柏の葉競技場に行ってきました。往きはいつものコースで柏まで行き、タクシーで競技場まで。復路は20分位歩いてつくばエキスプレスの柏の葉キャンパス駅へ出て、秋葉原、東京経由で帰ってきました。どう行ってもかなり遠い、僻地のスタジアムです。来年は柏戦がここではなく、日立台になることを祈ります。
高校サッカーは大盛況でした。17000人の入場者があったようです。チケット売り場は長蛇の列で試合開始に間に合うかヒヤヒヤしました。
お目当ての国見-八千代戦はPKで八千代が勝ちました。国見が数年前と比べると全く迫力がなく、寂しい思いをしました。同じように長いボールに頼りがちな、大して強いとも思えない八千代に五分に戦えたのは前半だけでした。両方とも決定力不足で得点できず、0-0の眠気を誘う試合となりました。
期待の米倉君はまあ目立っていましたが、シュートは外しっぱなしでした。競り合いでのヘディングの強さは見せていました。守備もサボらずやっていました。走る量はそれほど多くありません。前線よりも低い位置にポジションを取ることが多かったようにみえました。2回戦ではどう変わるか注目したいと思います。
第2試合、尚志-鵬翔も全く同じ展開で0-0の引き分け、PK戦で福島代表が勝ちました。2回戦は臨海で、八千代と尚志が対戦します。勝った方が翌日前回チャンピオン野洲(多分)と戦います。今日の柏の葉の入場者からすると、人気チームの対戦で臨海には入りきれないかもしれません。ゴール裏のスタンドが取り壊され、今の臨海には、メインとバックだけしか観客席がありません。Jリーグの試合もこの位観客が集まると嬉しいのですが。
気分の良くない退屈なシーズンオフですが、明日から高校サッカーが始まり、さわやかな気分に戻れます。純粋にサッカーを楽しみながら観戦できます。
当然、応援するチームは故郷の国見になるとはいえ、今年は、千葉代表八千代の方を優先しなければなりません。エースの米倉君がジェフに入るからです。去年も青木の野洲を一番に応援しました(安里の那覇西も)。今年はジェフと縁の深い成立は出場していません。
その八千代と国見が初戦で対戦しますので、心境は複雑です。どちらかは早々に姿を消すわけで、例年の様に、決勝戦には応援している高校(長崎・千葉代表、ジェフやその選手と関係のある学校)が必ず顔を出す、という確率はかなり低くなるでしょう。どちらかが国立まで勝ち抜くことを祈りましょう。
その他の注目チームは、昨年優勝の野洲、林の出身校でユースチャンピオン滝川二、インターハイ優勝観音を破った皆実などです。グルノーブルに行く伊藤の中京大中京もマスコミでは注目されていますが、単なるスター崇拝主義に過ぎず、高校サッカーの発展には邪魔な風潮です。
来年は優勝争いします。的確な選手補強と若返りで競争が激化、甘えのなくなったジェフはアマル監督の指揮のもと、2001年から2005年シーズン以上の強いチームとなります。
大多数のサポーターや世間では、阿部や坂本がいなくなり(祖母井GMが退団することもあって)、また残留争いするジェフに逆戻りすると予想しています。このため、阿部、坂本に対し移籍するな、の声が高まっています。しかし、このクラブに残る気のない人を追いかけても仕方ありません。それよりは、前向きの効果を期待すべきではないでしょうか。
阿部がチームに貢献していたのは疑いありませんが、移籍すれば多額の資金を手に入れられます。その資金で噂される下村や外国人選手を取得すれば、戦力的に落ち込むとは考えられません。阿部の能力が世間が見ているようにジェフの中で飛びぬけた存在とするなら、ほぼフル出場したのに、ジェフは何故今シーズンのようなリーグ戦の結果しか残せなかったのでしょうか。阿部とはいえ、1/11+αでしかないのです。阿部がいなくなることの最大の問題は阿部個人の人気がチームに与えた経済効果の減少だけでしょう。
坂本は、もともと戦力として微妙な選手です。入団時の技術レベルの低さ、アイデアの無さは目を覆うばかりでした。ただ、スタミナと、試合の中で1回は大化けする意外性は貴重な存在です。今でもミスでボールを失うことやボールを持っても判断が遅れることがよく見られます。ジェフというチームだからこそ周りがカバーし、目立たないだけだと思います。水野など有能な若手にチャンスを与えた方がチーム力は上がると思われます。
キャプテンや選手会長がいなくなって、逆にチームの結束は強まるのではないでしょうか。阿部はキャプテンの適任者として選ばれたのではなく、阿部自身の成長を促すため敢えて前監督が任命したと聞いています。他の選手がゴールした時や選手が痛んだ時にこの二人が真っ先に駆けつけるシーンはあまり見かけません。技術的にも精神的にも優れた選手がリーダーシップをとることこそがチームをさらに強くし、苦境を救ってくれるのだと確信しています。
今は打ちひしがれているサポーターが、新たな選手の活躍や若手選手の成長を目にして、安堵する光景が夢の最後の場面でした。小倉、中西、茶野、村井などが去った後と同じ光景です。
東京V平本、J1の誘い断り残留決定(日刊要旨)
『J1の強豪クラブの誘いを断って残留を決めた。好条件や目標とする日本代表入りへの近道をあえて捨て、年俸据え置きの2000万円(推定)で2年以上の複数年契約を結んだ。「裏切りたくなかった。お誘いはうれしかったんですけどね」。来季こそJ1復帰を目指すチームに残ることを決めた。9歳(小学3年)から東京V一筋だ。チーム愛だけではなく、責任を感じていることもある。主力としてプレーした05年に、チームはJ2に降格した。』
プロとしての判断の仕方として評価は分かれるでしょうが、自分が育てられたチームへの愛情、責任をこれだけ感じてくれる選手はサポーターにとって大変嬉しい存在です。どこまでも応援したくなります。ですから、ジェフにこなかったことは良かったと思います。
ジェフでは、城、山口(ユース出身)、酒井(同)、佐藤寿人(同)、茶野、村井(同)、林などこれからという選手がプロの判断として他チームを選びました。これからもそういう選手が大勢出ることでしょう。平本のように考えてくれる選手が育つ為の何かがチームに欠けているのかもしれません。カネだけの問題ではないと思いますが。
浅草雷門の道路を挟んだ向こう側の角にからくり時計があります。月に何回も通っているのに今まで気がつきませんでした。
鶴のような格好をした人形と龍の踊り、それに三社祭のおみこしが、ソイヤ、ソイヤの掛け声に合わせて動きます。人力車のお兄さんの言葉を借りると億のカネをかけたそうです。見事なものです。ところで、ソイヤの掛け声はもともとのワッショイがひっくり返してショイワッになり、ソイヤになったということです。来年は本物の浅草神社のおみこしをみたいものです。
(写真は、クリックすると、大きく表示されます)
前にも書きましたが、このところ自宅サーバーがWANサイドから見えなくなることが多く、頻繁にルーターの電源を入れ直ししなければなりませんでした。
LAN側からは見えているので、サーバーパソコンの問題ではなく、ルーターがウィルスにやられたのかもしれないと考え、取り敢えず、ルーターを工場出荷状態に戻し、設定し直しました。今のところうまくつながっています。もし、ルーターではなくパソコンの問題だとなると、RED HATの再インストールをしなければならなくなるので、大変なことになります。何とかこのままうまくいくように願っています。
岩波書店のジュニア新書として「長崎 南蛮文化のまちを歩こう」という新刊が出ました。このシリーズはジュニアとは言いながらレベルの高い内容で、大人の私が読んでも勉強になります。ガイドブックとしては、神戸、横浜、鎌倉、信州がすでに出ていますので、故郷長崎が出ないかと期待していましたが、やっと出版されました。
内容は、普通のガイドブックなどと違い、地元の人しか知らないような、小さな地名、場所が多く取り上げられています。縁のある小学校や中学校の名前とか、子供の時に遊んだ山、道、お寺の名前などが出てくると、嬉しくなります。昔伯父が住んでいた夫婦川町などという場所は他の書籍では名前を見ることはないでしょう。
この本に書いてあるように、「長崎はせまい町です。しかし、外国の文化がもっとも多く入ってきたし、それを吸収しようと日本人が活発に活動した町です。そのために、町の中に濃密に人間の活動の跡が残っています」。そんな長崎の真の姿を味わうには絶好の、長崎人として自信を持ってお勧めできるガイドブックです。
赤穂浪士による討ち入りの日です。昼の散歩で両国の本所松坂町公園に行ってきました。吉良邸のあったところで、屋敷の一部だけが小さな公園になっています。上野介の首を洗ったとされる「首洗い井戸」や供養碑が残されているようですが、この日は人が溢れていて中に入るのは諦めました。神主さんが祝詞をあげていました。
公園前のお菓子屋さん、大川屋が出店で吉良まんじゅうを売っていたので買ってきました。きな粉あんのお菓子のようです。歌舞伎では悪役の上野介は、地元三河では領民のだれにも愛される温厚な名君であったそうだと菓子箱に書いてありました。16日、17日にはこのあたりで元禄市が開かれます。どのくらい店が出て賑わうのか分かりませんが、一度は行ってみる価値があるかもしれません。
阿部がチームを代えるとすると、その根拠の1つは、オシムが常々挑戦せよと言っていたからだと、伝えられます。阿部は、さらなる成長を目指す、ジェフにいては甘えが出る、など(直接聞いていないので、正確な表現ではありません)とも言っているようです。
何を考え、何を言おうと勝手ですが、オシムの言葉を都合よく引き合いに出すのは止めて欲しいものです。オシムは確かにそう言ったかもしれません。また野心を持てなどとも言っていたように記憶しています。ただ、これらの言葉をオシムが使うのは、人生観とも繋がった深い意味合いでのように思えてなりません。サッカーを極めることは、達成できないことかも知れないが、それに向かって最大限あらゆる努力をすることが人の生き方にも繋がる、位の意味を含んでいると、私は受け止めています。
オシムの言葉を都合よく、単に、海外に行けとか、他の強豪チームに行けとか、そんな皮相な受け止め方をしてよいのでしょうか。阿部が何かを言うとしたら、移籍金を貧乏なジェフに残したいとか、控えでもよいから優勝を味わってみたいとか、ジェフ首脳に不満があるとか、サポーターが気に食わないだとか、カネが欲しいとか、自分の言葉で語って欲しいと思います。
サポーターの願望としては、そもそもオファーが来たと聞いた時、そんなものは歯牙にもかけないといった姿勢を見せて欲しかったのですが、条件次第では他のチームを選ぶと言われては、たとえ残ったとしても今後は今までと同じ気持ちで応援することはできないでしょう。いつまた、他所のほうがよさそうだと言い出しかねないのですから。そして、そう考えることはプロとして当然の権利なのですから。サポーターとはかなわぬ夢を抱き続ける生き物なのです。
このところマスコミでは、阿部が他チームから移籍のオファーを受けたことに関し連日報道されています。天秤にかけるような、煮え切らない阿部の言葉と残留を求めるチーム関係者の発言が伝えられますが、1サポとしては結論はどちらでもよいので早くすっきりさせて欲しいところです。いつまでも蛇の生殺しみたいな状況が続くとうんざりします。
チームも出す気があろうがなかろうが、本人がその気なら他チームの条件を早く聞かせたらどうでしょうか。カネが欲しければどこが一番高額を出してくれるかはすぐわかる筈ですし、言葉どおりさらなる成長を求めるなら、各チームの戦い方は当然プロとして分かっているはずですから、結論は簡単に出ると思います。もったいぶってあれやこれやと悩んで時間をかければ、本人としては悔いを残さず満足でしょうし、クラブ首脳も最大限慰留に努力したとの痕跡を残せるのでしょうが、真剣に来季のチーム作りを考えている、チーム関係者や選手たち、そして誰がいようと変わらずジェフを応援しようとしているサポーターにははなはだ迷惑です。
ジェフは、このチームで頑張りたいと思う選手だけで戦うのが基本的考え方のはずです。選手本人が出たいならそうすればよいし、ここで死ぬまで戦いたいと望む選手であれば、どんな選手であっても心から迎え入れます。
J1の最後の椅子を争う福岡と神戸の入れ替え戦は1-1の引き分けでした。アウェーゴール数で神戸が上回り、昇格を決めました。昨年に続き、格上であるはずのJ1の16位がJ2の3位に負けてしまいました。Jリーグの各チームの力の差が非常に小さくなってきたことによる現象です。
生きるか死ぬかの真剣勝負は、さすがに見ごたえがあります。好ゲームでした。ただ、相変わらず審判の誤審(見逃し)がいくつか見られ、水を差してしまったのは残念です。来年は里帰りの機会が1回減ってしまいました。
ジェフは11位で終り、残留争いは無縁かと思われますが、実は甲府戦でもし負けていたら、15位になるところでした。すぐ下は入れ替え戦の16位です。この辺りの順位では各チームの勝ち点の差がほとんどありませんでした。
今季のジェフの後半戦の結果は、まさに暗黒時代そのものでした。前半の貯金で食いつないだだけです。98、99、2000年ごろの胃の痛むような残留争いはもうしたくありません。来季はどんな顔ぶれで戦うことになるか不明ですが、きちんとした戦力を整えて、よく準備し、残留ではなく優勝を争うシーズンにして欲しいところです。
V・ファーレン長崎は全国地域リーグ決勝大会決勝ラウンドで3連敗、4位に終わりました。この結果、上位2チームにあったJFLへの昇格のチャンスを失いました。
また来年に期待しましょう。
今日のスポーツ紙に、韓国人3選手が練習参加したと報じられています。韓国Nリーグ(2部)の今季得点王のFW金泳厚(現代尾浦)、U-21韓国代表MF朴宗眞、U-19韓国代表MF朴主護(ともに崇実大)の3人ですが、金泳厚はテストの結果では先発FW要員として採用する意向のようです。
この選手がどの程度のプレーヤーか分かりませんが、FWには韓国2部リーグクラスではなく、欧州、南米の代表クラスを連れてきて欲しいところです。JEFの欠点は得点力がないことであり、中途半端な選手では解決しません。この程度でお茶を濁すなら、時間がかかっても青木や加藤、熊谷の成長を待った方がよいのではないでしょうか。韓国人ならイチョンス位でないと、外国人選手枠が無駄になります。
またぞろ安上がりで済まそうとのムシが湧き出てきたのではないかと不安になります。ブランコ、ブルカ、ヴァンチャ、オラロイなどの名前が目に浮かびます。
久し振りに勝ちました。
前半の前半は相手コートに入ることさえ稀だった試合内容については触れないことにします。
新人青木がやってくれました。広島戦での終了間際の出場に続く、ハーフタイムからの実質初出場でゴールを決めるとは、さすがに何かを持った選手の雰囲気があります。水野が新人の年、清水での僅かな時間の初出場のあと名古屋戦で大活躍したのを彷彿とさせます。青木も水野のように大きく育ってくれるでしょう。
青木は左サイドでプレーしましたが、ポジション取りがうまく、シュートを狙えるところに常に顔を出していました。最後のゴールは右サイドで羽生の折り返しをループシュートで決めました。新人とは思えない判断力と落ち着きを見せてくれました。
望んでいたとおりに、第二の岡本が出てきました。最終戦は、ハース、クルプニコビッチ、ストヤノフ(多分)の3外国人、巻(多分)、水本、水野が帰国や怪我、代表選出、出場停止で出られません。阿部も体調が相当悪そうでした。これまで出番のない選手たちにはチャンス到来です。
広島戦は、ガンバ戦と同じ展開で、同じスコアで負けました。これで5連敗、さすがにアマル監督批判が飛び交っています。
ガンバも広島も守備を固め、ジェフにボールを持たれて攻められるのを覚悟しているかのような戦い方でした。よく言えばジェフの攻撃力に備えたのでしょうが、見方を変えれば、今のジェフには攻められても怖くない、決定力がなく、カウンターで守備の甘さを突けると思われていたのかもしれません。なにしろ点が取れません。ナビスコ決勝のあとの4試合で1得点(それもPK)だけです。チャンスは多く作るのですが、シュートを撃たず、撃ってもゴールにならず、といったことを繰り返しています。巻、ハースの両FWの体調が悪く、無理に出場していたせいかもしれません。それよりは、体調の悪い選手に代わる控え選手がいないという、いつも言われる層の薄さが露呈してしまいました。
あと2試合も苦戦が予想されます。層が薄いと言いながら、若手を使いながら育てるという監督の方針も見えてきません。ジェフの若手がそれほど期待の持てない選手ばかりとは思えません。勝敗に拘らず、長い目での選手起用はできないものでしょうか。GKの岡本はレギュラーGKが誰もいなくなったのでやむなく使われ始めましたが、今では正GKが復帰しても使われ続けています。フィールドプレーヤーにも第二の岡本がいるはずです。
とうとう巻が次の試合に欠場するようです。夏のA3以降試合が続き、明らかに疲労と負傷で調子を落としていました。みな休ませたほうが良いと思っていたのでしょうが、チームも日本代表も使い続けました。代わりがいないから仕方なかったと言えますが、結果も出せず、周りからは叩かれ、本人が一番つらい思いをしたと推察されます。ゆっくり休んで欲しいものです。
試合が続いたといえば、阿部も同じです。そして明らかに脚を傷めているように見受けられます。PKなどを蹴った後に足をひきずる姿をたびたび見かけました。阿部はチームの大黒柱、休ませられないのでしょうが、ちょっとかわいそうです。
このほか、勇人と水本も怪我で休んでいますが、次の試合には駆り出されるようです。まだ痛みはあるそうですが。無理はして欲しくないものです。昨日の韓国戦でフル出場させられた水野は明日も試合に出るのでしょうか。昨日は、早く交代させてくれ、とTVに向かって言い続けました。でも、反町は優勝争いにも降格にも関らないJチームのことなど考えていなかったようです。オシムとは大分違います。
リーグ最終盤にきて、選手はぼろぼろです。これまで名前を挙げた選手のほか、ハースは怪我治療のため早めに帰国しましたし、クルプニコビッチはガンバ戦を欠場、結城、櫛野は怪我が完治せず、ベストメンバーのうち体調に問題ないのは、羽生、山岸、坂本、ストヤノフくらいのものです。そのうえ、累積警告を抱えている選手もおり、次の広島戦でイエローをもらうと、阿部は残り試合全て、水野、勇人(巻もですが)は1試合出られなくなってしまいます。
今シーズンは、監督交代という大きな出来事がありました。それ以上に選手の欠場や怪我が多く、満足なメンバーで試合できなかった年となりました。来期は、キャンプで怪我をしない体を作り上げ、審判や相手にイライラしない心を鍛え、ベストメンバーで戦ってリーグ戦の制覇を目指しましょう。
雨の万博記念競技場から、負けたのにサバサバした気分で帰ってきました。
例によって特定の選手がミスを繰り返すのでハラハラはしましたが、決定的なピンチには至らず、ジェフはチャンスを作り続けました。しかし、こんなのは決めてくれ、というようなシュートが入りません。それと相変わらずシュート自体が少なく、あと倍は撃てるチャンスがあったように見えました。
