が形になり始めチャンスも生まれましたが、点が獲れません。終了間際、前がかりになったところで失点し、万事休すです。ロスタイムに下村がジェフ移籍後初ゴールを決めましたが、遅すぎました。谷澤の累積欠場が響きました。

この試合、ボスナーが復帰しましたが、福元を先発させ、前の試合と同じDFラインを組みました。そのほか、攻撃陣では米倉、益山の若手2人が先発しました。益山は今シーズン初出場です。監督はこれからのリーグ戦に備え、若手のテストをしたかったのでしょう。3人ともまだ先発確定には遠いようですが、潜在能力は高く、試合経験が何よりの育成策です。

2009/06/01 ナビスコ初勝利

ナビスコ杯予選リーグ、対山形戦は1-0で勝ちました。

リーグ戦では0-1で負けたのと逆の結果でした。双方ともにミスが多く、J1のレベルが問われかねない試合でした。相手が山形でなければ、とても完封勝ちはできなかったでしょう。相手の技術も低いので、ボールをかなりの頻度で奪えますが、マイボールにしてもまたすぐ獲られるか、前に放り込むだけで攻撃の形が作れません。ゴールシーンもカウンターからのパスがたまたまうまく深井に収まったことから生まれました。それ以外の決定的場面は、谷澤が抜け出してGKと1対1になった時だけでした。
山形も似たり寄ったりですが、シュート数も決定的場面もジェフを上回っていました。ただ、シュートミスが多く、また岡本がよく凌いでいました。

ジェフのこの日の収穫は、初出場の福元が問題なくCBを勤め、ボスナーの不在を全く感じさせなかったことです。今シーズン公式戦初完封に大きく貢献しました。いつもの4バックのうちボスナーのほか青木も怪我で欠場しました。このため池田、福元のCB、坂本、和田のSBでしたが、リーグ戦でも試してみる価値はあります。失点続きの現DFラインも活性化されることでしょう。

2009/05/29 CL決勝戦

1日遅れでマンチェスターユナイテッドとFCバルセロナとの決勝戦を見ました。

開始10分のゴール後、試合は一方的になり、バルセロナのうまさが目立ちました。マンチェスターは、バルセロナのパス回しを無抵抗で見守るばかりで、何故もっと積極的にパスカットにいかないのかとじれったくなるほどです。それほどバルセロナのパス回しが素晴らしいということでしょう。ヨーロッパ選手権でスペインが優勝した時と同じでした。

バルセロナの中盤の選手はそれほど大きくなく、体格は日本人と変わりません。しかし、シャビ、イニエスタ、メッシなどは小さい時から下部組織で徹底的に技術を教え込まれたそうです。日本人でもこのレベルの技術を身に付けることができるのかどうか分かりませんが、少なくともアフリカ系の肉体派を目指すよりは近いところにあります。育成方法も含め、1つの手本にはなりそうです。

2009/05/28 強くなった?!

日本代表とチリの試合は半分くらいTVで見ました。

日本代表の圧勝だったのですが、岡田率いる日本代表が南米相手にこんな結果を出せるとは驚きました。レギュラーメンバーの何人かを欠いてもこんなに強いとは、どうなっているのでしょうか。やはり第1の要因は相手が本気でなかったことではないかと思います。サッカーは相手次第です。チリは代表クラスは2人だけだったと伝えられます。チームとしてもどの程度の意気込みでこのエキジビションマッチに取り組んだか疑問があります。次の、真剣勝負のW杯予選ウズベキスタン戦を見ないと、日本の真の強さは量りきれないように思われます。

ただ、若い日本選手の個々の能力が向上していることは間違いないでしょう。南アフリカに行く選手は現時点のレギュラーとは大幅に変わっている可能性があります。代表常連だった巻の出番はほとんどなくなったとの印象です。ジェフにとっては良いような、寂しいような・・・。

2009/05/24 先制すると勝てない

リーグ戦中断前の最後の試合、ホーム横浜戦は終了間際に追いつかれ、1-1の引き分けでした。

今シーズン勝った2試合はいずれも逆転勝ちで、先制点を入れた試合は全て引き分けです。守りきれません。この試合も後半途中から相手に攻めまくられ、守備一辺倒でした。同点にされるのは時間の問題といった状況でした。相手の攻撃ミスでたまにボールを持っても前線に放り込むだけ、相手に拾われ、時間稼ぎができません。3日前のナビスコ杯で疲れきった選手たちにはあと数分の時間を守りきる余力も残されていませんでした。基本的には、ボールをキープし、パスを繋いで、相手に攻めさせないプレーをする技術も持った選手がいないことが原因でしょう。中途半端なクリアだけでは失点は防げません。

守りきれないとすれば、もう1点獲らなければならないのですが、攻められるとずるずると下がって攻撃の態勢すら作れません。カウンターのチャンスもシュートまで行く前にミスでボールを失ってしまいます。選手の技量のレベルの問題でしょう。中断期間中に現状を踏まえた選手補強があるかどうか、注目です。

2009/05/21 何の取柄もない試合

ナビスコ杯予選リーグ第3戦、FC東京との試合は0-1の完封負けでした。予選突破はかなり厳しい状況です。

試合内容はここ数試合と変わりません。パスをつないでシュートまで持ち込む能力が足りず、ただ前線に向かって適当にボールを放り込むだけ。かなりの確率で相手に拾われ、カウンターを浴びていました。失点シーンも相手FW単独でサイドを抜けられ、DFがついていたのにシュートを撃たれ、GK正面だったにも拘わらず、股抜きされました。全くプロとは思えないあっけない失点でした。

試合前、ナビスコ杯ということで、厳しいスケジュールの中、新加入選手や若手の起用を期待していました。しかし、監督が選んだのはいつものメンバーでした。主力を休ませることもできず、土曜日のリーグ戦が心配です。これだけ失点続きでDFの建て直しが求められているのに、新戦力のテストをしようとの姿勢が見受けられません。そんなに役に立たない選手なら、何故シーズン初めに補強したのでしょうか。

この試合はカップ戦ですから、何が何でも勝たなければならないと誰も思っていないはずです。にも拘わらず、新戦力の能力も測れず、若手の経験も積めず、レギュラーを酷使し、それで負けてしまっては、何の成果もない、疲労困憊だけが残った試合でした。リーグ戦で結果を出せないチーム状況をどうやって改革していくつもりなのでしょうか。

2009/05/17 負け越し3つ

アウェー京都戦は1-2で負けました。

昨年はシーズン当初できが悪かったものの、監督交代をきっかけにチーム力は目に見えて改善し、J1残留はできるとの確信を抱かせました。しかし、今年は内容の悪い負け試合が多く、勝てた試合も勝負は際どく、チーム状態は一進一退です。クラブに昨年ほどの危機感も感じられず、同じような戦いを続ける今のチームに好転する要因を見出すことができません。