試合は、守備に追われていた攻撃自慢のガンバが、自陣からのパスを受けたマグノアウベス一人で持ち込んで得点を上げました。敵ながら素晴らしいゴールでした。選手の質の差としか言いようがありません。ジェフの問題点が浮き彫りにされたゲームでした。来シーズンに向け課題が明確になったことは良いことだと思います。
今のところ、発表になった新入団内定者は次の3人です。高校生ばかりです。高校選手権が終わればさらに増える可能性がありますし、大学卒やユースからの昇格もあるかもしれません。
さらに、リーグ優勝するには選手層が薄いことはオシム前監督もたびたび口にしていましたので、本気で優勝を狙うなら、他チームから即戦力の選手を獲ることになるでしょう。外国人選手の入れ替えは別にして。
ただ、私は、優勝を狙えるならそれに越したことはありませんが、経済的な裏付けなどからみると、優勝するのに必要な戦力をすぐに整備できるとは思えません。現実的な目標としては、ジェフらしい戦術をしっかり持った、じっくりと選手を育てるチームが望ましい姿と思っています。生え抜きの若い選手が成長してチームの主軸となる過程を見続けるのは楽しいものです。来年入る選手たちがどう育っていくか、見守ることにしましょう。同時に、去年、今年入団してまだ出場機会のない若い選手の奮起も期待しましょう。
山 中 誠 晃 (やまなか せいこう)
□ 生年月日 : 1989年1月22日(17歳)
□ 出身地 : 高知県
□ 身長・体重 :177cm ・ 75kg
□ 血液型 : A型
□ ポジション : DF
金 沢 亮 (かなざわ りょう)
□ 生年月日 : 1988年10月19日(18歳)
□ 出身地 : 京都府
□ 身長・体重 : 175cm ・ 69kg
□ 血液型 : O型
□ ポジション : FW
米 倉 恒 貴 (よねくら こうき)
トップ下を担うことが多く、「司令塔」と呼ばれるタイプのプレーヤー。
フィジカルコンタクトに強く、献身的なプレーを見せる。
□ 生年月日 :1988年5月17日(18歳)
□ 出身地 :千葉県千葉市稲毛区
□ 身長・体重 :176cm ・ 69kg
□ 血液型 :A型
□ ポジション :MF
青木の活躍に続き、昨日はU21水野が韓国相手に一人奮闘しました。今日はフル代表がサウジアラビアと試合をします。阿部、羽生、巻、山岸の4人のうち2、3人は先発しそうです。
U21戦は、反町の選考基準が不可解で、相手が韓国だというのに今回はいままで使われれていない選手ばかりが選ばれました。水野は当然これまでにトップチームで使われていなければならない能力と実績を持っています。スケジュールなどとの兼ね合いでしょうが、今回が反町になって初めての先発でした。使われればこの程度の結果は残してくれます。他の選手とのコンビネーションが悪く、得点には絡めませんでしたが、他とはレベルの違いを見せてくれました。怪我で出られなかった家長がいれば、もっとちょっと面白かったのだろうと思いました。次に期待しましょう。
この年代のもう一人の水本は、怪我でフル代表選出をフイにしました。本来なら、昨日のU21を飛び越えて今日の試合に出ていたはずです。早く直して週末のガンバ戦には、水野とともに頑張ってもらいましょう。
フル代表組は疲労が心配です。代表戦ではやたら結果ばかり重視する風潮があるので、ことに心の疲労を倍加させないか、気になるところです。
今日の日刊スポーツによると、ストヤノフは2年契約で契約更改し、ハースは退団、クリプニコビッチもその方向のようです。
ハースは前線で動き回って、ボールキープもパスも守備も一生懸命やるうえに、チームのムードメーカーとしても大いに貢献した素晴らしい選手です。怪我が多いこととシュートの精度がイマイチ、カッカしやすいのが欠点でしたが、失うには惜しいプレーヤーです。ナビスコ杯決勝の後、カメラを持ち出して阿部や水野などと記念写真を取りまくっていましたので、もしやとは思っていましたが、ほんとに残念です。
クルプニコビッチはパスセンスが抜群で、いわれているよりも遥かにジェフの勝利に貢献してくれました。ただ、左足にこだわってボールを失うこと、他の選手とのコンビネーションが悪くパスがミスになってしまうことは残念でした。
ストヤノフが残ってくれることは嬉しい限りです。そのプレー能力は昨年度のベスト・イレブンで証明されていますし、負けたときも最後までサポーターに謝り説明する、誠意のある選手です。来年以降もガンガン攻め上がって欲しいところです。ただ、審判とは仲良くしてカードをもらわないよう、賢くなって欲しいものです。なにしろ日本の審判はまともなのは少ないので、むきになっても逆効果だ、ということがもう分かったはずです。
こうなるとハースやクルプニコビッチのあとにどんな選手を獲得するのか、これからの楽しみとなってきました。祖母井GMはいなくても、ベングロシュさんみたいなジェフの外国人コネクションを使えば、きっとチームに最も必要な選手を見つけ、呼んでこれるでしょう。個人的には、チェやマルキーニョスのような決定力のあるFWが1人欲しい気がします。もちろん、走り回れることが条件ですが。
リーグ戦は3連敗、天皇杯も負け、ナビスコ優勝にすべてを注いだためか、チーム状態はボロボロです。
選手のコメントを聞いていると、内容が良くても勝てないという一時の状態とは違って、選手自体がどうプレーしたらよいか迷っているようです。しかし、ジェフの戦い方は明白です。迷う余地はありません。走り回ってボールを早く動かすだけです。勝てないのは、疲れや慢心からつらい内容のサッカーから逃げ、知らず知らず楽な戦い方をしているからではないでしょうか。ひとりでも手を抜く選手がいると、ジェフのプレーは成り立ちません。これまでは、全員がぎりぎり精一杯頑張って辛うじて強豪チームと渡り合ってきたのです。初心に戻って、泥臭く走り回ることだけがトンネルから抜け出す唯一の方策です。
頑張れ、ジェフの選手たち
アジアユース準決勝宿敵韓国戦で、青木が活躍しました。
延長で勝ち越しゴールをあげ、また、PK戦最後のキッカーとしてきっちり決めました。何か運を身にまとった選手のようです。ゴールシーン以外は、ドリブルを失敗しピンチを招いたり、守備では再三相手右サイドに崩されたり、散々なプレーでした。それでも、唯一といってよいチャンスでボールが目の前に転がってきてゴール、本来なら回ってこないPK6番目のキッカーなのにそこで試合を決めてしまう、こういうめぐり合わせがストライカーには必要です。肝心な時に大事な仕事ができるのも才能のひとつでしょう。決定力不足のジェフにはいま最も必要とされているタイプの選手です。
天皇杯は早くも終わってしまいました。
カップウィナーが2部に負けてしまうとは、いつもながらの天皇杯の怖さを目の当たりにしました。天皇杯はJ1クラブにとってモチベーションの維持が難しい大会です。J1のチームが高校チームに苦戦したり、JFLに負けたりすることは珍しくありません。リーグ戦の終盤、ナビスコ杯直後、選手の契約更改などの時期にぶつかっているからです。また、下位リーグのチームは失うものがなく捨て身でかかってこれるのに対し、J1にとっては負けたら恥ずかしい試合なので、対等の立場のチーム同士のようなわけにはいかないのでしょう。
こんな言い訳を並べても何の足しにもなりません。必死に走ってくる札幌に対し、あれだけミスパスをプレゼントしては勝てるわけがありません。そのうえ、相変わらずシュートを撃たず、他人任せのパスばかりでした。トップの選手たちの技術レベルはそこそこなのに、二線級の選手の能力はかなり落ちます。格差が大きいと同時に層が薄いことで、出場選手次第でチームの出来が大きく左右されることになります。カネのないクラブでは、若手を積極的に使ってその成長を待つしか方法はないと思います。第2の岡本の出現を待ちましょう。
この試合での収穫は、元ジェフの札幌芳賀の元気な姿が見られたことと、天皇杯の遠征が無くなったので出費の予定がなくなったことです。浮いた資金をどう使うか思案中です。
アジアユース選手権準々決勝サウジアラビア戦で、後半途中出場の青木孝太が終了間際に決勝ゴールを決めました。日本は、これで来年の世界ユースへの出場権を獲得しました。
青木はこのチームでは、4、5番手のFWと見られており、控えばかりです。勝ち抜けがほぼ決まっていた予選リーグのイラン戦では先発しましたが、ゴールを上げられず敗退しました。なので、サウジアラビア戦も出番はないだろうと思って、途中TVを見るのをやめてしまいました。終了間際に再びTVを見て得点したことを知りました。
やっと代表で結果を出しました。ジェフでもなかなか出番はなく、まだまだ時間がかかると思っていましたが、ジェフのFWはいま人材不足なので、今後出場機会ができそうです。水野、水本に続く若い選手の台頭がチームを活性化させます。大いに期待しましょう。アジアユースの残りの試合でも頑張ってくれるでしょう。
鹿島が秘密練習を繰り返していたのは、どうもJEFの選手を体力差で圧倒し、痛めつけることだったようです。この作戦にはまって、JEFの選手は次々にピッチに倒されました。体が小さいという弱点をうまく突いてきました。攻撃の要ハースが早々と負傷退場し、ピッチ上には日本人選手だけになりました。やや不安になりましたが、現時点での両チームの力の差は大きかったようで、鹿島に主導権を握られたのは、後半の早い時間帯だけでした。後半半ばになると、鹿島の選手の脚が止まりマークが甘くなりました。水野、阿部の見事なゴールが決まり、危なげなく逃げ切りました。いつもは2点差でも試合が終わるまで安心できませんが、この日は点を獲られる気がしませんでした。何故かストヤノフがいないと点を獲られません。ストヤノフ頼みではなく、皆が自分がやらなくてはという守備の意識が高まるのかもしれません。
これで賞金1億円獲得し、選手の給料をわずかでも上げてやることができそうです。ただ、代表選手が6人も出て、そのほかにもこの日のMVP水野のように結果を出している選手が多いので、出費が増えるのは間違いなく、来期も現有勢力を維持できるか財政上の不安を抱えます。外国人選手3名の去就も分かりません。次の目標であるリーグ優勝を成し遂げるには、まだまだ大きな障害が横たわっています。あまり大きな望みを抱くのではなく、チームの長期的な存続、発展の構想をきちんと固めなくてはならない気がします。
何はともあれ、優勝はおめでたく、嬉しい限りです。頑張った選手たちに乾杯!
ナビスコの相手、鹿島が大分に完敗しました。
鹿島は4連敗だそうです。ジェフも酷いとは思いますが、鹿島も相当大変そうです。鹿島はほとんどチャンスらしいチャンスを作れず、逆に、ジェフ以外で私が唯一応援している大分の松橋のカウンターを受け、失点を重ねました。鹿島の監督は、前半で柳沢、本山、外人の3人を一挙に引っ込めてしまいました。相当な策士のブラジル人だそうですから、この試合は捨ててナビスコ決勝に全てを賭けているのかもしれません。
ナビスコ決勝は、中位に漂う不調同士のレベルの低い試合と言われないよう、気迫だけは溢れた試合にして欲しいものです。大口のスポンサーに逃げ出されないようにするのも、Jチームや選手の務めです。
名古屋に1-2で逆転負けしました。前の大宮戦に続き連敗です。その前の試合で鹿島に4-0で勝った時に書きましたが、チーム状態、試合内容は決して良くありませんでした。この2試合、それを証明するような結果となっています。
今日は、都合でスタジアムに行けませんでしたが、ストヤノフが退場するまでは、内容がずっと良くなっていると伝えられます。ただ、次のナビスコ決勝の鹿島戦をストヤノフ抜きで戦わなければならなくなったのは、大きな痛手です。ストヤノフはほんとに良い選手ですが、その警告の多さがリーグ戦でもカップ戦でもチームの命取りとなり兼ねません。結城が怪我、水本も怪我上がり、斉藤が不調と満身創痍のDF陣はさらに苦しい状況に追い込まれました。
連敗を喫し、DFラインが不安だらけで、どう鹿島戦を戦うのか大変厳しくなりました。この苦境を切り抜けるには、選手の気力だけが頼りです。個人能力の差を走り回ってカバーするしかありません。あとは、少しの幸運を期待しましょう。
全国社会人サッカーでV・ファーレン長崎が優勝しました。長崎新聞の記事の一部です。
「サッカーの第42回全国社会人選手権最終日は18日、秋田県にかほ市の仁賀保運動公園多目的広場で決勝を行い、V・ファーレン長崎は東海リーグの静岡FC(静岡)を1―0で破り優勝した。県勢の優勝は初。V・ファーレンにとっても初の全国タイトルとなった。」
ナビスコ決勝の前哨戦と呼ばれた鹿島戦で4-0と圧勝しました。
内容は喜んでばかりいられません。試合を見ていて、何故こんなに点差が開いたのか分かりませんでした。良い時のジェフには程遠い内容でした。
ナビスコ準々決勝、準決勝などを見ていて、正直鹿島が相手ならなんとかなりそうと感じさせるぐらい鹿島のチーム状態が悪いように見えます。いままで4バックをとっていてこれほどイヤなチームはないと思っていたのですが、最近はそれを感じさせません。ジェフ以上に点を獲るところに問題を抱えているようです。
その鹿島にボールをキープされ続け、攻めまくられました。GK岡本や守備陣が頑張っただけでなく、巻やハースなど攻撃陣も前線ではもとより最終ラインまで下がって守備をしていました。ハースが相手のサイドの攻め上がりを追走してゴールラインまで追いつめたのには、思わず拍手をしてしまいました。
攻められても守備で頑張り、鹿島の決定力の無さに助けられた試合だったように思えます。それ以前に、世間でいろいろ言われている代表を多く抱えているチームとして意地を見せたところかもしれません。
あのジェレミーさんが素晴らしいことを書いておられます。
「もっとも大切なのはドイツで崩壊状態となった代表チームを新たに作り上げること。(略)オシムはこの仕事の適任者で、日本の真のサッカーファンは、彼のやろうとしていることを評価するようになるだろう。(略)誰もが忍耐強くなり、新生オシム・ジャパンを支援する必要がある。それが日本サッカーの未来に繋がるからだ」
日本サッカー協会会長は、オシムのサッカー、オシムの選んだ選手に対して忍耐強くなることができるのでしょうか。
ジェフのチーム内外では、祖母井GMがグルノーブルに転出すると伝えられたことから、大騒ぎになっています。転出を容認した社長は無能扱いされ、サポーターはGMの留任要請、社長の退陣要求の署名活動をやるとか、説明会を開けだとか、ネット上で喧喧諤諤の議論がなされています。
サポーターが、「ウバ害」と騒いで退任を要求した頃とは様変わりです。一部のサイトで、社長とGMとの間で確執があり、事実上社長が追い出した、などと書かれていることで、なおさら騒ぎが大きくなっているようです。社長よりGMの方が給料が高いのはケシカランと、社長が言っているなどとも伝えられます。真相は分かりませんが、全く、低次元の情報合戦といったところです。
サッカーのサポーターは人事権といった経営次元の話まで口を出す権利があると、思い込んでいるところがあります。チームを愛している証拠ですから、悪いことではありません。ただ、残念ながら、サポーターレベルには正確な情報が伝わってきません。どこまでディスクローズするかはクラブ側の判断です。情報操作の入り込む余地がここにあります。これまでも小倉や中西の放出の時、サポーターは訳が分からぬまま大騒ぎしましたが、結果からみると間違った判断ではなかったように思います。今回もクラブから通り一遍の発表しかないことがことを大きくしています。
いまや透明性は企業経営の根幹です。正確な情報の早急な開示は当然やらなければならない事項です。
日本代表戦はインドに勝ちましたが、その後、ジェフの選手への非難が高まっています。例えば、この立場の人が選手個人を批判するのはどうかと思われるサッカー協会会長が、巻は下手だ、思い上がっているなどとの暴言を吐いているようです。ほかには山岸も消極的プレーだと批判されています。
これらの批判に関しては、選手のパフォーマンスを評価する基準に疑問があります。
巻も山岸も、突き詰めれば単に点が獲れなかったことだけで問題にされています。FWの役割が点を獲ることだけと考える人がいてもかまいませんが、要は、監督であるオシムがどのようなプレーを望んでいるのか、それをどの程度実現できているのかで評価すべきであろうと思います。オシムの考え方が分かっているジェフの選手たちはその点を買われて多く起用されているのだと思われます。少なくとも現状では、ほかにオシムの戦術にあった選手を探すことができないでいる状況です。
選ばれた選手が結果を出せないのは、その選手自身の問題もありますが、ほかのプレーヤーがその選手の良さを引き出せないことも影響します。チームとして結果が出ないのは、選ばれた選手よりも選んだ側の責任が大きいと思います。
選手は、集中力をもって試合に臨み、全力でプレーすれば、非難されることはありません。能力が足りないのは仕方ないことです。そんなプレーヤーを選ばなければならない日本サッカーの現状を憂慮すべきであり、選手の育成、戦術の強化でカバーしなければならないはずです。
浦和戦はレフリーの独りよがりの判断でぶち壊しでした。結城のプレーが軽率なのは認めるとしても、レッドカードに値する反則とは思えません。審判の驕りがなさしめた判定だったように言えますし、もっと言えば、ブラジル人の演技力との相乗効果でしょう。
結果論ですが、あのようなプレーをしがちな結城ではなく、最初から水本にマークさせれば、結果は違ったかと思われます。水本なら、ブラジル人のイライラをつのらせ、逆に退場に追い込めたかもしれません。
審判の判定を別にすれば、好ゲームでした。浦和の戦力の高さは評判どおりですし、何より、劣勢のジェフの選手たちの最後まで諦めず頑張る姿勢は感動的ですらありました。すでにジェフのリーグ戦の目標は、できるだけ上位を目指すことに切り替えられていますが、今日の各選手の気迫、若い水本、岡本、水野の成長は今後に大きな期待を抱かせるに十分な試合内容だったと思います。
横浜国際のメイン正面2階からジェフの6人を眺めてきました。豆粒の様にしか見えないので、どれが誰か分かりません。ビデオカメラの望遠一杯で覗いても、かすかに判別できる程度です。はやく20倍ズームのカメラを手に入れなくては。
水本の撮影を主体にしてカメラ越しに見ていましたので、試合振りの詳細は分からないのですが、全般的な印象は、強豪国相手によく頑張った、勝てたかもしれない流れだったので、負けたのは残念、といった感じです。
阿部、巻、水本の先発は事前の報道で予想されましたが、山岸が先発したのには驚きました。代表の両サイドが弱いので、前に山岸、水野の出番は近いと書きましたが、こんなに早く実現するとは思いませんでした。立ち上がりのチャンスでシュートを決めていれば、ヒーローになるところでした。世の中、そんなに甘いはずはありませんが。
山岸だけでなく阿部も巻もプレー内容は良かったと思います。それを上回ったのは水本です。相手の3番をピッタリマークし、仕事をさせませんでした。3番は途中代えられてしまいました。失点場面は残念でしたが、ガーナを1点に抑えただけでも、水本はじめ日本のDFはよく頑張ったといえるでしょう。
オシム監督のチーム作りは徐々に進んでいるようです。まだ選手のテストの段階ですが、選考の途中においてもチーム全体にオシムの戦術が浸透してきています。ガーナ戦は結果はともかく内容は今までで一番良かったように思います。
4年後を目指して頑張れ!
大分トリニータ戦は2-1の辛勝でした。
大分はジェフ以上に貧乏ですが、シャムスカになってほんとに良いチームになりました。大した監督です。その大分は何故かジェフに勝てません。しかし、今は順位も上におり自分たちの方が強い、今度は負けるはずがない、との意気込みを感じさせる姿勢でこの試合を戦っていました。確かに後半の前半に限ればジェフを圧倒するような良い試合をしていましたが、まだ何かが足りないようです。負傷で先発を外れたマリオが入ると一気にジェフに流れが来て、逆転してしまいました。
ジェフもそうですが、弱いチームが強くなって良い試合をするようになってもなかなか勝ち続けることは困難なようです。心理的な面まで含めて強豪チームになるには一朝一夕にいくものではありません。大分にしても、清水にしても、川崎にしても、自分たちは強い、こんな相手に負けるわけはない、などと思い込んでもそう簡単に勝てるほどサッカーは単純ではないということでしょう。
そんな清水などのサポーターから、日本代表に自分たちより下にいるジェフから4人も選ばれているのは理不尽だとの声が聞かれます。今日発表されたガーナ戦のメンバーには、阿部、巻、羽生、佐藤勇人に加え、さらに山岸、水本の2人が選ばれました。このほか勇人の弟、広島の佐藤寿人もジェフの出身です。そして今晩さらに元ジェフの山口(G大阪)が追加されました。前にも書きましたが、阿部、佐藤兄弟の3人はジェフユースの同期です。今回選ばれた山口は彼らの先輩ですし、山岸は後輩です。昔の仲間が5人揃いました。
この5人が活躍した頃のジェフ下部組織は強かったのですが、最近は成績がやや低調です。建て直しを図って、この5人や岡本、工藤、川渕、竹田に続いてトップチームに上がれるような選手を育てて欲しいものです。真の強豪チームになるには、潤沢な資金か、優れた育成システムが必要です。いずれも短時間に揃えられるものではありません。強豪チームになるのは長い道のりです。
先日オシム日本代表監督がJリーグGKのミスが多いと指摘したとの記事が出ていました。今日は日経のコラムで武智さんが「つたないGK」について書いておられます。
確かにW杯など世界レベルの大会に出てくるGKの能力は目を見張るものがあります。ゴール前に立ちはだかっただけで、1対1でも点が入りそうもない威圧感に溢れています。事実、体勢を崩されていない限りなかなかゴールを割らせません。
私は、これまで、日本、そしてJEFのGKのレベルが低い、わがチーム最大の欠点だと言ってきました。夏ごろチームの関係者と話をした時にも同じ考えを述べましたが、明確な同意はいただけませんでした。ここにきて、オシムや武智さんなどジャーナリズムがGK問題を取り上げるようになったのは、非常に良いことだと思います。武智さんがおっしゃるように「GKを主役に考えるくらいにサッカー観を改めないと」いけないのかもしれません。
昨日の試合は結果が良かったので何よりといった感想です。
ひとつだけ触れたいのは相手チームの責任者が、試合後に、「巻のプレーは全部、当たってファウル(をもらう)。逆に、シミュレーションで退場じゃないですか」と指摘したと、伝えられています。あなたはほんとに試合を見ていたのかと言いたくなります。因みに、ハンドの場面は見ていなかったそうです。都合の良い目をお持ちの方のようです。
前線で巻が相手と競るたびにファールを取られたのは巻の方です。体をぶつけ合ったら、攻撃側がファールを取られるのでは、FWは仕事ができません。この人がいうように巻が相手からファールを貰えていたら、圧勝できた試合でした。シミュレーションの場面を具体的に指摘して欲しいし、第一、シミュレーションは警告だけであり、退場にはなりません(イエロー2枚目ならば退場ですが)。さらに指摘しておきたいのは、シミュレーションとは相手と当たりもしないのに、相手に倒されたごとく、審判の目を欺くことです。いくらなんでも、相手に当たって倒れるのまでシミュレーションとは言わないでしょう。
この方には、もうひとつ、自分のチームの選手が審判に対し執拗に抗議を繰り返したのは退場にはならないのか、聞いてみたいものです。
本物の指揮官だったら、負けた試合の後に、こんな内容で相手選手個人を非難するようなことをマスコミにしゃべるなんてことはしないものです。見損ないました。
最下位のセレッソに負け、3連敗、ホームだけでなくアウェーでも勝てませんでした。
試合開始からパスがよく繋がり、ほとんどボールをキープ、一方的な試合でした。この日はシュートの意識も高く、ミドルシュートも何本か撃っていました。そのうちの1本、クルプニコビッチの見事なゴールが決まりました。ただ、絶好のチャンスでのシュートミスを重ねる間に、相手に少ないチャンスから同点にされ、さらに逆転されてしまいました。その後も攻勢ではあったのですが、自信の無さからかいつものように、シュート場面で横にパス、ボールを奪われてカウンターからピンチを招く、といった展開になってしまいました。
勝負を決めたのは、点を奪うことに気が行っているせいか、守備時に集中が切れてしまったことです。決勝点も相手の早いスローインに皆無防備でした。いくら攻勢であっても試合の流れを自ら捨ててしまうような失点を重ねては、試合に勝てるわけはありません。
試合内容は以前とそれほど変わったとは思えませんが、結果が付いてきません。今は、監督が代わって勝たなければいけないとの意識が強く、それがプレッシャーになってミスを招いています。降格はないのですから、今年の残りはチーム作りの時と割り切って思い切りプレーすれば、そして、ちょっと運があれば、勝ち続けられるようになる気がします。
ああ、ホーム5連敗。
この間、アウェーやA3で6試合勝ったり引き分けたりしているのを見ていますので、それほど負けが込んでいる印象はないのですが、ホームでしか見ない方には耐えられないでしょう。せっかく観客が増えているのに、新しい客がまた見に来ようという気を無くさせてしまいます。まだ良い試合内容の時はいいとしても昨日の後半のようでは先行き心配です。
昨日のポイントは同点で迎えた後半開始早々のハースのシュートです。完全に抜け出してシュートを撃ったのですが、相手GKはペナルティエリアの外におり、そこで手を出してこのシュートを止めました。ビデオを見直してみてもこのプレーは終始ペナルティエリアの外でなされており、どう贔屓目に見ても中との判定はできません。GKは一発退場、ペナルティエリアのすぐ外からのジェフのFKとすべき反則でした。完全な主審、副審のミスです。これほどの誤審は高校サッカーでも滅多にお目にかかれません。
これで審判はお咎めなし、生活を掛けている選手や監督は泣き寝入り、こんな状況では日本サッカーの発展は望めません。この試合だけではありません。Jリーグでは、毎試合何枚も警告カードを出さなければ満足しない審判、やたらと小さいことに拘る審判、自分の思い通りに試合を進めたがる審判、そして何よりもピッチ上で何が起こっているか正確に見ることのできない審判が多すぎます。
この判定の後、ハースは冷静さを失ってしまい、乱暴なプレーで有難くもイエローカードを頂戴していました。その直後に受けた相手ラフプレーはカードなし。こんな状況のもとで、ただでさえ疲れの溜まった選手たちに気持ちのこもったプレーを望むことは酷というものです。
この誤審がなかったら試合の結果がどうなっていたか、それは別問題です。この誤審がジェフの選手たちのパーフォーマンスに影響を与えたことは間違いありませんし、相手は後半早々1人少なくなれば、疲れの度合いも激しくなっただろうとは推測できます。
ただ、ジェフの選手の動きは例えば浦和戦の時と比べ良かったとはいえませんでしたし、相手選手との基本技術の差や1対1における強さの差が感じられました。清水は若い選手が育っていますし、ベテランのマルキーニョスや伊東がよく効いていました。今の状況では正直清水のほうがチーム力が上と認めざるを得ない内容でした。
幸いジェフも若い岡本がリーグ戦初先発を果たしましたし、他にも能力の高い若手がいます。これらの選手を上手く育てて使える状況になってきたように思います。J2降格はありえないのですから、思い切った選手起用を望みます。
酷いコンディションの中、やっとのことでイエメンを倒し、2試合を残してアジアカップ本戦への進出を決めました。
オシムは、この試合、メンバーを入れ替えてくるとみられていましたが、結果的には、駒野の代わりに羽生を先発させただけでした。オシムはジェフでも急にはメンバーを変えませんでした。まだこの選手を使うのか、と何度も思わせながら、いつの間にか、かなりメンバーが入れ替わっていました。
オシムの考え方を浸透させるには、そう毎試合選手を代えるわけにはいきません。今は、不満に思いながらも、最低限の入れ替えだけで、チームとして戦術の理解を深めることに注力している時期だと思われます。
最初に選んだメンバーの中には、オシムの見込み違いの選手がかなりいたことは想像に難くありません。ここまでの公式戦3試合の間は我慢しつつ、次の勝負のかかった公式戦までの間は、大胆に新しい選手を試すことになりそうです。今選ばれている選手の中で、2010年に南アフリカに行けるのは、恐らく、数人でしょう。取り敢えず次の親善試合ガーナ戦にどんな選手が入ってくるか、楽しみです。両サイドは、山岸、水野の出番が近いような気がします。
アジアカップ予選のサウディアラビア戦は、0-1で負けました。
ビデオで見た限りでは、日本でのイエメン戦よりいい内容だと思ったのですが、相手が強かったのか、1点も獲れませんでした。巻も阿部もよくやっていたと思います。羽生はこの日も試合の流れを変える動きをしていました。残念ながら、惜しいシュートが少し中に入ってGKに抑えられてしまいました。
次は、高所のイエメンです。難しいコンディションが続きます。辛いところですが、幸い、予選はまだまだ続きます。何が何でも勝たなければならない状況ではありませんので、コンビネーションの強化など今後のチーム作りを主眼として戦っていけばよいのではないでしょうか。
ジェフの方は、川崎とのナビスコ準決勝第1戦をアウェーで引き分けました。勝てる試合を逃したのは痛いところですが、現在のチーム状況からすると、2点獲っての引分という結果は上々でしょう。次は勝つか1-1、0-0の引分ならば、勝ち抜けられます。代表が戻り、涼しいコンディションになれば、またジェフらしい試合ができるようになります。
10回にわたって連載されていた日経のオシムコラムが終わりました。
長沼さんの「今、またクラマーが来た印象だ」と述べておられるのが、印象的です。まさにその感がします。日本のサッカー全体の向上のために情熱をささげてくれる巨人に感謝するほかはありません。きっと、クラマーさんがもたらしてくれたメキシコ五輪銅メダルに匹敵する成果を残してくれることでしょう。
川崎戦は、1-2と負けてしまいました。現状の力から言ったら妥当な結果かもしれません。選手たちは真夏の連戦で疲れきっています。川崎の選手のほうが動けていたように見えました。佐藤勇人の欠場や水野の怪我が戦力をさらに落としています。同点から勝ち越すチャンスがありながら、最後まで選手の交代をすることができませんでした。勝ち越されてロスタイムに投入したのが楽山と工藤では控陣があまりに手薄です。若手FWの奮起が望まれます。
9月3日と6日の代表メンバーに阿部、羽生、巻が選ばれました。佐藤は怪我のため外されました。本当なら皆休ませてやりたいところです。横浜、鹿島そしてジェフ、川崎は2、3日にナビスコ準決勝第1戦を戦います。ナビスコ杯より代表を優先するのは仕方ないことなのでしょうか。もともとスケジュールの立て方に問題があるように思います。
今回の代表メンバーは前回とほとんど変わっていません。オシムが前の試合の後で、誰が使えない選手かはっきりした、と言っていましたので、ジェフで武藤が外された時の様に思い切った代表交代があるだろうと思っていましたら、外れたのは怪我の佐藤と坂田だけだったので、正直、がっかりです。実質的には前回どおりで、西川、二川、伊野波、梅崎が追加されただけです。総勢22名から24名に増加しました。オシムは口で言うのと違い、本格的な選考は慎重に時間をかけながら、と考えているのでしょうか。
3日のナビスコ準決勝川崎戦は、タダでさえ現状川崎に分が悪いのに、阿部、羽生、巻が欠場します。川崎はガナハが選ばれただけです。これでは悲観的にならざるをえません。第1戦はできるだけ被害を少なくしておいて、20日のホームでの第2戦に全てを懸けることになりそうです。
2001年の春以来久し振りに博多の森に行ってきました。
調子は上々と言えないながらも、3-1で勝ちました。アビスパのシュートを立石がことごとく潰し、最後はオフサイド気味のゴールを決められましたが、大勢には影響のない失点でした。
博多の森では、1999年には最終戦の前の試合で5-0で勝ち、残留につなげました。2001年は開幕3連敗の後、延長Vゴールで初勝利を上げ、その後は快進撃で1stステージ2位を確保しました。今年も、アマル体制出足のゴタゴタをこの勝利で吹き払うことを期待しています。
試合前時間があったので、香椎線で海ノ中道まで行ってきました。途中、海ノ中道大橋を眺めましたが、前の晩にあんな事故があったとは夢にも思いませんでした。試合後はレトロを売り物としている門司港駅周辺を散策しました。新しい観光スポットも多く、必ずしも古さを満喫できたわけではありませんが、食事をした三井倶楽部は雰囲気、値段ともに、なかなかのものでした。
一人少ない相手に1-3で負けました。
選手は一生懸命頑張ってチャンスを山と作りましたが、例によって、ゴールを割ったのは1つだけでした。試合後、羽生は号泣していました。あれだけ頑張った羽生が泣いているのを見て、こちらの方が応援が足りなくてすまないという気持ちにさせられました。
勝手に推測すると、羽生は勝負に負けたことより、一人少ない相手に走り負けて無様な2点目、3点目を獲られたことが悔しかったのではないかと思いました。審判の判定への抗議もあったのかもしれません。
一番走っていた羽生が一番悔しがっていました。イリアンは抱きかかえて慰めていました。他の選手たちもこの二人のような気持ちで戦ってくれれば、この苦境は必ず乗り越えられるはずです。
福岡でも精一杯応援します。
リーグ戦再開後のホーム第3戦は、2-0としながら、逆転負け、ホーム3連敗ではへこんでしまいます。過密日程の中、酷暑なのに選手は頑張っていましたが、あれだけ失点しては、相手が不調だった東京であっても勝てるはずはありません。面白い攻撃サッカーの負の面である失点の多さはずっと続いています。宿命なのでしょうか。対応策はないのでしょうか。
代表監督にオシムが選ばれてから、ジェフのサッカーが走るサッカーの代名詞として注目されています。乏しい戦力の中で、走ることで個の力の足りないところを補ってきましたが、もともと戦力の揃ったチームが相手がジェフだからということで、本気で走り回ってこられたら、今日のような結果になります。力の差が出てしまいます。
交代で出てくる選手の顔ぶれをみれば、ジェフはいかに層が薄いかが明白です。最近若手の成長が見られません。今シーズンはこの後、岡本など若手有望選手の育成という観点から、選手起用をして欲しいと思います。坂本、羽生、勇人なども時の監督が我慢して使ってくれたので、経験を踏んで成長できました。最近では、山岸、水野、水本、中島などが試合に出ることで力をつけています。第二の山岸、坂本が、ことにGKとFWに現れることが待たれます。
痛快でした。オシム監督の公式戦の初戦で得点を挙げたのは、ジェフユース出身の二人でした。
阿部と佐藤寿人のほか、この日ピッチに立った佐藤勇人は、3人揃って、ジェフの暗黒期2000年にユースから昇格してきました。阿部や、ユース年代の日本代表FWとして活躍していた寿人はともかくとして、入団時それほど目立つ存在ではなかった勇人が、ベングロッシュやオシムに見出され、代表に選出されるとは、長年見守ってきたサポーターとしてこれ以上の喜びはありません。ついでながらこの日は出場しなかった名古屋の中村もジェフ下部組織の出身です。このほかに、山岸や今怪我をしている村井(ガンバの山口も)がもし選ばれれば、ジェフの育成システムがさらに日本代表に貢献することになります。これもサポーターとしては大きな誇りです。
このほか、この試合では、巻、羽生も出場を果たし、最後は11人中4人がジェフの選手でした。ジーコ時代には考えられなかったような光景でした。巻が点を入れてくれさえすれば、言うことなし、だったのですが、それなりに活躍したので、大満足です。
この試合のポイントは後半羽生が入って一気にチームが活性化したことでしょう。羽生は期待通り縦横無尽に動き回りました。
日本代表チームには、トリニダードトバゴ戦の前半では見られた豊富な運動量が影を潜め、相手が守備一辺倒だったこともあって、全員が前がかりになって、後から追い越す動きが皆無でした。トーリオのようにDFが上がりっぱなしでは、何の効果もありません。
中盤に遠藤、加地を入れたことが動きを停滞させたのかもしれません。それよりも、早くも、前の試合の活躍で安心してしまったような選手が見られたのは残念です。選ばれた当初の緊張感が薄れたのでしょうか。こんなメンタリティの選手をオシムが使い続けることはないでしょう。
アレックスよ、羽生の無駄走りを無駄としないようなアイデアはその頭の中にはないのか?トーリオの頭に合わせるだけしか思いつかないのか?