今日の試合、監督や選手のコメントを見ると、試合内容(ことに前半)は最悪で、相手ではなく「自分たちがしっかりとできなかった」と認識しているようです。問題は、何ができなかったのか、その理由は何なのか、はっきりさせることです。選手からは、毎試合反省の声ばかり上がりますが、それが口先だけに終わっています。守備的に戦い無失点を目標としながら、1試合もそれが達成できていません。こうした現状を踏まえ、どう改善していくのか、監督、コーチ、選手が忌憚のない意見を出し合うことが必要なのではないでしょうか。もし、それができているというなら、何故同じようなコメントが毎試合出てくるのでしょうか。

2009/05/09 どんな勝でも勝てば最高

広島とのホームゲームは2-1の逆転勝ちでした。今季ホーム初勝利で、やっと両目が明きました。

終始広島に試合を支配され、シュートを数多く浴びせられましたが、少ないチャンスに決めた深井、巻の得点を守りきりました。広島はパスを繋いできましたが、昔のジェフと同じで決定的な場面はあまり作れません。シュートの数の割には際どいシュートは少なかったように思います。怖いのはストヤノフだけでした。

このところチームの調子は上向いていましたが、結果が出ませんでした。この試合は内容は悪かったのですが、点が取れて勝てました。サッカーとはこんなものなのでしょう。これをきっかけにチームに自信が付けば、内容も結果も伴うものと期待しています。次はアウェー京都戦、降格圏脱出の好機です。

2009/05/06 雨の日本平

清水と2-2の引き分けでした。

途中まで2-0とリードしながら、つまらない失点で終了間際に同点に追いつかれました。2003年、この試合に勝てば優勝か、という試合を為すすべなく敗れた雨中の試合を思い出させるような、ダメージの大きい引き分けでした。清水に出掛ける前に自宅のTVで見ていた新潟-磐田戦で新潟が3点リードしながら追い付かれたました(プロサッカーの試合では普通ありえないことです)。2点リードした時点で、ジェフは新潟のようにサッカーを分かっていないことがなければよいが、とふと感じましたが、同じ程度だと分かりがっかりです。2点リードした時、どう戦ったらよいか、しっかり学んで欲しいと思います。2点リード(あるいはその逆)の怖さは十分分かっているはずですから。

ポイントは、2点リードしたすぐ後に、得点を決めた攻撃的なミシェウに代わって守備的な下村を起用したことだと思います。下村自体は決して悪くはありませんが、チーム全体に守りきろうとの意識が生じ、点を奪いに行く動きが減ったように思います。相手は前掛りに来ざるを得なかったのですから、カウンターで得点するチャンスは増えたはずです。私としては、3点目を奪って試合を決めてやる、との姿勢をより強く見せて欲しかったと思っています。

試合内容は徐々に改善しています。強敵にも良い試合ができるようになりましたし、シュートも増えています。この試合も勝てる試合でした。ただ結果が出ていません。ゴールの決定力が足りません。もっと自信を持って試合に臨めば、道は開けそうな気がします。

2009/05/04 アフリン人気

千葉市動物公園に行ってきました。

この動物園の人気者は、立ち上がるレッサーパンダ「風太君」と決まっていましたが、いまやアフリカハゲコウの「アフリン」も負けずに人気を集めています。このあまり馴染みのない動物は檻から抜け出し、街を徘徊したことで世間を騒がせました。あまり可愛らしい動物ではありませんが。

ゴールデンウィークとあって動物園は大変な混みようです。少子化時代といわれますが、動物園は子供たちで一杯でした。風太の子供たちの一挙手一投足に黄色い歓声が上がっていました。

今日は鳥を中心に写真を撮ってみましたが、衝撃だったのはゴリラのウンチの場面です。お尻の穴から指で取り出し、それを口に持っていっていました。観客も唖然として、失笑していました。その決定的瞬間も写真に収めましたが、ここに掲載するのは遠慮します。
写真は左から、生まれて初めて撮った自然のカワセミ、オニオオハシ、孔雀の仲間です。

2009/05/02 負けが3つ先行

マルキーニョスを欠く鹿島に0-2の完封負け、これでリーグ戦は1勝4敗4引き分けです。勝ち負け同数にもっていかないと、残留争いです。

今日良かったのはシュートを21本撃ったことだけ。あとは何を言っても愚痴になります。審判のことは口に出したくないので、何も書きません。次の清水戦に頑張るだけです。

2009/04/30 ビッグスワン

アウェー新潟戦は2-2の引き分けでした。

立ち上がり大きなチャンスを作りながら、攻撃陣の決定力不足から点を奪えず、逆に新潟外国人にゴールを決められました。後半セットプレーからボスナーがやっとヘッドを決めましたが、直後に同じボスナーがマークしていた相手FWにヘッドをお返しされました。自分より小さな選手に競り負けては話しになりません。終了間際にベテラン斉藤のゴールでなんとか引き分けたものの、得点を挙げたのがジェフはDFの2人、新潟は攻撃陣2人、この違いが両チームの今シーズンの差を象徴しているようです。

ビッグスワンでは毎試合何かが起こります。ジェフはここで負けたことがありません。敗色濃厚でも最後にオーバーヘッドのゴールが決まったり、引き分けと思われる試合でも決勝ゴールを決めたり、縁起の良いスタジアムです。この日もジンクスは続いたといえる際どい引き分けでした。

これで17位に順位を下げてしまいましたが、この試合での光明は、シュートが打てるようになってきたことです。15本で新潟を上回りました。今シーズン相手より多くのシュートを撃ったのは初めてかもしれません。シュート場面まで持っていけるような攻撃態勢が整ってきたと見てよいのでしょうか。次の首位鹿島との試合で確認できそうです。

2009/04/28 ビデオカメラの条件

スタジアムでサッカーのビデオを撮るためのカメラを探しています。現在は、ソニーのFX7とHC3を使っています。いずれも最近のハイビジョンカメラの進化に取り残されたHDV仕様であり、FX7は画質・機能面では不満はないものの、老骨にはやや重くなってきたこと、一方、小型のHC3は画質とほぼフルオートの操作に不満があります。

そこで、私なりの条件を考えてみました。現行のアマチュア向け小型高級機がベースとなります。例えば、キヤノンのiVIS HF S10、パナソニックのHDC-TM300、ソニーのHDR-XR520Vなどです。いずれも、記憶媒体はテープではなく、メモリ(かHDD併用)で、この1、2年でハイビジョン記録方式の主流となったAVCHDカメラです。大きさ、重さには不満はなく、画質などもこの程度なら十分です。その上で私が求めるのはやや特殊な機能です。

1.ファインダーを備えていること
2.LANC端子(リモートコントロール用)を備えていること
3.ビットレートがAVCHDの上限24Mbpsであること
4.記憶フォーマットは1080/60iと720/60pであること
5.電池、メモリが2時間以上継続使用できること
6.安価なSDHCカード(またはメモリースティック)が使えること