久し振りのリーグ戦は新潟にアウェーで快勝しました。
数字上は、新潟の方がシュート数がはるかに多く、先制点も入れられましたので、内容が悪く勝っただけの試合との見方もありますが、そんなに心配しないで観戦できました。
それはジェフもしっかりとボールを回せていましたし、チャンスも多く作れていたからです。早々に先制点を入れられましたが、新潟にとって守りきろうという時間が長いだけに、かえって苦しいのでは、と思っていました。もっとも、昨年のように終了間際に点を獲っても、その後林のスーパーゴールで引分に持ち込まれた例もありますが。
それにしても、いつものことながら、新潟の観客はよく入ります。この日も4万人を超えました。ただ、メイン2階の観客を見ていると、この人たちはほんとうにサッカーが好きなのだろうかと、疑問に感じました。試合が始まっているのに途中から続々と入ってきますし、試合中も、大勢いる子供だけでなく、大人もしょっちゅう席を立ちます。同じ人が何度も目の前を通るので、迷惑でした。試合時間が残り10分位になったら、早々と帰路につく人が何人もいます。まだ逆転のチャンスはいくらでもありますし、第一、負けても応援するのが真のサポーターだと思うのですが。
隣のお兄さんは勝っている時は前を通るときも丁寧でしたが、負けが決まったとたん、人のカメラにわざとぶつかって帰っていきました。近くのサポの声援も的外れのものが多く、昔の臨海を思い出させてくれました。負けているのに、「キープ、キープ」。
サッカー文化が根付くには時間がかかるようです。
この試合の日本代表は、ドイツW杯代表よりはるかにダイナミックなサッカーを見せてくれ、今後に希望をつなげました。新しいメンバーだけでなく、あのアレックスまで走り回っていたのは、やはり指導者の違いでしょうか。浦和主体の守備陣も堅く、即席にしては攻撃陣のコンビネーションも悪くないので、このままのメンバーでもドイツW杯チームより強いかもしれません。
試合開始から動き回っていましたので、これでは最後までもたないのでは、と心配していました。ただがむしゃらに走るだけがオシムサッカーではありません。まだ、パスを出した後の動きがなく、パスの受け手を助けるポジションや攻撃に移るスペースを見つける動きが足りなかったように思いました。守備のカバーリングの動きは良かったと思います。効率的に、考えて走ることはそう急速に身につくわけはありません。今後の進化に期待しましょう。
阿部がPKを蹴って外すのを初めて見ました。今まで1回も外したことがなかったので、このところ、こんなことがいつまでも続くわけはないなどと思っていたのがいけなかったのでしょうか。でも、この失敗を誰も非難することはできません。チームメートのコメントにもそれが表れています。W杯でもいくつも失敗がありました。PK戦で1本も決められなかった国もありました。
阿部がこれまで外さなかったのが奇跡みたいなものです。心配なのは、阿部が失敗を気にして今後消極的になることです。失敗を恐れずどんどんPKを蹴るべきです。
試合は、ウルサンヒュンダイに0-6で負けたガンバに負けてしまい、優勝を逃しました。最近、良い試合をしながら、負けが多くなったことが気になります。これまでは、勝ち切れなくて、引分が多かったのとは対照的です。
長崎市出身のシンガー・ソングライターさだまさしの野外コンサート最終回が、稲佐山で行われました。
20回続いたそうです。20年前は、島原半島小浜の海岸で始まったように記憶しています。世界平和を求めた、片田舎での無料コンサートは、ことしは2万8千人の聴衆を集めるまでに大きくなったということです。地元出身者としてこれからも核反対の声を出し続けて欲しいものです。
会場は何度か目にしながら、とうとう1回も参加することはありませんでした。
中国との親善試合で、U-21日本代表は2-0で勝ちました。北京オリンピック成功に向け国の総力を挙げている中国のこの年代の代表は、ブラジルに勝った実績を持つほどの強敵です。その中国に苦戦しながらも、粘って勝ったということは、反町新監督の手腕によるところが大きいといえましょう。
個々の選手の活躍度合いは分かりませんが、A3のため欠場した水本、水野もこの年代が出場した昨年のWユースの時のようにレギュラーを保証されている訳ではなく、うかうかしていられません。
オシム、反町体制に代わった日本代表にとって順調な船出です。次は9日のフル代表トリニダードトバゴ戦ですが、真価を問われるのは、その後のアジアカップ予選イエメン戦となります。今後に可能性を抱かせる試合内容になることを期待しましょう。
KYUリーグ第16節でV・ファーレンが3―1で勝ち、2試合を残して初優勝を決めました。JFL昇格を懸けて、全国地域リーグ決勝大会(11、12月、島原市ほか)に出場します。
昨年チームを立ち上げ、2年目で優勝とは、順調な足取りです。小嶺さんもクラブ代表に就任し、Jを目指す動きが本格化しました。JFL昇格はどんな基準か知りませんが、昇格すれば、ジェフクラブとの対戦が楽しみです。
いずれ、長崎で観戦することもあるでしょう。
日本代表トリニダードトバゴ戦のメンバーが5人追加されました。ジェフ、ガンバ、鹿島からはひとりも選ばれませんでした。
親善試合のトリニダードトバゴはこれでいくのでしょうが、アジアカップ予選のイエメン戦はどうするのでしょうか。このまま18人なのか、それとも3チームからさらに追加するのか、その場合18人から外される選手が出るのか(オシムの説明と違ってきます)、さっぱり分かりません。
それと、アジアカップ予選では今年始めに行った予備登録から試合毎に5人しか変更できないという規制があるようです。誰が予備登録されているか分かりません。ただ今回の5人を含め、かなり新顔が多いので、登録変更の上限を超えてしまう可能性があります。代表に新顔ばかり選んで大丈夫なのでしょうか。
13人しかいません。
オシムが初めて選んだ日本代表は、GKを除くと、ベンチに残るのは1人だけになってしまいます。これでは交代枠さえ消化できません。トリニダードトバゴ戦は、これでいくのでしょうか。それともA3終了後にジェフ、ガンバから、それに海外遠征から帰国後に鹿島から残り7人を追加するのでしょうか(オシムは最終20人程度と言っています)。アシア杯の予選イエメン戦も含めたメンバーであることから、このように変則的な選考となったと思われますが、当面のトリニダードトバゴ戦をどうするかがよく分かりません。
選ばれたメンバーは噂に上っていた選手が大半なので、そう驚きはありません。小野、福西、玉田、田中などが落ちたのは、オシムの描くサッカーとは違うスタイルの選手たちだったからでしょうか。小笠原も戻っても選ばれないような気がします。アレックスが選ばれたのには少々驚きました。使い方次第で戦力になると考えたのでしょう。
いずれにせよ、若々しいメンバーで期待を抱かせます。走り回ってくれることでしょう。浦和からは6人も選ばれています(浦和がオシムの評価するメンバーをこれだけ擁しながら、リーグ戦やナビスコの結果が満足いくものでないのは、何故なのでしょうか。まあ、ほかのチームのことはどうでも良いのですが)。
あとは、ジェフ、ガンバ、鹿島から誰が選ばれるか、楽しみです。3チームから7人とすると、ジェフからは2、3人が予想されます。候補は、阿部、巻、羽生それに佐藤勇人です。背の高い選手があまり選ばれていないので、山岸ということも考えられます。
本職のDFは2人だけなので、ガンバ、鹿島から選ばれそうです。岩政と宮本でしょうか。ひょっとすると、宮本ではなく、山口かも。阿部はDFと兼用となるかもしれません。
(一度書いたものを修正しました。今回は鹿島も選考の対象外であることが分かったからです。)
昨日書いたように、国立でジェレミーさんとお会いしました。この方の記事はいつも読んでおり、その内容の大半は納得いくものですが、時々素人レベルの議論で不満に思うこともあります。
今日のコラムで、Jリーグの優勝争いに触れ、
「フロンターレは勝点34で首位を守っており、浦和レッズとガンバ大阪とは1差。また、4位の鹿島アントラーズには3差をつけている。優勝争いは、この4チームに絞られただろう。」
といっておられます。5位以下の磐田にも横浜にも盛り返す力はないそうです。ジェフもそうなのでしょう。誰が考えても、現在上位にいるチームが有利だとみるのは当たり前のことです。5位以下のチームに優勝するチャンスがないと言い切ることが問題の核心です。言い切る根拠はどこにあるのでしょうか。
この時期に早々と優勝予想をされる勇気には敬意を覚えますが、いかにも早過ぎの感もします。昨年の例もありますし、中断期間がチームコンディションにどう影響するかも分かりません。まだまだ動きはあるはずです。ジェフだって、どう化けるか知れませんよ。
A3チャンピオンシップ初戦は、Kリーグチャンピオン蔚山現代が相手で苦戦が予想されましたが、見事勝ちました。3点入った前半よりも後半の方が動きで圧倒していた感じでした。しかし、得点なし、決定機を決めておればとの思いもしますが、これがサッカーなのでしょう。相手は終了間際訳の分からないPKを得ましたが、立石が防いでくれました。ナビスコ決勝でのファインセーブが思い出されました。立石のPKセーブは、この2つしか目にしたことがありません。国立のホーム側ゴールは相性が良いのでしょう。
ハース、ストヤノフ、斎藤、坂本、山岸のレギュラー5人が先発から外れ、中島がDFに入ったことから、阿部が1つ前に上がりました。このせいか、勇人の攻撃参加が目立ちました。アマル監督はこのところ勇人のワンボランチに拘ってきましたが、この試合を見て布陣を変えてくるかどうか、興味深いところです。意外と頑固なので、変えないように思いますが。
クルプニコビッチも入って真ん中がよく機能していましたが、攻めあがった後の両サイドの守備が弱く、再三蔚山現代にサイドを使われていました。水野、楽山はひと踏ん張りが必要でしょう。
試合後、ジェレミー・ウォーカーさんと出会いました。握手を求められ、少し話をしました(日本語で!)。
名古屋に逆転で負け、へこんでいます。何もこともあろうに名古屋に負けなくとも・・・。内容、結果ともに不満でした。アマルさん、芝のせいにしてはいけません。
ホームでの連敗はいつ以来でしょうか。少なくとも2003年の神戸戦で負けてから、臨海では去年柏にナビスコ杯で負けるまで、不敗を続けていました。フクアリではもちろん連敗はありません。この敗戦を、監督が代わったとたんにホームで勝てなくなったなどと、アマル監督の評価に繋げたくはありません。勝負は微妙です。たまたま負けが重なっただけと考えましょう。
今日からは国立でA3です。アジアの強敵と戦って、実力を見せ付けましょう。できれば、40万ドル賞金の獲得も。
ところで、北京オリンピック候補が秋津で練習を始めました。ジェフの選手はA3があるので選ばれていませんが、監督が反町さんに代わったことで、興味津々です。伝えられるところでは、オシム監督と同じ考え方で、厳しく、考えて走るサッカーをやらせているようです。期待が持てます。
ただ、新聞に写った写真によると、選手たちはキャスター付のバッグをガラガラ引っ張って移動しているようです。若いのですし、また、体を鍛える上からも、あんなものを使わせてはいけません。第一、あんなに他人に迷惑なものはありません。今朝も東京駅で他人のバッグを蹴飛ばしてしまいました?!
昨日の京都との試合は、リーグ戦では今季初めて、スタジアムで観戦できませんでした。TVでも実況放映がなく、パソコンにへばりついて応援しました。ロスタイムがかなり経過した時点での巻の勝ち越しゴールには興奮しました。最後まで諦めず、良くぞ決めてくれたものです。試合内容は負け試合同然で、アマル監督は不満のようですが、苦しんで押されながらも最後は勝てる、というのは強豪チームの条件です。ジェフはこれまで逆の立場ばかりだったので、進歩を感じます。
オシム監督は浦和駒場スタジアムに現れたようです。何だか急に我々の手から離れ、遠くに行ってしまった感じがし、寂しい気分です。どう冷静に考えてみても、オシムはジェフの人という思いが消えません。他の人たちがオシムのことを評論するのを聞くと、そんなにすぐ、おまえらに分かるわけがないだろうと、反発心がわき上がります。
あれ以来、きちんとした形でジェフサポーターの前に姿を見せていません。さよならをいう必要はないにせよ、何らかのけじめをつけてくれないと、なかなか成仏しきれません。
岩波書店の新刊、吉増 剛造、今福 龍太著「アーキペラゴ ― 群島としての世界へ ―」の表紙カバーを見ていたら、千々石islandsの文字がいくつも目に付きました。この時は千々石という普通名詞があるのかな、と思っていたのですが、後から分かったことは、これは父親の故郷雲仙市千々石町のことだったのです。あんな小さな町の名が本の表紙を飾るとは、ほんとうにびっくりしました。
本文の中では、千々石の言葉の由来、千々石の位置、景観などが簡単に紹介されているだけです。何故表紙にまで登場するのかは不明です。一部しか読んでいませんが、本の内容もなかなか難しく、読み終えることはできそうにありません。
アマル監督就任第2戦は、広島ビッグアーチで4-2と圧勝しました。前半先制点を入れられるまでは一進一退でしたが、ハーフタイムでアマルに気合を入れられたのか、後半はゴールラッシュとなりました。山岸の2得点はいずれも素晴らしいゴールでした。山岸は昨年も同じサイドのゴールに貴重な同点弾を決めていますし、入団後最初の遠征帯同メンバーになったのも広島スタジアムだったと記憶しています。広島は縁起の良い地なのでしょう。
相手を突き放す3点目をDFの水本が決めました。プロ初ゴールです。W杯の中断前、何度も攻めあがりを見せ、アシストを決めていましたので、初ゴールの予兆はありました。守備面での対人的な強さだけでなく、攻撃面でも力をつけてきています。この日は阿部の警告累積で出番が来ましたが、阿部が戻る次の京都戦でもアマルが先発で使うかどうか、注目です。
翌日の松山は雨でした。お城を見ただけで引き上げました。なぜか試合後の観光は雨に祟られます。
旅から戻ったら、すぐにリーグ戦が再開され、前年度のチャンピオン、ガンバ大阪と対戦しました。アマル監督就任後の初戦でしたので、なんとか勝ちたかったのですが、負けてしまいました。
ほぼ互角の好ゲームでした。勝負を決めたのは、撃たれたシュートが枠の中か外か、わずか50cm程度の差だったように思います。枠の中に打たせないようギリギリのところで体を張って守ったガンバ守備陣がジェフを上回っていたと褒めるしかありません。アマル監督はイヴィチャさんにも増して攻撃的なサッカーを目指しており、ある程度の失点は覚悟のうえ、全員が走り回って点を獲りに行くスタイルです。昨日の試合のように、際どいシュートが不運にも決まらないと、なかなか勝てません。
しかし、目先の勝ち負けに拘って、自陣に引きこもり、カウンターで奪った点を守りきるようなサッカーはやって欲しくないものです。新しいシステムに選手が慣れて戸惑いがなくなれば、きっと結果もついてくると思います。
今週末はまた飛行機に乗って広島に行きます。今年もビックアーチのスタンドで某選手の従兄弟さんに会えればいいなと、期待しています。
今日、ハーフシーズンチケットを追加で2枚申し込みしました。身の回りの親しい方々をできるだけフクアリにお誘いし、ますますサッカーを好きになって頂こうと思っています。
W杯決勝戦は凡戦でした。
立ち上がり怪しげなPKとかイタリアの同点弾とか双方とも攻撃姿勢を見せていたので、良かったのですが、後半になると、特にイタリアはゴールを目指す場面もなく、守備一辺倒の退屈な決勝戦となりました。前回とは大違いでした。
眠気が飛んだのは、延長でのジダンのヘディングシュートとこれまたジダンの相手DFへの頭突きでした。何があったのか知れませんが、あの頭突き退場は名選手ジダンの汚点として長く語り継がれることでしょう。残念な出来事でした。
PK戦での決着は、いつものことながら、失敗した選手が気の毒であまり好きになれません。後半以降押していたフランスと失敗したトレセゲにとって苦い結果となってしまいました。
これでドイツは全て終わりました。日本代表もオシムの下、南アフリカに向け再出発です。
フクアリで順天堂大学との練習試合があり、見てきました。5-2で勝ちました。選手が全く走っていないように感じたのは、W杯準決勝、3位決定戦を見たあとだったせいでしょうか。特に前半は、ミスが多く、連携も悪く、シュートも撃てません。不甲斐ない内容にスタンドからも野次が飛んでいました。
練習続きで疲れもピークなのでしょうが、アマル監督の初陣が勝利で飾れるかどうか、心配になってきました。相手のガンバもW杯燃え尽き症候群に罹っていることを期待しましょう。
明日、W杯決勝戦をTV観戦したあと、旅に出ますので、ここも多分休むことになりそうです。西の果ての島ではインターネットが使えるかどうか分かりません。
今日、オシム代表監督問題の経過報告会がありました。何故、クラブの対応姿勢がオシム来日後に急変したのか、前にも触れたように疑問に思っていたのですが、以下のように説明がなされました。
「6月24日の帰国記者会見で、キャプテンが失言をしたわけです。翌日の6月25日の月曜日に会社で幹部と協議し、平山常務とともに協会とキャプテンに抗議に出向き、同時にオシム氏の就任時期は、契約終了後であるあることを明言しておりました。
しかし、再渡欧した田嶋氏は再びオーストリアのオシム氏の自宅を訪ね、その際に契約概要を伝えており、契約時期を2006年7月からとしたことがあとで判ったわけです。これは失言以上の信義に反することとしてクラブとしては、この点をもっとも問題視しております。」
つまり、クラブとしては兼務云々ではなく、シーズン終了後就任を条件としていたのに、協会が7月就任をごり押ししたため、態度を硬化させたということのようです。シーズン終了後なら契約は終了しているので、そもそも、クラブ側が口出しできることでなく、単純に、クラブとの契約は途中解除を認めないという立場に過ぎなかったということになります。
いずれにせよ、オシムが、就任時期がいつであるにせよ、ジェフよりも日本代表監督を選んだのがどういう背景、事情によるものか、依然謎のままです。いまだに信じられません。
スウェーデンがいなくなったあと、ポルトガルを応援していましたが、フランスに負けてしまいました。まだビデオを見ていないのですが、微妙なPKで失点、逆にPKのチャンスはファールを取ってもらえなかったということです。審判を敵に回してしまったのでしょうか。
この大会で、ポルトガルは悪役に仕立てられてしまいました。イングランド戦で、C・ロナルドがルーニーを退場に追い込み、ニヤリとしたことが顰蹙をかっているようです。また、時間稼ぎやファールの多さを、負けたチームが非難しているようです。しかし、あんなサッカー小国が走り回って準決勝まで行けたのですから、胸を張っていいと思います。
故郷長崎ともご縁の深い国であり、人柄、風景、食べ物なども素晴らしい国と聞いています。一度は訪れてみたい国です。
準決勝進出4か国は全てヨーロッパとなりました。
現地時間の今夜ドイツ-イタリア戦、明日ポルトガル-フランス戦が行われます。南米勢が早々と敗退したのが印象的ですが、今回大会で目立つのがベテラン勢の活躍です。ジダン、フィーゴがその最たるものです。因みに、準決勝進出4カ国の現時点でのフィールドプレーヤー20人の年齢構成を調べて見ました。結果は、
ドイツ 20歳台前半10人、20台後半7、30台3
イタリア 20歳台前半3人、20台後半12、30台5
ポルトガル 20歳台前半3人、20台後半13、30台4
フランス 20歳台前半3人、20台後半11、30台6
こうして見ると、ドイツの若さが際立ちます。これに対し、フランスは30台がドイツの倍の6人おり、若手は3人しかいません。イタリア、ポルトガルはフランスに近い構成です。
暑さと厳しい日程の中で若さがものをいうか、ベテランの上手さがそれをカバーするか、興味津々です。日本では、中田が29歳で引退と伝えられます。日本人選手は、ジダンやフィーゴ、マケレレ、カンナバーロのような体力、気力を持ち続けることができないのでしょうか。
(日本の年齢構成は、20歳台前半は茂庭、駒野の2人、残り18名が20台後半で、30台は皆無です。かなり偏った構成でした。)
情報通さんの某掲示板への書き込み、スポンサースポニチの記事、サッカー協会会長の失言と続いたオシムの代表監督就任問題は、技術委員長のオシム自宅での折衝、来日後のジェフ-オシムの話合い、そして昨日の三者会談によって事態が明確になってきました。
まずは、オシム監督が日本代表監督就任にこれほど意欲的なことは、意外でした。
ジェフの監督を辞める時は日本から離れる時と思い込んでいたこともありますし、ストレスの溜まる代表監督やビッグクラブを率いることは好まないと思っていました。年齢や体調のこともあるので、あと4年間も日本にいてくれるとは想像だにできませんでした。ジェフの監督を心から楽しんでいるので、気の向くまでジェフの監督を続けてくれるものと期待していました。
でも違っていたようです。何がオシムを日本代表監督に駆り立てたのか本心を知りたいところです。
失言問題以降事態が表沙汰になりましたが、折衝の経緯はよく分かりません。真相はどうだったのでしょうか。
多分、その前からクラブやオシムに対し何らかの申出が協会からあったのは間違いありません。情報通さんの書き込みを見れば分かります。ただ、クラブとオシムの間で就任の条件がよく話し合われていなかったのではないでしょうか。クラブとしては、ユーゴでの実績から兼任(いつまでは別として)が可能であり、そうならば協力しようと思っていたと想像されます。ところが、話が表立って技術委員長がオシムの自宅で話し合った時点で、オシムは兼任は無理と拒否しました。協会はそれなら代表監督一本で、と話を進行させようとしたようです。この辺りは、会長失言時点では、クラブの社長が「心ならずも協力せざるをえない」旨の発言をしていたのに、オシム来日後は協会批判を強めた点から窺われます。また、社長の「困っているから傘に入れてあげようと言ったら、傘を盗られた」との発言が裏付けています。
オシムの気持ちが「代表専任」であることは変えようがなく、クラブとしても従わざるを得なかったのでしょう。契約の履行を強硬に主張すると、オシムが全てを捨てて日本から出て行くことも恐れたように思われます。ただ、サポーターや、もしかしてスポンサーがうるさいので、三者会談を開き、詫び状を取り、関係者に説明をするという手順を執ることになったのだと想像されます。
以上、推測の部分が大半ですが、サポーターとしては寂しい結末です。しかし、日本のサッカー界全体からは極めて望ましいことなので、クラブやオシムの決定を支持したいと思います。ジェフの監督には立派な後継者がいますし、選手もこの結果を受け入れて頑張ってくれるでしょう。ジェフにとって、チーム強化の恩人であるオシムへの依存から抜け出すよい切っ掛けになったと、前向きにとらえるべきでしょう。
<>「日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは、帰国直後に成田市内のホテルで記者会見を行い、ジーコ監督の後任となる日本代表監督として、現在Jリーグのジェフ千葉を指揮するイビチャ・オシム氏と交渉を進めていることを明らかにした。」
「W杯前からすでに交渉は進めてきた。あとは本人とジェフの意向次第ということなので、7、8割の確率でうまくいくと考えている」
ということです。日本サッカー界のためとはいえ、ジェフサポーターとしては、目の前が真っ暗になります。しかし、今年4年目であり、これまでやってきてくれたことさえ、奇跡的なことだと考えれば、こういう時が来るのは仕方ないと覚悟をきめるべきなのでしょう。頭では分かっていても、それでも、
「シュワーボ、オスタニ!」
長いようで短かった一次リーグが終わり、決勝トーナメント出場16カ国が決まりました。
グループA ドイツ、エクアドル
グループB イングランド、スウェーデン
グループC アルゼンチン、オランダ
グループD ポルトガル、メキシコ
グループE イタリア、ガーナ
グループF ブラジル、オーストラリア
グループG スイス、フランス
グループH スペイン、ウクライナ
波乱が少なく、チェコとクロアチアが落ちたのが目立つくらいです。17日時点で予想したのと違ったのはこの2カ国だけでした。実力のある国が揃った楽しみなトーナメントとなりそうです。
頑張れ、スウェーデン!