などです。それほど難しい条件ではありませんが、先にあげたアマチュア用はいずれも全条件には適合していません。2年くらい前でしたらどんなカメラにも付いていたファインダーやLANC端子を備えるものが少なくなりました。この2つはサッカーを撮るには欠かせません。
業務用ならばこの条件を揃えたAVCHDカメラは存在します。しかし、FX7並に大きくて重く(そして高価)、使いこなせません。

諦めかけていたら、つい最近ラスベガスで開催された国際放送機器展で、panasonicが業務用の小型AVCHDカメラを発表しました。総重量1kg未満のAG-HMC40です。HPでの発表によれば、日本国内でも8月にAG-HMC45という名称で発売するそうです。朗報です。求めている希望をほぼ満たしてくれます(欲を言えば、ズーム倍率が12倍しかなく20倍が理想的、現時点では夢でしょうが1080/60pで撮れれば言う事なし)。しかし、肝心の価格が不明ですし、ライバルのソニーなどが黙っているわけもないので、各社の製品が出揃うのを待って、検討しようと思っています。

2009/04/25 降格圏に逆戻り

強風雨の中の浦和戦は0-1で負けました。15位に後退しました。

前半は、激しいプレスで浦和にプレーさせず、互いにチャンスらしいチャンスもなく、ジェフが互角以上の内容で終わりました。ところが、後半に入ると攻められっぱなしになります。下村の負傷退場の間にエジミウソンにゴールを決められました。守備の良い浦和相手では、得点力のない今のジェフでは、万事休すです。下村が倒れた時、ジェフがボールも持っていましたので、プレーを切れば、展開は変わったものと、悔やまれます。

下位にいたF東京と磐田は今日の試合に勝ち、上位に行きました。ことに磐田は新外国人選手が大活躍しています。ジェフは毎試合こうも点が獲れなくては(そしてトラップ、パスといった基礎技術がこうも拙くては)、昨年同様残留争いに巻き込まれるのは避けられない情勢になってきました。この後の試合は、新潟、鹿島、清水と好調ないし苦手チームとの対戦が続きます。ここをどう乗り切るか、前半戦の正念場です。
誰でもいいからシュートを撃って、点を獲ってくれー。

2009/04/20 こちらも初勝利

国立でのアウェーFC東京戦で今季初めて勝ちました。2-1の逆転勝ちです。

内容は、一時から見るとだいぶ改善したとはいえ、相変わらず厳しい試合でした。後半途中までは負けを覚悟せざるを得ない状況でしたが、谷澤、下村を投入してからは反撃に転じ、巻、深井の駒大コンビの得点で逆転しました。終盤はFC東京の足が止まったことが大きく、スタミナ勝ちです。FC東京はいつものことながら、最後に失速してくれるので助かります。

これでやっと降格圏の定位置から脱出し、14位にあがりました。とは言っても、下位の勝ち点は接近していますし、仲間と思っていた最下位磐田が新外国人選手の加入で調子を取り戻しそうなので、油断はできません。次の浦和戦は大事な試合となります。勝利を挙げた土曜の試合、その前の昨年最終戦FC東京戦はいずれも大苦戦でしたし、その前の5試合も勝利がなく、まともな試合内容で勝った最後の試合は、昨年の浦和戦です。その浦和とここで対戦します。良い頃の戦い振りが戻るきっかけとなることを期待しましょう。
V・ファーレン長崎がホンダロックに2-0で勝ち、JFL初勝利をあげました。通算1勝2分け2敗、勝ち点5で13位です。ほっとしたことでしょうが、J2昇格にはもっと頑張らないといけません。ジェフから移籍した熊谷はまだ1試合もベンチにも入れません。こちらももっと頑張らないといけません(怪我かどうかは確認できません)。

ジェフリーザーブスも流通経済大学に1-0で勝ち、負けなしの6位につけています。今年はやってくれそうです。次は首位の鳥取とホームで対戦します。正念場です。V・ファーレンとの対戦も楽しみになってきました。

2009/04/11 また追いつかれ、引き分け

勝てません。最下位の磐田に先制しながら、後半追いつかれ、また1-1の引き分けです。

今シーズン見慣れた試合展開です。前半はプレスも効いて良い攻撃をするのですが、後半、選手を交代した後にすぐ失点するパターンを繰り返しています。終盤に疲れからかDFラインが下がると、守勢一方になり、失点を防げません。交代投入の選手が(川崎戦を例外として)昨年ほど機能せず、逆に失点の原因を作っています。

勝てないながらも今日の試合内容は、一時よりかなり良くなった印象です。相手が相手だったせいかも知れませんが、巻が競ったボールを谷澤、深井、工藤などがよく拾い、攻撃にリズムがありました。しかし、相変わらず、そこからゴールに結びつきません。個人の能力不足の問題のような気もしますが、せめてゴールが見えたらシュートを撃つ姿勢位は見せて欲しいところです。ゴール前でパスばかりでは相手は怖くないでしょう。

攻撃パターンはできつつありますので、あとはゴールにいかに結びつけるかです。シュート数がどの試合も相手より少なくては、ただでさえ決定力のないチームが相手より多くの点を奪うことはできないでしょう。毎試合必ず失点する守備をカバーするには何としても2点以上点を奪うという気迫を見せて欲しいところです。失点の原因をなくすことも大事なのは分かりきったことながら、今のメンバーでは、ミスをなくしどの試合も完封することは至難と思われます。得点を増やすことのほうが近道なのではないでしょうか(本来、守備は戦術と指導次第で改善可能で、攻撃は個人の資質に依存し改善がより難しいと言われます。しかし、現状のジェフでは、監督が極めて重視してきた守備が一向に改善しないのですから、それを前提に考える必要があります)。

2009/04/06 釈迦の教え

山形でのリーグ戦は終了間際に失点し、0-1で負けました。リーグ戦4試合勝ちなしです。

4試合のペースは、昨年の11試合勝ちなしの時と同じです。また去年の苦痛を味わうかと思うとうんざりします。今のチーム、選手、監督、フロントの力はせいぜいこんなところなのでしょう。J2から上がったばかりで、経済的に厳しく、代表に選ばれるような選手もいない山形に、ゴールは遥か遠く完敗しました。

これからは、今のチームに高望みするのはやめました。お釈迦様は、人間が苦しむのは欲があるからで、欲を捨てなさい、と説いています。試合に勝って欲しいとの欲は捨て切れませんが、この相手には負けるはずがない、この大事な試合には絶対勝て、もっとできるはず、J2に落ちるな、などの過大な期待は捨てて、ひたすら応援に徹し、結果を素直に受け入れ、勝ったときのみ大喜びすることにします。

お釈迦様の教えを忘れさせるようなチームに早く変貌してくれることを祈っています。

2009/04/04 余得

昨日、芝増上寺に花見に行ったら、徳川家の将軍墓所の特別公開をやっていました。墓所の入り口「鋳抜き門」は普段は閉まっていて中は見られません。初めてお参りできました。

正面の2代秀忠、6代家宣を真ん中に、左右に、7代家継、9代家重、12代家慶、14代家茂の各将軍と静寛院和宮、将軍生母等合祀、計8基の宝塔があります。宝塔には石塔と青銅製のものがあります。戦後、寺内の別の場所から現墓所に改葬されたそうで、いずれも思いのほか小振りです。
秀忠の宝塔(写真)は、以前は木造で大きなものでしたが、戦災で消失、再建されたもののようです。和宮の宝塔は当時のままだそうです。質素な墓を見て、小説「和宮様御留」の哀しきヒロインを思い出しました。

増上寺は花見で大変賑わっていました。思わぬ特別公開に遭遇し、花見と歴史を楽しめて、得した気分です。

2009/04/03 S u i c a が付いた

懸案のユニフォーム背中スポンサーがSuicaに決まりました。山形戦からロゴが付きます。

昨年初め、Sammyが経営不振から背中スポンサーを降りてから背中スポンサーが空白でした。従来ですと、スポンサーがいない場合、株主2社古河電工とJR東日本が交代で、胸か背中のスポンサーになっていましたが、昨年からは空白のままでした。どこかあてがあるのかと思っていましたが、この不景気で新しいスポンサーが現れなかったのでしょう、JR東日本が背中スポンサーとなりました。

これは、JR東日本が追加のスポンサー料を払うということか、従来のスポンサー料の中で背中を追加するのか、状況が分かりません。従来スポンサー料内とすると、イーブン出資の古河電工とのバランスが崩れます。既に出資比率以外はバランスが崩れ、両者の経営参画度合いに差が生じているのでしょうか。常勤役員の出身母体はJR東日本のみになっていますので、この可能性も否定できません。今後のチームの運営にも影響がありそうな問題です。

ところで、すでに購入した今年のユニフォームには当然のことながら、Suicaマークは付いていません。以前君津住宅が袖スポンサーになった時のように追加でワッペンが送られてくるのでしょうか。鉄ちゃんみたいに、Suicaマークがどうしても欲しい人はもう1枚ユニフォームを買わなければならないのでしょうか。ペンギンマークが付けば、もっと欲しい人がいそうです。商売になりそう。

2009/04/02 モモが第3子出産

長崎バイオパークのカバ「モモ」が1日未明、オスの第3子を出産しました。

生まれたばかりで体重40kgもあり、池を元気に泳いでいるそうです。母親のモモは人工飼育され、泳げないカバとして知られています。その子供はちゃんと泳げるのですから、不思議です。赤ちゃんは鹿児島の動物園にもらわれていくことが既に決まっているそうですから、長崎に行った時はもういないかもしれません。

国内のカバはこれで60頭位になったのでしょうか。最近、カバの本を読んだら、カバに親しみを抱くようになりました。我ながら何にでも影響されやすい性格です・・・。

2009/04/01 今年の花見

今週は、月曜日隅田公園の浅草側、火曜日芝公園、水曜日芝離宮と桜の花を見に出掛けましたが、いずれも全体では2、3分咲きといったところで、大部分の木はまだつぼみだけでした。開花宣言は早かったのにその後花びらが開くのが止まった感じです。

隅田公園は花は少ないのに人出は大変なもので、観光バスが何台も乗りつけていました。外国人もかなり見かけました。満開のソメイヨシノを見せてあげられなくて残念です。日本の桜はこんなものと勘違いしないよう祈ります。

先週の水曜は神戸須磨寺付近、木曜は名古屋東山動物園で桜見物しました。神戸の開花は今週の東京程度、名古屋はかなり満開に近くなっていました。

例年、上野の山、不忍池、谷中墓地、向島墨堤通り、隅田川中央大橋付近にも出掛けていましたが、新しい勤務場所からは遠くなったので、今年は行けそうにありません。近くの芝公園辺りを毎日うろつくことにします。

2009/03/30 こちらも勝てない

JFLは開幕3試合を消化しましたが、V・ファーレン長崎は1分け2敗でまだ勝利がなく、勝ち点1、順位は15位です。

緒戦が昨季6位の流通経大相手で0-0、ホーム開幕戦が昨季5位のガイナーレ鳥取で1-2、昨日が昨季優勝のホンダFCで1-2と、昇格直後の重圧の中、比較的強豪と当たり組み合わせにツキがないとも言えます。逆に、強豪相手に1点差以内の惜敗ないし引き分けは評価すべきでしょう。1つ勝てば、プレッシャーなく戦えるようになって実力を発揮できるはずです。次のホームに期待しましょう。

2009/03/30 またまた引き分け

ナビスコ杯予選リーグ第2戦は柏と1-1の引き分けでした。

これで、リーグ戦とあわせ、柏、川崎、神戸、柏と4試合連続で1-1の引き分け試合を続けています。昨日は、先制し、勝てそうな流れの試合でしたが、後半は息切れし、神戸戦と似通った展開でした。問題は、追加点が獲れないこと、後半になると動けなくなりプレスが弱まることでしょう。ずるずると下がってシュートを浴び続ける姿はもう見たくありません。

明るい材料は、巻を外した新居、谷澤の2トップがチャンスを作れていることです。まだシュートに繋がる場面はそれほど多くありませんが、巻1トップよりも得点の臭いがします。工藤、ミシェウあるいはアレックスの中盤は接触プレーに弱いことは否めませんが、パスが繋がります。斉藤のボランチを含め、ここ2試合のシステムはナビスコ仕様のようにも思われますが、次のリーグ山形戦でどんなフォーメーションを組むか、ミラー監督の考え方が明らかになりそうです。

2009/03/27 また引き分け

ナビスコ杯予選リーグ第1戦はアウェー神戸戦でした。先制しながら追いつかれ1-1の引き分けに終わりました。

結果はリーグ戦前2試合と同じ引き分けでも、内容は今後に期待を抱かせるものでした。今期初めて、途中でこの試合は勝てると思いました。前半は相手陣内でプレーする時間が長く、前線からのボールチェックも厳しく、よく動けていました。時折カウンターを受けていましたが、危険な感じはしません。しかし、決定力のなさは相変わらずでした。

後半開始まもなく難しい角度から谷澤が決め、さらに攻め込みますが、追加点が入りません。徐々に神戸も調子をつかみ出し、カウンターから櫛野の不用意な飛び出しで、頭を越えられ、同点にされてしまいました。この後は圧倒的に神戸に主導権を握られ、やっとのことで引き分けに持ち込んだ感じです。各選手は最初から激しく動き回っていましたので、後半の後半はスタミナ切れしたのかもしれません。