ジェフ千葉のスポンサーであるスポニチによると、日本代表監督にオシムが「就任することが決定的であることが23日、明らかになった」とのことです。
今期中はジェフの監督との兼務です。
日本サッカーにとってはほんとに素晴らしいことです。日本人の身体的能力、心理的特徴を知り尽くしており、それに最適な戦術、選手起用、指導を行う能力を備えておられます。オシムのリーグ戦での戦い方は代表では通用しないとの見方をする人もいますが、オシムはその状況にあわせあらゆる方法論を確立しており、代表ではそれに相応しいやり方をもっています。ユーゴ代表での結果をみれば一目瞭然です。若手の起用も積極的に行い、将来への備えも同時にしてくれるはずです。また、こちらが望むなら、日本サッカー界全体の改革さえできる人です。これ以上の適任者はいません。
しかし、この記事は本当なのでしょうか。先日の情報通さんの書き込みは間違っていたのでしょうか。ジェフサポーターにとっては、オシム退任はショックです。アマルさんが跡を継いでくれるものと思いますが。
前回チャンピオンブラジルとの対戦は、最終的には力の差を見せ付けられましたが、前半は同点で終わるという善戦でした。選手の気持ちの入ったプレスでブラジルの選手たちの自由を奪い、何度かチャンスを作りました。相手より走り回って、常に数的優位を作ろうとする動きがよく見えていました。
しかし、後半になると、ボールを追いかけるのは中田だけの状態で、これでは個人技に優れたブラジルの思うままのゲームとされても仕方ありません。
体格、技術に劣る日本が世界の強豪に伍していくには、運動量を増やして、チームでプレーするしかありません。次の代表監督には、まず90分間走り回れる選手を選び、選手に組織的に動くことを叩き込める人を希望します。日本のサッカーの底力はW杯の一次リーグで敗退するようなものではないことを証明して欲しいと願っています。
クロアチアと引き分けることができるとは思っていませんでした。強豪国を相手に、最後はどちらが勝ってもおかしくない試合に持ち込めたのは評価できるのではないでしょうか。よくぞ無失点に抑えたと思います。
クロアチアはもっと高さと技術を生かしてくると思っていましたが、雑な攻めが多く、同じようなミスを繰り返していました。日本を侮っていたのかもしれません。また、終盤は疲れて動けなくなってしまいました。いずれにせよ、勝敗の帰趨はあのPKの失敗に左右されてしまったようです。
日本はこれで1分け1敗、最後はブラジルとの試合ですから、普通にいけば勝てそうにありません。ただ、劣勢が予想された今日の試合が引き分けたように、何が起こるかわかりませんが、常識的には今大会は勝ち点1で終わりそうです。私は3連敗を覚悟していましたので、幸いなことに予想が外れました。サッカーで得点や勝ち点を予想することは難しいことが分かりました。もう、この手の予想はやめて、試合を楽しむことに集中したいと思います。
ご存知の方が多いかもしれませんが、某掲示板に某情報通が貴重な情報を書き込んでいます。
日本代表監督就任要請がオシム監督に協会からきたそうですが、オシムサイドから提示された就任のための条件を協会が呑めず、この話はなくなったそうです。条件はもちろん金銭的なものでなく、体制に関するもので、その内容はわかりません。オシムのことですから、至極真っ当な要求をしたはずです。
それにしても、協会はもったいないことをしたものです。指導して欲しいと希望する国やチームが世界中にいくつあるか分からないほど貴重な存在なのに、条件が合わないと断ってしまうとは。代表監督の話ならば、恐らく、母国のユーゴ関係の国ですら断ると思われる(その辺りの事情は「オシムの言葉」を読んでください)人が条件次第では受けても良いと回答するほど、日本のことを考えていてくれているのに、全くバカなことです。無条件で全ての申出を受け入れ、これを機会に日本サッカー界の改革をはかるべきでした。
まあ、ジェフサポーターとしてはオシムを強奪されず一安心です。これからもジェフが世界レベルのチームに育つまで厳しく指導して欲しいと願っています。
一次リーグも半ばに差し掛かり、ぼちぼち勝ち抜け国が決まってきました。これまでのところ、いわゆるサッカー強豪国が星を落とすことなく、波乱のない経過をたどっています。
前回のように、オランダ、チェコが地区予選を勝ち抜けず、本番でも優勝候補のフランス、アルゼンチン、ポルトガルが一次リーグで早々に敗退するようなことがない、静かな大会です。試合内容は盛り沢山で、決して静かではありませんが。
各グループごとに上位2チームを見ると、
グループA ドイツ(決定)、エクアドル(決定)
グループB イングランド(決定)、スウェーデン
グループC アルゼンチン(決定)、オランダ(決定)
グループD メキシコ、ポルトガル
グループE チェコ、イタリア
ここまでは、上位にいる強豪国がこのまま決定しそうな感じです。
グループF オーストラリア、ブラジル
グループG 韓国、フランス、スイス
グループH スペイン、チュニジア、サウジアラビア
この3グループは混戦です。
Fはブラジルは固いとして、次は3位にいるクロアチアがトップのオーストラリアを追い抜く可能性が高いかもしれません。
Gもフランス、スイスになると思います。ただ、フランスだけは強豪国のうち唯一不安な戦いぶりです。世代交代がうまくいっていないのでしょうか。
Hはスペインは確定として、あとひとつは、実力からいうと初戦大敗し最下位にいるウクライナかもしれません。チュニジアとサウジはよく分かりません。
このまま大きな波乱無く、予想通りに進むとは限らないのがW杯です。どんでん返しがあるかもしれません。日本がクロアチア、ブラジルを連破するような。ありえないか・・・。
ブラジル-クロアチア戦はビデオで見ました。このところ、夕食後に早朝行われた2試合のうちどちらかをビデオ観戦し、10時からはその日の第1戦をTV生観戦するというのが日課です。やや寝不足の日が続いています。
ブラジル-クロアチア戦は1-0でブラジルが順当勝ちしたといってもよいのでしょうが、ブラジルがあの陣容を擁しながら最小得点しかできなかったのはちょっと寂しい気がします。
その原因の一つはロナウドだといわれています。たしかに運動量はほとんどなく、守備をするでもなく前線をうろついていました。シュート1本では不満が沸き起こっても仕方ないでしょう。
私はボールの行方そっちのけでもう一人のプレーヤーにも注目していました。クロアチアのゲームメーカー、クラニチャルです。この選手も大会前から国民の非難を浴びていました。運動量がない、そして、監督の息子だから選ばれたのでは、という理由で。この試合でも確かに動きは少なく、全力で走ったのは数回にすぎない印象です。目の前にボールが転がってきても届きそうもないと、全く追いかけませんし、守備もしません。たまにボールが来ても軽いバックパスが目立ちます。終盤際どいシュートを撃つ場面はありましたが、ロナウドと違って若く、故障を抱えているわけでもないのに、非難されても仕方ないパフォーマンスでした。
クラニチャルは才能豊かな選手として評価されていますが、イメージが日本にもいる足技だけはうまい、司令塔と呼ばれる選手に重ね合います。やはりサッカーは走ってナンボの世界でしょう。次の対戦でもし日本が勝てるとすると、クロアチアのこのあたりの弱点をついて、日本の天才MFたちが90分間死ぬほど走り回って、終了の笛が鳴った瞬間に皆ピッチに崩れ落ちて動けなくなった時だけのような気がします。
W杯はラッキーだけでは勝てないようです。
幸運な先制点と川口の神がかり的なセーブの連発で、予想に反し日本が勝ち点3を奪えるかと思いましたが、結局は実力どおりの結果で終わりました。今回の日本のW杯への挑戦もこれで事実上終わりました。
立ち上がりのオーストラリアのサイドからの崩しを見て、これはすぐやられると思われましたが、最後の部分で踏ん張り、前半をリードして終えたのはラッキーでした。
このまま勝てるわけはない試合内容だったので、後半は悲観的に見ていました。ところが、後半が始まってからのオーストラリアの攻撃は、あせりからか単調にロングボールを放り込むだけで、日本の守備陣もよく守っていましたので、逃げ切れる可能性が高くなったと楽観的な気分になっていました。
しかし、背の高いケネディが入ってからボールがトップで収まるようになり、再びオーストラリアの攻撃が効果的になりました。柳沢の代わりに小野を投入するという、日本の意味不明な交代がそれに拍車をかけたのかもしれません。いずれにせよ、これだけ攻め立てられたらGKの活躍だけでは失点は防げません。残念ながら、敗戦は実力をそのまま反映したものと受け止めざるをえません。
日本は、早速、次の南アフリカ大会にむけ、今回の失敗をよく振り返り、適切な監督選びから再出発しなければならないようです。
強豪国のイングランド、スウェーデン、アルゼンチンが登場しました。
イングランド-パラグアイ戦は眠くなる退屈な試合でした。それに比べ、スウェーデンートリニダードトバゴ戦は素晴らしい試合でした。スウェーデンが早いスピードの細かいパスを繋いでゴール前に何度も迫りますが、トリニダードトバゴの守備も強固で、最後のシュートを体を張って防いでいました。後半開始早々のDFの退場後もそれは変わることなく、ほんとに驚いたことには、90分間集中を切らすことなく、あのスウェーデンのスピードとテクニックに溢れた攻撃を完封してしまいました。身体能力が高いのでしょうが、それ以上に精神的な強さを感じました。攻守ともにレベルの高い、素晴らしい試合でした。ただ、トリニダードトバゴに得点のチャンスはほとんどなく、引き分けは最善の結果だったように思います。この後どこまで勝ち上がれるかは、よく分かりません。
アルゼンチンはやはり試合巧者です。コートジボワールも予想を遥かに超える強いチームでしたが、うまくいなして勝った感じです。順調なスタートを切れましたので、前回の日韓W杯のようなことはなく、優勝候補2番手の実力を発揮しそうです。チームが若いのが気になりますが。
W杯ドイツ大会の開会式と開幕戦ドイツ-コスタリカ戦はTVの生中継で、第2戦のポーランド-エクアドル戦はビデオで観戦しました。もっとも、第1戦は半分眠っていましたし、第2戦は日本人主審と副審の方が気になっていました。
結果は、開催国ドイツが勝ちあがり、南米勢も勝ち、上川さんも広島さんも無難なレフリングで、皆ハッピーといったところです。上川さんは次の試合も笛が吹けるのでしょうか。ちょっと神経質だったような気もします。FIFAのお偉方がどう判断するか見ものです。
今回のW杯は、生で観戦できず、日本代表も気合を入れて応援する気にもなれず、正直、何となく気分が盛り上がってきませんでした。しかし、TVで見ていると、リーグ戦のゴール裏主導の統一された応援とは違い、スタジアム全体が自然と盛り上がってくる何とも言えない雰囲気が伝わってきて、現地にいる観客がうらやましくなりました。
次回は必ず行くぞ、という気持ちになってきました。今回は休みとチケットが問題でしたが、次回はチケットだけです。チケットさえ手に入れば、アフリカでもどこへでも出かけます。今回は、TVでブラジルやアルゼンチン、イタリア、スペインなどの選手のスーパープレイを見て我慢します。チームでは誰も注目していないスウェーデンが面白そうと、密かに思っています。前回応援したよしみで。そうした意味では、今回アイルランドの姿を見ることができないのは残念です。
木曜の夜、ナビスコ杯準々決勝第2戦がフクアリで行われました。アウェーの第1戦でセレッソに5-2の大差で勝ったので、この日は0-3で負けても準決勝へ勝ち抜けとあって、のんびりとした気分の応援でした。
いつもと違い、席は2階の最前列、メインホーム側の端っこでしたが、フクアリはどの席で見てもピッチが近くて見やすく、ほんとによいスタジアムです。スタジアム効果か、この日も6千人以上の観客が集まりました。臨海ならば、ウィークデーの夜、ナビスコ杯、それも勝負はほぼついている、ひょっとしたら雨かも、といった条件では、3千人台程度でしょう。
試合の方は、前半に3点入れ、後半も攻めまくって、一方的な内容でした。しかし、得点は3-2、内容と結果が必ずしも一致しないのが、サッカーの難しさであり、面白さです。長期間で見れば、辻褄は合うのでしょうが。
この日もハースが2得点、山岸が先制点とこの二人が絶好調でしたが、目立ったのは勇人でした。後方から駆け上がってきて何度もシュートを撃ち、試合終了間際まで、運動量は落ちませんでした。羽生も相変わらず走りまくっていますし、これらの選手たちがチームを支えています。また、水本の攻撃参加が目立ちました。ここ数試合、前に出ることが多くなっており、この日の2アシストは著しい成長の証しです。オシム監督の下で、着々と若い選手たちが力を付けています。
W杯でしばらくリーグ戦やナビスコ杯は中断しますが、岐阜でのキャンプも予定されており、選手たちにとっては貴重な鍛錬の期間となるはずです。しかし、珍しく他チームより長い20日間のオフとは、監督の選手への信頼が高まった証拠でしょうか。休みといっても、選手たちは姉崎に毎日のように姿を現すことでしょう。
ナビスコ杯準々決勝第1戦のセレッソとのアウェーゲームは5-2の大差で勝ちました。大阪まで行った甲斐がありました。昨年最後の試合、鳥取での天皇杯で同じ5-2で負けたお返しができましたし、今年はこれで、去年3連敗だったセレッソに2連勝です。
前半はセレッソの方がチャンスが多く、それでも1-1で終わりましたので、引分でフクアリに帰れれば十分かな、と思っていたら、後半開始間もなく西沢がラフプレーで退場し、これはラッキーと喜んでいました。しかし、DF水本を下げ、水野を投入して攻勢をかけますが、ボールはキープできチャンスは作れるものの、得点できません。やばいな、と思っていたら、カウンターをうけペナルティエリア内で斎藤が相手を倒してしまい、イエロー2枚目で退場のうえ、勝ち越し点を許してしまいました。
ここからはチームに気合が入ったのか、ハース、山岸の得点ラッシュで大差をつけました。ハースがほかの決定的な場面で2、3ゴール決めてくれれば、準々決勝第2戦はやらなくて済んだかもしれません。もちろん、そんなことをリーグが許すとは思えませんが。
この勝利で事実上準決勝進出が決まり、サポも安心してしまうと、木曜夜のフクアリの動員が心配です。
W杯の録画体制が整いました。
高画質で録画するためのHDDレコーダを2台、クロスケーブルでつなぎ、合計1250ギガバイト(1.25テラバイト)の録画ができるようにしました。
ハイビジョンの放送をハイビジョン画質で残すには現状HDDしかないので、スペースを十分確保しました。いずれ、次世代DVDレコーダがどうなるか確定するでしょうから、その時にディスクに移し換えよう思っています。コピーアットワンスの放送でもHDDからディスクへの移行はできるはずです。
問題は録画した映像を見る機会がどれくらいあるかです。JEFの試合ならばともかく、日本代表や他国の試合を何度か見返すことがあるとは確信が持てません。
日本代表のドイツ戦は予想以上の善戦でした。チームとしてのまとまりがやっと出てきた感じで、あのドイツ相手にチャンスをいくつも作っていました。4年掛けてこれまでできなかったことが急にできるようになった印象です。選手たちの自発的話合いなど意見のぶつけ合いが良い結果を招いたのでしょう。そうなると、監督は???ということになりますが・・・。
本番での予選リーグ全敗予想を覆しかねない内容だったので、よろこんで良いのでしょうが、安心してもいられない面もありました。高原の2点目など、病み上がりのバラックの淡白な守備に助けられた感じですし、そもそも現状のドイツがどの程度のコンディションか、よく分からないところがあります。
もうひとつは前回も触れた守備の弱さです。選手の守備意識は高かったのですが、セットプレーから簡単に点を獲られる、まるでジェフの生き写しです。簡単には完治できない病です。選手の体格面の改善は今から望みようはないので、中盤のプレスを強化し高い位置でボールを奪って、ゴール前でファールを犯さないようにしなければならないでしょう。しかし、世界の強豪相手にそんなことが簡単にできるとも思えません。
GKの神がかり的な活躍だけが頼りかもしれません。
25年前に作ったバックロードホーンのスピーカーが痛んできたので、同じメーカー、フォステクスの20cmフルレンジスピーカー4台をWEBで取り寄せ、付け替えました。半田付けは久し振りでしたが、何とかうまくできました。
付け替えた後でわかったのですが、これまでのスピーカーのインピーダンスは16Ωだったのに、新しいのは8Ωでした。インピーダンスが違うと、何か支障があるかどうか、知識不足で判断できません。一応、音は出ていますので、大丈夫だと思うのですが。メーカーのカタログを見直したら、いまどき16Ωのスピーカーなど売っていませんでした。
SLの音は迫力満点です。
今日25日に、再開後のガンバ戦、グランパス戦のチケットが一般販売されました。狙っていた上段最前列の席はメインスタンド全て売り切れでした。もしかしたら、ぴあには割り当てられていないのかもしれません。21日のファンクラブ優先売り出しでも手に入りませんでした。
上段最前列に拘るのは、前の座席の人がゲーム中に立ち上がり、視野を妨げられることを避けるためです。追加のカネを払ってまで、望みの席を確保しようとしていますが、なかなか難しいようです。シーズンシートだと気に入らない席であっても、1年間我慢し続けなければなりません。臨海のように空席がいっぱいあれば逃げることもできるのですが、フクアリではそうもいきません。来年は本来シーズンシートは望みの座席を指定できないのですが、ダメモトで上段最前列を希望してみようと思っています。
ああ、臨海が懐かしい!