この試合は巻、下村がベンチ入りせず、新居、ミシェウ、斉藤が先発しました。新居、谷澤の2トップです。攻撃陣は小さい選手ばかりでしたが、攻撃の形は作れていましたので、決定力さえ伴えば、圧勝できた内容です。今後の選手起用法を考える良い材料になったのではないでしょうか。

2009/03/23 去年の11試合目に並んだ

今年もなかなか勝てない試合が続きます。昨日は川崎と1-1の引き分けでした。これで、3試合目で勝ち点2、昨年の11試合終了時点の勝ち点と同じです。

昨日の試合は、ラッキーな先制点を開始直後に奪い、その後も決定的チャンスを一度作りましたが、追加点を奪えず、前半を終えました。前半の後半部分は攻撃が尻つぼみ状態でしたが、内容はそれほど悪くありませんでした。ところが後半が始まると、一方的に攻めまくられ、自陣に張り付いた試合になってしまいました。2度はバー直撃弾に助けられたものの、3度目はボールがポストの内側に当たり3度も助けられることはありませんでした。その後もシュートを雨あられと打たれ、それを何とか抑え切って、後半25分過ぎに、米倉、下村に代え、工藤、和田を投入しました。ここでやっとジェフは一方的な守勢から脱出できました。しかし、チャンスはあったものの得点を奪うまでには至らず、引き分けで終わりました。

サッカーは難しいことを改めて実感しました。何故こんなに試合の主導権が簡単に入れ替わるものなのでしょうか。ミラーさんはさすがで、試合の流れを読みきり、選手交代がピタリ当たりましたが、でき得れば、勝つところまで持っていってほしかったところです。とはいえ、試合全体の流れを見ると、良くぞ引き分けた、と言える試合でした。この時期は負けないことが大事です。次の山形戦は必勝といきたいものです。

この試合、若手の米倉が先発しました。ゴールをアシストするなど前半の攻撃場面では大活躍でした。ハイボールの競り合いでも巻以上の能力を見せていました。GKとの1対1を決めていれば、先発定着も夢ではなかったのですが。後半はチームが守備に追いまくられた面もあり、すっかり消えてしまい、途中交代させられました。まだ周囲に気を使いながら遠慮し勝ちにプレーしていました。次のチャンスでは、もっとのびのびとプレーしてほしいところです。もっとスタミナもつけましょう。

2009/03/19 ジェフ千葉応援号

今朝の日経に記事がでていましたが、4月18日の国立アウェーゲームFC東京戦で、JR東日本が応援列車「ジェフ千葉応援号」を運転するそうです。定員380名のツアーです。車内でイベントも沢山用意されているようなので、盛り上がりそうです。古いことは分かりませんが、このような企画は記憶にありません。メインスポンサーがJEFの応援に本腰を入れてくれていて嬉しい限りです。

サポーターが殺到しすぐに売り切れ、他の試合でもこのようなツアーが組まれればいいな、と思っています。私自身は、ツアーでセットされている座席が自由席だけなので、参加しないつもりですが・・・。

2009/03/19 ビデオ編集ソフト

カノープスから、ビデオ編集ソフトEDIUS Proのバージョンアップ(5.1)とEDIUS Neo 2の発売が同社ホームページ上で発表になりました。

今使っているEDIUS3 for HDVは古いソフトなので、AVCHDが編集できなかったり、HDV素材をそのまま編集できなかったり、かなり多くの点で不満があります。新ソフト(改訂版)はこれらの不備が改善されているほか、処理が軽快で速度が速くなっています。ことに、コーデックアクセラレータFIRECODER Bluに直接出力できるので、編集後のBDやDVDの作成時間が大幅に短縮できるようです。

EDIUS Pro5.1はプロ向け、EDIUS Neo 2はアマ向けとの位置づけですが、私が必要とする機能はアマ向けで十分です。しかし、EDIUS Neo 2はインターフェイスが今のEDIUS3 for HDVと異なっているので、使い易そうなのはEDIUS Pro5.1の方です。こちらにはDVD Movie Writerの最新版が付いているのも気を引きます。発売となるゴールデンウィークごろまでに、懐具合と相談しながら、決めたいと思っています。

2009/03/17 V・ファーレン引き分け

JFL開幕戦は、流通経大と0-0の引き分けでした。
成田の中台での試合でしたので、長崎県人としては応援に行かなければならないのでしょうが、忙しかったのでサボりました。この日は、ジェフリザーブスもアウェーで北九州と対戦し、これまた0-0の引き分けでした。

V・ファーレンはPK失敗など惜しい場面もありましたが、流通経大に相当押し込まれ、苦戦したようです。開幕戦で選手に硬さがあったでしょうし、負けなかったのは良いスタートといえましょう。次はホーム開幕戦、真価が問われます。JFLは元Jリーガーもプレーするようになり、レベルが上がっています。そのJFLで、どんな戦い方ができるか、どんな成績を残せるか、注目したいと思います。ジェフリザーブスとの試合日がうまくスケジュールと合うといいのですが。

2009/03/14 少し前進

強い雨と風に祟られ、日立台のスタジアムまでの行程はスムーズではありませんでしたが、試合への影響はそれほどでもありませんでした。山形の雪に比べれば、大した風雨とはいえません。

柏とのアウェー戦は1-1の引き分けでした。前半は、立ち上がりこそJEFのペースでしたが、フランサのうまいプレーに翻弄され、先制点を奪われてしまいました。失点場面でJEFの守備陣は、フランサのパス、折り返しのクロス、李のシュートのいずれも相手にほとんどフリーでプレーさせてしまい、寄せの甘さはこれまでの試合と同じ感じでした。

しかし、後半は監督の指示があったのか、フランサが疲れたのか、あるいは風向きのせいか、JEFがボールをキープし、課題のサイドからの攻めができるようになりました。とりわけアレックスが頑張っていました。その効果で坂本のゴールが生まれ、今期リーグ戦初ゴール・初勝ち点1をあげることができました。まだ決定力に欠け、守備も危うい場面が多々見られますが、後半のようなプレーができれば、勝ち点3の試合も近いように思います。昨年のように12試合目まで勝てないようなことがあっては困りますが。

ポイント5獲得、累計15。

2009/03/07 進歩なし

Jリーグ開幕戦は久し振りのホーム開催で、観客も最高に入ったのに、不甲斐ない内容の試合でした。0-3、この点差以上に劣勢だったかもしれません。

プレシーズンマッチの内容が悪く、開幕までにどこまで修正できるか、注目していましたが、相変わらずの内容でした。セットプレーでのマークが甘い、中盤でボールをつなげない、シュートまで持っていけないなどの課題はそのままです。

攻撃面は外国人の補強がない限りすぐには無理としても、守備面は元プレミアリーグ・コーチの手腕で改善できるものと期待していましたが、裏切られました。こう失点ばかりしていては勝てません。失点癖のついたDF陣に改善が見られないなら、システムや顔触れを再検討することも必要でしょう。失点が多いのは今シーズンだけでなく去年から、つまり4バックに変えてから、ずっと続いています。4バックをこなせる人材がジェフにいるのか、適切な補強がなされたのか、よく見直して欲しいところです。昨年の二の舞にならないように。

2009/03/06 ポイント制導入

Jリーグでは今シーズンから入場管理をICカード(ジェフは当然ながらSUICA)で行うことになりました。それに伴い、試合観戦ごとにポイントを獲得できます。土日休日ホームが10ポイント、平日ホームが15ポイント、アウェーが一律5ポイントです。年間100、200、300ポイントごとに賞品が貰えます。

今年のケースでは、リーグ戦34試合のうち土日ホームが16試合、平日ホームが1試合、また、ナビスコ杯予選は土日ホームが2試合、平日ホームが1試合です。これで計算すると、全試合観戦したとして310ポイントです。ゴールドの賞品を貰える300ポイントには2試合しか休めないことになります。これは極めて厳しい。救いはナビスコ杯で準々決勝、準決勝に勝ち進むことで、そうなればポイントが稼げますが、そうは問屋が卸すかどうか分かりません。シルバーで我慢するしかなさそうです。

2009/03/06 親和は袖に

V・ファーレン長崎の昨年までの胸スポンサー、親和銀行は袖スポンサーに変わりました。

親和銀行は、佐世保を本拠地とする明治12年創業の名門地方銀行(いわゆる第2地銀、昔の相互銀行ではない)です。長崎を本拠地とする地銀は十八銀行ですが、子供の頃、長崎でも「親和は親切」のキャッチフレーズで良く知られていたのを覚えています。その名門銀行も不振に喘いでおり、福岡銀行の傘下に入りました。佐世保地域の経済力が造船や軍関係の衰退で落ち込んでいるのが影響しているのでしょう。経営不振の中で、長崎の銀行だからと言う理由でV・ファーレンの支援を継続してくれるのはありがたいことです。

2009/03/01 大物獲得

V・ファーレン長崎が仙台の佐藤由紀彦を獲得しました。もう32歳だそうですが、まだ観客を呼べる選手です。J2に向け、着々と体制を固めています。

一方、試合の方は、ロアッソとの練習試合で逆転負けを喫し、J2の下位にも苦戦を余儀なくされているようです。まだJFLへ上がりたてなので、仕方がない。

2009/02/25 本命登場

ジャパネットたかたがV・ファーレン長崎のユニフォーム胸スポンサーになりました。

ジャパネットたかたは、地元では数少ない全国規模の有力企業で、コンシューマー商品を扱っていますので、スポンサーとして待望されていました。やっと実現した感じです。パンツスポンサーも決まり、財政的にJFLで戦う基盤ができつつあります。あとは、もっと観客を集めること、自治体の支援を取り付けること、J仕様のスタジアムを整備することなどが課題ですが、何より、強いチームを作るのが選手初めチーム関係者の使命です。

今年4位以内に入って、J2に参入しよう!

2009/02/22 プレシーズンマッチ2連敗

柏とのちばぎんカップは1-3と負け、シーサーカップの対横浜FC戦に続き連敗しました。

今日の試合は相手のカウンターとサイド攻撃にやられっ放しで、内容も完敗でした。前半はDFが再三裏を取られましたが、1点だけに押さえ、ボールはよくキープできていました。しかし、後半になって柏のメンバーが代わってからは、一方的な試合となり、勝つチャンスは全くありませんでした。課題山積といったところです。

この試合、CBの池田が怪我で出られず、不慣れな青木がボスナーと並び真ん中に入り、坂本と新加入の和田がサイドバックでした。このため4人の連携が十分ではなかったと思われ、今後、練習を積めば連携不足は解消できるでしょうし、池田、福元が試合に出られれば、心配ないでしょう。心配なのは、得点力不足です。開幕までの2週間で点が獲れるようになるでしょうか。

2009/02/15 プレシーズンマッチ

今年最初の公式戦横浜FCとの試合は0-2の完敗でした。

代表から帰ったばかりの巻も含め、去年のベストメンバーに中後を加えた本気モードの先発でしたが、前半は攻勢ながら点を奪えず、メンバーを6人入れ替えた後半はFCに攻め立てられ2失点しました。トレーニングの疲れがピークにあるとか、新外人のアレックス、新居が出なかったとか、言い訳はあるでしょうが、FCも似たり寄ったりで、J2に負けては先が思いやられます。幸い開幕まで3週間ありますので、じっくり仕上げて欲しいものです。

それにしても、獲得予定のFWはどうなっているのでしょうか。昨日の試合も完封されましたし、正直、巻のワントップは昨年の実績を見ても点が獲れる雰囲気がありません。巻は巻なりの良さがありますが、それを生かして点に結びつける外国人プレーヤーが開幕からどうしても必要なのではないでしょうか。

2009/02/12 お疲れ豪州から点を獲れず

昨夜のW杯アジア最終予選豪州戦は、攻め込みながら0-0の引き分けで終わりました。

欧州リーグで活躍する、体格の良い選手を集めた豪州は今アジアで最も強いチームの1つです。前回のドイツW杯で日本は完敗しました。その豪州と引き分けたのですから、よくやったといえましょう。ただ、豪州は寄せ集めチームで日本に来たのは前々日という選手も何人かいて、時差などを考えるとコンディションは万全とはいえません。また、この試合は日本のホーム試合で、審判も日本有利の判定をしがちでした。豪州の監督は引き分けでもよいと考えていたようで、試合後は目論見通りと満足していました。日本は相手に希望通りの結果を出させたのですから、こちらは結果に満足してはいけないところですが、力関係から言えば、よしとすべきでしょう。

万全でない豪州に勝てないのですから、日本の力は本番では1次リーグの勝ち抜けが容易でないレベルということもはっきりしました。ベスト4を狙うという岡田はどういう強化策を講じるつもりなのか、お手並み拝見です。アジア予選突破は間違いない状況になりましたので、いまさら南アフリカに行けただけで満足されては困ります。

巻は試合に出られませんでした。石垣島に行ったほうが遥かに有意義だったでしょう。玉田、長友、内田(内田はこの日はまあまあでしたが)ごときにこだわる監督の下での代表など、サポータとしては、さっさとおさらばして欲しいところですが、本人は違う考えのようですから、無理強いはできません。

ジェフでも代表でも頑張れ、巻!