巻、阿部を欠いてのナビスコ清水戦は、1-0で辛勝し、決勝トーナメントに進出しました。出場しなかった巻、阿部のご両親もスタジアムで観戦されていました。巻のご両親はサポと一緒に記念写真に納まるなど、嬉しそうにされていました。一方、阿部のご両親の心中は推し量れませんので、敢えて話し掛けませんでした。
準々決勝の相手は去年痛めつけられたセレッソです。6月4日の第1戦は長居で対戦します。2002年の天皇杯準決勝以来、観戦に行って1回も勝ったことがない、相性の悪いスタジアムです。しかし、連覇のためにはそんなことも言っていられませんので、日帰りで応援に行く予定です。
吉宗が創業140年を迎えるそうです。
幕末の1866年、長崎で屋台形式の茶碗むし販売などを始めたのが始まりで、現在の浜町本店は1927年にできました。創業140年を記念して、22日から24日まで本店では通常1260円の「茶碗むしセット」が140円で食べられます。銀座の店でもやるなら、食べに行くのですが、長崎では遠すぎます。
巻の代表選出ニュースは各メディアで大きく取り上げられ、嬉しいと同時に、やや食傷気味というか、うんざりです。
その中で、本人やご家族、それにオシム監督、阿部、羽生など関係者のコメントを読むと、冷静に事態を受け止め、舞い上がっているのは周りだけ、といった雰囲気なのが救いです。
オシム監督や羽生は、巻の努力のプロセスを評価し、落選した阿部に対し暖かな気遣いをみせています。こういう立派な上司や同僚に恵まれ、選ばれた巻も落ちた阿部もともにサッカー選手としてさらに大きく成長してくれることでしょう。
ジーコの唯一のサプライズは久保落選、巻当選でした。FWのメンバー構成からみても、コンディションからみても、巻の最近の頑張りからみても当然の選択です。しかし、ジーコにとっては単に久保の体調が思わしくないので選んだだけでしょう。お気に入りの柳沢と二人も怪我人を抱えるリスクは負えなかったということです。
名前だけで選んだとしか思えない、どんなチームを作ろうとしているのか意味不明な選手選考ですが、いまさらぶり返す気にもなれません。ただただ、巻本人が望んでいた代表になれたので、素直に喜びたいと思います。巻に望むのは、選ばれた影には選に漏れた選手もいるのですから、舞い上がったり、奢ったりすることなく、今までどおり謙虚に自分の役割を精一杯果たして欲しいということです。
どんな監督に率いられたチームであっても、予選突破は無理にしても、試合に使われるチャンスはほとんどないしても、世界のサッカーのレベルを肌で感じ取り、その後のジェフでのプレーに反映してくれると思えば、ジェフサポとしても気持ちよく送り出すことができます。
古い話ですが、大分に行った時、人助けをしました。
スタジアムから帰りのバスで小さい子供ずれの大分サポご夫婦と一緒になりました。真後ろの席に座っていたお子さんが渋滞して動かないバスの中で突然「おしっこ」と言い出しました。お父さんはもう少しだ、我慢しろなどと言いくるめますが、子供は「誰か助けてくれー」と言い出す始末です。しばらく大騒ぎをしていました。周りの乗客は皆微笑みながら、見守っていました。
私はたまたま空になった500mmのペットボトルを手に持っていました。女房はペットボトルをあげたら、などと言いますが、こちらから押し付けがましいこともしにくく、小さい子だからバスの隅っこでもさせれば良いのでは、と思いつつ事態を眺めていました。
そのうち、お父さんも同じことを思いついたのか、私に向かって「あのー」と話しかけてきましたので、これですかとすぐ渡してやりました。用が終わると、子供は「あー、すっとした」、「ペットボトルを見せて」などと言ってその後は元気にはしゃいでいました。
バスを降りるとき、改めて礼を言われたので、女房は「千葉にもトリニータを応援にきてね」、「松橋章太君を応援して」とお願いして、別れました。
やはりもっと早くペットボトルをあげるべきだったようです。
昨日の代表戦についてマスコミなどのコメントは、決定力が足りない、の一色です。チャンスは作り、シュートは撃てたけど決まらなかった。決められないのが悪い。そんなトーンですが、サッカーのゲームでそんなに点は入らないし、ましてや代表戦、W杯ともなれば、ブラジルであってもそう点を獲れるものではありません。正確なデータは知りませんが、前回のW杯で何度もGKとの1対1の場面を見ましたが、決定率は半分いっているかどうか、という程度ではないでしょうか。点はそうそう入らないものとの前提で試合を見るべきではないかと思います。
それより簡単に点を獲られないことに注力すべきです。昨日の試合でも終盤は、守備をやらないプレーヤーがどんどん投入されたため、結局勝ち越し点を許してしまう結果となりました。点を獲りにいった結果ということなのでしょうが、攻撃は、相手からボールを奪う守備から始まります。ボールを奪えなければ、点を獲るも何もあったものではありません。誰かがボールを回してくれれば、決定的な場所にパスを出す、といった選手はピッチ上に一人いれば十分です。
巻も阿部も精一杯頑張りました。しかし、ドイツの地を踏むことはないでしょう。能力を高めておけば、きちんとチームを作る監督ならば南アフリカへ連れて行ってくれるでしょう。取り敢えず、ジェフに戻ってナビスコ杯、リーグ戦での奮闘を期待しています。
相性の悪い横国(日産ス)でまたも勝てませんでした。これまで3連敗だったので引き分けは一歩前進とも言えますが。外人が欠場し、久保も先発できないようなチーム状況の横浜には勝って欲しかったところです。しかし、勝負事は思うようにはいきません。
同点にされた場面は、どうということもないヘディングを立石がはじいてしまったことから失点を招きました。良いプレーもありますが、何でもないミスも多いのがジェフGKの共通した特徴です。GKはスーパープレーよりは堅実なプレーが必要です。立石や櫛野の成長を期待していますが、若手の岡本にもチャンスを与えてみてはどうかと思います。他のチームでは岡本に近い年代のGKが何人も活躍しています。
引き分けに終わった主な原因は、やはり浦和戦の激闘の疲れが選手に残っていたためだろうと思います。久保を引っ込め、走ることのできる選手を揃えてきた横浜に対し、立ち上がりから押し込まれていました。選手の動きが重く、浦和戦とは別のチームのようでした。途中からリズムに乗り、得点チャンスが増えましたが、後半はほとんど自陣でプレーしていました。こういう時こそ集中して守らなければならないことは選手が一番分かっているはずなのにできませんでした。気持ちも疲れていたのでしょう。
リーグ戦はW杯の中断期間に入ります。ナビスコ杯はあと5試合ほど残していますが、トレーニングによって心身ともにリフレッシュして再開後は見違えるようなプレーを見せ続けて欲しいものです。
「自分のやりたいプレーではなく、やるべきプレーができるようになってきました」
試合後のオシム監督のコメントです。昨日の浦和との試合をみて、つくづくその通りだと思いました。浦和には給料の高い選手が大勢います。恐らく中盤1人の年俸がジェフの日本人中盤全員の合計と大して違わないプレーヤーも何人かいるはずです。でも高給取りの選手が何人いてもそれぞれが独りよがりのプレーをしたのでは、全員が一丸となって戦うチームには敵わないのがサッカーだと教えられました。
オシム監督はほんとに良いチームに育ててくれました。まだまだ未熟でミスが多い選手もいますし、選手層も薄いので、結果については高望みできませんが、毎試合面白いゲームを見せてくれているのは間違いありません。昨日の試合のような内容を見せ続ければ、スタジアムに足を運ぶ人も増えるはずです。その結果経済的基盤が強化されれば、そのときは、サポーターがジェフは強豪チームだと胸を張っても許されることでしょう。
分まで飛行機とJR特急を乗り継いで行ってきました。
何度も不満をもらしているようにここではビデオ撮影ができないので、久し振りに、ゆっくり試合を見、声を出して、応援しました。
前の試合、広島に4点リードしながら1点差まで追い上げられ、守備に不安を抱える状況でしたが、今シーズン初めて終盤にドキドキすることなく、試合を終えました。ストヤノフのいない守備陣は大分を完封し、攻撃陣は効率よい攻めで3点取りました。羽生、勇人、阿部が得点したのであとは巻だと思い、必死で後押ししましたが、疲れて最後は交代させられました。2点差以上の差をつけて勝ったのは今シーズン初めてです。完封は2度目ですが、前の試合は引き分けでした。
大分は前の試合で鹿島に勝ち、勢いに乗っていて、自信を持って試合に臨んだようですが、やはりマグノアウベスの抜けた穴は大きく、危険な感じがしませんでした。シュート数は大分の方が多かったのですが、ジェフは余裕をもっていなした、という感じです。
試合の翌日には臼杵市内と近郊の石仏を見物しました。臼杵の町は武家屋敷などが保存されているほか、一般の古い建物も多く残され、今も使われていました。ふぐの名産地ということで、町じゅうふぐ料理屋だらけです。魚料理はマグロなど目にすることはなく、地のものばかりでした。さすがに豊後水道の魚は活きが良くて、美味でした。
昨日、広島でナビスコ杯予選の第3戦が行われました。
今期始めて公式戦をスタジアムで観戦できませんでした。ウィークデーの夜の試合なので2日間休まなければならないのは、月給取りにはちょっと厳し過ぎです。早く自由に遠征や練習見学できる日が来ることを念願しています。世の中、なかなか侭なりません。
遠征の勝率が極めて低い私がスタジアムに行かなかったのが功を奏したのか、3勝目をあげ予選突破に大きく前進しました。しかし、試合内容は酷かったようです。1.5軍程度の今期不調の広島に対して、日本代表2人、外国人選手3人を含めほぼベストメンバーで臨み、前半4-0と圧倒しました。ところが後半開始早々結城がレッドカードで退場し、立て続けに2点返されました。相手はハーフタイムに佐藤寿人、ウェズレーの2トップを引っ込め、完全に勝負を諦めていたにも拘わらず、です。この時点では、まさか4点差をひっくり返されることはなかろうと高をくくっていましたが、3点目を入れられた時は「まさか」が現実になるかもしれないと観念しました。なにしろ後半は1本のシュートすら撃てないほど押込められていました。
なんとか逃げ切りましたが、何故こんなことになるのか、残念でなりません。前の試合で相手を0点に抑え、課題の守備も改善されてきたと思っていた矢先の大量失点です。セットプレーでの弱さはますます酷くなっているようです。もはや長年の持病などという段階ではなく、死に至る病のレベルといえましょう。今後の試合で、守備の不安が全てのプレーを萎縮させる可能性があります。オシム監督がどうやってチームに植えついた不安を取り除くのか、土曜日の大分で見極めてこようと思っています。ついでに美味しい魚も。
このところ毎日ウグイスの鳴き声に送られながら通勤しています。
家のすぐ近くに藪があり、その辺りにウグイスが何羽か棲み着いているようです。以前から時々鳴き声を聞いていましたが、今年は特に良く聞こえます。そのうえ、姿も現すようになりました。近所のお宅の庭の木に止まっていたり、2、3日前には玄関先に来て飛び去りました。つい2、3メートル目の前でした。ウグイス色の体が良く見えました。自然のままの生き物が身近に来ると、なんだか嬉しくなります。
明日はフクアリで因縁の磐田戦です。「イワータには負けられない」の声援が聞かれることでしょう。
この試合は一脚で撮ろうと思っています。普通の一脚にビデオ用の雲台と水準器、リモコンを取り付け、一脚を垂直に保つための道具を工夫しました。重装備となって三脚とあまり違わなくなってしまいました。それでもフクアリの観客にできるだけ迷惑をかけないために、試してみます。
4月12日はフクアリでナビスコ杯予選リーグ、新潟戦が行われました。今年はCグループで、新潟、広島、清水が同組です。ホーム・アウェー総当り6試合のうち、この日は第2戦でした。第1戦は広島に勝ちました。
双方怪我人などでレギュラー5人以上を欠いての試合だったようです。ジェフはハース、勇人、結城、水野が怪我、立石、羽生、山岸が休養で控えに回りました。新潟の方は誰がいないのか、どれほどの戦力ダウンなのか、正直、もともとどんな選手がいるのか知りませんので分かりません。
内容は始めグダクダでしたが、途中から一方的でした。しかし勝敗は櫛野のミスで2点取られ、1点差の辛勝でした。リーグ戦での出場がない櫛野にとって、立石が昔に戻って不安定なプレーを続けていますので、アピールするチャンスでした。しかし致命的ミスを犯し、試合後の記者会見ではオシム監督が弁護発言をせざるをえない状況を作ってしまうという体たらくでした。猛反省していることでしょう。ただ、試合に出ていないことによる試合勘の喪失はある程度仕方ないことで、それを乗り越え、自力でレギュラー奪回を目指すしかありません。何度も言うように、昔からジェフの最大の欠点はGKです。櫛野が肝心な時ほど落ち着いたプレーができるようになれば解決します。
後半18分には1-2とリードを許し、オシム監督は予定外だったかもしれませんが、羽生、山岸(その前に要田)を投入しました。この二人がこんなに頼もしく見えたことはありません。二人の活躍で試合内容はガラリと変わり、試合を簡単にひっくり返しました。羽生については当然として、山岸の成長は目を見張るものがあります。オシム監督が辛抱強く使い続けた成果が今現れようとしています。
ナビスコは予選2連勝で、連覇に向け好スタートを切りました。一昨年、最後の最後に浦和に連敗し決勝トーナメント進出を逃した轍を踏まないよう気を引き締めて、国立を目指して欲しいところです。
会社では死ぬほど退屈しているのに、家にいる時は寝る間もないくらいに何かに追われています。
土曜日はリーグ戦アウェー、味スタでの東京戦でした。
こちらは試合毎に内容に勝利が伴ってきているのに対し、東京はまだチームが出来上がっていない感じで、リーグ戦3勝目は間違いないと確信して出かけました。後半途中3点目を入れた時はこの確信が間違ってなかったと喜んだのですが、W杯日本代表?レフリーの血迷いをきっかけに2点取られ、最後は冷や冷やものの勝利でした。サッカーでは3点差をつければ勝利が確定するとの言い伝え?がありますので、2点は取られても3点目をとられる事はありえないと思い込むようにしていました。1点差になってからジェフの試合内容が戻ったことも安心感を抱かせてくれました。
アウェーでの勝利は格別です。帰り道が遠く感じません。試合後には某有力選手のお父さんに握手を求められました。選手の親御さんにとっては、息子のミスで負けはしないか、あとでマスコミやネットで叩かれはしないか、心配でならないようです。それだけに勝った時はほんとうに嬉しそうです。
この日は珍しい人をスタジアムで見かけました。2002年に在籍した和多田です。神戸を首になってその後の進路が決まっていないと聞いていましたが、メインスタンドで試合をずっと観戦していました。傍にはアマルコーチとヤンさんが座っていました。またジェフに関わりを持つのでしょうか、それともオシムサッカーの勉強にきたのでしょうか。
世の中は新年度に入って活気付いていますが、当方は気が滅入ることが多く、HPの更新やビデオの編集などやらなければならないことが滞っています。
2日に、サクラが満開の等々力でリーグ戦が行われました。ボールは支配できていましたが、フロンターレ外人の決定力にやられた感じです。それまで守備主体でミスも目立っていた阿部が最後の最後に同点ゴールを決めてくれたので、命拾いしました。これをきっかけに復調して欲しいものです。今年は年初から代表にとられ、トルコキャンプにも参加できず、コンディションが例年ほど良くないように見えます。そのうえ代表に呼ばれても使われることなく、試合勘を失っているようです。気力も落ちているのかもしれません。ジェフの試合と練習に専念したほうが出番もない代表に行くよりは本人の為とは思いますが、選手にとっては代表、W杯参加は夢でしょうから、こればかりは本人の意思を大事にするしかありません。
頑張れ、キャプテン!