2009/02/08 練習

初めて野鳥をビデオで撮ってみました。
大瀬崎のハチクマの渡りを撮ってみたくて、近所の公園で練習しました。いたのはカモ、セキレイ、ハト、ヒヨドリなどの仲間です。ビデオカメラのレンズ750mmを1.5倍デジタル拡大し、1125mmで撮りましたが、ちょっと足りない感じです。本番では1.5倍のテレコンバージョンレンズを使うつもりです。

この程度の望遠でも飛んでいる鳥を撮るのは大変です。じっと止まっていてくれたら何とかなりそうですが。野鳥のビデオ撮影は静止画に比べればやさしいと思いますので、鳥専門で素晴らしい写真を撮っておられる方のワザや道具立てを勉強しなければなりません。まずは道具、レンズそれからしっかりした三脚とどのポジションでもピタっと止まる雲台を揃える必要がありそうです。最小の出費で済む方法を思案中です。

写真は、ビデオからキャプチャした静止画で、画質は良くありませんが、参考まで。

2009/02/02 まだ、これから

今シーズンのチーム体制が発表されました。
組織改正があったようですが、内容は分かりません。また、下部組織の体制も発表がなく、新味がありません。トップ新加入選手は、結局、今まで発表になっていたアレックス、深井、中後、和田、佐伯、福元が確認されただけで、空き番の7を付ける選手はいませんでした。

ただ、ミラー監督のコメントによると、
「シーズン開幕までにはあと数人選手を追加していきたいと思っております」
「FW、セントラルアタッキングポジションを強めなければいけないなと思っています」
「名前は言えません」
とありますので、補強はまだあるようです。決定力のある外国人選手を期待したいものです。噂の日本人選手も期待しましょう。

2009/01/29 前途多難

V・ファーレン長崎が、諫早市と長崎市にホームタウンとしての支援を要請しました。

V・ファーレン長崎の本拠地はもともと島原市周辺でしたが、集客上無理があり、これまで、試合の時だけ諫早(県営陸上競技場)や長崎(かきどまり陸上競技場)を使ってきました。今後Jリーグ入りを目指すとすれば、両市の全面的協力が必要なのは間違いありません。問題は、メインの競技場をどこにするか、練習場をどうするかでしょう。

県営陸上競技場は来年夏から3年ほど掛けて長崎国体に向け改修にはいります。その間かきどまりとなると、交通の便が良くないので、観客をどれ位集められるか不安が残ります。本当は長崎市内で交通の便の良い松山町のサッカー場や陸上競技場が使えれば、一番良いのでしょうが、何か理由があるのか全く使っていないようです。諫早の競技場が改修された後はそこを使うとして、当面、長崎、諫早、島原から観客が来やすい試合場を確保することが大きな課題です。かきどまりとすると、夜間照明、スタンドなど施設面と交通対策を考えなければならないでしょう。練習場は諫早市が検討してくれるようです。

2009/01/29 いつの間にか

寝ている間に代表戦が行われたようです。岡田になってからあまり代表に興味が持てなくなっていたので、この日も試合があることをすっかり忘れていました。TV生中継もなかったようですから、覚えていても結果をネットで見るだけなのは変わりません。

先発メンバーを見ても全くワクワクしないのが岡田の選手起用です。怪我上がりの玉田にこだわるのは何故なのでしょうか。オシムへの意趣返しかの如く、オシム時代の選手をはずし新しい選手を使っていますが、チームプレーを忘れ独りよがりのプレーをする選手ばかりです。目指すサッカーが見えてきませんし、結果もバーレーン程度に負ける体たらくです。まあ、この試合は怪我人続出との事情もありますので、正念場はW杯予選のオーストラリア戦でしょう。豪州には負けてもW杯出場はほぼ間違いないとは思いますが、戦い方次第ではW杯本戦での惨敗を覚悟しなければならなくなります。

2009/01/20 今期の陣容

トップチームのメンバーとコーチ陣が発表になりました。

目に付くのは、馬場がいないこと、背番号7が欠番だということ、コーチから間瀬さんが抜けたことです。コーチは他にも名前がなくなっていますが、下部組織専任かもしれませんので、もう少ししないと全容は分かりません。

背番号は大幅に変わりました。中後は8、深井が9、工藤が10です。アレックスは5となりました。青木は9から29に戻り、29の益山は23に変わりました。しかし、何といっても注目は、欠番の7です。ここに外国人が入るのか、あるいは噂の日本人2人のうちどちらかか、今後の発表が楽しみです。

2009/01/19 こまちが長崎へ

JEFのFW熊谷智哉がV・ファーレン長崎に移籍するとの発表がありました。

2006年秋田商業から期待されてJEFに入りましたが、トップでプレーする機会はありませんでした。オシム監督時代に左利きの若手を5人採った中の1人です。レフティー5レンジャーなどとも呼ばれていました。結局、5人のうち野洲の青木だけが残ることになります。

V・ファーレンでも「こまち」と呼ばれるかどうか分かりませんが、明るい好青年ですので、きっとサポーターに愛されるプレーヤーになるものと期待しています。
応援するぞ!

2009/01/17 芝居見物

国立劇場で歌舞伎を見ました。

歌舞伎十八番「象引」、踊り「十返りの松」、世話物「誧競艶仲町」です。正月らしいおめでたい出し物のようです。いずれも何十年ぶりかの公演で、珍しいものばかりです。

団十郎、芝翫、その息子2人福助・橋之助、橋之助の3人の息子、三津五郎などの出演です。11時半から3時50分までの長時間ですが、眠ったのは15分位に抑えました。最近では3度目の見物で、吉右衛門、菊五郎、団十郎と見てきましたが、だんだん睡眠時間が短くなっているのは進歩です。

2009/01/16 中後のレンタル決定

かねて噂されていた鹿島の中後がジェフに戻ってきます。しかし、なぜかレンタル移籍でした。あと1年鹿島との契約が残っているので、違約金の支払いでもめたのかもしれません。1年後、深井のように完全移籍となることを期待しましょう。

そのほか、前に書いた、ガンバ(レンタル元は大分)の福元、ヴェルディ(レンタル元は清水)の和田の移籍が正式発表されました。また、柏のFW兼MF兼DFのアレックスが入団します。昨年ナビスコ杯で点を獲られた、運動量豊富なプレーヤーです。どのポジションもこなせますので、ミラーがどこで使うか楽しみです。

深井の完全移籍も発表され、今期のメンバーが固まりつつあります。あとは外国人FWの補強がうまくいくかが焦点となってきました。来週から活動開始ですが、主力は全て残りましたし、昨年より良いスタートが切れそうです。
高校サッカー選手権大会は、広島皆実の3-2の勝利で幕を閉じました。

優勝チームのメンバー表を見ると、ほとんどがサンフレッチェ広島のジュニアユースチーム出身者です。プロの下部組織であるユースチームに昇格できなかった選手ばかりですが、広島ユースの能力の高さは定評があり、優秀な若手が輩出しています。皆実の選手も個々の能力の高い選手が揃っており、その潜在能力をこの試合で見せ付けました。個人能力の高さという点だけでは鹿児島城西の大迫が頭抜けていますが、皆実の選手は粒ぞろいで、チーム戦術を忠実にこなし、チームプレーで勝利を呼び寄せました。