ジェフの試合振りと同じく、私の体調も調子がイマイチのようです。会社の健康診断があり、相談担当の医者からは、血圧が高い、γGTPなど肝臓の数値が急に悪化している、コレステロールが多い、腎臓に石がある、など悪いところだらけなので、専門の医者に行けと言われています。自分では何ら自覚症状はなく、至って健康のつもりでいるので、嫌いな医者に行く気は全くありません。
とはいえ、昨日は昼休み本屋に行く途中、信号を走って渡ろうとして、脚に軽い肉離れを起こしてしまいました。本人は元気で健康なつもりでいても、歳をとると、当然のことながら、体のあちこちが傷んできているのが本当の所のようです。
今度の土曜日はフクアリに戻って、天敵セレッソ戦です。去年はそれまで不調だったセレッソがジェフ戦での勝利をきっかけに連勝し始め、あわや優勝というところまでいきました。今年こそスカッと勝って、こちらが弾みをつけたいところです。そうすれば、私の憂鬱などすぐどこかにすっ飛んでいくはずです。
JFLが開幕し早くも2戦消化しました。
昨日は初のホームゲームが秋津サッカー場で開催されました。入場者は570人程度、その割にはジェフサポの応援も盛り上がっていました。
試合は即席のジェフクラブに対し、昨年2位YKKAPとの成熟度の違いを見せつけられました。ボールキープし攻め込みますが、ゴール前の工夫がなく、シュートまでいけません。YKKAPはカウンターで効率よく得点していました。
トップチームから移籍した5人のうち田中、川渕の2人が先発しました。5人がチームに馴染めばもっと良くなっていくと思います。これからです。
チーム状態が好転し、期待を抱いて鹿島戦を迎えましたが、結果は残念なものでした。選手の動きも良く、気合も入っていて、終始試合の主導権を握っていました。これまでの試合に比べボールへの寄せが早くなり、守備から攻撃への切り替えがうまくいっていました。ただ、シュートにつなげるパスに相手に脅威を与えるほどの精度がなく、鹿島DFに余裕を持って対応されていました。数多く撃ったシュートも枠に行くことが少なく、決定的場面は限られていました。
一方鹿島は守備を固め、ことに前半は押さえ気味に来ているように感じましたが、肝心な時には鋭い攻撃を見せ、決定的場面はジェフを上回っていたように思います。鹿島にもシュートミスが多く助けられました。
最後の時間帯でゴールを決められ、惜しい試合を失ってしまいました。全体としての印象は、前試合の清水戦と立場を逆にしたようなものでした。良いゲームをしながらもアンラッキーな1つのゴールで負けた清水の立場に今度はジェフが立たされました。結局、鹿島は攻め込まれながらも自分たちの方が強いとの自信と余裕をもって戦っていたのに対し、ジェフはどこかに不安を抱き、肝心な場面になると慌ててプレーしていた印象です。オシムの言う勝者のメンタリティの問題なのでしょうか。一流チームになりきれないもどかしさを感じます。
小嶺国見高校長が定年退職されました。三十八年間の教員生活だったそうです。
この間、島原商高でインターハイを制覇、国見高に異動後、全国選手権で戦後最多6回の優勝をもたらしました。そのサッカースタイルは、体力頼みの放り込みサッカーとの批判もありましたが、高校という制約の多いチームを率いてこれだけの結果を残されたことは高く評価すべきでしょう。
今後は県教委参与という立場で、国見高サッカー部の総監督を務めるとともに、V・ファーレン長崎の強化に関わられるようです。
せっかくの初勝利を味わいながら、一方では気分の悪い思いもいくつかしました。
まず第1はいつものことながら、大音響の場内放送です。小さいスタジアムなのに、盛り上げようという趣旨からか、鼓膜を破らんばかりのボリュームでがなり立てます。何でもない清水の選手交代さえ、優勝したかのように怒鳴りまくります。耳を塞いで観戦しました。阿部のPKシーンでカメラを構えている私の前をわざとらしく横切った清水チーム関係者にも腹が立ちました。
もう一つは審判のつたなさです。主審は始めて聞く名前でしたが、J2ではイエローを1試合13枚も出したことのあるつわもののようです(真偽のほどは保証なし)。いくつか疑問な判定がありましたが、不可解だったのは、清水がPKを得た場面です。
この場面は目の前でよく見えました。PKエリア内でマルキーニョスとジェフDFが接触しマルキが倒れたのは確かですが、普通の接触プレーにしか見えませんでした。主審も近くにおり直ちにノーファールのジェスチャーをし、プレーは続行されましたが、副審がゴールポストの方に出しゃばって来て旗を激しく振り、押したとのジェスチャーをしました。主審と副審が協議し、判定はPKに変わりました。主審は副審に言われたので、仕方なくPKにしたように見受けられました。主審が2人いるようなことが許されるのでしょうか(ポジションから言うと、押したとされるのがよく見えるのは主審サイドで、副審は体の反対側からでした)。
1点目阿部のPKも疑わしくみられていますが、ビデオカメラの望遠で見ていた限り、相手GKの手が阿部の足に掛かったように見えましたので、私はすぐPKだ、と思いました。このPKとマルキーニョスのPKを同列に扱うわけにはいきません。
審判が試合を壊してしまうことが多々あります。例えば、この日も早くリスタートしようとするジェフのプレーが何回も止められました。リーグの方針を理解できない頭の固い審判やレベルの低い審判はトップリーグでは使わないで欲しいと思います。
3連勝中の清水に日本平で勝ちました。
ジェフはこの試合も2点入れ(今年の公式戦リーグ戦、ちばぎんカップは全て2得点)、一方失点を1点に抑えましたので、やっとリーグ戦初の勝利を得ることができました。その1失点も疑惑のPKによるもので、実質的には完封勝ちでした。PK場面については長くなるので、別に書きます。
いずれにせよ1失点に抑えたのが勝因ですが、守備がよくなった原因がどこにあるかは分かりません。ただ、この試合はこれまでのようにDF専門選手を2人だけ使うのではなく、結城を入れて明確な3バックにしました。昨年から見ていてこの方が結果は良いことが多いのですが、前にも書いたようにオシム監督には考えがあってDF2人に拘っておられるように見えます。そのうち何か劇的な効果が現れるだろうと期待しています。
得点は、阿部のPKと相手ミスによる羽生の独走ゴールだけでしたが、他にもシュートチャンスは数多くあり、攻撃面は何ら問題ないように見えました。相手GKを褒めるべきでしょう。何度もファインセーブを見せていました。立石もこれまでの不調とは打って変わって昨年好調時の調子を取り戻していました。ストヤノフとの連係も良かったようで、ストヤノフが立石に文句を言う場面もありませんでした。
クルプニコビッチがチームにフィットしてきており、水本始め怪我人も回復し、攻撃、守備ともにチーム力は改善しているように感じられます。どの程度向上しているか、次の鹿島戦が試金石となりそうです。
福岡にも勝てませんでした。フクアリ不敗神話は続きましたが、こんな引き分けではあまり嬉しくありません。今のチームの力はこの程度なのでしょう。毎試合同じような点の取られ方をしています。でも、オシム監督がきっと何とかしてくれるでしょう。次の清水戦は勝って気持ちよく新幹線で帰れることを願っています。日本平にはよい思い出はありませんが、今年は去年ケンタに初勝利をプレゼントしましたので、お返しをいただける筈です。
不甲斐ない試合結果が続いていますが、良い兆候も見られます。巻と水野が急速に成長していることが感じられます。巻は、昨日の最初のファールとなったシュート(ファールとは見えなかったので、てっきりオフサイドだったのかと思っていました)、その後の1点目や甲府戦で見せた決定的ないくつかのシュートなど、得意のヘディングに磨きがかかっています。水野は体の強さが出てきて、不得手の守備もうまくなっています。ハースが欠場した昨日の試合では、この二人が攻撃の中心となっていました。クルプニも時折実力の片鱗を見せていました。しかし、そのほかの羽生やボランチなどが効果的に攻撃に加われなかったのが、前半で突き放せなかった原因だったように思います。思うような試合運びができないので、選手たちに焦りがみられます。一部の選手のコンディションが悪いので、ジェフらしい戦い方をするにはまだ時間がかかるかもしれませんが、サポーターとしては今が我慢のしどころです。
昨日勝てなかった以上にショックだったのは、フクアリの入場者が9千人にも届かなかったことです。フクアリ初の1万人割れです。臨海のことを考えれば贅沢かもしれませんが、万博と最下位争いをしなければならないとは、情けない話です。今年のチーム目標平均1万5千人はかなり厳しい状況です。やはり勝つしか客は呼べないのでしょうか。
しばらくウェブログを更新していません。
言い訳をしますと、先週の木曜日頃から風邪の症状がひどく、そのうえ、泊りがけの東北地方への出張が入り、コンディションと時間繰りが最悪の状況が続いていたためです。風邪はまだ続き、咳き込んで夜は寝られません。
ジェフの方も寝込んでしまったようです。こちらは症状がはっきりせず、良いサッカーをしているのに、何時の間にか点を取られる勝てない病に陥ったようです。西部さんによると持病みたいなものなので、気長に回復を待たなければならないようです。
前の甲府戦の感想を書く前に、もう明日は福岡戦です。マリオやストヤノフが怪我を負い心配です。また、今シーズンは阿部や勇人、結城、立石なども昨年と比べると不調のようで、特に阿部(花粉症持ちとの噂も)と勇人は体調面で万全ではないようです。早く皆元気になってくれることを祈ります。若手では水本がずっと怪我で別メニューの練習をしていましたが、復帰したとの記事もありますので、そろそろ試合に出てくれるかもしれません。甲府戦ではスタンドで見かけました。元気そうでした。
福岡は昔から相性の良い相手なので、この試合をきっかけに自信を取り戻せるかもしれません(当時のことを知っている選手はほとんどいませんし、福岡のチーム力も全く違っているかもしれませんが)。主力選手が顔を揃えてくれれば、今期初勝利は間違いないと思います。あとはフクアリの観客数だけが気がかりです。
3月3日にソニーのハイビジョンデジタルビデオカメラHC3が手に入りました。
まず手始めに我が家のペット、亀のノコノコを、次いで姉崎の練習風景、埼玉スタジアムの開幕戦を撮影し、編集してみました。編集はこれまで使っていたソフトEDIUSのHDV版を使いました。DVと全く同じ感覚で編集できます。ただ、エンコードに要する時間がこれまでの2倍から3倍、WMVに変換すると10倍位(画質による)かかりそうです。
出来上がった映像は期待していた以上に鮮明で、綺麗でした。芝生の色も質感もDVとは比較にならず、観客の顔もはっきりと分かります。デジタルTVで見るハイビジョン番組に全く見劣りしません。もうこれまでのDVカメラでは撮る気になれません。
こんなカメラや編集用パソコン・ソフトが50万円程度で手に入るのですから、技術の進歩に感謝しなければなりません。このカメラは小さく、安くて(15万円台)、使い勝手もよく、予想通り旅行用には最適です。ただ、サッカーの試合の撮影用にはいくつか性能に不満な点があります。とくに望遠サイドの焦点距離が35mm換算で485mmしかなく、倍程度は欲しいところです。アマチュア用にはまだ売り出されていないので、気長に待つことにします。多分キヤノンはXV2の後継機を出すでしょうから、その時は無条件で飛びつくことになりそうです。
埼玉スタジアムの大宮戦は自滅してしまいました。
前半は攻め込んで、ハースのCKから2点取って負けゲームとなる要素は全くありませんでした。ただ、最初の得点後すぐに返されたのは、苦手の相手セットプレーからで、今年もCK、FKに悩まされそうです。立石も飛び出したからにはボールに触らないと、DFは絡みようがありません。
後半は、大宮が選手を入れ替え最初から攻勢をかけてきました。これに対し、ジェフの選手は相手の気迫に押されっぱなしで、気持ちの上で受身に回ってしまったように感じました。自分たちが格上で、このゲームも1点リードし、負ける訳はないと思ってプレーしているかのようでした。攻め込まれオウンゴールで同点にされ、あせってファールを繰り返し、退場者まで出してしまいました。ハースが怪我で場外にいる間に2人多い相手に逆転されました。
昨年は引分でスタートしたのに対し、今年は勝ち点0でしたが、まだ始まったばかりです。リーグ戦は混戦が予想され、昨年のように何時の間にか優勝争いに顔を出すといった状況が起きそうです。この敗戦で悲観的になる必要は全くありません。ましてや、ジェフはいつも出足が悪いチーム、このあと徐々に体制を整えてくるでしょう。
この試合の最も明るい話題は、サポーターの応援に秘密のあっこちゃんの「すきすきソング」が復活したことです。タオルをぐるぐる回す応援で、ジェフ側スタンドは久し振りに一体となっていました。応援団も髑髏旗事件などを反省し、みんなの意見を取り入れたようです。今年は一体化したゴール裏が選手を鼓舞する大きな力になるかもしれません。以前のような親しみやすい応援団になって欲しいと願っています。
もう何も言うことはありません。
チームの営業さんたちがよく頑張ってくれました。
株式会社スポーツニッポン新聞社がオフィシャルスポンサーになりました。マスコミが特定のチームと結びつくのはどうかとも思いますが、この際、おカネを払ってくれるということならば、硬いことは抜きにしましょう。ご支援よろしくお願いします。
前に巻の浦和戦でのゴールについて報道の仕方に腹が立ったので、リンクを外してしまいましたが、早速復活しなければ・・・。
今年はスポンサーが目に見えて増えています。チームの財政基盤が強化されることは大変望ましいことです。でも、スポンサー収入が増加しても、古河電工、JR東日本の両株主は支援を減らさないようお願いします。まだまだ選手の給料や練習環境は改善していかなければならないのですから。
まず、君津住宅がオフィシャルスポンサーからオフィシャルパートナーに昇格し、袖スポンサーとなりました。サミーも背中に社名が入りました。次に、バックスグループがオフィシャルスポンサーとしてジェフクラブの支援企業となり、大林組もオフィシャルスポンサーになると発表されました。
これで、オフィシャルパートナー7社、オフィシャルスポンサー12社、オフィシャルサプライヤー2社となりました。
また、今年営業が力を入れている、小口支援企業ユナイテッドパートナーも、りそな銀行、幕張メッセなど大企業を含め、ゴールドコース15社、シルバーコース1社、イエローコース12社と順調に増えています。
このように地道な活動がチームを強くしていくはずです。サポーターも負けずにフクアリに足を運び、チームを応援しなければなりません。私個人としてもイエローコース位ならサポとしてユナイテッドパートナーになっても良いのですが、サラリーマン個人ではちょっと恥ずかしく、何か他の方法はないものでしょうか。
ジェフ選手のいない代表にはそれほど思い入れはありませんが、先日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦の内容はドイツでの期待を全て捨て去らせるに十分でした。
ジーコのチームは毎回集まるたびに1から出直している感じです。着実に積み上げたものがなく、その時集まった選手たちが辻褄を合わせて何とかそこそこの結果に繋げています。チームとしての共通した決め事もなく、4年間かけてもチームとして一向に熟成しません。もうこの指揮官には何も期待できません。ドイツでは選手の頑張りだけでどこまでやれるでしょうか。選手の間でも意思疎通が十分出来ていないように伝わっていますが、そんなことをやっている暇はありませんョ。
試合の内容としては、日本の守備がぼろぼろという印象を受けました。前線の久保は全くプレスを掛けず、左サイドのサントスは抜かれ放題、右の加地はファールで止めるだけ、真ん中の2人はいつもの通り、いずれも予見された、というか、いつも言われていることと同じでした。当然それを他の選手たちがカバーしなければならないのに、それが出来ていません。普段からそういう指導をしなければ、臨機応変に対応できるはずもありません。改善策としてこれから最低限できることは、両サイドを代えることです。これとて、どれほど言われ続けていることでしょうか。もうあきらめることが一番楽になれる道のようです。
リーグ戦の開幕も間近に迫り、ビデオ撮影環境の整備を始めました。
今年はハイビジョン化がテーマです。必要なのは、主なもので、ハイビジョンビデオカメラ、HDV編集用ソフト、編集用パソコン、視聴用TV、コンテンツ保存用レコーダーなどです。このうち視聴用TVは、フルハイビジョン対応ではありませんが、プラズマTVがすでにあります。パソコンは去年DELLのワークステーションを編集用に購入しました。また、コンテンツ保存用レコーダーについては、ディスク用(規格)はまだこの世にないと思われますので、当面はテープに書き戻して保存することになります。皆さんに配布するのはDV規格に質を落としたものをDVDに記録するしかありません(パソコン用ならば、WMVファイルに転換し、高画質でブルーレイまたはDVDに記録する方法があるようです)。
ハイビジョンカメラは、キヤノンが20倍ズームの製品を出してくれることを首を長くして待っていますが、100万円もするプロ用しか出ていません。仕方なく繋ぎでソニーのHC3を買うことにしました。3月3日発売予定で、しばらくしたら手に入る見込です。このカメラのビューファインダーはお飾り程度で使い物にならないようなので、撮影は液晶モニターを見ながらになります。モニターを見ながら三脚に乗せたカメラを操作するために、ズームリモコンZC-3DVを買いました。モニターもリモコンも使ったことがなく、難しい撮影になりそうです。
編集用ソフトは、いまDV用に使っているEDIUSのハイビジョン対応ソフトを注文しました。同時に、HDVでの出力を2倍以上高速化するパワーアップキットを購入しました。 何しろ、エンコードに撮影時間の4、5倍もかかるので、少しでも早くするためです。ソフトウェアエンコーダーはパソコンの性能を上げれば上げるほど早くすることができますが、それだといくらかかるか見当もつきません。1万数千円の投資で、最大の効果を狙っています。
以上のような状況で準備を進めています。撮影が難しくなりそうなのが一番心配です。キヤノンに早く、安くて使いやすいカメラを開発して欲しいと願っています。あまり遅いようなら、心ならずもソニーの上位機種を選ぶ羽目になってしまいます。
ジェレミー・ウォーカーさんによると、今年の「優勝の最有力候補は、小野、ワシントン、相馬、そして黒部を新たに迎え入れたレッズだ。」ということです。去年東京ヴェルディを優勝候補のダークホース(本命はなし)とした方ですから、もっと突飛な予想をしてくれるかと思いましたが、あてが外れました。でも、性懲りもなく、あのワシントン(や小野ら)が加わったからだと言っているところを見ると、考え方はあまり変わっておられないようです。うんとちゃちゃを入れたいところですが、今年は「しかしオシム監督が言うように、1つのチームが独走するようなことにはならないだろう。私もそう思う。」とオシムを防波堤にしておられるので、矛先が鈍ってしまいました。