試合は最初から皆実がボールを支配し、サイドからの崩しで何度かチャンスを作っていました。鹿児島は前にも書いたとおり前線のFWに向けたロングボール主体の単調な攻撃です(リードされた後半は戦術が変わりましたが)。しかし、大迫がボールにからむとその迫力はさすがで、先制点は鹿児島が挙げました。その後、鹿児島は懸念された守備面にほころびが出て、逆転され、一方、皆実は大迫にボールを持たせないことを徹底し、最後は勝ち越し点を全員で守りきりました。

この結果は、日本の、あるいは若年層のサッカーにとっては良かったと思っています。皆実のしっかり守ってボールを奪うと、パスをつないで速攻を仕掛けるサッカーは見ていて楽しく、鹿児島の高い能力の選手に頼ったロングボール主体の攻撃サッカーよりは将来性を感じさせます。一方で、大迫がもし皆実の一員として、その高い能力をチームプレーとして生かせたら、どんなチームが出来上がっただろうかと、想像するとワクワクします(大迫みたいな選手がいると、勝負を優先しその能力に頼ったチームになってしまうのかもしれませんが)。
イヴィッツァ・オシム元監督が6年間の日本生活を終えて、母国に、と言っても生まれ故郷ボスニア・ヘルツェゴビナではなく今国籍のあるオーストリアに帰り着きました。

日本での業績については語りつくせないものがあります。何より感謝したいのは、体を壊してまで日本サッカーを強くするために全力を尽くし、離日する直前まで、日本代表のことを、またジェフのことを心配し、その思いを義務感のごとく語り伝えようとしていた姿です。カネにまみれた最近の世界のサッカー界にあって、文字通り命を掛けてまで、よその国のことをこれほど心配してくれたサッカー関係者がいたことは稀有なことです。日本サッカー界の大恩人です。

2003年来日し、その経歴、韓国でのキャンプの指導振りや記者会見での語り口を聞いて、この人はただ者ではない、真のサッカーコーチが日本に来たのだと強く感じました。同時に単なるサッカーコーチではなく、哲学者であり教育者だとの印象も持ちました。私は、その印象を周りのサッカー好きに公言していました。本当は、これまで日本に来た外国人コーチの中で最高のコーチだと言いたかったのですが、さすがにベンゲルなどの顔が浮かび法螺を吹いていると思われるのがいやで、「5本の指に入る」程度のことしか言えませんでした。全てが終わった今なら言えます、「日本サッカー史上最高のコーチだ」と。

今後は体をいたわりつつ、いつまでも好きなサッカーを楽しんでいただくよう祈っています。ジェフ関係者は、優勝争いをするようになったら、フクアリに招待するとの申し入れをしたようですが、オシムは恐らく日本の土を二度と踏むことはなく、自宅で静かに応援してくれる、そんな風に思われてなりません。

2009/01/04 1年生残念

香川西は前橋育英に0-1の僅差で敗れました。最後にビッグチャンスがありましたが、ミスでゴールを逃してしまいました。香川は前日市立船橋と死闘を演じ、楽に勝った前橋との疲れの差が大きかったと思われます。とりわけ1年生2人にとっては連戦は体に応えたのではないでしょうか。来年はこの経験を生かして強いチームになって欲しいものです。

第2試合の鹿児島城西と宇都宮白楊の試合は、大迫の一人舞台でした。凄い才能の持ち主です。ボールの競り合いでは強い体を生かしいとも簡単にボールを奪い、広い視野から味方へ決定的パスを出すかと思えば、小さい振り幅で鋭いシュートも撃てます。まさにチェ・ヨンスです。あまり動かず、守備もしないところもそっくりです。この日は連戦なので、疲れないようにプレーしたためかもしれませんが。

この日でベスト8が決まりました。前橋、鹿児島に加え、国学院久我山、大津、広島皆実、鹿島学園、滝川二高、四日市中央工業と、サッカーではよく聞く名前が揃いました。これまでは概して力の差が大きく、大味な試合が多かったのですが、準々決勝以降はどうなるでしょうか。有力校が揃った中でも大量点を奪えるような傑出したところがあるのでしょうか。

2009/01/02 市船消える

市立船橋と香川西の両チームは、よく動いてスピード感のある素晴らしいサッカーをしていました。勝敗は、決定力の差と中盤での動きの差で決まったように見えました。香川の丸坊主の二人、FWの18番とボランチの6番が大活躍していました。優勝候補市船に試合内容でもひけをとらぬ試合でしたので、今後が楽しみです。もう1試合の前橋育英と武蔵工大二高は実力差が大きく、一方的な試合となりました。

明日は、香川西と前橋が対戦するので、面白くなりそうです。明日のもう1試合は優勝候補の本命鹿児島城西と宇都宮白楊の対戦となりました。鹿児島は、昨日良いサッカーをしていたので期待していた大阪桐蔭を打ち合いで倒して3回戦進出です。昨日4点、今日5点とすざましい破壊力です(失点も多いのが気になりますが)。この世代では、体力にものをいわせたロングボール主体のサッカーの方が分がいいようです。

長崎日大は、初戦は勝ったものの今日は負けてしまいました。試合会場がいずれも埼玉で遠く、一度も応援に行くことなく姿を消してしまいました。これで何らかの縁のあるチームは全て敗退しましたので、今後の観戦は会場が近い試合と国立の決勝戦だけにしようかと思っています。

2009/01/02 高校サッカー本番

暮の31日、臨海競技場に久し振りに行きました。
高校サッカー選手権大会の1回戦2試合が行われました。臨海競技場は、改装によりゴール裏仮設スタンドが取り壊され、収容人数がJリーグの規定に沿わないため、Jの試合はできません。高校サッカーかJEFリザーブの試合にしか行くことがありません。

試合の方は、第1試合が7点、第2試合が5点入る大味の試合で、退屈はしませんでした。しかし、ともに優勝候補といわれる青森山田と鹿児島城西の2校はひたすらロングボールをトップに放り込む、一昔前の高校サッカーのスタイルでがっかりしました。それに比べ前評判はそれほど高くない大阪桐蔭は細かいパスを繋ぐ楽しいサッカーでした。相手の不来方がどの程度の実力か知りませんが、5点の大差を付けた試合となりました。今後どれ位勝ち上がるのか注目です。

注目といえば、本大会最も注目されている鹿児島城西の大迫は2点入れました。さすがです。プレー振りや走る姿を見ていて、以前ジェフでプレーしていた崔龍洙を思い起こしました。鹿島は良い選手を獲りましたが、プロではどの程度通用するでしょうか。

昨日は恒例の成田山に初詣、今日は高校サッカー2回戦です。地元市立船橋が登場します。