つい先日は、日本代表についてのオシムのコメントについて「中田と中村があまり走らないというのは、的外れである。」と批判していた方が、都合の良いときは臆面もなくオシムを利用されるのですね。まあ、レッズには期待を裏切らないよう頑張っていただきましょう。
今TVでは日本代表戦をやっていますが、巻が引っ込んだので、TVを消しました。この試合は見ていて退屈極まりなく、日曜日のちばぎんカップとは雲泥の差がありました。
J2に落ちた柏は選手がかなり入れ替わりましたが、試合開始からボールを追い回し、ジェフDFへのチェックも厳しく、良いチームに仕上がっているようでした。何より戦う意識が前面に出ていました。一方、ジェフは選手の顔ぶれがほとんど変わっておらず、昨年からの底上げが期待されていましたが、トルコキャンプでは欧州のチームに散々な目にあいました。阿部、巻が不在だったことも影響しているとはいえ、不安なシーズンインとなりました。この試合は、前半の半ばから主導権を握ることができ、良いタイミングで得点を入れて勝ちました。しかし、チャンスの割には点が獲れないという、昨シーズンと同じ悩みを抱えていました。新外国人クルプニコビッチがその点をどう解消してくれるか、期待しながら注目しています。
いよいよこの日曜日にはちばぎんカップが開催されるなどサッカーシーズンが到来しました。購入者にはシーズンチケットも届き始めたようですし、アウェーチケットの手配もしなければなりません。
そうした中、予約していた「JEF2005」というチーム制作ビデオが届きました。昨シーズンを振り返った内容ですが、この種のビデオが近年売り出された記憶がありません。ナビスコ杯の優勝があったので制作されたのでしょう。当方のゴールシーン集のビデオは2002年から作り始めています。強力なライバル出現で、わが「JEF2005」はかすんでしまいました。相手がプロなので仕方ありません。このようなビデオが売り出されるなら、私が条件の悪い観客席から苦労して撮影する意味もありませんので、やめようかとも思いますが、今年以降も必ず販売してくれるかどうか分かりません。取り敢えずは続けることにします。
日本代表はサンフランシスコの野球場でアメリカ代表と対戦しました。結果は2-3の敗戦、巻が2点獲るとの希望的予想は半分だけ当たりました。
ジーコ率いるドイツW杯日本代表には希望を持っていませんが、今日の前半は全くひどい内容でした。それは、リーグ戦で結果を残していない選手を名前だけで選んで使っているからにほかなりません。怪我上がりの久保、小野、いつも非難の対象となっている両サイド、覇気のないボランチ、高さ不足のセンターバックなど、それぞれの所属チームの成績が低迷していたり、チーム内の選手自身の評価がイマイチだったりする選手が多すぎます。
今日後半交代で入った巻、阿部、佐藤、長谷部などはJリーグやカップ戦で結果を出しています。この試合でも積極的に走り回って、チームに貢献していました。しかし、ドイツ本番では結局これまでの常連選手がレギュラーとなり、これらの選手は使われることはないでしょう。日本には有能で献身的な選手が何人もいるのに、それらの力を結集することなく、早々とW杯の舞台から姿を消すのを目の当たりにしなければならないとしたら、残念でなりません。
オシムとマリオの古巣シュトルム・グラーツとの練習試合は0-5で負けました。
先発は、櫛野、水本、ストヤノフ、斎藤、水野、佐藤、坂本、山岸、工藤、ハース、要田でした。このメンバーでも1点も獲れず惨敗とは、昨年のキャンプとは大分様子が違います。昨年は通算5勝3敗2分、大敗した試合はなかったように記憶しています。今年はこれまで1勝3敗1分、連日の試合で疲れているのは間違いないのですが。
トルコに行っているサポーターのブログによると、ディナモザグレブとの練習試合は0-4と大敗したようです。内容も一方的で、全く歯がたたなかったということです。
メンバーは、立石、坂本、結城、ストヤノフ、斉藤、山岸、勇人、中島、楽山、クルプニ、ハースです。不参加の阿部、巻のほか、昨年のベストメンバーからは羽生、水野、水本が抜けていました。後半開始から水野、水本が中島、楽山と交代しました。クルプニは合流直後ですし、阿部、巻、羽生の主力を欠くと、欧州一流チームにはまだまだ遠く及ばないということのようです。これを糧にもっと強くならないと、トルコまで行った甲斐がありません。
今日開かれたサポーターコミュニケーションデーで新外国人選手はネボイシャ・クルプニコビッチ、背番号9と発表になりました。どんな選手か期待しましょう。
なお、オフィシャルサイトでも発表になっており、登録名は本名通りクルプニコビッチです。アナウンサー泣かせの名前です。2月2日にトルコキャンプに合流済みだそうです。
今日は臨海でサポフェスタでした。
イベントそのものはいつもと同じで目新しいことはなく、日当たりの良いスタンドでのんびりしたり、グランドをうろうろしていました。お目当ては去年貰えなかったストヤノフと松ヶ枝、そして新人7人のサインでしたが、高卒新人5人は全て欠席しましたので、目的は果たせませんでした。
私はストヤノフのサインを長い列に並んでもらっただけです。ほかに、立石、斎藤、水野、マリオ、結城、勇人、市原、松ヶ枝、伊藤(新人)、田中(新人)、アマルコーチ、もうひとつストヤノフ、そしてジェフィー?!のサインを手に入れました。いずれJEF ARCHIVESに写真をアップします。
今日、今シーズンの新加入選手、新背番号、新ユニフォームが発表になりました。土曜日のファン感謝デー「サポフェスタ」でサポーターに初お目見えします。
新加入選手はすでに発表されたとおりで、新味はありません。新外国人選手の発表はありませんでした。背番号は外国人選手用に用意された13番と突然の林の移籍で生じた9番が欠番となっています。多分前に紹介したフィリポビッチになると思いますが、新外国人選手がいずれかの番号を背負うことになります。
これまで在籍していた選手の背番号は3人を除いて変更はなく、新人には空いた背番号が割り振られました。新人7人の背番号は、
伊藤 淳嗣 MF 19
田中 淳也 DF 14
青木 孝太 FW 29
安里 光司 MF 35
加藤 韻・ FW 25
川上 典洋 DF 38
熊谷 智哉 FW 27
です。注目は青木の29番です。この番号は、阿部勇樹、佐藤勇人、水野晃樹などが新入団時につけていたもので、ジェフでは縁起の良い出世番号と言われています。今、カタールでのU-19の大会で日本代表として活躍している青木も先輩たちに負けないよう大成して欲しいものです。
そして、最も驚かされたのが、背番号が変わった3人のうち、水本の4番と水野の8番です(もう1人は要田の11番)。高卒3年目の2人が先輩たちを差し置いてレギュラー番号をつけることになりました。4番は結城、8番は新外国人、羽生、山岸などが候補だと思われていました。若い2人には期待に背くことのないよう活躍してもらいましょう。
ユニフォームは少し変わって、黄色が増え紺が減りました。スポンサーは胸が従来同様オートウェーブ、背が新しくサミー(従来は看板だけ)、パンツは変わらずQBハウスです。ずっとついていた古河電工とJR東日本のロゴはなくなりました。株主2社は今年もチームへの支出額を削減したとの噂があります。このことを含め、ユニフォームから名前が消えたことがどういう意味を持つのか、気になるところです。
オフィシャルサイトに林移籍と本人自筆コメントが掲載されました。
ジェフではサブでしか使ってもらえないので、京都に行くようです。スタメンでスタミナがどこまで持つかが鍵でしょう。京都のスタイルはよく知りませんが、走らなくても済むのなら、通用するかもしれません。一瞬のキレは誰にも負けないものを持っていますから。とは言っても、本人はイヤでしょうが、相手が疲れた時間帯に途中出場させるのが最も有効な林の起用法だと思います。
あまり話題にしたくないのですが、佐藤寿人がジェフでは大柴、林と同じ役割の選手がいたためにレンタルに出され、最終的にはジェフに戻ることを拒否しました。当時、林よりも寿人の方が今後伸びるだろうから、寿人の方に残って欲しいと思ったことがあります。今になってみると、寿人は当時からジェフよりは代表への思い入れが強い選手でしたから、戻ってこなくても良かったと言えるかもしれません。結局は、村井や茶野と同じことになるような気がします。
立ち上がるので名を全国に売った千葉動物公園のレッサーパンダ風太君は相変わらず元気で、人気者でした。去年の千葉市十大ニュースでは、ジェフのナビスコ優勝は風太君に負けてしまいました。今年はリーグ優勝で、巻き返しをはかりたいところです。
風太の前の人気者、ゴリラのモモタローもお母さんのモモコも40歳のゴロも元気でした。
オフィシャルサイトで明大の伊藤淳嗣君、同志社大の田中淳也君の加入内定が発表されました。
高校生6人(アマチュアを含む)の発表は早くからあったのですが、大学生については噂ばかりで正式発表は遅れていました。あとは新外国人は確実として、日本人即戦力の移籍はあるのでしょうか。
退団は、ポペスク、滝沢、瀬戸、高橋、芳賀(いずれも昨年加入)の5人、トップへの新加入は大学生2人、高校生5人、新外国人1人計8人が確定です。欠番の2人分(4番、11番)を含めると純増1名となります。
今日発表された2人についてはどんなプレヤーか全く知識がありませんが、伊藤君は明治のキャプテンで、180cmの長身ボランチのようです。海外移籍もありうる阿部の後継者でしょうか。今年の高校サッカーで話題となった多々良学園の出身です。
同志社の田中君は身長188cm、体重79kgと大型のDFです。斉藤の後釜かもしれませんが、リベロができるようだと、ストヤノフを前にあげることができるかもしれません。
この2人に限らず、今年の新人は全て大型です。安里、青木の2人だけが170cm台で、あとは180cmを超えています。しかも多分全員が左利き、ジェフの背が小さい、左利きがいないという欠点を補う補強です。昨年、一昨年の有望な若手とともに、オシム監督在籍中に徹底的に鍛えられ、ジェフの黄金時代の土台を築いてくれることを期待しましょう。
末続慎吾のいとこ松本憲君(明徳義塾)はジェフアマチュアに入るそうです。叔父さん譲りの快足はトップでも十分通用するようですが、腰痛の関係でアマ登録となったと伝えられます。アマとはいえ、今年からJFLに昇格しましたので、対戦相手のレベルは上がりました。大いに経験を積んで、早くフクアリのピッチを走り回って欲しいものです。
日経によれば、千葉市長が、今年のジェフ主催ゲームは全てフクアリで開催されると明らかにしたとのことです。臨海が改修を予定しているためとのことですが、これをきっかけに来年以降も原則フクアリ開催が定着してくれることを期待します。
ところで、フクアリのシーズンシートがどんな席になったか、気になります。実際に試合に行かないと「当たり外れ」ははっきりしないのは分かっていますが、希望をどの程度聞いてくれたのでしょうか。
あれよ、あれよという間に野洲が優勝してしまいました。相手の鹿実は良く鍛えられていて、忠実に前線から相手にチェックをかけてくる好チームです。個人能力も高く優勝候補の筆頭でした。まさかそんなチームに勝てるとは、凄いことです。
今年の高校選手権は、大会前、国見、那覇西、野洲を応援することにしていました。国見は故郷のチームですから、毎年応援しています。那覇西と野洲は安里君と青木君がジェフに入団することが分かったので、急遽応援の対象に追加しました。青木君など何名かが野洲からジェフに練習に来ていることは聞いていましたが、正直、どんなチームか、どれほど強いのか全く知りませんでした。3回戦を三ツ沢に見に行って、高校サッカーらしくない面白いサッカーをやるチームだということが分かり、それ以後は全部の試合を見るようにしました。初めは青木君個人に注目していましたが、観戦が重なるごとに野洲高自体を応援するようになっていました。決勝戦まで進み優勝するとは、応援した甲斐がありました。
今後は、この優勝で浮かれることなく、オシム監督の下でしっかり練習を積んで欲しいと思います。今年は、まだ全貌は分かりませんが、優秀な高校生が何人も入りました。青木君にとって、安里君も加藤君も熊谷君もそして前から在籍する堀川など若い攻撃陣は全てライバルとなります。高校選手権で注目されながら大成することなく消えていった選手は大勢います。本人が望むようにジェフから日本代表、世界へ向け羽ばたけるかどうかは、ひとえに今後の努力次第です。今日も大勢のジェフサポが駆けつけていました。皆、青木君の地道な頑張りを今後とも応援し続けることでしょう。
野洲と多々良の準決勝戦が始まるとすぐに、国立のスタンドからどよめきが起こりました。前の試合(鹿実-遠野)と比較すると、野洲の鮮やかなパスサッカーがいかに素晴らしいかを観客が皆理解したからです。
この日の野洲は、臨海の大阪朝鮮戦とは別のチームではないかと思える位素晴らしい出来でした。ことにサイドの楠神が復調したのが大きく、青木とともに再三得点チャンスを作り出していました。中央からの無理なドリブル突破は修正され、左右からバランスの良い攻めを見せていました。
相手の多々良もロングボールを蹴りこむようなことはせず、パスを繋ぐ素晴らしいサッカーをしていました。外国人FWの体の強さとサイドの選手(6番)のパスは脅威でしたが、野洲の守備陣も大阪朝鮮戦とは違い落ち着いてしっかり守っていましたので、無得点に終わりました。両チームの戦い振りをみると、高校生の技術が本当に高くなっていることを感じさせます。
明後日は、野洲と鹿児島実業の対戦となりました。昨年のチャンピオン鹿実はこの日の遠野戦でも段違いの強さを見せていました。野洲が勝つことは至難と思われますが、鹿実のエースが不運な警告で出場できないので、チャンスはあると思います。野洲らしいサッカーを貫いて欲しいと願っています。
野洲は大阪朝鮮に後半終盤までリードされ、危うく負けるところでした。最後にゴール前でパスがうまく繋がりPK戦に持ち込みました。PK戦は追う者の強みで圧倒したとはいえ、相手1番手のGKが失敗しなければ、どうなったか分からない、薄氷の勝利でした。1番手にGKを持ってきた相手監督の采配ミスではないでしょうか。GKがミスすると、守る方に大きな影響が出るように思えるのですが。
朝鮮の応援団はもの凄く、五井の駅から溢れていました。臨海バックスタンドホーム側を埋め尽くし、ブラスバンドと応援歌で野洲応援団を圧倒していました。野洲の方にはジェフサポーターが俄か応援団となっていました。スタンドには「WELCOME TO JEF UNITED、KOTA AOKI」の弾幕が架かっていました。ジェフの大旗も広げられていましたが、試合が始まると畳まれてしまいました。どこからかクレームでもあったのでしょうか。
次は国立で準決勝です。確かに野洲のプレーはこれまでの高校選手権らしくない、楽しめる内容ですが、相手が密集している真ん中に突進するばかりでは、成功する確率が低いように思えます。相手のレベルが上がると、リスクが大きくなるサッカーのように見受けられます。もっと判断のスピードを上げてボールタッチ数を減らすこと、サイドからの攻めを交えることも必要ではないかと感じました。
長崎新聞記事
「団塊世代向け定住誘導策を始動 長崎市旧町地域
「セカンドライフ」を長崎で―。長崎市は今年、"第二の人生"のスタートに近く差し掛かる「団塊の世代」をターゲットにした市内への定住誘導策を本格的に始動させる。昨年からの編入合併で相次いで市域に加わった旧町地域の豊かな自然環境を生かし、都市圏で退職期を迎える世代に農地付きの住宅用地など「田舎暮らし」の場を提供、定住・交流人口の増加を狙う。
「団塊の世代」は、戦後の一九四七(昭和二十二)年から四九(同二十四)年までのベビーブーム期に生まれた世代。企業や官公庁などの定年に伴う大量退職が、一種の社会問題としてクローズアップされている。
市企画部によると、退職世代の受け皿として▽一区画三百平方メートル程度の農地付き住宅用地を造成し、希望者に提供する「定住型農園」▽短期居住のための宿泊施設と農園を備えた「交流滞在型農園」―などを整備する構想。公営住宅・教職員住宅の空き部屋の活用も検討する。
庁内の関係各課によるプロジェクトチームを昨年末に発足させ、事業規模の検討や候補地の選定などを進めている。新年度は、PRのための「農業体験ツアー」や自然に囲まれた暮らしの魅力をアピールする「ふるさと暮らしセミナー」(仮称)の開催、モデル住宅の建築などにも取り組みたい考え。
市企画部は「旧西彼七町の編入合併で、市域に遊休農地や未利用地が増え、退職世代の"自然志向"に応える受け入れ態勢の整備が可能になった。定住・交流人口の拡大による旧町地域の振興や新市としての一体感の醸成にもつなげたい」としている。」
臨海の国見戦を捨てて、横浜に野洲の青木君を見に行ってきました。
野洲は高松商と対戦しました。4-0の圧勝でした。前半簡単に点が入ったせいか、後半は開始15分位までは集中力を欠き、危ういシーンがいくつか見られました。青木君はここぞという場面ではよく動き、ボールに絡んでいましたが、それ以外は省エネに努めたという感じ?でした。連日の試合で疲れがあるはずなので仕方ありません。1日休みの後の臨海では能力をフルに発揮してくれるものと期待しています。
もう1試合は滝川二-大津のジェフ選手の出身校同士の試合でした。接戦が予想されていましたが、大津に決定力がなく、林と櫛野・巻の対戦は林のノックアウト勝ちでした。
観戦をやめた臨海では国見が朝鮮高校に負けてしまいました。行かなくて良かったという気分です。今年の国見は例年に比べ戦力が落ちると言われていましたが、そのような結果に終わりました。ただ、野洲の躍進、国見の凋落を見ていると、国見の戦力だけの問題ではなく、高校サッカーそのものが変わってきていることの反映のように思います。勝敗に拘って、守備に徹し攻撃は前線へ放り込むだけのサッカーから脱皮し、パスを繋ぐ、攻撃的サッカーへ、高校指導者の意識変革が起こっているように思われます。オシムが求めているのと同じ方向なのは興味がそそられます。
Bojan Filipovic
Position MF
Club Strum Graz
Date of Birth 1976(1977との説もあり)/01/01(Age.30、誕生日がお目出度い!)
Birthplace Krusevac(セルビア・モンテネグロ)
Height 182cm
Weight 82kg
前から噂に上っている選手です。オシムやハースと同じオーストリア、シュツルムグラーツの選手です。オシム監督時代にはまだ所属していません。ハースとは昨年一緒にプレーしています。優れたボールコントロールと得点能力を持つ攻撃的MFとのことで、よく知っているはずのオシムが拒否しないのであれば、ポペスクの後釜としては申し分ないかもしれません。